日本にその名を轟かせた大詐欺師・オオバヤシロ。
悪運尽きて燃え尽きた彼が転生したのは――『嘘が吐けない巨大な都市』だった。
嘘を嫌う『精霊神』により嘘吐きは【カエル】にされてしまう世界で、ヤシロは詐欺師として培った口先の上手さで成り
上がっていく!
異世界に転生した主人公が、『現代の知識』と『屁理屈』を武器に、巨乳美女を助けたり、極貧食堂を立て直したり、最底辺地区の生活環境を改善したりする物語。
☆★☆★☆
本編は、第一幕のエピローグで完結しております。
後日譚以降は、盛大なオマケとなっておりますので、
まったり感増し増しで詐欺師要素が極端に薄らいでいきます。
キャラや掛け合い、雰囲気が好きという方は引き続きお楽しみください。
☆★☆★☆
2020年10月7日より以下サイトにて、各話を3000文字前後に区切った分割版を掲載中。
【Novelism(ノベリズム)】
◆異世界詐欺師のなんちゃって経営術-分割版π(パイ)-
https://novelism.jp/novel/PZZjgtOjR5aQavm7ruz1kA/
※π限定SS付き※
【カクヨム】
◆異世界詐欺師のなんちゃって経営術-分割版-
https://kakuyomu.jp/works/1177354054927076585
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あとがき、並びに、感想返信内にて掲載したSS(ショートストーリー)を別枠にまとめておりますので、よろしければご覧ください。
●異世界詐欺師のなんちゃって経営術【SS置き場】
http://ncode.syosetu.com/n3697ct/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 20:00:00
8983394文字
会話率:47%
蒸気機関車が国を駆け抜け始めたころ。
山と水に抱かれたクロノフェルデ王国では、鐘楼の音が朝・昼・夕に響きわたり、人々の暮らしを律していた。
王国を導くのは、時と歯車の神を掲げるヴェルツ正教。
正確な時を刻むことが、人としての正しさとされるこ
の国で、村々にも教会と時計塔が建ち並び、司祭たちが時の教えを説いている。
ルーシュはその教会に育てられた少年だった。
物心つくころにはすでに鐘楼の歯車に魅せられ、振り子の規則的な揺れに耳を澄ませていた。
ともに育った領主の娘エルザとは、幼い頃からどこか噛み合わないままも、並び歩く日々を送る。
家の名誉を背負うエルザと、教会に生きるルーシュ。立場は違えど、互いの歩む時間が交差することを、ふたりは心のどこかで願っていた。
だが、穏やかなはずの村にほころびが訪れる。
御神木の倒壊、古井戸の異変、水車小屋の崩壊。
まるで何者かが、村の「時」を狂わせようとしているかのような事件が次々と起きる。
誰もがそれを天の兆しかと恐れるなか、ルーシュは積み重ねた観察と技術を武器に、疑念の先へと踏み出す。
導かれるように機械の中を覗き込み、わずかなズレと変化を見つけ出していく。
ヴェルツ正教が掲げるのは「時の理」。
しかし、理が人を救うとは限らない。
村でひそかに積み重なってきた歯車の狂いは、やがて国全体を巻き込む大きなうねりとなっていく。
やがて少年は青年へと成長し気づいていく。
小さな村で回る歯車も、大きな国の歯車も、繋がらないようでいてひとつの機構の一部だと。
そして、どんなに細く小さな歯車であっても、たしかに時を動かす力があるのだと。
時間は止まらず、歯車は巡る。
──すべての歯車が重なるとき、少年はその手で何を動かすのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 15:00:00
166302文字
会話率:33%
広大な大陸に並び立つ五つの強国――その一つ、季(き)国。
王家に生まれた少女と、若き才ある文官の少年。
立場も生き方も違うふたりが交わす、小さな約束が、やがて国を揺るがす絆となっていく。
これは、運命に翻弄されながらも真っ直ぐに歩み寄る、
少女と少年の“約束”の物語。
穏やかな日々のなかに咲く紅の花。その蕾は、いつか誰かを守る力になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-26 10:00:00
194953文字
会話率:28%
2084年――
本来あってはならないものが、この世界に姿を現した。
それは、滅びへの扉を開く出来事だった。
それぞれに異なる理想を抱き、異なる力を持つ若き戦士たち。
彼らは、この先に待ち受ける未来に、どう立ち向かうのか?
“明日”という日に
は、すべてが反転する可能性がある。
対極にあるもの同士が、常に並び立つ世界で――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 23:32:44
14001文字
会話率:25%
異世界アルディアに召喚された、15歳の高校生・神代真夜。
選ばれし十四人の勇者候補に並びながら、彼が授かったのは――折れた剣だった。
「君に与えられる名は、ない」
神の選定に“除外”されたその瞬間、少年の名前は記録から消され、世界から拒
絶された。
それでも、彼は立ち上がる。
たとえ折れた刃しかなくても。
焔のように燃えるその剣だけが、自分の存在を認めてくれたから。
名を奪われた少年が、神に抗う力を手にする――
“夜を壊す者”の叛逆譚、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 22:00:00
312788文字
会話率:23%
とある町に、ごくごく普通に暮らしている四人家族がおりました。おいしいご飯に、愉快な出来事、たまーに問題も起きるけど、それなりに乗り越えて毎日のほほんと過ごして・・・って、ん??なんだか怒鳴り声が聞こえてきたぞ!!マイペースな家族に振り回され
るかわいそうなお母さんがここに!!!あんまり怒らせると、やばい事になっちゃうかもよ?なぜならこのお母さん、ちょっと普通じゃない一面もあったりして……。365日の平凡な日々と21日の非凡な日々をざっくばらんに綴った、日常系食べ尽くしホームコメディドラマです。全386話、不定期で更新します。完結後に日付順に並びかえます。※☆、★の付いた作品は短編として投稿したものを連載用に加筆修正したものです。日付以外のタイトル部分は変えていません。今後は家族物はこちらで更新します。※note、ノベリズム、エブリスタでも一部単話公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 19:00:00
457437文字
会話率:31%
あるところに、『砂天楼(さてんろう)』と呼ばれる星が存在します。
ひょうたんのような、変わった形をしていますが、それよりもっと不思議なのは、星そのものが砂となり、生まれ変わることです。
その『転星(てんせい)』と呼ばれる現象が起き
ると、星の全ては砂へと還り、星の全てが砂から生まれます。
それが『砂天楼』の理。
『砂の魔女』の定めた、幽遠の理でした。
あるとき出会ったのは、2人の魔術師。
一人籠って研究を続ける「どんくさ」サフルと、
周囲を巻き込む「てんさい」アレナ。
「ねぇ、この砂天楼って、随分と悪趣味じゃない?」
「いっ、いきなり何ですかっ……?」
──これから始まるのは、
途方もない星の、途方もない物語。
「『転星』の魔法を、私のものにしたいの! 協力して頂戴」
「ええええっ!!?」
サフルとアレナ、2人の魔術師が出会うとき、砂の天幕に光が灯る。
「欲しいと手を伸ばすことさえ、僕には出来なかった。それでも今は、前に進める」
【注意事項】
この作品は執筆にあたり「AI(ChatGPT並びにGemini)」を活用しております。
具体的にはプロット、キャラ設定、本文をAIに読み込ませ、フィードバックを受けて、作品のブラッシュアップに使用しています。
※なお、AIに設定だけを入力して本文を出力させる形式や、キャラクター設定を一から作成させるなどの依存的な工程は行っておりません。
また、どちらも規約にてオリジナルコンテンツの生成・公開が許可されております。
●ChatGPT
https://openai.com/policies/sharing-publication-policy/
●Gemini
https://ai.google.dev/gemini-api/terms?hl=ja&hl=ja-JP#use-generated
二つ使用しているのは、AIとはいえ視点を増やしたいという考えがあります。また、執筆に協力頂きました両名(両AI)にこの場を借りて、感謝申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 18:52:19
17905文字
会話率:31%
高速バスの事故に巻き込まれたはずみで、異世界に転移したわたしを拾ったのは錬金術師の老人グレンだった。回復したわたしは、錬金術を教えてくれたグレンの死により、魔導国家エクグラシアの王都シャングリラで、錬金術師団長の座を引き継ぐことになる。『錬
金術師ネリア』として、まずは王都へ行こう!そして王都で待っていたのはクセの強い錬金術師達。竜騎士団、魔術師団と並び『王都三師団』と称される錬金術師団で、『師団長』を頑張ります!恋愛要素はかなり後半です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 09:49:47
1686230文字
会話率:49%
ごく一般的な家庭で育った男子学生、白河 晶(しらかわ しょう)。
忙しく留守がちな父と、仕事を持ちながらも家庭的で優しい母の許で育った晶の日常は、父の不貞が母に知られたことで一変する。
家に身の置き場がないと感じた晶は、ある日、友人た
ちとやってきた川で不思議な空間に迷い込んでしまう。現実と非現実の交錯する夢現の狭間で、晶が見たものは……。
*この作品はフィクションです。実在の人物、団体、並びに事件及び事故とは 一切関係ありません。
また、本作の登場人物の行動やセリフは、あくまで物語上のものであり、法律や道徳に反する行為を肯定・助長する意図はございません。
本作には、直接身体を傷つける場面はございませんが、家庭内暴力、死に関する描写が含まれます。苦手な方はご注意ください。
*ジャンルはホラーですが、ダークファンタジーとホラーの中間くらいの内容になっており、怖い要素はあまりありません。
*この作品は、別のサイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 22:22:03
90640文字
会話率:29%
神族、悪魔族、人族、そして魔族が覇を競いあう世界。
世界最強の大魔人グラディウスは、「約束の地」を実現するため今日も進み続ける。
魔王国の大魔王として君臨する彼の手腕により、魔人の国は他種族からも看過できない大国へと変貌を遂げていく。
そ
んな時代。
今日も魔王城では、大魔王を敬愛しすぎた臣下達の悪戦苦闘の日々が続く。
未熟な自分を自覚する彼ら彼女ら、しかし大魔王様へのラブは誰にも負けない。
大魔王様の横に並び立つ日を目指し、今日も魔王国のために危険に身を置き任務に没頭してその身を削り、七転八倒を続ける愛すべき魔人たち。
世界最強の大魔王とその仲間達による覇道コメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 00:20:00
190839文字
会話率:20%
舞台は新しい日本。
日本は反物質という最高の資源を手に入れ、アメリカを除くGDPでは1位となった。
そんな日本では欲望や娯楽で溢れる日本全土東京計画という日本全土の巨大な高層ビルが立ち並び、ネオンが彩る街に改造する計画が進められ、完成した。
そんな日本を天皇は
NEO JAPANと呼んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 23:05:43
4420文字
会話率:36%
乱世の中、領主の息子として生まれたルークは、十二歳のときの祝福で『村づくり』という役に立たないギフトを授かってしまう。
そればかりか、腹違いの弟が『剣聖技』を授かったことで完全に立場が逆転、ルークは未開の地へ追放されてしまった。
不毛
の荒野に辿り着いたルークだったが、そこで謎のギフト『村づくり』が発動し、あっという間に村ができあがってしまう。
これからはこの小さな村で細々と暮らしていこう。そう思っていたのだが――
村人が増えていくにつれ、どんどんギフトのレベルが上がり、『村づくり』が進化していく。
そして気づけば高層建築が立ち並び、世界一の軍事力を誇る最強の「村」と化していた……!
「いや、これもう村じゃないよね? 僕のスローライフどこいった…?」
※この作品は、アルファポリスとカクヨムにも同時投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 18:00:00
734460文字
会話率:42%
※アップデート情報―必読―
現在、過去編である"蛇足「東京異聞録」幕間"で更新停止中です。
※本作の並びは本編時系列順となっています。
初めて読まれる方は"第一章「糸絡みて~」"から章順で御覧下さい。
和製ファンタジー、伝奇作品「異聞録:東京異譚」の世界へようこそ。
東京で起きる怪異に、一人の男とその仲間達が夜を駆け、
銃や刀や拳やら肉体言語で語っちゃう、現代伝奇アクション。
となっております。
※本作はフィクションです。
※本文中での宗教、思想解釈はあくまで個人の見解です。
※なので、この世界ではこの解釈になっております。
※後に変わる事もあります。
※本作は台本調のシナリオ文体です。作者が台本を打っているからですね。ご了承ください。
※本作はゲームシナリオを意識した構成となっています。
-以上となります。
準備は良いでしょうか? それでは…
ようこそ、異聞録:東京異譚 へ―
Welcome to the strange story : Tokyo Anomaly
※使用画像は自写したものやフリーサイトのものを使用させて頂いています。
使用させて頂いている黒い男イラストは"澄石アラン"様から頂きました。有り難う御座います折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 20:49:50
375655文字
会話率:38%
これはこちらに近い、とある異世界のお話。
世界基準暦1024年、それは転機の最中である。
時には湖、時には丘、時には雲にすら並ぶ、要塞級と呼ばれる大型兵器の台頭は、人類に大きな進化を齎した筈だ。並びに並ぶ兵器の巨大化、しかしその時代は15m
級人型兵器、FAMの登場により、流れを変える。
これは、FAMという名の塔が、高く舞い上がり、そして崩れ落ちるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 00:41:22
1874文字
会話率:34%
この世界に完全に失望したと自称する高校生、見崎渚は、過去の生活を逃れるために新しい環境へ転校することを決めた。
彼は過去のトラブルを避け、平穏な学園生活を望んでいたが、「顔の美しさで並び立つ第一位」と称される三人の美少女との出会いにより、本
来平穏に過ごしたかった学園生活は一変し、複雑になり始める。
彼が避けたかったラブコメが自らのもとにやってくるだけでなく、校園や町の暗がりには見過ごせない秘密の戦線が隠されているようだ。
そうして、渚の新たな学園生活を舞台に、青春と熱血を巡る物語が幕を開ける……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 15:00:00
264701文字
会話率:42%
夜、その男は深い森の中をさまよっていた。
ハイキングに来たのだが、ちょっとした冒険心が仇となり、つい整備された道を外れてしまったのだ。
今感じるのは、深い後悔と絶望だけ。周囲は漆黒の闇に沈み、高くそびえる木々の合間から、月の光がわずか
に足元を照らすのみ。見渡す限り、同じような木々が立ち並び、方角も時間の感覚もとうに失われていた。頼みの綱だったスマートフォンも、ついさっきバッテリーが尽きた。もはや嘆く気力すら湧かず、男はただ呆然と闇を見つめていた。
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最終更新:2025-06-15 11:00:00
1391文字
会話率:16%
旅好きの若者がいた。彼は明るく好奇心旺盛な性格で、興味を引かれた土地があれば、一人でひょいと出かけ、現地の人々とすぐに打ち解けることができた。社会人になった今も、時間を見つけては旅に出る生活を続けている。
「辺境の賢者……?」
ある
日、彼は海外の小さな街の飲み屋で妙な噂を耳にした。遠く離れた辺境の村に、膨大な知識を持つ老人がいるというのだ。どんな質問にも答えられる、まるで生きた図書館のような存在らしい。
好奇心を大いに刺激された彼は、すぐさま旅支度を整え、その村へ向かった。
三日かけて辿り着いた村は、ごく普通の集落だった。藁と土壁の家々が並び、道端では擦り切れた服の子供たちが遊んでいる。観光地らしさは皆無で文明の影すら薄い。若者は人当たりの良さそうな村人に声をかけ、老人の居場所まで案内を頼んだ。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-02 11:00:00
2882文字
会話率:42%
この奇妙なブームの始まりは、あの時だったのかもしれない。そう、新聞で『年収五万で幸せに生きる方法』という本の広告を見かけた頃だ。当時はまさかその本がベストセラーになるとは思いもしなかった。著者はさぞ儲けただろう。その後も『路上生活のすすめ
』『持たない生き方』『路上の珍説』『家を捨てる』『自由の流儀』といったタイトルの本が次々と本屋に並び、若者たちに飛ぶように売れた。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-01-23 11:00:00
2094文字
会話率:24%
堅物・アリ先輩。
自由人・キリギリス後輩。
通勤電車という狭い密室に、テンションも常識も大きく異なる二人が並び立つ──!
チュロス片手に社会性ゼロな後輩と、それを真顔で受け流す先輩の温度差トークが炸裂!
今日もまた、電車の中に“伝説”と“
静寂”が生まれる──
社会人あるある×ハイテンション会話劇、通勤電車編!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 12:10:00
2957文字
会話率:73%
音楽経験なしのど素人が作詞に挑戦してみました。
何かひとつでもお気に召す作品があれば幸いです。
※並びは書いてきた順番です!
※カクヨムでも掲載しております。
※いずれの歌詞も著作権管理団体には登録しておりません。
※SunoAIで実際に
曲にしてみたものをyoutubeにアップしてます。
⇒https://www.youtube.com/channel/UC7IfQs0j3psPWDMFbpXv9mw折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 18:00:00
27766文字
会話率:0%
幼馴染に誘われてVRMMO<マジカルルカファンタジー>を始めた大学一年生の佐倉優斗――サクは最初のキャラメイクやステータス振りをめんどくさがり、全てがランダムで決まるお任せ設定を選んでしまう。その結果、お任せにした場合のみ選択されることの
あるレアジョブのうちの一つ<合成士>に就くことになる。
事前情報を頭に入れずにゲームを開始したサクは早速色々遊んでみようと行動するのだが、なんと<合成士>は武器装備不可で絶望的に戦闘に向かないジョブだった。
「どうすんだ、これえええええええええええ!!!!!」
開始早々、出ばなをくじかれたサクはやけくそになりつつもどうにか武器なしでゲームを攻略できないかと模索し始める。
その結果、<合成士>のみ使えるスキル<合成>を使いゴーレムやら機械兵やらを生み出すようになり、やがて攻略最前線プレイヤーに並び立つほどの戦力を有するようになっていく。
これはスタートした瞬間に武器装備不可という縛りを押しつけられたプレイヤーが、あの手この手でゲームを攻略していく物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 23:47:00
46511文字
会話率:53%
SF風ファンタジー。
青い地球、そこに人々は住めなくなった。
カウントダウンされいてく2週間という時間。
内向的で、消極的な、チアキ・ハセガワ19歳は追い立てられるように消去法の旅に出た。
一生に一度の故郷との別離。
そして新
たに始めた『惑星CA-N』での生活。
たった一度だけ、仕事の一環としてすれ違っただけの名誉公務員のショウ・ヨコヤマからの手紙が届いた。
銀河標準暦127年12月31日 12:00 地球上から人類は消滅。
前年8月12日に施行された『地球並びに地球の全ての動植物の権利に関する条約』通称『地球保全法』により、地球外の移住すべて完了。
これより、地球は<ヘブン>となる。
生きた人間の24時間以上の滞在は禁止され、人類の墓標となった。
まっすぐと歩いていた。
どこまでも続くように錯覚させられる、舗装された道を娘は歩き続けていた。
東へ、東へと。
海のある場所、太陽が昇る場所へ。
迷いもなく、しっかりとした足取りで歩いていく。
やがて、たどりつく。約束の場所に――。
自サイトにも「紅の空」にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 00:30:00
32734文字
会話率:17%