——何かを、忘れている気がする。
平凡なサラリーマンである深山草太は、いつも自分の記憶に違和感を覚えていた。
何かを忘れている気がするのに、思い出せない。それは大切なものだったか、忘れてしまう程度の大したことのないものなのか。
そんなこと
を同僚の九重に相談すると、彼から奇妙な提案をされた。
——『百夜参り』って、知ってるかい?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 16:54:06
7881文字
会話率:45%
「そなたには凶兆が見える!!近いうちに大きな不幸が襲うであろう!」
街の酒場で下働きをする青年ベルグトは、突然占い師キャロルにそう告げられた。キャロルは凶兆という珍しい兆候が気にかかる。
厄除けとして竜山草という植物の種を売ろうとするキャロ
ルだが全く相手にしないベルグト。
凶兆とは本当なのか?竜山草とは何なのか?
短い文章で綴った連作ショートファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 13:02:55
8612文字
会話率:29%
むかしむかし、おおきなおばあさんと、ちいさなおじさんがいました。
おばあさんは井戸へ水汲みに、
ちいさなおじさんは野山草原を自由気ままに走り回ったりしてました。(本編とは関係ありません)
記憶力と手先の器用さしか特に取り柄のない青年は
長く心霊現象(?)に悩まされた末、何かが起こる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-27 00:00:00
21199文字
会話率:21%
大学卒業後、柿農園『乙葉おれんじふぁーむ』のお手伝いとして働く青年、塙山草太。『おれんじふぁーむ』を営む乙葉家の人たち。草太の姉である朝花。そして、草太たちを取り巻く大勢の人たち。
彼らの日々を綴った短編集です。
※一話~数話完結
の短い話をまとめた連作短編になります。
※頂いたイラストを掲載しました! 2章【おれんじふぁーむの風景】にて。
※2018.7月現在、新作創作中のためしばらく更新を停止しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-04 11:22:20
56912文字
会話率:38%
幼少期から流されるままに過ごしてきた主人公「塙山草太(はなやまそうた)」は大学生。
彼は今、人生の岐路に立たされ、早々に路頭に迷い、そして自暴自棄になりかけていた。
そんなある日、姉の「朝花(あさか)」の紹介でアルバイトを始めることに
なる。
その職場の名前は――『乙葉おれんじふぁーむ』。
現役バリバリの『柿農家』である。
見渡す限りに広がる山、畑。
そこで出会う農家の人たち。見慣れぬ動物。現世に生きる天使さま……?
ついでに姉や大学の後輩も交えて、草太の乾いた心は少しずつ耕されていくのだった――。
山々に囲まれた田舎で過ごす、新緑がおれんじ色に染まるまでの、ほんの一期間の体験談。ほのぼの農園コメディ!
※農業や柿について詳しくない方でも読めるコメディ仕様になってます。
※2016.3.21 大原英一さんよりイラストを頂きました!(顔合わせ篇:2話目の最下部に掲載!)
※2018.1.31 たまりさんよりイラストを頂きました!(プロローグ1話目の"前書き"に掲載!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-04 19:33:11
115721文字
会話率:36%
佐間儺(さまだ)はニートだが、東京の生活を楽しみにしていた。だが、それをきっかけで自暴自棄の少年になってしまう。
最終更新:2014-02-07 18:50:16
4284文字
会話率:29%
大学生の秋雄はある晩、異形の怪物に襲われる。それを救ったのは、秋雄の目の前で祖母を惨殺した犯人と瓜二つの男だった。男が率いる国家直属の討伐部隊や男の養女リコリスとの出会いを経て、秋雄は自分の中に在った力、イグニスと共に怪物、レギオンとの戦い
、そして祖母を殺した真犯人への復讐を決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-10 20:14:00
47300文字
会話率:38%