敬愛する主人、アリシア・ジェダイド公爵令嬢
本来なら宝石の名を冠するはずの少女は愛されないが故に何もかも与えられなかった。
男爵令嬢の身分でありながらダイヤの名を持ち、
婚約者の愛も、居場所も、なにもかも奪っていく。
彼女を守れるもの
はいるはずもなく、やがて彼女が断頭台へ上がることが決まった。
「ヘリオドール、わたくしの宝石」
はかなく微笑みながら、渡されたお嬢様の大切な宝石
お嬢様は、これは時を超えることのできる宝石だから、次はやり直して幸せな人生を歩むことができる、だから大丈夫と震える手で慰めてくれた。自分のせいで申し訳ない、と。
断頭台に上がり、生々しい死の感触を感じた瞬間、少年は4年前の世界に立っていた。
「ヘリオドール…、わたくしの宝石」
柔らかく自分に微笑む少女を見て、死の恐怖から逃れようとせず立ち向かうこと決めた。
いつかは少女が幸せになれる未来があると信じて
※本当は可哀想な悪役令嬢が幸せになるための死に戻り系です。注 残酷な描写あり
※ちょいちょいヒロイン目線でのストーリーを入れていく予定です。
R18指定で11/6より公開していましたが、指定要素がないと考え直し再投稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 02:11:47
76343文字
会話率:20%
この世界が現実だと思いながらもでもゲームの世界と同じに見てしまう大変面倒くさいメンタルの転生悪役令嬢が幸せになるかもしれない話。なお悪役令嬢とヒロインは転生者であり割とどうしようもない人間性を搭載している。
最終更新:2024-03-30 06:00:00
9463文字
会話率:20%
顔だって家柄だって魔法の技術だって、そう差はない。
しかし、ちやほやされるのは、聖女であり幼馴染でもあるフローラばかりだ。
自分には人が寄りつかないというのに、とエイリンはフローラが気に入らない。
我慢ならないエイリンは度々嫌がらせをしてい
たが、毎回ことごとく邪魔されるのだ──「フローラ親衛隊隊長」であるセドリックに。
聖女を陥れたい悪役令嬢が幸せになる話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 09:00:00
11779文字
会話率:30%
「リリス。俺は君の事なんて好きじゃない」
そう言って、婚約し結婚したリリスが、とうとう人生を終えてしまった。何度も何度もリリスが死ぬ度に人生を繰り返していた俺はとうとう、彼女から舞台を下ろされてしまった。
だからどうか願う。悪役令嬢が幸せに
なる祝福が彼女に送られることを。
これは悪役令嬢が死ぬ度に人生を繰り返しループしてきた男が、過去を振り返る独白です。
※『悪役令嬢の呪い』とリンクし、その後の物語になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 18:40:43
9136文字
会話率:29%
元悪役令嬢が幸せになるお話。
『悪いことをしよう』の続きです。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2023-07-24 17:24:15
3563文字
会話率:64%
テンプレを受けた悪役令嬢が幸せになるまで。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2022-03-30 17:53:08
3569文字
会話率:65%
悪役令嬢が幸せになるだけのお話。
最終更新:2021-09-19 15:51:46
2806文字
会話率:45%
生前にはまってやっていた乙女ゲームの悪役令嬢に転生した孤独な少女。両親を早くになくし、生前では虐げられていたが、転生した先では、たくさん愛されていて、このまま悪役令嬢のフラグを回避しよう!そう思っていたけど、両親は、、、転落して、死んでしま
う。それに加えて、大好きな使用人達は全員行方不明。少女の心は少しずつひび割れていく。でも生前やってきた事は簡単にはやめられない。つい体が動いてしまう。これはそんな少女が愛されて、幸せになる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 10:00:00
650文字
会話率:0%
「婚約を破棄する!!」
告げられた王太子からの言葉にエメリアは硬直する。
……こいつ婚約破棄にどれだけ影響が及ぶか考えてないの??それで連れてきた伴侶が敵国の下級貴族??貴族のパワーバランスとか外交関係とか考えてないの??
ブチ
ギレたエメリアは王太子に心からの説教をする。
違うと言うなら論破してみろという淑女にあるまじき行動を取りながらも頭では次の展開を思案するエメリア。
国王は沈黙を貫き、背後にいる金眼の男は事態がどう転ぶかを見守っている。
一体、彼女の行動にはなんの意味があるのだろうか。
彼ら彼女ら何を隠しているのだろうか。
お馬鹿な王太子に天誅をくだして悪役令嬢が幸せになる物語。
※本当に王太子のおつむが弱い。ザマァです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 10:50:38
7878文字
会話率:28%
僕、ベリアル・サルディニには婚約者がいる。
クラウディア・クレイヴ。
勤勉で優しく聡明で可愛くて、とにかく褒めるところしかない素晴らしい女性だ。
ある日学校に男爵家の庶子ユカリが入学してきて、僕にすりよるようになった。
いわく、ユカリは乙女
ゲームの主人公で僕と恋に落ちる運命、クラウディアはユカリをいじめ抜く悪役なのだと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 20:10:36
3413文字
会話率:18%
気付いたら、婚約破棄イベントの真っ只中。どうやら、自分が学生時代に書いた小説の中だった。
本当の主人公は、公爵令嬢のジョセフィーヌ・デュポンドル。悪役令嬢が幸せになるストーリーを書いたのに、私は最終的に『ざまぁ』される転生ヒロインのリディ。
第二王子アルチュールとジョセフィーヌが幸せにならなきゃダメなのに!
でも『ざまぁ』なんてされたくない!
私はいったいどうしたらいいの!?
★素人が書いた小説が舞台なので、色々と優しく読んで頂けましたらと思います。
★7話で完結の予定です。(変動あり)
★ざまぁはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-28 06:57:10
17764文字
会話率:24%
転生悪役令嬢のマーガレット・ナットールには、前世の記憶があった。
ここが乙女ゲームの世界であること。
自分がテンプレ的な悪役令嬢なこと。
そして、様々な転生小説・漫画・ゲームを楽しんだ結果、転生悪役令嬢が幸せになるためには、あらゆる手段を用
いなければヒロインには勝てないことも。
・・・面倒くさい。
せっかく貴族に生まれたのだから、贅沢してみたいじゃない。
贅沢を放り出して地道な努力をするくらいなら、短い人生を好きに生きて死ぬ方がいいのでは?
そう結論づけた転生悪役令嬢が、好き勝手生きる話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 00:00:00
9188文字
会話率:37%
オリジナル作品では、悪役令嬢が断罪されてハッピーエンドを迎える。
しかし、俺が転生した先は悪役令嬢が幸せになるというスピンオフ作品をベースとした世界であった。
で、俺はスピンオフ作品ではおかしな正義感だけが取り柄の無能極まりない王太
子に転生したようです。
オリジナル作品なら、ハッピーエンドなのに!
と、とりあえずまずは手に職をつけてから城を脱走することにしましょう、そうしましょう。
しかし、手に職をつけようという主人公の思い付きから、物語は大きく揺れ動くことになるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 15:16:59
129455文字
会話率:36%
前世を思い出したメインヒロインはここが自分がシナリオを書いた乙女ゲームの世界で今はゲーム開始直後だと気付く。大人の事情で総没になった悪役令嬢が幸せになるルートを実現させようと固く心に決めたものの、当の悪役令嬢は何度も断罪と破滅を繰り返しては
人生をリスタートしていた! そうして創造主の知識を持つヒロインカトリーヌと強くてニューゲームな悪役令嬢ジャンヌの奇妙な交友が始まる――。
※完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-13 00:00:00
457634文字
会話率:55%