東京で働く涼太は、年末年始を実家ですごすため近畿地方にある村へ帰省していた。
そこは時がとまったような村で、三年ぶりに帰ってみても何もかわらない閉塞感が充満していた。
この村は、古い風習が残っていて、村の老人たちはそれを未だに信じている。
そんな鬱屈とした村で唯一の光は、義理のいもうと六花(りっか)の存在だった。
六花はむかし神隠しに合い、それ以来涼太とは疎遠になっていた。再会して涼太を変わらず慕ってくれる六花に、少しづつ違和感を感じる涼太だった。
妹は、本当に元の妹なのだろうか……。
涼太の疑念は日に日に膨らんでいった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 12:02:58
104963文字
会話率:35%
フリーターである睦月(むつき)六花(りっか)は餓死にてこの世を去った。
食べる事が大好きな六花にとって、それはあまりにも残酷な最期であるのだが、そんな彼女はとある特異な体験をする。
かつて魔王が存在していた異世界に転生するのだが、その転生
にはひとつの大きな要因が絡んでいた。
飢餓の魔王グリード。その魂が六花と溶け合い、ひとつの生命体として肉体を得たのだ。
食べる事への執念が強い魂は共鳴し、異世界のあらゆる美食を満喫するのだがーーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 06:00:00
15019文字
会話率:63%
六花(りっか)に晴海(はるみ)に夏姫(なつき)。
自分たちを「四季娘(しきむすめ)」と呼び出したのは、六花だった。
そんな六花は中学卒業と同時に親の転勤でいなくなり、晴海と夏姫は元々の性格があり、時折連絡を取り合う仲に。
そんな夏姫も高校卒
業と同時に逃げるようにいなくなった。
一人残った晴海も、父親が新しい職場に移るということで、その地を去った。
だから、まさかここで二人と再会できるとは思っていなくて。
相変わらず楽天的な六花と、ネガティブ晴海、そして厭世的(えんせいてき)な夏姫。
周囲を巻き込んでドタバタ騒ぎを起こしたり。
「魔術屋のお戯れ」外伝。おなじみ様も出てまいります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 15:46:09
9701文字
会話率:52%
『私ね、本当はずっとナオくんと一緒にいるのが苦痛だったの。金輪際、関わらないでほしい……』
ヒロインの六花(りっか)は、イジメから助けてくれた主人公・尚哉(なおや)に対してそう言い放ってしまった。イジメの主犯から、『これ以上辛い目にあいた
くなければ尚哉と絶縁しろ』と脅されたのだ。結果的に尚哉を裏切ってしまった六花。その次の日、謝ることもできずに尚哉一家は引っ越しをしてしまう。
それから数年後。高校二年にまで成長した六花は、尚哉が自分の高校に編入してくることを知る。過去の罪深さを改めて自覚し、断罪も無視も──裁かれる結果すべてを受け入れる覚悟を決める。
果たして彼女に待ち受ける審判は────
※タイトル詐欺です。重たいタイトルに反して、よくある幼馴染み絶縁ざまぁではありません。ヒロインの方は悲観的で断罪ざまぁをされる気マンマンですが。二人の視点から繰り広げられる、すれ違い物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-27 17:34:35
112827文字
会話率:48%
ユールは1年で最も夜が長い日から始まり、12日間続くお祭りだ。
何処かの星(セカイ)では冬至とか、クリスマスと言うらしい──
これは、とある少年と少女の“ユールの祭り”のお話。
※一部、軽微な残酷描写にも思える表現がありますのでご注
意ください。
《カクヨム》《アルファポリス》《MAGNET MACROLINK》《pixiv》にも投稿しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 17:00:00
1479文字
会話率:39%
気がついたら森だった。
家を出て一歩目で知らない森に辿りついた私は、そこで聖人の師弟に出会う。
『忌み子』のアラインと『捨て子』のトロイ、そして世界規模で『迷い子』の私。
かつて異世界に落ちた母と同じ事態に陥った六花(りっか)が、両親の
助言を胸になんか頑張る物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-30 12:50:10
553839文字
会話率:42%
七音七色(しちおんなないろ)は、妹の六花(りっか)の中学入学祝いを買いに行く途中事故にあい死んでしまう。異世界に行くことになった七色は新しい生活を始める。
最終更新:2018-01-14 22:22:51
1213文字
会話率:64%
ネコは雪の降る朝、
雪の六花(りっか)に出会います。
この作品は星空文庫、Pixiv、カクヨムにも投稿しています。
最終更新:2016-01-24 13:00:00
816文字
会話率:29%
母が再婚した、そんな変化の冬。でも、僕はまだ戸惑って…………そして静かに、雪が降ってきた
最終更新:2008-02-14 21:01:22
1507文字
会話率:34%