生命の心を取り出し、一時的に宝石へ置き換える魔法【研魔術】その取り出した心の宝石から不純なモノである、"穢れ"を削り落とす技工を持つ者【研魔士】と呼ぶ。
少女クラヴィスは研魔職人ダーケストの弟子として師匠の世話をしなが
ら研魔術を学んでいる。
ある日、ダーケストの工房へ仕事の依頼に来たのは甲冑の兜をかぶった令嬢だった。
令嬢は婚約者である軍閥の貴族に「君の心は醜い」と罵られたことで婚約破棄の危機におちいっている。
研魔職人への依頼は"心を磨いて清廉さを取り戻し、婚約破棄を阻止すること"
弟子のクラヴィスは師匠ダーケストの研魔術を目の当たりにする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 12:12:14
38514文字
会話率:47%
愛してやまない婚約者と結ばれることができなかったアリーシャは、崖から身を投じて死んだはずだった。
けれど、あれあれ? 何かがおかしい。
目覚めてみれば、なぜだかアリーシャは元婚約者のジルベルトになっていた。
しかも時間が巻き戻っているようで
、今は婚約破棄される前だという。
おまけにこの時間を生きるっていうアリーシャまで出てきて……。一体どういうこと?
今ならまだ愛する人とやり直せるかもしれない。
この時間を生きるアリーシャと婚約者ジルベルトの婚約破棄を阻止するべく、逆行したアリーシャの魂は未来改変を試みる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 12:35:12
177644文字
会話率:33%
この頃、貴族の間で婚約破棄が流行っていた。
それの発端となったのが第二王子殿下が男爵令嬢と『真実の愛』を唱えて公爵令嬢に婚約破棄したこと。それからはもう、思春期貴族男子の中で婚約破棄が大盛り上がりで、被害に遭う令嬢たちが後を絶たない。
……令嬢たちは、いかにして婚約破棄を阻止するかということで頭を悩ませていた。
かくいう私もその一人。ある日、婚約者に婚約破棄されそうになった私は、前々から考えていた婚約破棄阻止方法を実行する。
それはズバリ――――宣言させないように相手の口を塞ぐという方法だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-19 15:00:00
2000文字
会話率:30%
「君との婚約を破棄する!」
親の決めた婚約を破棄して真実の愛を選ぶと幸せになる。若い貴族の間で妙な流行が収まらない。
困惑した王子は密かにある女性に頼った。彼女のとった策とは…
初めての短編です。浮かんだアイディアを忘れないうちに一気に書
いたので、いろいろとおかしな点もあるかもしれません。
「真実の愛」という言葉を揶揄する表現があります。不快に思われる方、ごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-09 23:00:00
5952文字
会話率:60%
都内に住むしがないアラサーOL・黒枝結奈(くろえだゆうな)は、新卒で入社してから七年間勤めた典型的なブラック企業である弊社からリストラを告げられた雨の夜仔猫を庇い車に撥ねられ、絶賛ドハマり中であった家庭用ゲーム機向け乙女系学園恋愛ADV『オ
ヴエイグリムストーリー』において自身の最推しキャラクターである悪役令嬢ミレイユ・アイレンヴェルグの双子の姉リーナ・アイレンヴェルグとして『オヴエイグリムストーリー』の世界に転生した。
いずれ悪役令嬢であるミレイユが迎える彼女の婚約者・アリヴェイユ国第二王子ジルからの一方的な婚約破棄を阻止するために原作改変する事を胸に抱きかつての最推しキャラであり現在の最愛の妹であるミレイユとの生活を思う存分満喫するリーナだったが、ゲーム本編開始前夜に少なくとも生前プレイしていた『オヴエイグリムストーリー』では起こりうるはずがない隣国・リュカディアルド国の第四王子オルハとの見合い話が自らに持ち上がっている事を父親であるケオ・アイレンヴェルグ公爵から聞かされる。
最初はミレイユが迎える結末を変えるまでは恋愛事に関わっている余裕がないとオルハに対してもあくまでも友人として接していたリーナだったが、誰に対しても分け隔てなく接するオルハの穏やかで柔和な人柄に少しずつ惹かれていく自分を自覚する。
そんな折ついにゲームでの本編が始まるが、そのストーリーは前世でプレイした『オヴエイグリムストーリー』とはかけ離れていた。
※アルファポリス様にも投稿しています。
※2.あらすじを変更しました(2020.12.6)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-15 21:22:45
21677文字
会話率:35%
彼女、ルカ・シドニスはひどく絶望していた。
なんと彼女は、「乙女ゲーム」の「悪役令嬢」なのだと言う。突如やってきた天使に悪役令嬢ポジションを押し付けられそうになりながらもがんばるギャグ気味ほのぼの、ちょこっと恋愛話です。
最終更新:2020-11-15 02:41:14
11702文字
会話率:42%
公爵令嬢セラフィーナは自分との婚約を破棄するという第三王子グレイルの言葉をたまたま聞いてしまう。グレイルが好きすぎて彼に執着していた過去の自分を猛省しつつ、婚約破棄を阻止するべく奮闘するセラフィーナ。彼女は無事に婚約破棄を回避することができ
るのか?
シリアス薄めの、よくある勘違い&思い込みからのご都合主義の話です。毎日予約投稿済で11話完結です。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-25 00:18:23
29713文字
会話率:36%
公爵令嬢ミシェル・ローレンは、婚約者である第三王子が「卒業パーティでミシェルとの婚約を破棄するつもりだ」と話しているのを聞いてしまう。
「そんな目に遭わされてたまるもんですか。なんとかパーティまでに手を打って、婚約破棄を阻止してみせるわ!」
「まあ頑張れよ。それはそれとして、課題はちゃんとやってきたんだろうな? ミシェル・ローレン」「先生ったら、今それどころじゃないって分からないの? どうしても提出してほしいなら先生も協力してちょうだい」
これは公爵令嬢ミシェル・ローレンが婚約破棄を阻止するために(なぜか学院教師エドガーを巻き込みながら)奮闘した10日間の備忘録である。
(アルファポリスさまで先行公開しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 12:18:20
14436文字
会話率:65%
やる気の無いメイドが、婚約破棄を阻止するために計画を練る。
国王の弱みすら握っている裏社会のボスは、公爵家に仕えるメイドだった───!
最終更新:2017-09-30 00:00:00
2390文字
会話率:49%