スミス侯爵家の令嬢ヒロのもとに、アディントン侯爵家の子息エドとの縁談の話が舞い込む。エドといえば常に女性の影があり、派手な噂が絶えない男性で、地味でおとなしいヒロは結婚に乗り気になれない。ヒロが乗り気になれない理由はもう一つ。幼いころから婚
約者同然のように過ごしてきたジムが3年前、家の事情で別の女性と結婚してしまったからである。離れてしまっても俺は君を愛し続けるよと言い残したジムの言葉を、ヒロは信じて引きずり続けていた。
こんな中途半端な気持ちでは相手に申し訳が立たないが、しかし、嫁に行かなければ家族に申し訳が立たない。板挟みに苦しみながら、ヒロはエドとの顔合わせに向かう。そこでヒロはエドから、君を愛することはないと言われる。そう言われたヒロは目を輝かせる。この人と結婚すれば、ジムを思い続ける自分が許されるのだ、と。そしてヒロもエドに告げる、私もです、と。
元恋人のことを思い続ける、自分に自信が持てない年上令嬢と、周囲からの期待に虚勢を張り続ける、自分に自信が持てない年下子息が、いつかお互い歩み寄るかもしれないお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 10:41:18
71622文字
会話率:51%
これは、『ソング・オブ・"アンドリッド"』をめぐる物語。
かつて「Song of Undred」は呪われた鎮魂歌(レクイエム)として恐れられていたが、音楽一家に生まれながら過去の悲劇で音楽を捨てたノエルと、歌を愛し続ける
アリアが力を合わせ、逆行カノンという手法で楽譜を解き明かしていく。フルート奏者リディアや仲間たちの協力により、呪われた曲は徐々に祝福の光を取り戻すが、負の感情を糧に暗躍するアンドリッドが幾度となく妨害を仕掛ける。フェスの舞台で激突し、ノエルとアリアは命懸けで演奏を続け、ついに曲を本来の形へ変容させることに成功。呪われたはずのレクイエムは、悲しみを浄化する祝福の旋律へと昇華し、街と人々を救い、ふたりは新たな一歩を踏み出す決意を固める。家族を失った過去を克服したノエルと、声を取り戻したアリアは「Song of Undred」を世界へ広めるべく、これからの未来へ進んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 19:00:00
143048文字
会話率:37%
終わりが失恋だとしても、彼らは愛し続けるだろう。愚かなまでに……。
不良の楽園と呼ばれる町、青島で『不良狩り』と呼ばれる風紀委員がいた。
その名は、藤堂正道。
不良達の起こす理不尽な行動が許せなくて、今日も自分の信念に基づいて
不良と真っ向からぶつかっていた。
そんな正道の前に、青島高等学校最大の問題児があらわれる。
予想もしなかった、予測すらできなかった問題児に、正道はどう立ち向かっていくのか。
*この物語は様々な恋愛がテーマとなっています。
第一部……ハーレム
第三部……同性愛
第四部……失恋
第五部~……家族愛
番外編……友情
『アルファポリス』様のサイトで番外編
『藤堂正道のおしゃべり』 https://www.alphapolis.co.jp/novel/638155420/449187460
を投稿しています。もし、よろしければ読んでみてください。
『アルファポリス』様 https://www.alphapolis.co.jp/novel/638155420/922307892
でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 23:40:08
1979044文字
会話率:37%
専門学生の望月颯太が恋をしたのは「前日の記憶を35分しか保てない」という
特殊な記憶障害を抱える女性、笹川澪。
「覚えられるまで何度でも会おう」そう言って始まった二人の関係。
彼女の記憶がリセットされるたびに始まりと終わりを繰り返す特別な
時間を過ごした。
ひたむきな颯太の姿に澪は少しずつ惹かれていく。
やがて、澪の記憶を取り戻す可能性がある手術の話が持ち上がる。
成功すれば普通の生活が手に入るが、これまでの記憶がすべて消えるリスクを伴う。
颯太は「35分の記念日」と題したアルバムを作り、澪との思い出を形に残そうとする。
まっすぐな恋。複雑な恋。いたずらな恋。
過去と未来の狭間で揺れる澪の選択、そして颯太の献身。
二人が最後に選び取る答えとは――。
忘れても、忘れられても、愛し続ける人間の温かさを描くヒューマンドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 20:41:45
5278文字
会話率:33%
わたくしの婚約者エミリオは、貴族の誇りを守ろうとした責任を問われ、町から追放されました。名誉も地位も失い、冷たく沈黙する彼は、わたくしに向ける言葉さえ閉ざしてしまいます。それでも、どれほど拒まれても、わたくしの愛が揺らぐことはありません。
「……何もかも失った俺に、何故そこまで尽くす?」
追放されてもなお、冷たくわたくしを拒むエミリオ。けれども、わたくしはそっと彼の手を取り続けます。「あなたを支えたいのです。山が朽ち、海が干上がるその日まで」と。
次第にわたくしの愛が彼の心を癒し、やがて彼は、ようやくこう誓ってくれるのです──「君を愛し続ける」と。
試練の果てに、わたくしを捨てた婚約者と愛を誓い合い、二人で新たな未来を歩み始める、そんな愛の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 17:20:16
9574文字
会話率:59%
『娯楽禁止法』———チーア共和国で娯楽が法で禁じられた。これを犯した者は死刑が科される。
だが娯楽を娯楽を愛し続ける人々はいた。政府はこれらの娯楽犯罪者を次々と摘発し、死刑台へと送った。
この国には、娯楽もエンターテイナーも存在しない。
訳あって生き残った元エンターテイナー『ケイ・リケット』は、娯楽が好きで仕方がない少女『エーラ・クリーク』に付きまとわれる。
娯楽と二度と関わらないと誓ったケイだったが、彼女の喜ぶ顔を目にして心境は変化する。エーラを喜ばせるため、ケイはついつい娯楽に手を出し始めていた。
街中での布教活動、廃墟ホテルでの舞踏会、……何度も娯楽犯罪を行い、その度に公安警察に追い回される。窮地に立たされようとも、ケイは自慢の逃げ足で乗り越えるのだ。
彼らを待ち受けているのは、———革命か。それとも死刑台か。
(ま、いっか。考えるのやめよう)
『愉しければいい』と思考を停止させ、今日も娯楽に身を投じるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 18:01:13
134790文字
会話率:31%
悪逆非道な「塔の魔術師」が閉じ込められた塔。誰も出入りできないはずの塔に、ある日ひとりの少女が現れた。塔に来た経緯も自身の記憶も覚えていない少女は、「塔の魔術師」を名乗る青年に、雑用係として塔に滞在することを許可される。
永遠に出られな
い塔の中で、記憶の無い少女「ジル」と、態度は尊大で口も悪い「先生」との共同生活が始まった。塔での生活は案外楽しく、ジルはここを楽園とさえ思って過ごす――先生に、真実を隠されたまま。
先生のために全てを捨てた少女と、牢獄を楽園に変えてくれた少女をどうしようもない方法で愛し続ける魔術師のお話です。
※9割方ほのぼの師弟ライフですが、終盤は泥のようなシリアスです。
※火曜と金曜に更新、全14話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 19:03:50
49792文字
会話率:51%
社会人2年目となった陸には未だに思い人がいる。
過去の自分と現在の自分、その両者の気持ちが一つになる時。
叶わなくてもそれでも愛し続ける切なくて美しい恋愛の一つのお話
最終更新:2024-08-23 22:24:49
80473文字
会話率:45%
結婚を誓った恋人と別れ、亡き妻を愛し続ける国王の下に嫁ぐこととなった宰相家の末娘ティア。
貴族の娘に産まれたからにはと責務を果たすつもりだったのに、国王から投げかけられたのは「白い結婚」を求める言葉だった。
愛のない義務ばかりの結婚で、やつ
れていく一方のティアの元に、ある日、元恋人からの贈り物が届くのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 15:15:41
8784文字
会話率:45%
永遠の恋ってなんだろう。
永遠がキーワードとなり物語が進んでいきます。
永遠と信じて疑わなかったものが永遠じゃなくても
当たり前だと思っていたものが当たり前ではなかったとしても
あなたはこの恋を続けられますか。
病めるときも健やか
なるときも
愛し続けることを誓えますか。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-19 20:27:39
1218文字
会話率:9%
僕はその日、至高の色と出会った。
昔から僕は、色に敏感だった。
同じ晴れの空でも【ベビーブルー】の日もあれば【アクアブルー】の日もある。この世に同じ色なんて一つもないのに、周りは【水色】としか言わないし、違う色だと訴えても理解してもら
えなかった。
周囲と自分の違いに戸惑い、憤りを感じながらも、孤立を恐れた僕は次第に周りに合わせるようになった。
だけど、中学二年生の子供の日に見かけた【カナリーイエロー】で、僕の人生は一変する――――。
周囲との違いに苦しみながらも、色を愛し続ける『僕』の静かな青春物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 22:00:00
4285文字
会話率:13%
空の心も体も全てを愛し続ける博。そして少しずつその愛を受け入れ始めた空。
そんな二人の関係は、突然現れたエリィという女性に壊されてゆく。
彼を守りたいという『やりたい事』が出来た空は、愛される立場を捨てて決断する。
元凶を断つこと。それだけ
をやり遂げたいと願う空は、日本を離れ連絡を絶った。
心のすれ違いは、二人の関係に大きな試練を与える。
長くなりそうですが、最後はハッピーエンドの予定w
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 05:21:42
58083文字
会話率:28%
現代から異世界の中世にタイムリープしたマリアは自分そっくりのソフィ姫の身代わりとしてバイト中、反乱軍のトップである美しい男、エリゼに捕らえられた。
ソフィ姫の父親である王が殺され、生き残ったソフィが王族として裁判にかけられることになった。
人違いです!マリアはソフィの身代わりで本人じゃないと否定するが信じてもらえない。
こうなったら、、と金色のカツラを外し、ピンクに染めた髪にミニスカート姿で裁判所に行くが、捕らえられたショックでおかしくなったと言ってやはり信じてもらえなかった。それでもマリアは現代語を駆使しながらエリゼと交渉しなんとか執行猶予一年で即日死刑を免れた。
執行猶予中に本物のソフィ姫を探す!マリアはお城の一室に住まわせてもらいながらバイトに明け暮れる。その中で国王に即位したエリゼとの距離も近くなりいつのまにか彼のことを好きになってしまう。しかしソフィを探す中で実はソフィとエリゼが恋仲だったと知り、エリゼの本心を知る。
騙されていたと知りながらマリアはエリゼを憎むことなく愛し続けるマリアだが一年後ソフィの身代わりとして処刑されてしまうのか?!
現代と異世界を生きるマリアと、国王エリゼと、ソフィ姫の恋物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 19:00:00
137433文字
会話率:37%
孤児院でいじめられていたリネットは助けてくれたカミルに恋をした。カミルは王子様のような少年だ。
カミルの仲間アーサー、ベティ,エルマとリネットは仲良くなり五人の絆は揺るぎないものとなった。
しかし実はカミルは帝国を支えるルークラフト公爵家
、カーティスの孫だと判明しカミルは公爵家に戻った。
そんなカミルを密かに愛し続けているリネット。彼女にも大きな秘密があった。その秘密を抱えながら懸命にカミルを愛し続けるリネット。
報われない恋。だからこそ、その恋心を大切にする少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 16:48:40
75807文字
会話率:31%
俺の恋人は、物凄くドライな人間だった。
興味のない相手には、容赦なく猛毒を吐く人間だった。
けれども愛すべき対象には、惜しみのない愛を捧げる人間だった。
あぁ、俺達は、愛を知って恋を知らず。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に
思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
全方位に敵意剥き出しな恋愛小説。
でも見てきたのは本当です。
勿論、それだけじゃないのも知っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 22:37:20
1533文字
会話率:29%
“私は一生、○○を愛し続ける事を誓います”という刻印を押された者が浮気したら? 必ず死刑にします!
最終更新:2024-02-07 03:00:00
1374文字
会話率:23%
生涯一人の女性を求め、愛し続ける事は、困難だけども。それを可能にしてくれる未来が訪れたとしたら・・・?
最終更新:2024-01-03 15:59:15
296文字
会話率:0%
私はずっと愛し続ける。あなたがどんな姿になっても。(※重複投稿しています)
最終更新:2023-10-19 18:00:00
295文字
会話率:67%
俺は君のことを思い続ける
何年も何年も
もう君以外の人を好きにもなれないかもしれない
君はきっと重いねって言うんだろう
俺は君をずっと愛している
最終更新:2023-10-03 03:25:22
2831文字
会話率:83%
僕は近くメアリ・アーナーと結婚をする。だけど、彼女がそれを本心から望んでいるのかどうかは分からない。何故なら、彼女はちょっと前までは、村で一番の金持ちの家の三男と結婚する事になっていたからだ……
最終更新:2023-09-09 12:03:38
2220文字
会話率:30%
いつか見た、貴方と婚約者の仲睦まじい姿。
婚約者を失い悲しみにくれている貴方と新たに婚約をした私。
貴方は私を愛する事は無いと言ったけれど、私は貴方をお慕いしておりました。
例え貴方が今でも、亡くなった婚約者の女性を愛していても。
私は貴
方が生きてさえいれば
それで良いと思っていたのです──。
※作者の脳内異世界のお話です。
※アルファポリスにも同時掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 18:00:00
116832文字
会話率:28%