小学生の森内は初めて一人で祖父母の家にやってきた。妖怪伝説がウリの山里で、同い年の加倉井さんと伝説を追いかける調査に出かけることになる。出会った少年は消え、本は飛び、姿も変わる夏休み。
この作品は土曜の夕方くらいにアニメ化されている児
童文庫になりたくて書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 13:20:00
52740文字
会話率:51%
大学生、加賀和那はバイト先で怪物の噂を耳にした。好奇心から現場へ向かってみると、うずくまっていた人間が怪物に姿を変えるところに遭遇する。暴走した怪物から逃げ遅れた少年と加賀は銃を持った男に危機を救われる。しかし、その男は怪物を倒す前に気絶
してしまう。加賀は男が落とした銃を使って怪物に対抗する力を手に入れた。
男に協力を持ちかけられた加賀だったが、怪物が人間であると言い切り、自分に責任がるという男を怪しみ断った。男の怪我を心配していた少年の元へ様子を伝えに行くと、そのまま遊びに行くことになり、一年前に燃えた研究所へ向かった。そこで再び怪物から襲われた加賀は、自分の安全と少年の為に戦うことを決める。
男と協力関係を結んだ加賀は、もう一度研究所の調査に向かうことになった。男は以前、そこへ所属しており、怪物の研究をしていたという。誰かが研究成果を悪用しているのではないかと言う懸念通り、そこには二体の怪物がいた。追い詰められた加賀は現れた別の怪物によって窮地を脱した。
助けてくれた怪物の声と言葉に引っ掛かりを覚えた加賀は、二度目に会った時にある疑念を抱いた。その正体が同時期に再会した小学校の同級生ではないかと考えた加賀が本人に直接確かめると、彼は自分が怪物になり、同じ怪物を襲う場面を加賀に見せた。戦って倒してくれという同級生に、加賀は葛藤しながらもお互い全力の戦いを経て見送ることになった。
加賀が戦いへの気力を失っていたころ。男は警察官である少年の父の協力を得て、共に怪物の研究を行っていた所長を調べていた。その結果、男は怪物の研究を悪用していたのは所長であると確信するに至る。怪物の体を手に入れていた所長に命を狙われる男を、少年の言葉で立ち上がった加賀が返り討ちにした。
男と加賀は怪物となった所長を止めるため、二丁の銃と共に戦いへ向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 12:41:18
52464文字
会話率:47%
秋の連休を利用する形で、大学のゼミ友と一緒に佐賀県の嬉野温泉を訪れた台湾人留学生の王美竜。
御土産として買い求めた嬉野茶で、彼女が作る物とは?
(本作品は、武 頼庵様御主催の「この秋、冒険に出よう!! 企画」の参加作品で御座います。)
最終更新:2024-09-15 07:53:35
2237文字
会話率:26%
――そして彼女は、花が綻ぶように笑った。
或る朝向井拓己が目覚めると、人々の頭に花が咲いていた。母親も父親も、道行く人も誰も彼も、素知らぬ顔で頭に花を咲かせている。それはクラス委員の嬉野あずさも例外ではなく……。
ちょっと不思議なラブストー
リーです。武 頼庵(藤谷 K介)さん主催「第3回初恋企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 07:06:21
4621文字
会話率:35%
母として足掻くのか、それとも女として溺れるのか。
34歳未婚のシングルマザー嬉野倖枝は、これまでの育児から、母としての自覚が足りないと痛感していた。17歳の娘、咲幸への接し方に悩んでいた。
ある日、倖枝は仕事帰りのバーで、魔女のように妖艶
な女性と出会う。一夜限りの関係だったが、女性は後日、倖枝の前に再び現れる――咲幸の同級生であり恋人でもある、月城舞夜として。
倖枝は舞夜から、咲幸への口止めの代わりに、疑似的な母娘関係を迫られる。
『女』として接したい他人の娘からは『母』を求められ、そして『母』として接したい自分の娘からは――
ふたりの少女の間で、倖枝はこれからの生き方を選択する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 21:06:18
569930文字
会話率:31%
「ねぇウレシノ君、覚えているかしら? 七歳の時、私たちが一緒に行ったお祭りのことを――」
俺――嬉野空海には、リトアニアという欧州の小国からやってきた、エーリカさんというそれはそれは美しい彼女がいる。彼女は高校一年生の夏頃に初めて日本にや
ってきた人で、もちろん俺たちはその時に会ったのが初めてなのだけれど――。
「日本人の男女はオサナナジミでないと結ばれない」という与太話を何故か盲信するようになってしまったエーリカさんは、俺と付き合い出してからというもの、俺と彼女が幼馴染であるという捏造の思い出話を始めるようになる。やれKGBに誘拐されただの、海に小舟で漕ぎ出して遭難しただの、ありもしないヘンテコな記憶を捏造し、必死に俺の「オサナナジミ」になろうとするエーリカさん。最近はその捏造内容も随分上達してきたものの、日本の文化に根本的に理解が足りないため、なかなか俺の記憶改竄は上手くいかない。
それを憐れに思った俺が「じゃあ実際にお祭りの光景を見たら記憶の改竄も上手くいくのでは?」と提案し、俺とエーリカさんは一緒にお祭りデートに行くすることになったのだけれど――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 12:04:23
11461文字
会話率:30%
「お前は実の息子ではない」
父親からとんでもないカミングアウトを受けた嬉野玲治は、遠くで暮らしている本当の家族に会うために高校二年の春に転校を決意する。
自分には妹と兄がいると知った彼だったが、転校先の学校で実際に会ってみたら何と性別が逆!
?
甘えん坊で女の子みたいに可愛い弟、嬉野なぎさ。
古風な喋り方をするイケメンお姉ちゃん、嬉野あきら。
玲治はあきらに一目惚れしてしまい、そしてなぎさは玲治に性別を超えた恋心を抱いてしまって……!?
少し『不思議』でちょっぴり『やらしい』。禁断のきょうだいラブコメディ!
あえて言おう、義理ではないと!
※無事に完結いたしました!! 今までありがとうございますっ!!
※ジャンル別日刊ランキング13位までいきました! これからもよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-26 20:01:27
223987文字
会話率:46%
第1部 2016年7月上旬、男鹿、白神、浅虫温泉の旅
旅好きな福間家、それまでは1泊2日の旅、今回は更にもう1泊、これが良かった。
2泊3日、1200キロの旅、初日、二日目は好天だったが、今日は朝から雨、午後1時弘前から高速道路(本宮まで
451キロ)に入る。主に哲也が運転、宏も運転、時々激しい雨に見舞われながらも無事到着。
第2部 2016年9月下旬、嬉野、伊万里、大宰府の旅折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-17 06:00:00
13448文字
会話率:0%
ミステリー小説を読むと、どれにもわざとらしさが感じられ、作り物という感じがいなめません、本物の推理小説は事実に基づいている必要があるのではないでしょうか。事実だけでは迫力が足りないルポルタージュに想像部分を補なって、推理小説に仕上げて見たら
と思いました。ミステリーですから初めからあらすじを提示するわけには行きませんが、単純な自殺と思われていた事件が、ジフテリア禍事件を通じて、米軍GHQ、厚生官僚の暗闘、731部隊、へと地下の水脈のようにつながって行くというストーリー展開になります。読者からの批判で修正を加えて行きたいというのが、連載で書き繋いで行く理由です。乞うご期待折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-11 23:45:48
6330文字
会話率:63%
突然持ち上がった十四階マンション。自分たちの住処(すみか)を守るため月葉市百原一丁目の住人は、やむなく、そしておそるおそる、反対運動に立ち上がった。マンション業者タワラコーベンとそれに雇われたプロの対策屋たちとの闘いが始まってしまった。
抵抗は無駄なのか。多くの場合、住民側がマンション業者に敗北している。 しかし、百原一丁目の住民たちは、半年にわたる攻防の末、ついに十四階建ての建設を阻止したのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-29 10:00:00
57606文字
会話率:0%
就職したばかりの三井楓(みつい かえで)は会社では上手くいかず、落ち込んでいた。
ある日の帰り道、昔同級生だった、嬉野風季(うれしの ふうき)と再会する。
喫茶店の店員である嬉野は一杯の熱いダージリンを楓に淹れる。
その一杯のダージリンを
飲んで、楓の目からぼろぼろと涙がこぼれ出てきた。
次の日に会った親友の千原綾は、嬉野の話を聞いて、楓が忘れていた嬉野と楓の「高校3年生の時の文化祭」の因縁を語り出す。
テーマは「頑張れ新入社員!」
夏に読んでほしい一作です。
※「第3回お仕事小説コン」参加作品です。
※各土日に1話ずつ全8話で連載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-27 09:12:12
29628文字
会話率:35%
ある日、世界に蝋(ろう)の雪が降り注いだ。
堆積する蝋によって道は塞がれ、家屋は埋もれ、やがて水と電気の供給が停止した。
更に人間を取り込む蝋の怪物、白魔人(ホイップマン)が出現したことで、人類の社会は事実上崩壊した。
100人ほどの避
難民と共にショッピングモールに逃げ込んでいた嬉野陽甲(うれしのようこう)は、ある日、白魔人に追われる女性を発見する。
彼女は生き残った人々が海上を拠点に活動していることを告げ、陽甲と避難民に脱出を促す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-04 08:00:00
118115文字
会話率:24%
ダブルクロス3rdのリプレイです。
前回投稿したリプレイ“エンブリオ”の続編です。
先にそちらを読むこと推奨です。
“エンブリオ”事件から三年。
青年となった嬉野冬也が巻き込まれた事態と、ある男の死から始まった事件が、再び“エンブリオ”
へと繋がっていく。
FHセルが裏から牛耳っている状況の観鏡市に新設されたUGN支部は、事態を打開出来るのか――――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-04 22:22:50
236927文字
会話率:12%
高校生は、大人と子供が最も交差する時期だと思うのです。そこには輝かしい青春と、そして問題が渦巻いています。
今回の主人公である古峯昇は、クラスで起こった財布盗難未遂事件を解決すべく奮闘します。しかし彼が助けを乞おうとした、頼れるのかもし
れない先輩、嬉野由莉香の姿は学校のどこにも見当たらないのでした。
この小説は、推理小説を書けない作者が、何とかそれっぽくしようとする、つまりそんな小説です。
※この小説にはイジメ的描写が少し含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-30 01:00:29
26768文字
会話率:47%
※未読の方は、よろしければ先にⅠ~Ⅲを見て頂ければと思います。
スカッとするような青い海、キンと頭に響くかき氷、心奪われる鮮やかな花火。夏といえばこのような風物詩がありますが、肝を冷やす怪談もまたこれに含まれます。
つまり今回昇が由
莉香の読書を邪魔した原因は、幽霊に関することでございます。
全然推理ではないことを推理っぽくするこの話は、ついに推理っぽい何かですらなくなりました。今回は分類するならコメディーだと思いますが、体裁を保つためにジャンルを推理にしております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-29 16:17:22
13198文字
会話率:54%
否が応にも思い出してしまう。100gあたり198円の大特価スマイルを振りまく昇の姉と初めて出会った、昼休みのことを。
ミステリーですらないことを、くどくそれっぽく解決(?)する物語。
シリーズですが、これ単体でもOKなはず。
最終更新:2012-03-06 00:10:52
8086文字
会話率:54%
ユウジンは僕を主人公になれない主人公だと言った。じゃあ物語を完結させよう。僕の嬉野三田彦の物語を。
キーワード:
最終更新:2007-01-10 02:18:51
583文字
会話率:25%
ユウジンと嬉野のあの日。放課後の教室にて
最終更新:2006-05-25 00:08:37
629文字
会話率:38%
嬉野三田彦的厭世観が展開します。
最終更新:2006-05-10 21:04:41
1143文字
会話率:29%