直人は、殺人武闘団・玄冬一族の頭領の座を最年少で継承した。殺しの師は「お前は、誰かを守ることを覚えろ」という矛盾した遺言を残す。
暗躍と暗殺の日々を送る直人の前に、天女のような美少女・紅が現れた。紅もまた、亡き母の遺言の為に必死に生きて
いた。
「腹違いの兄妹かも知れない。でも違うかもしれない」と言う紅は「私を守って」と直人に依頼する。
美しい紅を巡って一夫多妻の一族の策謀と愛憎が渦巻き、惹かれ合うふたりは30年前の殺人疑惑事件に辿り付く。
☆ヒロインは第5話登場です
<登場人物>
☆ 覚える必要はありません。確認用です
高天原 直人(たかまがはら なおと/16):《高天原の漆/しち》。高天原家当主の第七子で、正妻の次男。殺人武闘団・玄冬一族の頭領の座を引き継ぐ
高天原 紅(くれない/15):《高天原の玖/きゅう》。本来は庶子。旧称は八坂紅(やさか くれない)
高天原 識(しき/48):高天原本家の当主。先代の《高天原の肆/し》
高天原 淑子(よしこ/45):正妻。直人と継人の母
高天原 宗寿(かずとし/23):《高天原の壱》。第一子で長男。側室・多喜子の息子
高天原 継人(つぐと/22):《高天原の弐》。第二子で次男。正妻の長男。直人の実母兄
唐橘 蜜花(からたちばな みつか/21):元《高天原の参》。側室・多喜子の長女。既婚
高天原 忍(しのぶ/20):《高天原の肆》。第四子。側室・梓の長男
高天原 伊織(いおり/17):《高天原の伍》第五子。側室・沙也香の長男
高天原 睦(むつみ/16):《高天原の陸》第六子。側室・梓の長女
高天原 柳子(やなこ/15):《高天原の捌/はち》第八子。側室・沙也香の長女
高天原 了(あきら/10):《高天原の末/すえ》第十子。側室・沙也香の次男
藤川 多喜子(ふじかわ たきこ/46):側室。宗寿・蜜花の母
早乙女 梓(さおとめ あずさ/44):側室。忍・睦の母。当主の秘書
井崎 沙也香(いさき さやか/37):側室。伊織・柳子・了の母
八坂 蘭(やさか らん):紅の母。故人。享年45
高天原 永人(ひさと):先代の《壱》。30年前に死亡。享年20
高天原 功(いさお/46):主人公・直人の師匠。先代の《伍》
高天原 心人(むねと/43):先代の《陸》。永人の同母弟
※ 年齢は直人の誕生日4/6時点折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 23:08:53
13021文字
会話率:34%
晴れて大学を卒業し、小伏凪沙探偵事務所に就職することになった渡橋銀杏。もうすぐ事務所で働き始めて一年になる初めての冬、ついに初めての捜査依頼が訪れた。依頼主は日本有数の大グループである椋木グループの長女、椋木四葉。依頼の文面によると、グルー
プの会長である椋木増吉が不可解な状況で殺されたというのだ。混乱を避けるために警察にも相談はしないという依頼主の方針に従い、凪沙と銀杏は東京から椋木家の館がある仙台へと向かう。そこで待ち受けていたのは、椋木家の所有する洋館・六花館と謎に包まれた密室殺人だった。
二つの密室と、人間にはとてもじゃないが不可能な殺人。近くに伝わる一本だたらの伝承と、椋木家の暗部。
果たして、凪沙と銀杏は協力してこの謎を解き明かすことができるのか?
小伏凪沙……探偵
渡橋銀杏……助手
椋木増吉……椋木グループ会長で故人
椋木修一……椋木増吉の長男
椋木英二……椋木増吉の次男
椋木雄三……椋木増吉の三男
椋木四葉……椋木増吉の長女で修一らとは腹違いの兄弟
中道俊郎……椋木家の執事で、増吉の元秘書
柴崎佑月……椋木家のメイド
今泉由梨……椋木家のメイド
久米ミヨ……椋木家の料理長
黒崎吉彦……増吉のかかりつけ医折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 21:10:00
80175文字
会話率:54%
”支配の龍”により世界が恐怖の支配を受けていた時代、とある勇者一行により”支配の龍”は倒され、世界は平和を取り戻した。
月日は流れ、英雄である勇者の仲間であった"カペラ"は戦地やモンスターとの闘争で亡くなった故人の荷物を
取りに行き、故人の品をその身内達に届ける[スターキャリアー]を仕事にしていた。
強い意志と信念と意味、新たな出会いと共にカペラは世界を変える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 19:38:39
274703文字
会話率:54%
「その通りだ、ヴィオラ君。そのロケットは正真正銘、君の恋人の所有物だ」
名前の広まらない傭兵こそ真なる一流の傭兵。そう信じて疑わないフリーランスの傭兵ヴィオラは、ある賭博場で見知らぬ老人に仕事の依頼を持ち掛けられた。疑いの眼を老人に向け、ヴ
ィオラは情報源を問いただすが、老人が口にしたのはなんと、既に故人であるはずの彼女の恋人「クラリア=スカーレット」の名前であり、証拠として差し出されたロケットもまた、正真正銘彼女の所持品であった。自ら埋葬したはずの恋人が、本当は生きているかもしれない。そんな、現実離れした事実を前に、彼女は思わず依頼を承諾してしまう。その手の内には、次なる仕事場の名前が書かれた紙切れが握られていた。過去から眼を背け続けている一介の傭兵はこうして、世界の本質と歪んだ過去が待ち受ける広大な戦場へと足を踏み入れた——。
人間同士の、組織同士の、国家同士の。尽きることのない軋轢の中で懸命により良い未来を目指す人間たちの強さと弱さを克明に描き出す重厚なハイファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 16:00:00
136320文字
会話率:55%
社会現象を巻き起こした《イーターきのこ》をプレイした人が次々とAIに食べられる。絶対に人を食べたいAI vs食べられずにゲームをクリアしたい人間の戦い。試行錯誤する人間達、それを何としても阻止しようとするAI。そして、AIは何故人を食べるの
かを解明するため対策本部まで設立される事となり極普通のゲームだった《イーターきのこ》は全世界を巻き込む事となる。人間はAIに勝てるのか?AIの恐怖を描くVR作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 00:15:58
24917文字
会話率:15%
僕らの守り神は、歌を歌い未来をみる。
僕ら一族は、守り神に舞いと笛を捧げる。
その調べは、人ならざる魔を払い、清めていく--------
1991年東京。
守り神の歌に導かれ、僕は三人の小説家と出会った。
元役者のニレイさん。
訳あって一
度は筆を置いたサキさん。
そして16歳少女アリア。
彼らは三人ででひとつの名前をもつ、小説家だった。
ひとつの予言がつないだ、過去といま。
夢と現実が交差する場所で、あらたな世界の扉がひらく。
★登場人物
セイ・・・・・・渋沢 征(しぶさわ せい)。主人公。21歳。予言をする守り神・ミカさんに使えるアガミ一族の半人前の術士。与えられた花の名は、梅。
草四郎・・・・・灘 草四郎(なだ そうしろう)。19歳。セイの年下の叔父であり相棒。与えられた花の名は、菖蒲。
アリア・・・・・日比野 亞璃亞(ひびの ありあ)。15歳。作家集団・五島万(ごとう まん)の一員。
ニレイ・・・・仁礼 友太(にれい ゆうた)。41歳。元俳優。アリアの義父。作家集団・五島万の一員。
サキ・・・・・佐紀 了次(さき りょうじ)。29歳。作家集団・五島万の一員。
谷・・・・・・谷 周平(たに しゅうへい)。25歳。大社であるコウガミの術士。作家集団・五島万の担当編集者。
カナ・・・・・谷 鼎(たに かなえ)。17歳。女子高生。大社であるコウガミの術士。谷の義妹。
十日町・・・・・十日町 丈(とうかまち じょう)。38歳。故人。大社であるコウガミに恨みを抱いていた。
ハジメ・・・・・渋沢 一(しぶさわ はじめ)。故人。15年前に若くして亡くなった、セイの父親。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 22:28:51
396801文字
会話率:25%
VRみたいな世界。そこら中にニンゲンっぽいかたちをしたアンデッドなバケモノが湧いていて、連中を殺(や)れば御上から報酬が得られるというめでたい話である。特に首都においては危機が迫っているという。幸か不幸か、林業が生業の祖父(故人)の影響で、
あたしはチェンソーの扱いに慣れている。東京に躍り出た。稼いで稼いでまるでうだつのあがらない両親に仕送りしてやろうと思ったとか思わなかったとか。東京の下町にあるK高校に転入し、電ノコ片手に一旗揚げてやろうと考えたとか考えなかったとか。両親を大切に思いながらもあくまでもあたしは俗物的で、たとえばクリニー○の化粧水を買いたいくらいの野望しか抱いていない。ファッキュー・ゾンビ。あたしはテメーらを踏み台にしてやんよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 23:45:30
4563文字
会話率:32%
とある故人が檻の中で独白する話です。
最終更新:2025-01-15 22:39:47
7069文字
会話率:0%
本作は、競馬を題材にしたラブコメになります。
主人公は競馬新聞記者で壮年男性ですが、それだけじゃ読者様もそっぽを向きそうなので、若い第二ヒロインも出てきます。
物語は、現代の新宿区落合斎場から始まります。亡くなった美女競馬評論家(優里
亜)のお通夜に出席した、元恋人(なのか?)の主人公(大山啓太郎)が、故人の弟子(エリナ。美女タレント)を相手に、昭和時代の競馬場で起きた出来事を懐述する、というものになります。その中で、優里亜がやっていた詐欺まがいの所業や、エリナの優里亜に対する愛憎など、ディティールが徐々に明らかになっていきます。とはいえ、心理描写も別段重いものでもなく、競馬もトリックも特に専門に特化しておりませんので、競馬をされない方でも十分読んで頂けると思います。
なお、作中に出てくる昭和50年代のお金の相場観や、レースのタイムなどは、すべて現代のものに置き換えてあります。そうでないと、読者の方がいちいち「ええと、現代だと何万円になるんだ?」と想像しなければならず、ストーリーをリアルに感じられないと判断したからです。悪しからず、ご理解下さい。
本作は、一応、短編としてまとめてありますが、この先も「優里亜組」の面々とか、大山センセの若い頃の苦労話とか、もちろんお色気とか、いろいろ展開できそうな気もするので、「短編」ではなくて、「連載中」にしておきました。近いうちに再開する可能性はおおいにあります。仮に再開することになったら、本作はプロローグになりますね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 16:21:56
10716文字
会話率:54%
じいさんが亡くなった。夕暮れの景色の中、故人を想う。
最終更新:2025-01-07 15:19:37
1497文字
会話率:20%
バーテンダー佐枝は標的を次々に泥酔させて事故に見せかけて殺害する。殺害するたびに、自分と同名の義妹・佐枝が受けた暴行のおぞましい記憶が一つずつ消えてゆく。
二人目を殺害した後に、標的の義父の鷹野良平が泥酔に寄る心不全で死亡し、勤務先のク
ラブ・リンドウのフロアマネージャー芳川が、佐枝の標的二名によって監禁される。佐枝は吉川を救って標的二名を泥酔させて殺害する。鷹野良平はクラブ・リンドウ経営者・亜紀のかつての内縁の夫で、佐枝の義妹を婦女暴行の果てに再起不能にした、娘婿の鷹野秀人ら八名の加害者をどう処分するか亜紀に伝えていた。鷹野良平の遺言に従い、残りの標的四名を追って佐枝と芳川は前橋市のクラブ・グレースに出向し、標的一名を泥酔させて殺害する。
佐枝たちの元に、残り三名の標的を特殊弾丸発射装置で消せと発射装置が送られた。故人鷹野良平の関係者から佐枝たちの裏の仕事が漏れたと知った佐枝たちは指示どおり標的を消す。すると、ウィルス感染対策の記者会見場で与党幹事長、元幹事長、内山総理を消すよう指示された。指示どおりにしないと佐枝たち関係者が消されると判断した佐枝たちは。記者会見場で標的を消し、佐枝たちを口を封じしようとする始末屋二人を消す。全てが、総理になろうとする副総理の指示だった。その事実を知った内調の与田捜査官は佐枝に副総理暗殺を依頼する。佐枝たちは総理に就任した副総理を特殊弾丸発射装置で消す。
新たに就任した内調の主幹と内閣情報官は、副総理と愛人の子どもだった。二人は内調の下請けの始末屋を使って、佐枝たちと与田捜査官と、佐枝たちの裏の仕事を副総理に密告した者たちを口封じしようとする。佐枝たちは先手をとって始末屋を消す。
佐枝たちは内調内の通話をハッキングして、主幹と内閣情報官が佐枝たちと与田捜査官と佐枝たちを副総理に密告した者を消すよう指示する会話記録を入手し、内調所属の警察庁特務官・佐伯警部に渡し、主幹と内閣情報官は処分され、佐枝たちは佐伯警部特務官の部下になる。佐伯特務官が率いる特殊部隊は内調の下請けの始末屋組織を壊滅する。しかし、五名の始末屋が逃れて佐枝たちを消そうとするが芳川が一名を倒す。佐枝は自分たちが警察庁特務官直属の新たな始末屋の暗殺者になったのを実感した。
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最終更新:2024-12-07 08:00:00
119084文字
会話率:40%
九月一日月曜日。日報新聞長野県版に、岡田幸一医師の死亡広告が載った。喪主は故人の兄岡田幸雄。岡田発酵グループの会長である。そして七日後、また喪主を務める岡田幸雄の名が死亡広告に載った。今度の故人は岡田医師の妻・康子である。
日報新聞社会
部の野村理佐は二人の死に疑問を持った。相田編集長は、理佐が担当する過労死として岡田医師の取材を許可した。長野支局には理佐の婚約者・松浪健一がいる。
九月十四日日曜日。康子夫人の第一発見者は理佐に、夫人が九月五日の深夜に自殺したと語り、岡田医師が心臓疾患のため、八月二十九日に都内で倒れ、深夜、長野に運ばれたと語った。松浪も、同日深夜、岡田医院にグレーの車が停止していたと取材していた。
だが長野南署の調書には、八月二十九日の岡田医師は夫人を伴って十時から十六時まで都内の医学学会に出席し、上野発二十一時三十四分の新幹線あさまで二十三時八分に長野到着後、二十四時頃死亡。死因は急性心不全とあった。七日後の夫人の死は、急性心不全に陥った夫に薬を飲ませられなかった己を悔いての入水自殺とあったが、行政解剖の結果、夫人の肺に水は入っていなかった。長野南署に、夫人の死亡に関する捜査本部が長野南署から長野県警本部に移る噂がたっていた。明らかに長野県警は何か隠している。
夜、二人のもとに相田編集長が、捜査妨害するなとの長野県警の忠告を連絡してきた。やはり岡田医師は都内で倒れて長野に運ばれたのだ。康子夫人は殺害されたと考えられる。
相田は、過労死を名目に刑事事件として取材するよう二人に指示した。
九月十五日月曜日。二人は岡田医師の過労死を口実に岡田発酵グループ会長岡田幸雄を取材した。岡田幸雄は岡田医師の結婚当初から康子夫人を嫌い、夫人の実家小沼一族を極端に恨んでいた。二人は康子夫人の実家台東区浅草三丁目の小料理屋を取材すべく相田編集長が待つ日報新聞本社へ向った・・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-10 08:00:00
95254文字
会話率:40%
いつの間にか真っ暗闇の中にいた、故人の男性。気が付けば、なんとなんと赤ちゃんになっていた。
戸惑いながらもなんだかんだと順応し、セカンドライフは遠慮しない!
しかも不思議な能力あって、内心ワクワク、ドッキドキ!
そんな自分に正直な主人公の特
別な物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 07:00:00
885文字
会話率:41%
マーベリック公爵家に生まれた令嬢ラウラは、三歳の頃に前世の記憶を取り戻し、五歳の時にここライゼン王国が、乙女ゲーム「レインフォールの乙女」の舞台であることを思い出す。
しかし、兄のセインが攻略対象キャラクターであるにも関わらず、ラウ
ラ・マーベリックという名は一切ゲームには出て来ない。それもそのはず。ラウラはゲームのラスボスである王子の婚約者であり、ゲーム開始時にはもう故人となっていたからだ。
ラウラは自らの死を回避し、ラスボスとなる王子の悲劇的な運命を変えることが出来るのか?運命を切り拓く二人のラブストーリーが幕を開ける。
世界観や各種設定はライゼン王国仕様となっています。全27話です。少しではありますが、虐待描写がありますのでご注意下さい。13話までは幼少期を描いており、11話までは1エピソードが短いので、初回以外は一度に2話投稿12話からは1話ずつ投稿させて頂く予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 17:55:26
52066文字
会話率:44%
世界を陥れようとする魔女と戦う転生魔法少女――ペルニャ達はモンスターになんとか辛勝したものの、身体に傷を負ってしまう。
それを癒すため、仲間の魔法少女シバーヌがペルニャの傷を舐める。
そんな二人を見ながら、マスコットは不思議に思うのだった
。
何故人類はこんな風に仲良くできないのだろうか、と。
※カクヨムへも同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 13:03:52
3798文字
会話率:33%
14歳の少年キースは孤児だった。彼は同じく孤児で、珍しい瞳の色の為に悪魔の子と忌避されているが、心の優しい幼馴染の少女フィーリと共に、国の外れの辺境の地で平凡で何気ない日々を過ごしていた。
しかし、そんな彼の日常は呆気なく崩れさる。魔物
に幼馴染の少女を攫われるという悲劇によって。
少年は攫われた少女を探すべく、育った村を旅立った。
閉ざされた凡庸な日常を飛び出し、彼は知っていく。
何故人は争いを止めないのか。自分は何者なのか。彼女は何者なのか。
これは1人の少年が幼馴染を探す旅の中、人やエルフ、魔人をも巻き込んだ陰謀の影に隠された自分の存在する意味を知り、出会いと別れと共に成長していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 15:00:00
100486文字
会話率:36%
短編で書いた「クリスマスプレゼント from the dead」を”当子side”として、その背景的な感じで追加しました。
追加したのは、当子の友人早瀬が巻き込まれる事件についてです。
なぜ「復活サービス」が存在するのかや、早瀬の恋愛対象の
”遺伝子操作された超人”黒木タカヤの活躍?など……、
そんな二つのストーリーがかすりながら進みます。
恋愛ドラマを意識したけど、たぶんそうでもないという、相変わらず誰にニーズがあるのか不明。
------------------------
参考:「クリスマスプレゼント from the dead」のあらすじ
近未来、記憶の電子化及び脳内への書き込みが可能となった。
さらに、人間のクローン作製も条件付きで認可された。
それらの技術を使う事によって疑似的に故人を生き返らせるサービスが開始、認知されつつあった。
とはいえ、超高度な技術が必須である為、超高額なサービスとなったのは必然である。
ひと月前に、結婚を予定していた彼を事故で無くしたOL、当子。
彼女は、思い出箱に保管してあった彼と一緒に購入していた宝くじの事を思い出し、確認してみると、なんと一等が当たっていたのだ。
彼との未来を夢見て買った宝くじ、だからこそ、その大金は、彼を生き返らせることに使うと決めた。
人を生き返らせるサービスを提供する復活コーポレーションの担当者山田は、値引きの条件として新サービスのモニターを当子に提案する。
新サービスは、わずかな誤差を持つ同一人物五人の中から理想に近い一人を選択できるというもので、一人づつ順番に面会し、自分に最も合う者を選ぶのだ。
実は、クローン制作も記憶の入れ替えも、百パーセントの再現は難しく、どうしてもユーザのクレームを受けてしまうという。
そこで、新サービスが考案されたのだ。
費用の値引きにひかれてモニターを受けた当子は、一人づつ会うにつれ、自分はやってはいけない事をしたのでは?と悩み始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 06:00:00
74576文字
会話率:38%
結婚式の朝、ユージェニーは夫となるエルドウィンが無実の罪で兵士に連れ去られたとの知らせを受ける。
「エルドが王都の兵士に連れて行かれた!」
この知らせを聞いた瞬間、彼女の頭の中には「地球」という異世界の記憶が、怒濤の勢いで流れ込んできた
。
その異世界の記憶によれば、ここはエルドウィンを主人公としたダークファンタジーのアクションRPG「アヴェンジング・ジャーニー」の世界だ。主人公は冤罪により、九年間もの厳しい獄中生活を送ることになる。その主人公が脱獄に成功し、自分を陥れた者たちへの復讐を誓うところからゲームの物語が始まる。
ユージェニーは、ゲーム開始時にはすでに故人となっている。
エルドウィンを陥れたのと同じ者たちにもてあそばれ、非業の死を遂げているからだ。
まったく、冗談ではない。あんなやつらに殺されてなるものか。
彼女は生き延びるため、エルドウィンを救うため、そして彼をはめた者たちに報いを受けさせるために、運命を変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 18:10:00
116169文字
会話率:46%
2141年。遺伝学者:雲類鷲 京(うるわし きょう)により、病を克服した理想の人類、通称「ネフィス」が誕生した。ネフィスの技術は世界に浸透し、健康な子供を持ちたいと願う人々は大金を惜しまず自らの子供をネフィスとしてこの世に生を受けさせた。
しかし、第一世代のネフィスが30代を過ぎた頃に彼らが次々と死亡した事で状況は一変。すでに故人となった雲類鷲 京(うるわし きょう)の発足した遺伝学者の組織「フォーミュラ」は世界からネフィスの異常な短命についての説明と賠償を求められ組織存続の危機に晒される。
ところがある日、雲類鷲 京(うるわし きょう)の孫娘:依桜(いお)がフォーミュラの代表に就任した事により、施設に集めたネフィス達の延命治療が開始された。
アーキタイプ(旧人類)である主人公の粼 馮景(せせらぎ ふうけい)は、ネフィスの幼馴染が延命治療に出てから1年もの間連絡が取れないことに不信感を抱き、単身フォーミュラの施設行きのクルーザーに乗り込んだ。
しかし、クルーザーは途中謎の事故により座礁。
命からがら粼(せせらぎ)が辿り着いたのは正体不明の無人島。
だが、その島では治療の為に施設に送られたはずのネフィス達がサバイバル生活を送っていた。
粼(せせらぎ)は共に島に漂着したネフィの女性:澄川カンナと共に、サバイバル生活を通しネフィスという存在の意義を考え、フォーミュラの陰謀に迫る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 19:42:30
83460文字
会話率:55%
腫瘍除去手術の若きホープと期待される女性外科医の芹目アリサ。
彼女が医学の道を志す切っ掛けとなった医学博士の曽祖父は、既に故人となった。
そんな曾祖父がアリサに遺した物とは?
(本作品は、しいな ここみ様御主催の「500文字小説企画」の参加
作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 06:41:40
500文字
会話率:15%
戦死した友人を偲ぶため、亡き友の実家だった銭湯を訪れた女性客。
そこで彼女を待っていたのは、死して尚も約束を果たそうという故人の想いだった…
最終更新:2020-12-13 08:10:14
933文字
会話率:29%
夫の浮気現場を見て、自分が前世読んでいた小説の悪役令嬢の母親(故人)だと思い出した。
娘を悪役令嬢にしないためにまず病死するのを防げないかと前世知識でセカンドホスピタルとして知人のリュシアンに検診をしてもらったら――。
最終更新:2024-10-19 13:00:00
2370文字
会話率:40%