僕は、氏族の末席にいる。特に語るべき話はないけれど、特に語ろうとも思わないけれど、大学生の僕は異世界に勇者として招かれた。
本当に下らない話だ、いいや、碌でもない話だと言い直すべきだろうけれど。異世界に呼ばれた勇者は、僕じゃあない。
筈だ、きっと。
然るべき人がいて、それなりにそこそこ良い感じになる話の筈だ。僕さえいなければ、話は拗れず丸く収まった。
僕は、勇者ではない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 02:20:47
17593文字
会話率:58%
自己肯定感低めの主人公による、クラフトチートストーリー!!
一途男子のラブストーリー有り!!バトル要素有り!!
主人公「石立海人」(いしだてかいと)は異世界の勇者召喚の魔法により異世界転移を果たしてしまう。
ステータス鑑定で判明したスキ
ルと職業。
この世界にはないスキル【DIY】。
そして、誰もしらない職業【何でも屋】。
どうやら海人は人違い召喚をされてしまったらしい。
魔王討伐のために召喚した相手が勇者ではないと知った王族から、露骨な侮蔑を受け、いらない子扱いで城を追い出された海人は、冒険者としてこの世界で生きていくことを余儀なくされた。
冒険者として生活していく中で、スキル【DIY】がクラフトチートなスキルだと判明した。
そして職業【何でも屋】に至っては万能系職業だった。
そこで出会った仲間たちと共に、ダンジョンを攻略し、次第に頭角を現していくのだった。
誰も知りえなかったスキル【DIY】と職業【何でも屋】。
これが後に海人の運命を左右する重大な秘密を秘めていると知る由もなかった。
※アルファポリス先行掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 23:11:14
97030文字
会話率:13%
高校2年の夏休みが終わり9月1日に勇者召喚によって“帝都ノワール”に召喚されたが俺は勇者ではなく“錬金術師”だった。錬金術師は名前の通り“物を生み出したり”“力を付与”したりする職業だった。
当然、帝都は勇者でない俺を城に置いている意味無く
、その場で“好き勝手に生きてくれ”と言われてしまい、1人で何も知らない異世界で生きることとなった。
そこから時は経ち、この世界に来て30年が経っており47歳になっていた。これまで30年間は本当に色々な出来事があった。辛いこと、楽しいこと、悲しいこと、怖いことをたくさん経験したがどうにかやってこれた。
そんな30年間をへて俺も今は、帝都で一番と言われる産系ギルド“アトゥム”を作り、そこでギルドマスターをやっている。
だが、俺が長い時間を掛けて積み上げてきた物は、ある日、唐突に崩壊するのであった。それは、召喚された本物の勇者の手によって魔王が倒されてしまい、役目を全うした勇者達は元の世界へと帰還したのであった。
当然、勇者ではない俺も勇者召喚によってこの世界に来ているので、俺の意思とは関係なく日本へと強制送還されてしまった。
俺が積み上げてきた30年間の努力が一瞬で無くなり俺は絶望したが、何と日本に戻って来ても錬金術が使えるままだったし、世界には魔物が溢れていて世界が世紀末状態になっていた。
俺はこんな世界を見て日本にも“アトゥム”を作り全て取り戻すことを決めた。
「召喚手違いで異世界へと来た俺は“錬金術”を極めました。そして急に日本に送還されると魔物が世界に溢れていて世界が崩壊していたので、俺が、この世界を救い作り変える。」
国造り、バトル、スローライフが始まりますッ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 20:00:00
110938文字
会話率:34%
ある日突然、高校生の妹である茜と共に異世界の勇者召喚に巻き込まれた浅山 藤四郎。そこには藤四郎と茜を含め5人の男女が召喚されていた。召喚を行った王族によって勇者のスキルが告げられていく中、藤四郎が得たスキルは【補助全般】という、勇者特有では
ないスキルだった!……これは妹の勇者召喚に巻き込まれただけの勇者ではない男が、冒険したりハーレムを築き上げたりしながら生きていく物語である。(※妹は冒険に同行しますが、ヒロインではありません。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 19:21:02
335431文字
会話率:63%
魔法使いエリクディスは篤信の知恵者である。決して恐れ知らずの勇者ではない。
中年に至って仕事に見切りをつけて放浪を決意。自由気ままを通せる寿命は残り少ないと思ったのだ。
旅先では数多神々の畏き奇跡に見舞われ、尋常ならざる冒険が課される
。能く仲間を指導しなければ怖ろしい呪いが待っていよう。
今日が伝説へ古びる中で悲劇や喜劇が訪れる。この世は真に移ろいやすい。
初めの仲間は戦乙女見習い、金エルフの戦士スカーリーフ。
*カクヨム併載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 18:04:58
96792文字
会話率:46%
魔王により破滅の危機に立つ人類。
そこで1人の勇者が世界を救う!
彼らの冒険譚は、涙無しでは語れない。
勇者達の伝説は語り継がれ、人々は幸せに暮らしましたとさ。
めでたしめでたし──
──だがそれは、人間達の物語である。
かつての魔王とは、領地を広げ、人間を減らし、魔族達が住みやすい世界を作ろうと奮闘していた偉大なる王だった。
魔族達は敬愛し、忠実なる彼の配下となることで恩を返していた。
けれども勇者の行いによって魔族は追いやられ、皆が憧れる王は討たれてしまった。
今や魔族は人間に怯え、仲間を失った悲嘆に暮れるしかなかった。
このままではいけない、今こそ反逆の時である。
今度立ち上がったのは勇者ではない。
魔族の少女である────!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 06:30:00
24370文字
会話率:45%
彼は、勇者ではない。全てを守ることはできないから。
最終更新:2024-04-25 15:43:12
18136文字
会話率:45%
ぼっちを自称する少年・嘉瀬アキラは、勇者召喚に巻き込まれて異世界へ……。土を操る能力だけで異世界を駆け抜けるバトルファンタジー。
最終更新:2024-04-15 20:26:59
406401文字
会話率:46%
ファンタジーな世界に召喚された矢野祐介。勇者ではないらしいので、ただスキルをもらって元の世界で暮らしたかっただけなのに。
最終更新:2024-04-01 18:53:55
2628文字
会話率:56%
令和の時代に死者が出るような厳しい修行を行う時代錯誤な寺「修練寺」の全修行を終え、寺に伝わる武術「島原流古流武術」の免許皆伝を果たした右京詩音は、大老賢者と呼ばれる爺さんに、他の勇者と共に間違えて召喚されてしまう。だがその強そうな見た目か
ら、勇者ではないが共に魔王を倒すよう頼まれた。
詩音はこれも師匠の言う修行だと思い、仲間を作りながら、技を磨き、男を磨き、人としての正道を歩む為、異世界を旅する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 00:44:01
4497文字
会話率:61%
ランザキ・ケイは弓を使う勇者である。ただし人間側の勇者ではない。
デルピューネと名乗る女神(美人! )(ランザキにとっては重要! )によって半ば強引に転生したランザキを待っていたのは、魔法と剣の時代がすでに終わりつつある世界だった。待受け
るのはスライムでもなくゴーレムでもなく、人間の、それも銃列歩兵にカービン騎兵。
ドラゴン、オーク、フェアリー。それらは彼らに蹂躙されていた。
彼らを救うべくランザキがデルピューネの掲示された道具の中で選んだのは三つ。
弾数無限の弓、ブレイブアロー
無限ポーション(ただし時限付きで連続5回まで)
遠くの人と話すことができる、テレパスクリスタル
(現在デルピューネとの定期報告にしか使っていない)
鎧をまとい、銃をぶっぱなしてくる相手に、真正面から弓で勝てる訳がない!
危うしランザキ。ならばどうする!
闇討ち! 不意討ち! だまし討ち! 敵に情けも容赦も加減も無用!
そこまでしてでも勝ち取りたいのはただ一つ!
魔族を救う事? 否! デルピューネのまぶしい笑顔!
ああこの身、かの信じる女神のためならば、切れる手札はなんでも切る!
これはその短いながらも命を燃やした、まごうことなき勇者の話である
なお、死んでも女神が蘇らせてくれる親切(?)仕様である模様。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 08:00:00
135878文字
会話率:69%
浜路 和樹は勇者だった。しかも並大抵の勇者ではない。なんと八回も異世界に召喚され、その度に世界を救ってきた大勇者だったのだ。そんな和樹が再び異世界に召喚される。
「漫画の続きが読みたいから早く帰ろう」
などと舐めまくっていた勇者カズキだ
ったが、そこに立ち塞がったのはなんと「十六回目の魔王」だったのだ。
異世界転移を繰り返して、世界を救ったり滅ぼしたりを繰り返している、勇者と魔王のラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 15:37:23
104083文字
会話率:35%
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレン
は認めようとしない。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・恋愛要素あり(少なめ?)・謎ありな作品です。
※アルファポリス様にて先行投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 20:00:00
80036文字
会話率:33%
森林、草原。あるいは火山や氷河、洞窟や古代遺跡、果てには魔界や精霊の湖。どこにも、それぞれ独自の命が根付いている。
伝説の三賢者の一人である海嶺の賢者は僕を攫ってくるや否や、こう言った。環境保全の手伝いをしろ、と。
その真意はわからない。け
れども、僕はついて行く。
魔王を打ち倒す勇者ではないけれど、世界を守れると知ったから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 20:26:13
1903文字
会話率:61%
「貴方は勇者になる必要はありません。」
異世界に転移したのは1クラスー39人。使命は魔王討伐、ただ一つかもしれない。
最終更新:2023-06-24 12:00:00
7690文字
会話率:38%
タイトル通りのお話である。
最終更新:2023-05-19 01:21:32
11025文字
会話率:40%
自分を見つけるために書きました。残念なことに私はレベル999の勇者ではないし、誰にも認めてもらえない才能でざまぁできないし、最強スキルで無双もできないみたいです。
最終更新:2023-03-10 06:47:17
1885文字
会話率:25%
【高校は閉校。移動中に転移して引きこもりの世界に呼び出された件について。】
とある私立学校の修学旅行中に大規模失踪事件が起きて数ヶ月後。各所からの責任追及の果てに学校が閉鎖にまで追い込まれてしまった。
在学中の生徒達は地元の学校へと
転校を余儀なくされ寮暮らしを行っていた三つ子姉妹や孫達も地元のド田舎へと、帰ってくる事になった。
そして、あと数時間後には母さんが地元駅まで迎えに行く段になって、ある事件が起きた。
なんと高速バスが走行中に光って消え、数秒後に横転して路肩に止まっていたというのだ。
中に居るはずの乗客乗員は何故か居らず、煙を吹き出すバスだけが路肩に残ったという。
そのバスに乗っているはずの乗客達は、
「あの子達が貴方の世界に居るじゃない?」
「は?」
何と娘達だったのだ。私が焼き芋を焼いている間に何が起きたというのか?
こればかりは当人達に聞いてみない事には分からない話だった。
◇ ◇ ◇
これは世界に隠れて過ごしていた神の物語。
カクヨムにて同時連載。
https://kakuyomu.jp/works/16817330652579218578折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-21 00:00:00
96088文字
会話率:47%
神様の手違いで、異世界に転移する事になった。転移した場所は、何と魔王城の玉座の間! いきなりラスボスの部屋である。
だが俺は勇者ではないし、勿論主人公でもない。
たまたま転移された場所に魔王が居ただけ……
果たしてどうなるやら?
最終更新:2022-12-27 15:32:46
102487文字
会話率:38%
2人の転移者より抜粋
それぞれに理由はある
日本に生まれたからって違いはある、誰もが勇者ではない
最終更新:2022-09-05 22:06:15
329文字
会話率:40%