「勇者と魔王、どっちがやりたい?」
異世界の神はそう言った。
私立談上高校2年生、128名。
1学年丸ごとの異世界転移というふざけた誘拐事件に遭った俺達は、それぞれに与えられた【職業】を頼りに幻想世界で生きていく事になった。
孤高
の勇者になるか、孤独な魔王として生きるか。
勇者パーティを作るか、魔王連合を組むか。
神の言うところの「遊び方」はそれぞれに任されるそうだ。
幼なじみの3人と組んだ俺は、人類と敵対せずに済む道を模索していく。
敵対するのは俺達の命を脅かす者だけにしようと誓い、なるべく平和に過ごせる環境を作り上げていくべく苦心する。
なんとなくそんな物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 09:00:25
53698文字
会話率:30%
倉橋製薬の経理課で働く会社員大西。彼は朝食を頂きながら、何気なくテレビを眺める。今朝のニュースが報じられており、そこには雑居ビルに顔を突っ込んだ大型トラックの姿が。開いたトレーラーからは野犬が飛び出て、通行人を襲う。現場は大西の職場がある
倉橋市だった。そんな異常な光景に休みたくて仕方ないが、通勤を命じられたら断りきれないのが下働きの性。大西は嫌々、家を出る。それが悪夢の始まりだった。ゾンビと化した社員との遭遇。逃げ遅れた先輩との合流。最後の非常口への一本道。大西は自分の宿命を悟り、その決断が大西を荒廃した世界へと誘う。ゾンビが蔓延したこの町で、彼らに救いはあるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 16:51:41
362343文字
会話率:29%
僕は伏見大吾、高校一年生。時々、不思議な厄介ごとに巻き込まれることがあるけれど、それ以外は、毎日、部活と読書三昧の日々を過ごしている。
人によっては、僕をイケメンと言ってくれる人もいるが、同じ地学部のメンバーからは、眠そうな子犬みたいだと
言われることも多い。人に(人以外でも)頼られると、あまりいやとは言えなくて、ついつい振り回されてしまいがちな性格だ。
今朝も、通学途中に何やら不思議な気配が、僕の後ろをスキップしてついてくる…。
※同作品をカクヨムにも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 14:37:59
93052文字
会話率:42%
(ここって【恋勝】の世界じゃない?今朝目覚めた時にジェイルやユリウスがいたし…)
目が覚めるとそこは見知らぬ部屋だった。
ふかふかのベッドに豪華な調度品。
そして、美少年!
鈴木ほのかは自身が制作する乙女
ゲーム【恋の勝利は誰の手に?】の悪女ホノカ·ベルツリーに憑依してしまった。
内容はいたってシンプルで、百年振りに生まれた聖女が困難を乗り越えながら好きな人と結ばれるという話。
この身体の持ち主ホノカ·ベルツリーはヒロインに毒を飲ませようとした罪で、わりと序盤に断罪される。
少し捻りがあるというならば、悪女ホノカ·ベルツリーは転生者でハッピーエンドで真実の愛を得る為にゲームを繰り返しているのだ。このストーリーをプレイするにはかなりやり込んでロックを解除し、逆ハールートでユリウスの好感度を一度上げる必要がある為、難易度がかなり高い。いわゆる、レアなストーリー…。しかも、断罪を避けるのも難しい…。
このままではバッドエンド断罪が待っている。何としてでも断罪を逃れる為、ユリウスとジェイルの好感度を上げる必要があるのだが…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 19:00:00
120562文字
会話率:34%
今日は天気がいいですね、今朝はそれでも寒かったですね、これ美味しいですね、お身体気をつけてくださいね。それくらいで、じゅうぶん人間幸せだと思います。
キーワード:
最終更新:2025-07-11 05:47:18
10639文字
会話率:1%
幻覚であって欲しい事ってあるよね。
最終更新:2025-07-10 12:39:22
480文字
会話率:15%
この屋敷は、わたしの居場所じゃない。
薄明かりの差し込む天窓の下、トリノは古びた石床に敷かれた毛布の中で、静かに目を覚ました。肌寒さに身をすくめながら、昨日と変わらぬ粗末な日常が始まる。
かつては伯爵家の令嬢として、それなりに贅沢に暮
らしていたはずだった。だけど、実の母が亡くなり、父が再婚してから、すべてが変わった。
「おい、灰かぶり。いつまで寝てんのよ、あんたは召使いのつもり?」
「ごめんなさい、すぐに……」
「ふーん、また寝癖ついてる。魔獣みたいな髪。鏡って知ってる?」
「……すみません」
トリノはペコリと頭を下げる。反論なんて、とうにあきらめた。
この世界は、魔法と剣が支配する王国《エルデラン》の北方領。名門リドグレイ伯爵家の屋敷には、魔道具や召使い、そして“偽りの家族”がそろっている。
彼女――トリノ・リドグレイは、この家の“戸籍上は三女”。けれど実態は、召使い以下の扱いだった。
「キッチン、昨日の灰がそのままだったわよ? ご主人様の食事を用意する手も、まるで泥人形ね」
「今朝の朝食、あなたの分はなし。ねえ、ミレイア? “灰かぶり令嬢”には、灰でも食べさせればいいのよ」
「賛成♪ ちょうど暖炉の掃除があるし、役立ててあげる」
三人がくすくすと笑うなか、トリノはただ小さくうなずいた。
夜。屋敷が静まり、誰もいない納戸で、トリノはひとり、こっそり木箱を開いた。中には小さな布包み。亡き母の形見――古びた銀のペンダントが眠っていた。
それだけが、彼女の“世界でただ一つの宝物”。
「……お母さま。わたし、がんばってるよ。ちゃんと、ひとりでも……」
声が震える。けれど、涙は流さなかった。
屋敷の誰にも必要とされない“灰かぶり令嬢”。
だけど、彼女の心だけは、まだ折れていない。
いつか、この冷たい塔を抜け出して、空の広い場所へ行くんだ。
そう、小さく、けれど確かに誓った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 07:30:00
84989文字
会話率:35%
夜勤明けのロビーで目を覚ました青年――カナー・クラーク。
今朝もまた、胸の奥にざわめくような違和感だけが残されていた。
数ヶ月前の“あの事件”以来、ホテルには静けさに紛れた不穏な気配が根付いている。
繰り返すホテルの日常のなか、ある夜カナー
は正体の知れない恐怖と向き合うことになる。
今夜もまた、静かで、そして何かが歪んだ夜勤が始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 21:00:00
8317文字
会話率:11%
毎朝僕が待ち伏せているあのお姉さん。
今朝もスーツ姿で長い髪をなびかせ、僕の心をドキドキさせる甘い匂いを振り撒いている。
きっと素敵な彼氏がいるんだろうな。僕みたいな中坊なんて絶対相手にしてくれない。
でも、僕だって本気なんだ!
今日こそ
……今日こそあのお姉さんに告白するんだ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 17:00:00
2321文字
会話率:19%
ある平凡なサラリーマンの男性が主人公。いつもと変わらない月曜日の朝、男は起床し、通勤電車で新聞を読む。そこで、その日の夜22時に人類初のタイムマシン実験が行われることを知る。
普段通りの一日を過ごした後、男は帰宅してテレビでタイムマシン実験
の生中継を見る。アナウンサーが視聴者に「心の中で行きたい時間を思い描いて」と呼びかける中、男は何気なく「今朝に戻りたい」と思う。
22時、実験開始のカウントダウンと同時に、男の視界が真っ白になる。気がつくと、その日の朝7時に戻っていた。男は驚愕するが、どうすることもできず、再び同じ一日を過ごすことになる。
そして22時になると、また7時に戻される。男はこのループから抜け出そうと様々な行動を取るが、毎回22時になると7時に戻されてしまう。
こうして男は、自身の何気ない願いとタイムマシン実験が引き起こした24時間ループの中に閉じ込められてしまう。彼はこの永遠とも思える月曜日のループから脱出できるのか、それとも永遠にこの日を繰り返すことになるのか、結末は読者の想像に委ねられる。
この物語は、些細な願いが思わぬ結果を招く皮肉と、時間旅行がもたらすパラドックスを、簡潔な形で表現したSFショートショートです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-29 20:21:51
340748文字
会話率:34%
時々他人の夢をのぞき見ちゃう私アンジェ☆ 今朝は異世界の夢を見ちゃった! その世界には乙女ゲーム? ってモノがあって、どうやら私はヒロインみたい♡ ‥‥あれ、でも自分勝手なヒロインが断罪される話もあるわ。 え、今の私ってもしかしてヤバイ状態
? このままじゃまずい。何とか逆ハー状態から脱出しないと! 令嬢たちに平謝りし、令息たちをフリまくるヒロインのお話です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 18:31:00
28719文字
会話率:38%
「——お姉ちゃんが、この学校にまだ“いる”の」
ミオはそう言った。
姉のハルカは一年前、失踪した。
最後に見たのは、学校の夜間補習のあと、自転車を引いて校門を出ていく姿。
けれどその後、彼女は戻ってこなかった。遺体も、手がかりも見つか
らず。
事件は迷宮入りしたまま。
そして今朝。
ミオの家に届いた、一通の消印のない封筒。中に入っていたのは——
『校舎の鍵は、あの夜のまま。
わたしは、まだここにいる。』
ミオはそれを「姉の字だ」と言った。
だから今、彼女はユウトを連れて、夜の校舎に入っている。
目的はただ一つ。
姉を探し出すこと。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-22 22:03:28
6376文字
会話率:32%
今朝、久方ぶりに慌ただしい時間帯に電車に乗った。
普段はリモートワークなので、あまり人と会わないのだが、たまに外にでると驚き、ついつい観察してしまう。
最終更新:2025-06-20 08:11:57
287文字
会話率:0%
ーーーとある家に置かれた、古びた日記帳より抜粋。
【 ✕✕月✕✕日。この村では、蝉は7日で死なないし、人より獣が多くて猟銃は必須だ。……この村は可笑しい。それにあんな優しいあの子をこのままにしておけない。……今朝、漸く探していたトンネル
道を見つけた。トンネルを抜ければ電波も通る、助けを呼べるのだ。トンネル中央に置かれていた邪魔な祠を壊したので、夜道でも転ぶことはないだろう。今夜にでもあの子と共に逃げようと思う。……頼むから、成功してくれ】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 14:00:07
9365文字
会話率:50%
今朝未明。大阪府警に脅迫状、というか挑戦状が届いた。正確には、ホームページの『問い合わせフォーム』からだが。内容からすると、伊藤知事再選による辞職要求市民団体、いや、活動家の嫌がらせのようだ。3月30日の日曜日だからこそ、『権力』に対抗する
のだ、というメッセージが書かれてあるが、問題は、『兵庫の次は大阪だ。何人死ぬかな?』と結んでいることだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 11:55:47
5199文字
会話率:22%
「場所は、諸君もご存じかと思うが、所謂『うめきた広場』だ。グランフロント大阪だな。今朝早く、ジョギングをしていた人が、公園内に妙なものを発見した。血まみれのスケートボードだ。
最終更新:2025-06-09 09:39:20
5062文字
会話率:25%
ヘレンは、念の為大阪府警とのホットライン電話を取り上げた。
真壁が出た。
「真壁さん、小柳警視正は?」「帰宅したわよ。有給休暇らしいの。今朝初めて知った。
最終更新:2025-03-14 11:06:44
4763文字
会話率:17%
ある朝、冴えない少年「堀島朔良」は早く目を覚ました。
憂鬱な日々をどうにか脱したい、そう少年は考えつつも、結局体が動くことはなかった。
今朝は珍しく足取りが軽く、駅の周辺まで足を運んだが……
いきなり、雷に打たれたかのような衝撃が走った。
頭から全身を駆け巡る痛みに悶え、しばらくうずくまっていると、一つの「違和感」に気がついた。
音が無い。
喧騒が、足音が、本来あるはずの音が、一つも無い。
鼓膜が破れた?否、小鳥のさえずり、自らの苦しむ声は嫌と言うほど耳に入ってくる。
少年は、恐る恐る目を開けた。
人が、動いていない。
確かに脱した、憂鬱な日々から。
だが、変わったのは世界の方だったようだ。
※なろう、カクヨム同時投稿作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 18:00:00
9178文字
会話率:48%
漆黒の夜空のような深い藍色の髪は腰まで伸び、緩やかな波を描いていた。
その髪は朝日を浴びると青い光を放ち、見る者を魅了した。
透き通るような白磁の肌は、春の最初の花びらのように繊細で、頬には常に桜色の血色が漂っていた。
最も印象的だ
ったのは、その瞳だ。深い海のようなサファイアブルーの瞳は、時に知性の光を宿し、時に優しさで満ちていた。
細い指先は魔法の杖を操るのに適しており、歩くときは、まるで地面に足が触れていないかのような軽やかさがあった。
これが、この物語の主人公――ビリー・グレイス公爵令嬢の姿。
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「お嬢様、本日は特別な日です。最高の装いでなくては」
侍女長のメアリーの言葉に、私は黙ってうなずいた。今日は私の17歳の誕生日。グレイス家の令嬢として、そして将来の王妃として、神から「ギフト」を授かる大切な儀式の日だった。
鏡の前に座り、メアリーが私の髪を丁寧に梳かしていく様子を眺めながら、私は深く息を吐いた。実を言うと、今朝から胸の奥がざわついていた。何かが...何かが起こる予感がしていたのだ。
「お嬢様、緊張されていますか?」メアリーが気遣いの言葉をかけてくれる。
「少し...ね」
そう答えたものの、事実は「少し」ではなかった。今日の儀式で私に与えられるスキルによって、私の将来が決まる。グレイス家は代々、強力な魔法のスキルを授かってきた。
そして私も、何か素晴らしいスキルを授かるはずだった。
少なくとも、皆そう思っていた。私自身も、そう信じていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 08:00:00
62167文字
会話率:38%
今朝もチマチマと微調整を加えるも……。
最終更新:2025-06-08 09:37:46
961文字
会話率:8%
今朝(夕方)の、吸血鬼さん。
最終更新:2025-06-02 14:10:42
1645文字
会話率:31%
アラームの音で目が覚める。
ん、うるさい……。
最終更新:2023-04-17 16:55:46
1842文字
会話率:23%
今朝一つの命が散った。
最終更新:2022-08-11 13:00:00
2009文字
会話率:26%
「タイムリミットは48時間! 誘拐された娘の救出と、失われたコカインの謎に挑む中年男の背中を見よ!」
藤井誠、四十五歳、元刑事で現在は警備会社勤務のシングルファーザー。
勤務明けの朝、藤井のスマホに娘の遥香からメッセージが届く。
──九
月一日、午前十一時までに、指定の口座に一億円を振り込め。さもなくば、娘の命はない。
──警察に届ければ、即刻、娘は母親の元へ行くことになる。
メッセージには、今朝、十六歳になったばかりの娘・遥の監禁映像と、彼女の恐怖に震える声が。
タイムリミットまで四十八時間。
過去に傷を持つ元刑事が、瀕死の怪我で刑事生命を絶たれた相棒と共に、娘の救出と失われたコカインの謎に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 19:46:50
16256文字
会話率:40%