僕の母さんは何か違う。
平民だけどとても品があるのだ。
ある日、貴族の子と遊んではいけないと叱られた。
思わず。「母さんの馬鹿!」と叫んで家を出た。
僕には、好きな貴族令嬢がいる、差別をしない慈愛の令嬢、ピンク色の髪のモモカちゃんに恋
をしているらしい。
しかし、その初恋は、突然幕を閉じることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 12:42:03
3298文字
会話率:59%
新しい婚約者は、すべてが完璧な悪役令嬢の息子でした。
田舎の没落貴族の娘ソレイユは、ヴェルソ小国の王子であるソリタリオが婚約破棄宣言をする場に居合わせてしまう。
ソリタリオ王子の非道なる振る舞いソレイユは腹を立てて抗議するが、なぜか次の婚
約者に選ばれてしまう。
ソレイユは宮殿暮らしの身となるが、ひょんなことから前世の記憶を取り戻す。
この世界はソレイユが前世に好きだった乙女ゲー『千変愛華サウザンド・キッス』の世界。
しかもヒロインが悪役令嬢に敗れ去った後という最悪の世界だった。
負けヒロインの娘と、悪役令嬢の息子のラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 12:00:00
137830文字
会話率:43%
若くして死亡し、異世界転生したエルアード。目を覚ますと驚愕の人物が居た。
前世でやった乙女ゲームの悪役令嬢が何故目の前に居るんだ!?しかも悪役令嬢が今世の母親?
おれはどうやら乙女ゲームのシナリオが終わった後の悪役令嬢の息子として転生したら
しい。父親はいない。目を覚まして早々に母さんに父親について訊くが、なにも分からなかった。母さんはおれの父親について何か隠しているようだ。でも父親がいなくても良い。とにかく前世では早く死んでしまったから天寿を全うすることが今世の目標だ!
・・・・あ、あれ?この優しい母さんが悪役令嬢なのか? もしかしたら原作といろいろ違っているのかもしれない。
かくして、若くして死に、転生したエルアードはいない父親のことなど気にせず(ちょっぴり気になる)我が道を突き進んでいく。
乙女ゲームと悪役令嬢タグが付いていますが、要素はほぼありません。一応付けているだけです。
ハイファンタジーは初めてです。よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 22:46:23
3164文字
会話率:19%
「お母さんね、悪役令嬢だったのよ?」。冤罪を被せられ、婚約破棄されて国外追放された悪役令嬢。それが俺の母親だった。おまけに母親は追放される前に元・婚約者である王太子から暴行を受けており、その時に孕んでしまった子供が俺で……!? いったい、母
はどうして憎い男の子供である俺を産んで育てたのだろう。優しかった母親の心にあったのは悪意か、それとも愛情なのか。
成長した俺は一流の冒険者になったけど、別に母親の復讐とかはするつもりはない。放っておいても勝手に破滅しそうだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-22 18:35:57
12666文字
会話率:42%
「ねぇアルくん?アルくんはお母さんのこと好き?」
「お父さんは誰だかわからなくても、お母さんは本物だから大好き!」
人間の住む世界から遥か遠くにある、緑と資源の豊かな大地に幾千年もの間栄華を極めた帝政ルーア。そこは皇帝であるルーア十三世の
治めるエルフの強大な国家。騎士と王侯貴族の煌びやかな貴族制度が色濃く残るその国の西の果て、民は漁業や農業にいそしむ牧歌的な風景が残る田舎の中堅貴族であるメレデント家の長男としてアラードは生まれた。しかし、貴族と言えども暮らしは豊かではなかったのだ。似ても似つかぬ父親から見放されて、自由奔放な母と共に贅の限りを尽くした挙句、一族は没落。十歳のとき母と並んでみた見た無様な父の死にざまをその幼心に刻み付け、彼は出世を決意するのだった。大きな戦争を越えてやがて彼は皇帝の腹心となり、帝政ルーア最期の時を看取ることになる。しかし、そんな中でもたった一人の肉親である母を見捨てずに生涯を通して支え続けていたのだ。
これは後のルーア・メレデント共和国の偉大なる政治家、政省長官アラード・メレデントの出世物語と、その母であるエヴェリーナが人生の幕を閉じるまでの物語である。
『ぼくらの異世界戦争史~26歳だけどチート能力を持て余しているうえに異世界大戦が激化しそうです~』の『血潮伝う金床の星編』のキャラクター短編です。本編からの派生作品なので設定等の説明が足りませんが、よろしければ本編もご覧になってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-03 17:12:30
10956文字
会話率:2%