怪異あるところ、その女の影あり。
謎の女、麻姑が現れるとき、中華の地に怪奇の花が咲く。
中国累代の志怪小説、伝奇小説に題材を取って描く、一話完結型の中国時代ホラー小説。
最終更新:2023-07-09 23:23:20
32358文字
会話率:25%
魏の初代皇帝・曹丕は中国初のオカルト作家だった――オカルティック三国志ここに見参!!
『列異伝』という書物がある。
内容の多くは散逸したが、三国志の時代に生み出された中国初の志怪(オカルト)小説である。
作者の名は、曹丕。言わずと知れた奸
雄曹操の息子。後漢の献帝に禅譲を迫って魏の初代皇帝となった三国志後半の悪役だ。彼には「オカルト作家」という知られざる一面があった……。
鬼物奇怪の事に心惹かれ、オカルティックな物語を収集するために様々な怪異へと首を突っ込んでいく俺様系貴公子の曹丕。
その助手に(半ば強制的に)任命され、曹丕と行動を共にする巻き込まれ系軍師の司馬懿。
若き日の二人は、幽鬼、もののけ、UMA、超常現象、恐るべき神々……ありとあらゆる古代中国のオカルトに挑んでいく!!
前人未踏のオカルティック三国志、今ここに開幕す!!!
<主要人物>
・曹丕
字は子桓。物語開始時点(207年)で21歳。
曹操の三男。後に魏の初代皇帝になる男。
鬼物奇怪の事(オカルト)に興味を抱き、『列異伝』という志怪小説を執筆するために怪異譚を収集・研究している。
フルーツ大好き。
・司馬懿
字は仲達。物語開始時点(207年)で29歳。
名門司馬氏の優秀な八人兄弟(司馬八達)の一人。
曹操に出仕を求められるが病と偽り、故郷の孝敬里に引き籠っていた。
嫁の張春華がとっても恐い。
※第一章(12話+おまけ)は毎日夜8時に投稿していく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 00:00:00
449208文字
会話率:44%
物語の舞台は、後漢末期。
宮廷を牛耳る曹操は、亡き呂布の妾・貂蝉を客将の劉備に与える。美女を使って劉備と義弟の関羽・張飛の仲を裂くことが目的だった。
貂蝉は色香で張飛を惑わせ、三兄弟の間に不穏な空気が流れ始める。
関羽は彼女がただの人間では
ないことを見抜くが……。
三国志の史実と民間伝承が交錯する歴史伝奇小説を刮目せよ!!
※これは、作者である青龍明良(旧・名月明)がペンネーム改名記念に執筆した短編小説です(だいたい3万文字前後で完結の予定)。ぜひ皆様ご一読ください。
※全12話予定。8月23日から毎日2話ずつ投稿(午前7時と午後8時)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 20:00:00
32231文字
会話率:31%
ここは『この世の外』
現実世界で在りながらも神も妖怪もSF(少し不思議)も同居している世界
そのような世界のちょっとした小話
山も谷もなく、もしかしたら丘ぐらいはあるかもしれないそんな小話
あなたが事多き現実世界にうんざりし「この世の外
なら何処へでも」
と思った時、少しばかり貴方様を『この世の外』にお連れ致します
(志怪小説や日本昔ばなし、星新一のショートショートをイメージした1000字以内の作品です。そのため何処から読んでも大丈夫です)
(大体二日に一回ぐらいのペースで更新する予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 00:00:00
31408文字
会話率:31%
清代の中国、雲南の片隅に住まうある老婆が巻き込まれた事件の話。
※この小説は筆者のブログ『大概堂https://ameblo.jp/soccer-horizon/』にて公開したものです。
最終更新:2018-01-20 01:53:28
3011文字
会話率:17%