立ち枯れた木立ちと、荒涼たる大地がどこまでも広がる故郷を飛び出して、ルシオは幼い頃から憧れていた旅に出た
ーーの、だが。
ひょんな事から、大陸中を巻き込んだ魔族との大戦に巻き込まれてしまい、大陸中央三ヶ国が結成した同盟軍の総大将として人
間の国々を勝利に導き、戦後は大陸の若き英雄として、いつの間にかルシオは三カ国の一つであるアンヌーレシア王国の主将の座におさまっていた。
あからさまな好意を向けてくるお姫様や、
何かにつけて王位を譲ろうとしてくる王様、自分を英雄扱いする人々に囲まれて、退屈を絵に描いたような書類仕事に追われる日々...
「違う! 俺が憧れていたのはこんなのじゃない!」
遂に我慢の限界を迎えたルシオは、まだ見ぬ風景や、新しい出会い、あと屋台巡りとか、を求めて、王都を旅立つ(逃げ出す)ことを決意する。
それが彼の一族に課せられた使命、大いなる闇との戦いの幕開けになるとは思いもよらず。
人間、エルフ、ドワーフ、様々な種族が暮らす、幻想の海に浮かぶ大陸を巻き込んだ偉大なる物語が、今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-15 15:00:00
310365文字
会話率:28%
第3章まで完結済 / 第4章(最終章)は魔族戦争編 / 不定期更新
◆◆◆
伝説上の生命体・妖精人(エルフ)の特徴と同じ銀髪銀眼の青年キリエは、教会で育った孤児だったが、ひょんなことから次期国王候補の1人だったと判明した。孤児として育っ
てきたからこそ貧しい民の苦しみを知っているキリエは、もっと皆に優しい王国を目指すために次期国王選抜の場を活用すべく、夜霧の騎士・リアム=サリバンに連れられて王都へ向かうのだが──。
※カクヨム・ノベルアップ+でも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-18 21:21:09
797446文字
会話率:61%
――満月が煌々と輝く夜は、異世界と異世界を繋ぐ扉が現れる。
聖女召喚に巻き込まれ、異世界に召喚されてしまった茜は、「おねえちゃんのご飯じゃないと嫌!」という妹の我儘によって、異世界で料理を作りながら、偶にお酒を異世界人や人外と飲み交わしつ
つ、のんびり過ごしていた。
けれどある日突然、庭に見知らぬ不思議な扉が現れて、状況が一変する。
その扉を潜ってやってくるのは、眼鏡を掛けたのほほんマイペースな乙男(オトメン)、悠利。そして、トレジャーハンター育成機関真紅の山猫(スカーレット・リンクス)に所属する愉快な仲間たち。
そんな彼らを茜が美味しいご飯でおもてなし!
ときには悠利のマイペースっぷりに振り回されたり、大人組と一緒に美味しいお酒を飲んだり、妖精人外精霊と一緒に、怪しい宴会を開いたり!? ……月が満月になるたび、大騒ぎで大変です!
「異世界おもてなしご飯〜巻き込まれおさんどんライフ〜」著・忍丸https://ncode.syosetu.com/n6332dr/
「最強の鑑定士って誰のこと?〜満腹ごはんで異世界生活〜」著・港瀬つかさhttps://ncode.syosetu.com/n7216dr/
ふたつの作品がクロスオーバー。
今宵も、まんまるお月さまの下で、美味しいご飯に舌鼓!
*不定期更新です。 *港瀬先生の方でも、〜最強の鑑定士サイド〜としてクロスオーバー作品を連載中。
https://ncode.syosetu.com/n6555em/
異世界満腹おもてなしご飯〜最強の鑑定士サイド〜
同じ作品のクロスオーバーですが、平行世界の作品になりますので、共通設定はありますが内容に関連性はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-05 19:00:38
19271文字
会話率:43%
空き巣に襲われ、うっかりで死んだ神山香(かみやまかおる)
転生先は…魔法も使える世界?
なら魔法使いに成りたいって言ったのに…
おのれ詐欺神
最終更新:2017-12-13 06:00:00
4895文字
会話率:29%
海の上に大きな大陸が浮かび、その中心に世界樹が存在する、神々が作ったとされる世界
1000年程前に、始まりの破壊の魔王が降臨し、その対抗として、創造を司った始まりの勇者が召喚された
人間を始めとした、エルフ、ドワーフ、妖精人、獣人、精霊
と破壊の魔王の戦い
1000年前に一度、生活の基盤を一新したと言われ、魔王との争いの最中に、時の流れ中で消えたと言われる品々を生み出した
創造を司った始まり勇者の伝説
150年前に、魔王をもたらした魔神を打ち破ったとされる
絆の勇者の伝説、この二つの物語が、代名詞として語り継がれている
魔王と魔神、人々の戦いの始まりと終わりの物語である
絆の勇者の活躍によって、魔王との争いで、その人口を減らして居た人々
特に人間以外の種族の交流を深める様になり
人々の中で豊穣の女神の使いとして崇められる様になる
絆の勇者の想い人、いや、精霊とは結ばれる事は無く、精霊だけは人々と交わる事は出来なかった運命に嘆いていたが、
それでも、人々の繁栄に勤めた
純潔の一族は、その姿を減らし、
種族特有の魔力の多さ、技術も少しずつ衰退して行った
多くの人々は焦った、神々から産まれた自分達の種族と言う存在の危うさ、そして、純潔派の一族や、残った魔物からの脅威に
増えた人口により少しずつ人々の生息圏が増え、様々な未開拓地が開拓されて行った際に見つかったのが、「遺跡」創造の勇者の遺産である
いつしか人々の中から消えて行き、生息圏が魔王との戦いで、小さくなっていく中、忘れられた「存在」で有った
その力を使う為に、「始まりの勇者の遺産」である「遺跡」を研究し、そして、絆の勇者は再び平和を世にもたらす
だが、とある遺跡に残された「一説」により
絆の勇者の、人々の欲望に火をつけた
人々が求めて止まなかった、何不自由しない平和な暮らしを送っていたとされる、始まりの勇者の伝説を信じて
10年前、絆の勇者の力が弱った隙に、邪神の残した遺産に魅入られた悪しき科学者が、絆の勇者を唆し
やがて、世界を巻き込んだ動乱を招いた、魔王へと姿を変えさせた
そう人々は、信じて疑わなかった
全ては、邪神の、科学者の影響だと、
そう、絆の勇者は惑わされたのだ…と
この物語は、史上最悪にして最後の魔王が討伐された時代を舞台に語られる、
青年少女達の物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-06 01:30:27
15228文字
会話率:37%
ショーシュ・ローベルトは、従姉妹の女貴族の訃報を受け取る。
真偽をたしかめるために、ローベルトは妖精人形館と呼ばれる女貴族の館を訪ねた。
彼を出迎えたのは、彼女の「養女」を名乗る、美しい少女カロラだった。
最終更新:2016-12-24 19:14:49
3789文字
会話率:36%
遥か未来から来たオレ、フェイ。最悪な事故のせいで過去に来たオレが出会った新しいご主人様は・・・なんと親なし15人暮らし。美人で恐ろしい汐見家の娘たちと、バカで変人の奥野家の娘・息子たちが作る日常は・・・厭きないね、見ていて。女10人、男5人
+人口知能持ちの妖精人形がつくる日常風景。 《現在修正中+たまに小話投稿》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-08 08:00:00
73549文字
会話率:54%