『霊術』、それは世界に当たり前のように存在する、異能。
誰しもが持つ、一人一つの固有能力である『霊能力』と、霊能力を分析し、その能力を霊符に込めることで誰しもがその力を使えるように昇華された技術『媒体霊術』、その2つをまとめて『霊術』と呼ぶ
。
『霊術』は武力としてだけでなく、生活の一部として使われるほど世に定着していた。
そんな世界で、霊術界の権化であり頂点『水無月家』に産まれた少年、水無月 祐。
彼は平和が好きだった。
誰しもが、権力に怯えず過ごせるように。
誰しもが、心を寄せ合い笑えるように。
そんな世界を目指していた。
だが………彼は、ある日を境に全てを失った。
家族、級友、富、名誉。
命以外の全てを奪われたその少年は世界に失望し、心を閉ざした。
『平和こそ人生の極地』
世界の「平和」を志すために、自身の胸に刻んだその言葉はいつしか、「孤独」であることを肯定するための自己擁護となっていた。
だけど、彼はそれでも、人が好きだった。
人と触れ合いたい。
笑い合いたい。
いつしかの記憶がそう呼びかけるが、自らが抱える「孤独」が、それを阻む。
「孤独」と「平和」の矛盾を抱え、少しずつ心に傷を負いながら、それでも何も無いフリをして生きていく日々。
そんなある日、彼は唯一この世に存在する友人「神崎 恭也」に、入学するはずなかった高校へ無理矢理連行される。
そこは霊術士を育てるための高校とは名ばかりの養成所である『月園高校』。
平和と同時に霊術士としての道を捨てた彼にとって、そこは自身の存在が許されない場所だった。
元「権力者」である彼を周りは否定し、悪態と誣言が飛び交う。
そして………………そんな、否応なく導かれた地で彼は、ある少女に出会った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 18:10:00
214933文字
会話率:39%
古希を超えた伯母。
元妻の義父の妹、伯母である。
現在、生き残っている元妻の唯一の親族。歳上血筋。
最終更新:2024-11-22 11:59:17
1260文字
会話率:0%
老害残障害者、わたしは古希。
自分の寿命を自分でも決める。
あと3年、あと5年。
わたしの野性寿命を決定。
これで、未来の不安が消え、未来へのプロセスが具現化する。
最終更新:2024-10-12 16:48:00
1746文字
会話率:13%
朝起きたら性転換していたという物です。
根性とポジティブがとりえの男、水瀬 蓮がVRゲームの仮想世界で癒されたり冒険したり戦闘して楽しむ話です。
最終更新:2024-11-21 17:48:17
76743文字
会話率:41%
「お、俺は何も悪くねえ……」
「お前が飛び出してきたのが悪いんだからな!?」
降りて来たトラックの運転手がそんな事を言って逃げて行った。
「い、いた……い…………」
痛すぎて、頭の中がクリアになっている。
左腕に感覚がなく、両足は少し
力入れるだけで痛みが走った。
首だけ起こし体を見て見ると、左腕は無く、両足はありえない方向に向き、一部は折れて突き出てきてもいた。
――なんか見た瞬間に血の気が一気に引いて来た……。
呼吸も乱れ、さっきまでのクリアな思考が今の現状を見て、鈍り始めてきた。
――そういえば。
視線を右手に移し、手の中にあるものを見た。
――体が冷たい?呼吸はしてない……。
手の中にいたのは猫だ。
道路に飛び出した猫を助けようとして自分も飛び出して事故にあったのだが、体温は自分も同じくらい冷たくなっているのでわからず、呼吸はしておらず、死んでしまった。
――あ、意識を保つの……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 18:27:19
43314文字
会話率:39%
「罪状:恐喝150回、脅迫200回、詐欺42回、売春強要25回、監禁20回、強盗14回、殺人4回、これが前世にした罪状です」
今、目の前の前世の罪を神に裁かれ、次は今世の罪状が言われる。
「罪状:恐喝50回、脅迫20回、強姦12回、誘拐4
回、詐欺60回、窃盗32回、売春強要15回、監禁2回、強盗7回、殺人1回、これが今世の罪状です」
「前世にアレだけ罪滅ぼしすると言い、一度だけ許し、罪を贖って貰うべく前世の意識を持ったまま二度目の生を与えたというのにこれはどういうことですか。前世より酷い有様です。人は何かしらの罪を持つので一度は許し転生できる権利を使ったというのに……」
罪を贖う事をせず、二度目も遊び楽しんだ。捕まろうが何されようが釈放されるとまた同じように手を使い、金を集め、遊び、また集めるというサイクルを繰り返して、恨み憎まれ殺され、神に会い裁かれている。
「この罪、死してなおその身に受け継がれるのは必然。そして罰も与える。その罪は蜘蛛に生まれ変わり生き抜いて見よ。それと地球ではないぞ。それに最初の異世界でもない。違う異世界に生まれるのだ!!」
その声を聴き終わると同時に意識が切れた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-23 00:00:00
6257文字
会話率:3%
火事に遭遇した松吉は、取り残された子猫を助けようと奮闘する。
※古希(こき):七十歳
※四方山話(よもやまばなし): 種々雑多な話。 世間話。 雑談。
※鳶口(とびくち):長さ1.5m~2mほどの木製の棒の先に、鳥のくちばしのような形状を
した鉄製の鉤(かぎ)が付いた道具。木材を引っかけて運搬したり、木造家屋を解体したりするために用いられる。
※丸髷(まるまげ):結婚した婦人が結う、日本髪の型。頭上に楕円(だえん)形の、やや平たい髷(まげ)をつけたもの。
※旧暦の春は一月~三月。
※欣喜雀躍(きんきじゃくやく):大喜びで、小躍りすること。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 10:12:16
2463文字
会話率:43%
古希を迎えた男性が、山で滑落して亡くなった親友を偲んで、毎年一緒に登っていた韓国岳に今年は一人で登山。
飲めないビールを誤って飲んでしまった男性は、不思議な夢を見た。
最終更新:2021-08-25 07:18:03
2456文字
会話率:5%
五月の連休のある日、四十になった娘が結婚した。田植え前の男やもめが、渋く、ひとり酒。初鰹に、日本酒を呑む。
*拙作『一輪の庭』pv1,500超えの感謝の念から出来上がりました。作品の関係は全くありません。それぞれ別の作品になります。
最終更新:2021-05-04 12:31:51
2519文字
会話率:16%
田代 正雄(たしろ まさお)
団塊の世代、定年後のオッサンとしてそこそこの人生の果てにポックリ死んだ男。
そして転生した先は……異世界。
マバオ村のしがない農夫青年、マサとて平凡な一生を終えようと思っていた。
しかし、ある予言者によって彼
の人生は大きく変わる。
勇者マサとして、この世界を乗っ取ろうとする魔王を倒すために旅に出ることになったのだ。
しかし彼は、前世にてRPGすら知らないアラ古希(アラフォー、アラフィフ、アラ還のさらに上位クラス)である。
とんでもないパーティを作り上げてしまう。
そのパーティとは……。
果たして、〇〇〇だらけの最弱パーティは魔王討伐を果たせるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-14 19:57:22
42311文字
会話率:44%
古希を迎えるわたしは、孫が落とした消しゴムで遠い日の記憶が蘇った。
木造校舎と、卵焼きのにおい。
最終更新:2020-01-18 13:46:38
3094文字
会話率:25%
終戦直後に生まれた私たち団塊世代は、その数の多さ故、常に「競争」を強いられた。受験戦争、出世競争、そして恋愛競争まで。私はくたくたに疲れ、落ちこぼれていった。そんな一サラリーマンの70年の記録。
最終更新:2019-12-17 16:08:34
16222文字
会話率:2%
著書 岸田秀
古希の雑考 読解
権力と武力行使と死 をテーマに
暴力・又は心理的圧力による破壊と再生
組織と忠誠原理
死と平等な価値
生活の満足と富
待つ死と老いの時代性
金券の
崇拝的側面
在るモノと共有のもたらす豊かさ
の中で、紐解ける、文章を紹介し
読解する
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2018-09-07 10:02:07
4626文字
会話率:0%
学長選挙で敗北した大学教授の生活環境の変化に伴う精神の変調とその影響が独り住いの家にチラシの形で忍び込む。教授は大学を退職した感じで日々を無為に過ごして、徐々に退行症状を見せるようになる。その退行現象の最中のチラシに代表されたクリーニング屋
と廃品回収業者と町の不動産屋とのやりとりが進む。なんのやりとりか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-06 00:45:36
15832文字
会話率:0%
突然異世界の森に飛ばされたアラウンド古希の橘秋枝は、森で見つけた小屋に住まう7人の優しく愉快な青年達と暮らす事になる。
そんなある日小屋を訪ねてきた隣国の姫を名乗る少女とその子を取り巻くも問題に巻き込まれてしまう。
そんなアラ古希老女が四十
年以上前に帰らぬ人となった最愛の人に出会うまでのお話です。
新感覚老女ヒロインとかどうですか?
いつか連載で書きたいシリーズ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-12 20:23:57
7007文字
会話率:61%
70歳という高齢でありながらもメジャーリーグでプレイを続ける男がいた。彼の名前は鬼崎喜三郎。日米共に安打製造機として活躍した伝説の選手である。
彼は古希を超えてもなお、メジャーリーグのトッププレイヤーとして活躍している。すでに十分な
名声と富を得た彼が、年齢を重ねても現役を続ける理由とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-08 15:20:19
27005文字
会話率:56%
土井垣一郎は今年で古希を迎えた大御所声優である。彼は70歳を過ぎても尚、学園ハーレムの主人公キャラやクールな美青年キャラ、ムードメーカー的なオカマキャラに至るまで、幅広い役柄を演じていた。今季アニメにも多数出演していて、まさに無双状態の
彼だったが、周りの人間からは「古い人だ」と言われて馬鹿にされていた。しかし土井垣はそれでも自分の信じる声優人生を突き進んでいく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-07 13:07:18
21841文字
会話率:58%
頑固で昔堅気の父と喧嘩をして会わなくなって三年がたつ。そんな父が古希を迎える。仲直りして父の古希を祝おうと促す妹の電話に、子供の頃の父との思い出が蘇る。
※アメーバの私自身のブログからの転載です。
最終更新:2013-04-01 21:05:45
2831文字
会話率:20%
現代。
親父によりタイムマシンの実験動物として
強制参加させられていた 古希 雄二(17)は、
実験中に並行世界へと誤って
転送されてしまった。
何故か元の世界へ戻ることが
出来なくなった雄二は、
魔術により自分から見れば特殊な文化
を築い
ている異世界 ラテル で
ノンビリ生活生活して行こうと緩く
決意する。
〜〜〜〜〜
一言、駄作です。ハイ。
先に言っておきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-15 23:46:31
6642文字
会話率:36%
『南澤学園』に通うごく普通の高校生『夜川 眞音(やのかわ まお)』が、
ある晩。ある出来事によって、『闇食い』と呼ばれる<モノ>へと立ち向かうべく特別な力を授かる。
学園生活を送りながら、色々な試練を乗り越えてゆく眞音を描いた物
語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-16 21:29:19
998文字
会話率:41%