器用貧乏で未だに見習いから職業を決められずにいる主人公ロイド。
パーティーでは荷物持ち兼、交代要員。
全ての見習い職業の「初期スキル」を使えるがそれだけ。
ある日、新しく発見されたダンジョンにパーティーメンバーと潜るとモンスターハウスに遭
遇してパーティー決壊の危機に。
パーティーリーダーの裏切りによって囮にされたロイドは、仲間たちにも見捨てられひとりダンジョン内を必死に逃げ惑う。
突然地面が陥没し、そこでロイドは『ステータスボード』を手に入れた。
ロイドのステータスはオール25。
彼にはユニークスキルが備わっていた。
ステータスが強制的に平均化される、ユニークスキルが……。
ここからロイドの人生は一変する。
LVUPで付与されるポイントを使ってステータスUP、スキル獲得。
器用貧乏と蔑まれてきたロイドは、ひとりで前衛後衛支援の全てをこなす
最強のオールラウンダーとして称えられるようになる・・・かも?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 21:10:00
81592文字
会話率:49%
「ふふ……この世界って、本当に広いな……」
そう呟いた少女――詩欽(しきん)は、次の瞬間、胸の奥に鋭く突き刺さるような激痛を感じた!
そして彼女は、胸に空いた大きな穴を抱えたまま、ドサリと地面に倒れ込む――
「死んだ……また、死ぬ……
」
わたしは……やらなきゃ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:54:20
41530文字
会話率:44%
少年が目覚めると、魔法の世界にいた。
名はサツキ。今年13歳になる少年である。
目覚めたサツキの目の前にいたのは、クコという名の少女。
クコはとある王国の王女だそうで、悪の大臣から王国を取り戻すために、共に戦ってくれる勇者を異世界から呼び出
した結果、サツキが召喚されたのだという。
クコを追う王国騎士たちが二人の前に現れ、サツキはクコに手を引かれて世界樹ノ森に逃げ込む。
騎士たちは、雷の魔法や地面に潜る魔法を駆使して追いかけてくる。
クコは手を繋ぐことでテレパシーにより会話する魔法を使い、この不思議な世界のこと、魔法のことをサツキに教えてくれた。それによると、この世界では各々が独自の魔法を創造するのだという。
サツキも独自の魔法を発現させ、騎士を倒して森を抜ける。
サツキはクコとともに、王国を救う旅に出るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:43:02
3060105文字
会話率:44%
聖女として王宮に迎えられたはずのティナは、力がほとんどないと追放されてしまう。
着の身着のまま向かった先で、国に見捨てられた小さな村を発見し、優しい村人たちに迎え入れられ暮らし始める。
平穏な日々を暮らしていたティナは、ある日魔物に襲われる
一人の男性を発見する。
倒れる男性へと向けられる魔物の鋭い爪。
思わず駆け寄ったティナは、そのまま勢いよく魔物を殴ってしまう。
「――聖女……パーンチっ!」
その瞬間、神々しい光とともに砕け散った魔物。
ーーそう、ティナの能力はその拳にのみ宿るのだ。
大地を殴れば地面は活性化され、植物にコツンっと拳を当てれば作物が一瞬で育つ。
傷の手当てもお手のもの。
さらには魔物も一撃必殺。
有能聖女の噂を聞きつけやってきた横暴な騎士たちにも恐れず拳を振るう。
さらには助けた男性が実は王太子で……?
歴代最強鉄拳聖女は今日も元気に拳を振るうーー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 20:27:32
29126文字
会話率:46%
現代に生きる高校生、葉山倫太郎。
彼には、誰にも言えない―――誰にも知られてはならない、大きな秘密がある。
それは、人よりも「ちょっとだけ」浮いているということ。
精神的な意味ではない。物理的に、コピー用紙一枚分、ちょっとだけ地面から浮いて
いるのだ。
ある日彼の体に宿った、人類を破滅に導くかもしれない、天地を揺るがす程超ド級のその『力』。
これは、そんな望まぬ力を有してしまった男の、壮大な『純愛劇』である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 19:12:44
3554文字
会話率:7%
現代、日本。平和だったある都市を一つの災害が襲った。大きな揺れが大地を震わせ、運悪く一人の男が、地面の裂け目に飲み込まれる。その男は恐ろしくも美しい空間を抜けたとき、いつの間にか異世界の大地を踏みしめていた。剣と魔法が未だ息づく幻想の世界
。迷い込んだ男――――勇輝―――――は体が若返り、その眼には不可思議な魔眼を宿していた。
勇輝は命からがら、ファンメル国・首都オアシスに辿り着き、冒険者として活動を始める。多くの出会いに救われ、異世界からの帰還の手がかりを探していく。しかし、平和な時間も長くは続かず、怪しい魔の手が彼とその周囲に忍び寄る。多くの化け物、謎の組織を相手に生きて元の世界に戻ることができるのか。
「――――あぁ、とりあえず把握したよ。絶体絶命、大ピンチだってな!」
異世界ファンタジー始まります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 19:00:00
3941611文字
会話率:50%
とある理由が原因で2年前に東京を離れて地方へと逃げ出した常盤 大河は、たった一人の親友の自死の報せを聞き久しぶりに東京へと戻って来ていた。
そこでかつての中学の同級生である、成美悠理と偶然の再会を果たす。
親友の死の報告の後、なぜ
か大河と別れたがらない悠理を疑問に思いながら、新宿中央公園をデートする事になる二人を、経験した事のない規模の地震が襲う。
同時になんの脈絡も無く、東京都庁の側に騎士甲冑姿の大剣を担いだ歪な巨人が現れ、都庁や高層ビル群をまるで積み木を崩すかの様に薙ぎ倒していく。
次いで地面から湧く様に出現した様々な姿の奇々怪々な異形の生物が、周囲の人間を無惨にも食い散らかしていく。
混乱しながらもなんとか新宿駅構内へと駆け込む二人のスマホに、突如鳴り響く奇妙なアラーム音。
『チュートリアルクエスト モンスターを10体討伐せよ』
『クエストレベル☆ 三日間生き残れ』
全てのアプリが消え去り、代わりに表示された見覚えのないアプリに表示される謎の文章。
右手の甲に現れた、剣の形をした刺青。
太陽を覆い隠す様に天に鎮座する、謎の黒い球体。
全てが全て理解の追いつかないまま、やがて異形の生物たちはタイミングを図っていたかのように駅構内へと侵入する。
東京はこの日を境に、絶望的な変容を遂げた。
それは魔が闊歩し、生者が追い詰められる世界。
出来の悪いロールプレイングゲームの様なシステム。
明らかに理不尽を押し付けてくる高難易度のイベント。
拡大し、縮小し、樹海化や砂漠化、果ては凍土や焦熱地獄へと成り代わる23区。
生き残った人々は最初に与えられた『剣』を戦う事で進化させ、マジックアイテムを駆使し、レベルを上げて肉体を強化し、生き残る事を強いられる。
誰一人として理解の及ばない土地と化した東京で、ただ一人。
大河だけが奇妙な既視感を抱いていた。
モンスターのその姿や習性。
特徴的で纏まりのない、出来の悪いゲームシステム。
イベントギミックや設定に垣間見える、懐かしさ。
それは、自殺した親友が長年妄想していた理想のゲーム。
『東京ナイトメア』の世界と全く一緒だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 18:42:28
719658文字
会話率:36%
(この作品ではゲーム『幻走スカイドリフト』のストーリーのネタバレを含みます。あとキャラ崩壊が起こる可能性があります。ご注意ください。)
かつてこの幻想郷で異変が起こった。それは幻想郷全体の霊力を奪われ、幻想郷の住人が空を飛べなくなってしまう
というものだった。これでは異変を起こした張本人を追いかけることができない。そこで霊夢が思いついたのが誰かの背中に飛び乗り、2人1組で霊力を補い合い、なんとか地面スレスレを飛ぶ方法であった。そして最終的に異変を起こした張本人、チルノと正邪を見事打ち破り、その2人も反省代わりにお礼参りをし、異変は解決に終わった。
そんな異変からかなりの時間が経った、ある日のことだった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 18:00:00
13885文字
会話率:65%
世界【スカイドリフト】
かつて正邪とチルノが幻想郷中の霊力を奪い、空を飛べなくしてしまった。そしてそんな状態でもなんとか飛ぶ方法が1人が下になり、もう1人が背中に乗っかり、2人の霊力を共有して地面スレスレを飛ぶという方法だった
なんとか異変
も解決し、正邪とチルノもお礼参りが済んだということでこの世界は再び本来の幻想郷の姿を取り戻した
これはそんな本来の幻想郷になって数年経ったときのお話折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-09 18:23:42
10945文字
会話率:69%
両手を人間に掴まれている。恐怖で目の前のお母さんに助けてと視線を送る。
穏やかに一生懸命に笑顔を作っているお母さんの後にはにちゃりと笑う人間がいた。
その次の瞬間―—
グサッ
母は人間の攻撃によってまっすぐ地面に倒れた。最後の瞬
間までその笑顔を絶やさずに…………
私の中で何かが崩れる感じがした。
《条件を達成しました。エルフ、個体名:アマリスに称号『?!#%』をギフト。それに連なりスキルの入手を開始します。成功しました。エルフ、個体名:アマリスにスキル『不具合(エラー)』をギフトします》
頭に響くそれの存在を考える暇もなく私は手を放された瞬間倒れ伏せた。そして気を失ってしまった。
「『シャットダウン』―—」
刹那、お母さんを殺して笑っている人間が黒く包まれる。
目を覚ました時には周りには人間はいなかった。不自然にある肉塊を除いて…………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 17:00:00
22811文字
会話率:37%
セアネシェレ・ラルリャークは父親と兄が帰ってくるお祝いのために草原に向かう。
草原で花を摘んでいると聖なる剣(つるぎ)の丘が光ったため気になり向かった。
その丘には聖剣ホーリーエステルスが地面に突き刺さっている。
聖剣の前までくるとセアネシ
ェレは光っていたために不思議に思った。そう普段は光っていなかったからである。
そんな時セアネシェレの意識へと何者かの声が聞こえてきた。
その声の主は“選ばれし勇者。汝その大剣を抜き悪しき者を滅せよ――……”と語り掛ける。
セアネシェレはその声に言われるまま躊躇いながらも聖剣のグリップを握り抜いてしまった。
聖剣を抜いてしまいセアネシェレは青ざめる。そうこの国では女性が武器を持つことを禁じていた。ましてや戦いに参加するなど言語道断である。
その後セアネシェレは定期的に訪れる見回りの兵士に連行されてしまう。
それをみていた男がいた。この男の名はレンヴィーノ・ティスバス、後にセアネシェレと旅を共にすることになる。
レンヴィーノはその様子をみてあとをつけた。
さて今後セアネシェレの運命は如何に……。
そして、ここから物語の幕が開く……。
★★★★★
【作者が考える作品のセールスポイント】
1.聖剣、勇者、断罪、女主人公で異世界現地もの。
2.女性が武器を手にしはいけない国で聖剣を抜いてしまった主人公の物語。
3・シリアス多めのファンタジーです。恐らく私が書くのでコメディ要素もあるかもです。
★★★★★
《ノベルアッププラス・小説家になろうにて掲載》
表紙イラスト:もけもけこけこ様の作品に付き不正使用、無断転載、無断転売、自作発言、AI学習を禁止します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 13:12:50
68631文字
会話率:43%
登山中に地面の裂け目に飲み込まれた女子高生「ミサキ」
そこは剣と魔法とモンスターの異世界だった
そこで出会ったハーフエルフの少女「リーナ」と共に
ミサキは元の世界に戻る為、そして、好奇心を満たすために
この未知なる世界を冒険する
この物語は
、チートもステータスも無い冒険譚
・今作はかつてなろうで投稿した作品のリメイクになります
・今作は毎日1話づつ更新予定です 完結まで制作済みなので失踪はしません
・今作はカクヨムでも掲載してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 12:10:00
104831文字
会話率:41%
※残酷 グロテスク 暴力表現が多数あります
苦手な方はお控えください
意識を取り戻した
気がつくと、体は骨になっている
何も思い出せない・・・
ここはどこだ
戦場か
横たわる鎧姿や、剣や槍などが散乱し、血を流し倒れ伏している者が
大勢いる
みすぼらしい男たちが死体から何かをはぎ取っている・・・
奴らは生きている
その瞬間、俺の見る景色は怒りに燃えるように真っ赤に染まった
湧き上がる怒り
体を震わせる衝撃
生きている者が許せない・・・
急速に意識が遠のいていく・・・
暗転していく世界の中で、周囲の音は消え、視界が靄に包まれていく
かろうじて見えたのは、湧き上がる衝動に突き動かされ、男たちに襲い掛かる骨の体だった
意識が戻ると、俺は倒れつくす者たちの前で、真っ赤な液体に染まった骨の手のひらを眺めていた
滴り落ちる血が地面に到達した時、俺は僅かに思い出した
日本という国のことを・・・
・・・
※再度注意ですが、この物語では「生者を憎むアンデット視点」です。
残酷残忍グロテスク暴力殺人など、頻繁に出てきます。
読後、気分が悪くなったら一旦読むことをやめて深呼吸。
落ち着いて生きている事を実感してください。
私からの注意はここまでです。
読むかどうかはあなた次第。
アンデッドの目から見える世界の片鱗が見えるかもしれません・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 12:00:00
183243文字
会話率:20%
むかし、オンボロ長屋に住む仁平という男がいた。働くのはまっぴらごめんだが、家にじっとしているのも気が滅入る。というのも、借金返済の催促に知り合いがひっきりなしにやってくるのだ。だから、彼はいつも町外れをぶらぶらと歩き回っていた。
そんな
ある日のこと。林のそばを通りかかったとき、ふと仁平は、地面にぽつんと突き刺さった一本の鍬を見つけた。
「なんでえ、こんなもの……」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-07 11:00:00
3866文字
会話率:64%
これは僕が体験した、とても怖い話です……。
そう、あれは月明かりがわずかに地面を照らす、薄暗く静かな夜のことでした。
僕が人を殺し、慌ててその場を離れようとした瞬間――その場には僕以外に誰もいないはずなのに、確かに視線を感じたのです。
それは、ねっとりと粘りつくような感覚でした。まるで手にこびりついた血のように……。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-24 11:00:00
1969文字
会話率:2%
「ここは……じ……じご……」
ショックのあまり、男はその先の言葉を継ぐことができなかった。
落ち着こうと大きく息を吸い込む。だが、鼻腔を突いたのは血と汗、雑巾、硫黄、吐瀉物、糞、そしてプラスチックを焼いたような強烈な臭い。喉に絡みつく
その悪臭に、男は思わずむせ返った。
沁みる目をこすりながら周囲を見渡す。赤黒い地面から、ところどころ煙が立ち上り、空はどこまでも曇り、重く垂れ込めていた。絶え間なくこだまするのは、苦痛に苦痛に満ちた叫び。
男は自分が置かれている状況を完全に理解した。いや、認めざるを得なかった。
――間違いない。ここは地獄だ。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-20 11:00:00
2367文字
会話率:41%
ぼくの名は、パレルレ。メタルゴーレムだ。
勇者団「蛮行の雨」のリーダーである。
異世界には、チートスキルも身体ももらわずに転移して、途方に暮れていた。
そんな所へ、呪術師のドワーフ娘が現れ、ぼく(霊体)を地面に埋まっていたオーパーツに移して
くれた。
そして「パレルレ」の名をくれたのだ。彼女は命の恩人である。
そのドワーフの少女(見た目)の名は、ミトラ、百歳。
さらに、エルフの僧侶ジュテリアン、五百歳。
人間臭い魔法使いフーコツ、年齢不詳。
が加わって、伝説の武器・防具を漁(あさ)る、じゃなくて、探す旅が始まった。
ついでに、悪党や、魔族や、魔獣や、幻魔や、妖魔や、外道魔を倒したりする事もある。
だって、ぼくたちは勇者団なんだから!
ちょっとR15なので、ちょっと残酷シーンがあるかも知れません。そしてちょっと、時々エッチかも知れません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 10:16:48
495195文字
会話率:38%
ある日、近所の公園で出会った女の子に、一目惚れした僕。別れ間際に彼女のかぶっていた帽子が、地面に落ちると、その頭にもふもふな三角耳が!
しかし帽子を僕が拾っている間に…。
最終更新:2025-06-07 09:40:00
579717文字
会話率:41%
ある平和の日常を過ごしていた主人公「霧原零」は、家族と共に大型デパートに買い物に来ていた。
妹である「霧原咲」がはしゃいでいる中で、両親からは咲の面倒を頼まれる。いつもの事だと思いながら、渋々と咲の面倒を見ていた零は退屈でもあった。
だ
がしかし、突如として現実に存在すると思えない異物種が出現した。頑丈な皮膚感のある鱗に大きな二つの翼、そして長く全てを薙ぎ払えるような尻尾。
物語の産物に多く登場するそれは、「龍」「ドラゴン」と呼ばれる存在だった。咆哮と共に地面は揺れ、無造作に暴れるそれは大災害を引き起こした。
その最中、零は目の前で家族含め、妹である咲を失ったのである。
龍という存在に復讐を誓った零は立ち上がり、政府の協力者として戦場に身を置くのであった。
龍災。――それを引き起こす原因と言われる龍を滅ぼす為に。
※不定期ですが、毎日更新です。読者様のお声をお待ちしております。
※【ドラグニカ~剣と契り~】の続編となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 04:28:03
2271609文字
会話率:65%
いつもの様に畑仕事を終えて家に帰る途中だった。
グラッと地面が揺れて地震かと思った次の瞬間には腹部に激痛が走っていた。
条件反射的に腹部を押えれば ぬるっとした赤い物が手に付いた。
血だと認識した瞬間ドサリとその場に倒れ込んでしまった。
何? 地震の揺れで何かが落ちて来て刺さった? それとも通り魔?
いやそもそもがこんな僻地に通り魔なんてまず居ないだろう。
ならばこれはどういう事なのだろうか。
状況を把握しようにも体に力も入らない。声も出せない。息が苦しくなる。
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アラ還おかんが異世界で好き勝手に生きる物語。
時々シリアス、時々コント、時々笑える範囲のシモネタ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 23:30:00
179336文字
会話率:33%
クラスメイトに疎まれ、馬鹿にされ、蔑まれる男子高校生。
少し頭のネジが外れた彼だが、少ない友人や、家族の事だけは大切にしている、至って普通の高校生。
そんな彼がいつも通りの日常を送っていると、唐突に地面に穴が開き迷宮に落とされてしまう
。
そこで出会った仲間と共に外を目指すが、数々の困難に出会い苦戦を強いられる事となる。
これは平凡な高校生が色んな悩みを抱えながら異世界を歩き、家族との再会を望む成長の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 21:14:25
698179文字
会話率:34%
「47連勤……? あぁ、もう無理だ。転生してぇ。」
ブラック企業に勤める社畜、月宮青空(ソラ)。
休みなしの激務で精神も体力も限界。
通勤ラッシュで改札をぶっ壊し、無賃乗車の冤罪で警察送り。
上司に休日出勤を強制され、もう現実が嫌すぎる。
そんな彼の唯一の癒しは、「ワンワールド」という異世界転生RPG。
「この世界のルールなら、俺だって人生やり直せるかもしれない……!」
そう思ってゲームを起動した瞬間、
画面がバグり、謎のメッセージが表示される。
【転生しますか?】
→ Yes!(絶対逃しません)
→ No!(拒否権はありません)
「ちょっ!? これ、押したらアカンやつやろ!!」
だが、問答無用で強制転生。
ーー目を覚ますと、そこはまさかのゲームの世界だった。
「マジで転生しちまった……!」
だが、問題があった。
【幸運値 -43】(致命的に運がない)
「……は?」
運が悪すぎて、モンスターに襲われる確率は異常に高い。
攻撃を当てる確率は限りなく低い。
落とし穴にはまる確率、100%。
ーー結果、
初日にモンスターに追われ、
空を飛び、
地面を掘り、
最終的に頭から正門にぶっ刺さる。
「ちょっと待て、この世界……生き残れる気がしねぇ!!」
とりあえず冒険者ギルドに向かうも、
「あっ、新人さんですね! じゃあ職業は狙撃手で決まりですね!」
「……は? 俺、弓矢とか向いてる気がしないんですけど」
「大丈夫です! 幸運値が低すぎるとどうなるかの実験データがほしいので!」
「完全にモルモット扱いじゃねぇか!!!」
さらにギルドの野次馬から嘲笑されるも、
なぜか受付嬢のひと言で全員が 「スミマシェンデシタァァァァ!!」と土下座。
一体ここで何が起きてるんだ……?
「俺の転生、これ絶対ハズレくじだろ!!」
だが、運が悪すぎるということは……
逆に“運ゲー”に勝ち続ければ、最強になれるんじゃないか!?
「……やってやろうじゃねぇか。」
「幸運値マイナス? だったら運ゲー異世界を力技で突破してやる!」
予測不能の『運ゲー』異世界コメディ、ここに開幕!
毎週月曜、木曜、日曜の週3投稿!
少し粗削りな部分はありますが、新しい話を楽しみにしていただけると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 17:10:00
214312文字
会話率:57%
夢の中だった。
つい最近の出来事のようでもあり、はたまた遥か昔の記憶のようでもある――そんな不思議な感覚が私を包み込む。
(……ここは……)
耳に届くのは、ザァーと地面を強く打つ雨音。頬に伝う冷たい滴が、ぼんやりとした意識を現実
じみた世界へと引き戻してくる。
目を開けると、そこは人気のない交差点だった。車の影もなければ、人の気配すら感じない。まるで、世界の全てが時間が止まってしまったかのような静寂の中に――彼はいた。
悔しさに顔を歪め、拳で濡れたアスファルトを何度も叩きつけている、少年。
幼馴染……と呼ぶには少し違う。けれど、誰よりも近しい存在――そんな関係の、少年、"頼"だった。
(また……この夢)
この夢を私は、ほぼ一週間に一度の頻度で見る。正直に言えば、見たくなんてない。できることなら、今すぐにでも目覚めたい。
けれど――これは、ただの悪夢なんかではない。
私の中で、絶対に忘れてはいけない。書き換えてはいけない。決して改竄の余地を許してはならない、確かな記憶の断片だった。
あの日、私たちの家族は――殺された。
犯人は逃げた。そして、私たちは誓った。
必ず見つけ出し、復讐を果たすと。
これは、“頼”と私――“神凪”の、確かに刻まれた記憶の断片。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 01:22:54
45679文字
会話率:45%