五歳で両親を亡くしたリリカは、近所に住むかつて王宮で使用人をしていたという老婆に引き取られ、一人で生きていくためのあれやこれやを教わる。
そうして立派に育ったリリカは17歳のある日、使用人としてルクレール公爵ウィルジアの屋敷に住み込みで働く
ことになる。
変人と名高いウィルジアの屋敷は荒れ放題だが、リリカは嬉々として掃除に励んだ。洗濯にも励んだ。庭仕事にも励んだ。
おまけにウィルジアは一緒に暮らしてみると意外にもいい人で……?
なんでもこなせる万能メイドのリリカと隠れイケメン公爵ウィルジアの楽しい日々!
全13話の完結保証。
※ラブ度は薄めです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 08:35:31
296313文字
会話率:49%
前世で忙しく生きたエリナは、事故により亡くなるが、異世界で魔女リリアーヌとして転生する。新しい身体と魔力を手に入れ、彼女は自然豊かな村でスローライフを始める。庭仕事や薬草集め、村人の相談に乗る日々。しかし、平和な生活は、病に苦しむ遠い国から
来た若き王子アレクセイの訪問により変わる。リリアーヌは王子と共に、その国の古代の呪いを解く旅に出る。自然の精霊たちとの出会いと試練を経て、彼女は呪いを解く鍵を見つけ、王子と共に国を救う。この冒険を通じて、リリアーヌは自分の力を信じ、愛と友情を見つける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 18:47:36
1384文字
会話率:27%
「アリーシャ、お前は離縁だ」
(やったああああ!!)
離縁を言い渡されたアリーシャは、内心大喜びしていた。政略結婚でハロルドのもとに嫁いでから二年、ずっと形だけの夫婦だったから。いつかこんなところから出ていきたい、彼女はそう思っていたのだ
。
彼女の幸運は、もう一つあった。ハロルドは新しい妻にいいところを見せようとしたらしく、アリーシャに屋敷を一つ、手切れ金代わりに譲ってくれたのだ。
その屋敷に移り住んだアリーシャは、かねてから温めていた計画を実行に移す。自由になったら、ガーデニングがしたい。可愛い花をたくさん植えて、素敵なお庭を造りたい。それは彼女がアリーシャとして生まれてくるよりも前、前世からの夢だったのだ。
屋敷の使用人たちともいい関係を築き、アリーシャは庭仕事に思う存分精を出す。そんなある日、旅の途中だという貴族の兄妹が屋敷を訪ねてきた。兄ヴィヴに頼み込まれ、アリーシャは彼らを屋敷に滞在させることにする。新たな仲間を加え、屋敷での暮らしはさらににぎやかな、素敵なものになっていた。
しかしそんな幸せに、ちょくちょく邪魔が入っていく。アリーシャは仲間たちと一緒に、その困難に果敢に立ち向かい、さらなる幸せをつかみとるのだった。それも、想像もしていなかった、とびきりの幸せを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 12:17:33
148297文字
会話率:36%
コーネリアは義姉が大好き。義姉の幸せをそばで見守りたいがゆえに、義姉の夫である将軍クレメントの弟と結婚することを思いつく。
「将軍さまの弟と結婚するにはどうしたらいいの?」というなんとも直接的なコーネリアの質問にクレメントは、「庭に行って
みなさい」と言うばかり。
「馬鹿なことを言っていないで働け」と言われたのだと判断したコーネリアは、将軍の言葉通り庭師として働くことにし、令嬢とは思えない慣れた手つきで庭仕事をこなしていく。
やがてコーネリアは、庭師のモリスと仲良くなり……。
義姉が大好きなヒロインと、そんなヒロインに共感と信頼を持ったヒーローの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 20:10:05
7977文字
会話率:68%
人に頼ったり甘えたりが苦手だった少女✖️甘やかしたいダンピール皇子のお話です。
周囲の人々とは異なる瞳の色と髪の色を持った妖精のように美しいエヴァは、ティフリス王国のスタール辺境伯の娘として伸び伸びと育ったが、10歳の嵐の夜に馬車の事故で
両親が亡くなってからは一変した人生を送っていた。
全てに於いて閉鎖的なティフリス王国で、他国の母を持つエヴァは“異質”な存在だった。
辺境伯の爵位を継いだ叔父一家からは、異質さ故に対等に扱われず虐げられてきた。
「緑の手」を持っていた亡くなった母は植物を上手に育てる人で、エヴァも「緑の手」を持つ人になりたいと願っている。
庭師と一緒に辺境伯敷地の庭仕事をするのが唯一の喜びで、特に母が作った薔薇園がお気に入りだ。
17歳のある日、大国ダキア皇国から来た青年と偶然出会う。
ダキア皇国はティフリス王国とは真逆の国だ。
人間が治めるティフリス王国は純血の人間以外を受け入れようとしない、考え方が閉鎖的な国だ。
かたやダキア皇国は、様々な種族の国民がいる多様性を持つ国。国民には獣人、竜人、エルフ、ドワーフがいて、そして代々皇帝は吸血鬼の一族から選ばれている。
エヴァが出会った青年は自分の出自から、心に鬱屈した想いを抱えていた。
二人が偶然であり必然であった出会いを経て、お互いに初めての感情を持て余しつつ惹かれあっていく。
第一章 ティフリス王国編
第二章 ダキア皇国編 が始まりました。
完結まで予約投稿 毎日2回更新します(7時 17時)
どうぞよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-24 17:00:00
206370文字
会話率:49%
祖母が残した家で、一人、庭仕事をしながら引き篭もる毎日の由岐。ある日、その家に吸血鬼とミイラ男と名乗る二人組がやってきた。
ミイラ男×コミュ障ゲイ
最終更新:2022-03-26 16:58:15
5186文字
会話率:30%
家の建て替えで伐採してしまった柿の木に対する鎮魂です。
ボタニカル好きの方であれば、このもやもや感がわかってくださるでしょう。
最終更新:2020-10-02 03:34:17
921文字
会話率:0%
大卒後、仕事をしながら独り暮らしをする楠木りんた。仕事が合わないを理由に無職になるが、生活のために日雇いバイトの掲示板に高校の時にやっていた庭仕事をはりだした。庭仕事で初投稿なので人目にはつきにくいはずがすぐに雇われ、次の日から来るように連
絡が入る。気さくな雇い主に振り回される楠木。楠木におこる日々の変化。彼らの日常を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-20 20:13:47
5331文字
会話率:49%
大学卒業するも就職浪人になってしまった笹木 紅実子は、祖父の家で不可思議な本の一群を見つける。
ヒエログリフの様な文字が書かれていた本。祖父の家で始まる不思議な出会い。異世界への扉、その先へ…
のんびりペースで物語を更新中です。
番外編
をところどころで挟んでおります。紅実子の視点から見ていた話を、また違う角度からお読みいただければと思います。
お陰様で三百話を達成しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 09:00:00
531333文字
会話率:46%
今年の自宅の庭のしめくくりを、文章を俳句にしてみました
最終更新:2018-09-16 00:33:32
392文字
会話率:0%
世界に古くからある童話に準えて『花姫』と呼ばれる後宮の姫。その姫の姿は、未だに誰も見たことがないという――。そんな噂が飛び交う王宮に戻って来たサキは、今日も今日とて庭仕事に精を出していた。しかし戻って来たのも束の間、サキは騎士たちの食堂で
賄いとして働くことになる。そんな日常を過ごすサキは、ある日『レオルヴィア』に抱きかかえられている場面を一人の騎士に見られてしまう。そんなとんでもない失態を犯してしまったサキに、その騎士はある『お願い』をしてくるのだが……。
※『君の魔法と庭師の秘密』の続編になっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-12 12:00:00
899301文字
会話率:46%
三十歳を迎える年に、一念発起して家を買った咲子。職場の図書館から借りた本を読みながら、手作り生活をしていきます。ある日、溺れていた犬を助けた男の人と出会ったことで、咲子の人生も動いていくようです。のんびりとした生活を咲子と一緒に体験してみて
くださいな。
※ カクヨムからの転記更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-30 17:47:36
36042文字
会話率:22%
とある王国は広い国土を持っている。
ただし、その土地は肥沃でも無ければ平坦でもない広さだけはあるが戦争によって先住民を蹂躙し力づくで奪って来た戦いの歴史でもある。
長い戦いの歴史の果てに国力が疲弊した国はすでに自力で立ち上がる事も困難となっ
ていた。そんなある時、最も目の敵にしていた隣の国と和平協定を結び姫君を王太子の後宮に輿入れさせると言う話が出た。
王太子の後宮……そこにはすでに、貴族達によってねじ込まれた12人の側室「候補」が居座っている女の魔宮。下は5歳から上は38歳と言う様々な立場の女性達の存在する王宮で、一人のメイドが立ち上がるのだった。
これは、そんな後宮での「ある日」の出来事である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-11 07:00:00
12108文字
会話率:44%
古びたお屋敷に庭師として雇われた男は、広い庭で迷い、不思議な土蔵を見つける。不似合いなほどに頑丈な鍵、窓には鉄格子。まるで誰かを閉じ込めているようだ。すると中から、若い女の声が彼に話しかける。すぐに執事に見つかり、叱られ遠ざけられたが、ど
うも気になる。もしかして先程の娘さんは、無理に、あの土蔵に入れられているのではないか…?
数日後、庭仕事の素振りで、男はまた土蔵に近づいた。木に梯子をかけ、窓を覗いてみる。鉄格子の隙間から見えた美しい娘の姿に、一瞬で心を奪われて………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-07 17:00:00
7441文字
会話率:57%