とある小宇宙に漂う名もなき星の片隅、さらに奥地の奥地にある寂れた村に一人の少年が暮らしていた.
その世界に住まう人々は8歳の春を迎えるまでにある属性の魔法かそうでなければスキルを授かり,それを生活の糧として暮らしていた.
しかし,少年はも
うすぐ8歳の春を迎えるというのに魔法はおろかスキル一つ手にしていなかった.
授かりものを何も手にすることのできなかった者は神に見捨てられた者と呼ばれ,表向きは授けられた者との間に差別されることは無かったが,現実的に日陰者として生きて行くのであった.
見捨てられた者として生きて行く覚悟をしたその少年は少しでも家の役に立とうと,早春の里山に山菜取りに入って行った.
その里山の更に奥には数百年前から少女の怨霊が住み着いているとの噂があった.
そう言った訳で普段から村人は里山の更に奥には立ち入らないようにしていたのだが.
山菜採りに夢中の少年はいつの間にか里山の奥地へ立ち入り,いや,少女の怨霊に呼ばれたかのようにさらに奥へ奥へと誘われて行った.
そして,少年はそこで運命の出会いを果たすのであった.
神に見捨てられた少年が運命的な出会いにより,その将来が大きく書き換えられていくのであった.
今後の展開に期待してください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 20:00:00
635207文字
会話率:18%
目には目を──
剣には剣を──
そして異能には異能を──。
たとえ異能を持つ者が皆、異能で滅びようとも。
──それは唐突にやって来た。異界からの来訪者<界異>により、終末がもたらされ、世界は滅亡の危機に瀕する。
終末の動乱
期、天からの授かりものいわゆる天能及び神州八島日出処国を統べる天能家を尊び、世界の理から外れた界異や禍憑鬼が憑いた禍異物を異狄として討つ尊能攘異運動が各地で起こり、攘異戦争が勃発した。
攘異戦争の最中、神州八島日出処国天能家の神具夜姫は、魂約結能の儀式により、結能品として、八本の盟神太刀を授けられた。
神打の代償として、魂睡状態に陥った神具夜姫に代わりに、「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の令珠を柄頭に持つ神剣八刀と百の影打が、各地にばら撒かれる。界異を祓い異狄を討つ攘異の名の下に、聖痕を持つ攘異志士は八咫烏に導かれ、結集し、対刀伐執行剣兵部隊<神選組>を結成した。これは終末を駆け抜けた漢達の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 17:31:43
13222文字
会話率:33%
━━━━━━━とある世界に神が存在した━━━━━━━
偶像や虚像などではなくそこに、この世界に確かに実在していた。
なぜ断言が可能なのか、それを語るには一つの授与されたものに目を向ける必要があるだろう。
それは人を統べる神の一時の気ま
ぐれだったのかもしれない。
しかし、その日人類は間違いなく転換期を迎えたのだろう。
この世を統べる神から与えられし特別な“加護”を|賜《たまわ》り受けたのだから。
人々はその贈り物を神からの息がかかった保護的な祝福と|捉《とら》え、『|神の加護《ブレス》』…と神への感謝を込めて、そう名付けた。
そんな規格外な外付けの授かりものは、誰もが隔てなく当たり前に授かり、そして行使をし、やがて一人ひとりに欠かせない生活の一部となり、人間社会を回す大きな歯車として歴史を積み重ね、我々人類の営みを助けていった。
その加護を人類が始めて受けたのは、今から約700年前の出来事である。
だが、未だ人々は知り得ない。いや、考えることなど初めからしなかった。
天からの贈り物が持つ本当の意味を…。
この世には無償からくる贈り物はあれど、無償からもたらされる“力”など何処にも存在しないのだから。
━━━━━━この物語は、神の加護を授かりし人々の織り成す、数奇な異世界ファンタジーである。
※一部ファンタジー世界観をぶち壊す女の子が登場しますが、コチラで何とかしますので御安心下さいませ…。
(著:ルシェード・ニクロフ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 21:23:50
38716文字
会話率:34%
子どもの話になって、「我が家の子どもが男女一人ずつ」と伝えると、「いいね〜」「うまいことやったな」みたいに言われることがよくある。なんでだろう、不本意。
最終更新:2023-04-12 13:06:48
495文字
会話率:0%
ある日僕に娘が出来ました。
最終更新:2023-03-31 12:16:37
4297文字
会話率:58%
「天啓」とは、本当は天からの授かりものなどではなく、自分自身が積み重ねてきた努力が花開いた瞬間を言うのだと思います。
最終更新:2022-04-15 19:05:32
2023文字
会話率:6%
その昔、人間は神の子であり、当たり前のようにその威光として『魔法』が使えた。水を操り火を起こし、雷を司り土を隆起させた。
時は経ち、人々の欲望はどんどん『魔法』の使用とその応用をエスカレートさせてゆく。授かりものの『魔法』を自らの手に
余るまでに発展させた人類は、神の怒りを買った。自身の持つ力を過信した人類は自滅を繰り返し、また神は追い打ちをかけるかのように魔物を放った。こうして、魔法の使える人間はその力に溺れ、絶滅した。今の人間は必然的に、魔法の行使ができないものが残ったのだった。
古代に作られた『魔導機』はその名残だ。その人間に流れる『マナ』さえ、使用する魔法の属性と合致すれば、特定の魔法が使えるアイテムだ。その規模は建造物を自動生成するような巨大なものから、永遠に消耗しないランプといった小さなものまで様々である。
(白金祭殿に彫られた神話より)
東京生まれ東京育ちの主人公ツヅク・ハヤト。9歳で科学が興隆する現実世界から、この魔法の存在するこの世界にとばされたハヤトは、カミナ村のコロンボ爺に拾われて育った。
15歳の春、突如村から旅立つこととなった彼は魔法と仲間と共に様々や困難や敵に打ち勝ち、無事目的を果たせるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 01:23:19
59769文字
会話率:46%
剣と魔法の世界、この世界では10歳となった子供が神殿で神からの授かりものとして職業をもらい、その職業によってそれからの生き方が決まってしまう。
主人公が無能と呼ばれる職業を手にしてしまい、失意のドン底に陥る事になる。
そこである人物との出会
いから色々と学び、強くなってやりたい事をやっていく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-27 18:04:53
112391文字
会話率:51%
連載ものに行き詰まったため息抜き投稿。大人のざまぁ物語、数話完結。拙作「子は授かりものと言いますが」がお好きな方にはお勧めかもです。
「私のお腹には彼の子どもがいるの、だから彼と別れてちょうだい」
保育園へ子どもを送った帰り、私を呼び止
めたのは華やかな美人。だけど彼女はいろいろ勘違いしていそうだ。
*アルファポリスに先行投稿しています。連載ものというより、すでに完結済みの短編ですので感想への返信をさしあげられません(今後に生かせないので)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-18 07:00:00
15663文字
会話率:58%
40歳にして10歳年下のイケメンと電撃婚を果たした友人の叶子(かなこ)。ある日彼女から聞かされた衝撃の事実ーーー「旦那が浮気してね。相手の女に子どもができたんだって」。にっこり微笑んで話す彼女の真意やいかに。
最終更新:2020-06-03 21:59:15
8181文字
会話率:65%
セセラギ高校一年、秋月拓馬。
お隣さんで幼馴染の掛彬穂乃果に恋している。子供の頃はいつも一緒に遊んでいた彼女は、いつの間にか学校一の美少女に育ち、最近すっかり距離が出来ていた。そんなある日、穂乃果からLINEが届く。
久々の連絡に喜ぶ
拓馬の目に飛び込んできたのは謎のメッセ――
≪夢か! まさかの公式CPリバ展開きた! マイナーカプ推しの私への授かりものか! 照れている貞君のとおとみが脊髄に染み渡る!≫
腐の字も知らない拓馬と、可愛いけれど意外とポンコツ、隠れ腐女子の穂乃果。
秘密を知るのは俺一人。LINEの誤爆から始まるほのぼのラブコメ、始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-22 21:13:21
94918文字
会話率:51%
才能は天よりの授かりもの
才能無きものは天に愛されなかった者
これはそんな愛されなかった者の天への復讐劇
平和に暮らしていた少年。
そんな彼は所謂愛されなかった者である。
愛されなかった彼は、愛された者どもに全てを奪われる。
そして彼は決意する。
「愛された者も、愛した者も、皆殺す。それが俺の復讐だ」
世界を巡り、簒奪者共を根絶やしに。
天へ至り、神様気分で見下ろす奴らを地に堕とす。
これはそんな少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-24 12:25:14
3178文字
会話率:56%
ある日、大学入学を控えた学生の日向直人は、原因不明の心臓痛で命を落とす。死んだ先で提案されたのは余りにも雑すぎる異世界転移のすすめ。この提案に乗った直人はしょぼい授かりものを携え異世界に転移する。
そこで出会ったのは、個性的な仲間と送る、刺
激的な日常だった──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-06 00:09:47
8134文字
会話率:43%
産まれてきた意味を忘れないで!
最終更新:2018-02-17 02:00:00
546文字
会話率:0%
君乃手秀輔(きみのてしゅうすけ)の生れながらに持ち合わせた
「「授かりもの」」
に引き寄せられた、人ならざらものたちによる稀有な物語。
授かりものを隠しながら平穏に暮らす秀輔に突如訪れた不幸。
その日を境に鎖から解き放たれたように動き出す
”もの”たち。
流れに翻弄されながらも生きていくことを選択した秀輔。
授かりものを巡る数々の出会いが今、解き放たれる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-23 06:10:04
11487文字
会話率:34%