メランコーリッシュ・パラディースは小国パラディース王国の王の子。母は側妃ですらないただの踊り子。誰にも望まれず誕生したメランコーリッシュは祝福の名(ミドルネーム)すら与えられず塔に幽閉され、誰にも愛されず塔の侍女長に虐げられる日々を過ごした
。そんなある日、突然大国アトランティデの皇帝ディニタ・ドラーゴ・アトランティデがメランコーリッシュを運命の番だと名指しし、未来の皇后として半ば強引にアトランティデに連れ帰る。ディニタは亜人で、先祖返り。龍神としての覚醒をもって運命の番を初めて認識して、思わず順序も考えず連れ帰ってしまったのだ。これはそんな二人が本当の番になるまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-29 16:00:00
68143文字
会話率:76%
とある皇女は、伝説の軍師とともに隣国へと嫁ぐことになる。自国の民には忘れられ、初っ端から付属品扱いの彼女だが、実はその正体は——。
俺様皇帝と強気系主人公の歴史風恋物語。
最終更新:2015-12-24 19:32:20
84284文字
会話率:42%
「誰が側妃になどになるものかっ!!」
―――――私は玉城依璃亜、十五歳。高校の入学式の帰り道の途中、突然光に包まれて異世界に喚ばれた。
そこで待っていたのは金髪蒼眼の美形。
しかも「これが正妃として喚ばれた娘か?こんな子供を、娶れと言うの
か?ハッ……冗談だろ?」だと……!?
こっちこそ冗談じゃないよ!誰があんたみたいな俺様野郎の嫁なんかになるものか……!!
そんな感じであいつの元から逃げて三年。優しい地方の領主様に拾われ、姿を変え、普段は男として、たまに女として一人二役双子を演じながら過ごしていた。
しかし、その平穏もある一枚の紙により、大きく変わることになる。
「あの俺様皇帝が、私(銀髪紫眼の女の姿)を側妃に上げるですってぇぇえ!?」
誰がまたあんな奴の嫁になどなるかっ!!
――これは、家出中の正妃が姿を隠しつつ、皇帝から逃れるために奮闘するラブコメ物語です――
※後先考えずに投稿した作品です。なので、更新はかなり不定期になると思います。ご了承下さいm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-23 15:44:50
19812文字
会話率:31%