兄と慕った人の娘が不本意な結婚を押しつけられそうなので、いつか好きな相手と結婚できるよう強くなるまで男として育てたんだが、実は女だと明かしたら「嘘つき! 大っ嫌い!」と言われた。辛い。
という本編の前日譚を、番外編として書いてみたら長くなっ
てきたので、投稿します。このまま本編に突入する気がします。
見た目が怖い少年が幼児に振り回される日常が書きたいだけです。
異界から竜が侵入し、蹂躙された世界。人々は多くの犠牲を出しながら竜を討伐した。――どうしても壊せなかった竜の卵を残して。
もはや腐っていると思われていたその卵が、数百年ぶりに各地で孵りはじめる。
そしてエヴァーリでは、男しか生まれないはずの竜殺し――竜を殺して呪われた者の末裔。体の一部が竜化している――に女児が生まれた。
竜殺しの戦闘能力は一万の兵に匹敵する。国防の要だ。
しかしその子供は流産の確率が高く、そのため竜殺しは年々数を減らしており、後継の確保が喫緊の問題だった。
竜殺しの女児は、その問題を解決する糸口となり得る。その存在が世に知られれば、女児の自由はなくなるだろう。
その女児と同鱗として生まれた少年が、彼女を守り育てるために、竜殺し殺しの竜眼公と恐れられる存在になっていく。(ただし中身はおかん)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 23:25:42
97754文字
会話率:40%
秋。黄褐色に光るススキの花穂が畦道を彩る頃。
伯爵令嬢クロエ・ロレーヌは5年の婚約期間を経て、名門シルヴェスター公爵家に嫁いだ。
愛しい彼の、弟の妻としてーーー。
*
結婚式当日。愛する婚約者に逃げられたクロエは、仕方
なく彼の弟であるライル・シルヴェスターと結婚することになった。
品行方正だった兄とは違い、自由奔放な性格をしているライルと堅物なクロエは、昔から相性が悪い。そんな二人は、果たして夫婦としてうまくやっていけるのだろうか。
そう思っていた矢先、ライルは何故か『ずっとクロエのことが好きだった』と言い始めてーーー?
これは、不本意な結婚を強いられたはずの二人が織りなす、愛と裏切りの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 14:34:39
81668文字
会話率:48%
「誓いの言葉も口づけも必要ない。どうせこの婚姻は愛の欠片もないものだからな」
悪女と評判の相手と結婚を強いられた辺境の領主は、花嫁を教会に置き去りにした。すぐにでも離婚できるようにと素顔を仮面で隠し酷い態度をとる。しかし彼女は事情があって悪
女になりすましているだけの別人だった。
不本意な結婚を強いられることになった二人が、互いに偽りの姿と本当の姿の両方で交流を重ねていく、嫌われから始まるちょっぴり切ないラブストーリーとなります。ヒーローはわりとすぐ反省しますが、最初のやらかしで距離が縮められないヘタレっぷり。ヒロインはヒーローが気になるけど目的の為に自分を犠牲にしようとする健気ちゃん。でも最後はハッピーエンドです!
本編68話。番外編も書く予定。自筆のキャラ絵も入る……かもしれないw
どうぞよろしくお願いいたします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 21:00:00
95452文字
会話率:48%
次期公爵ランカロ・ミオーダーは非常に不本意な結婚をした。彼が結婚した相手は、悪名高き伯爵令嬢ラウラウ・ベルソニアだった。ランカロは初夜に『君を愛することは出来ない』とラウラウに言うつもりだったが……、言えずに終わった。こうなったら意地でも言
ってやると、妙な情熱を燃やすランカロは『君を愛することは出来ない』と言うことができるのか?
全6話、予約投稿済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 18:10:00
18619文字
会話率:46%
ゆっくりと距離を縮め、すれ違いながらもおよそ3年後し。晴れて婚約関係となったキルシェとリュディガー。
キルシェは復帰した大学で卒業間近となり、少しずつその日が近づきつつあった。
そんな折、「考え直すか?」__と、リュディガーから思いもよらぬ
言葉を告げられた。
_________
※「訳あり追放令嬢と暇騎士の不本意な結婚」の端折った話__番外編。
※こちらだけでもお楽しみいただける構成ですが、本編( https://ncode.syosetu.com/n1250gp/)のネタバレが含まれます。
※他サイト様にも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 10:20:31
180733文字
会話率:41%
彩光国の公主である春麗は世間では絶世の美女と噂されるほどの美しさをもつ15歳の少女である。春麗というその名に恥じず誰よりも春が似合うお人形のような美しさをもつ少女だと周りから絶賛されてきた。……だというのに、現在進行形でこの国では美しくて聡
明な公主の嫁ぎ先が決まらぬことが最大の問題だった。婚約の話自体は何度もでるのだがと婚約した国はもれなく全部滅んでしまう。
その美しさが原因で三つの国が滅んだ経緯から、『美滅』というあだ名が世間に広まり、新たに婚約すら難しい状況になった春麗。しかしある日、「どうか我が国をその美しさで滅ぼしてください!」と依頼してくる国が現れて嫁ぐことになったのだが、嫁ぎ先の皇帝はとんでもない男でこれはもう嫁ぎ先の滅亡フラグも待ったなし……! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 09:19:42
7788文字
会話率:60%
浮気ですか?どうぞご自由にして下さい。私はここを去りますので
結婚式の前日、政略結婚相手は言った。「お前に永遠の愛は誓わない。何故ならそこに愛など存在しないのだから。」そして迎えた驚くべき結婚式と驚愕の事実。いいでしょう、それほど不本意な
結婚ならば離婚してあげましょう。その代わり・・後で後悔しても知りませんよ?
※「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-08 06:36:22
207278文字
会話率:52%
悪役家庭教師で結婚なんて諦めていた没落令嬢に結婚話が!
皇太子の家庭教師だったヴァレリー。厳しいと評判の家庭教師だったけれど、実はそれは見せかけで悪役家庭教師を演じていただけだった。
家庭教師の座を退くことになったとき、諦めていた結婚話
が舞い込む。
しかも相手は四大貴族で若き当主のアベル。結婚に憧れていたヴァレリーは家族の勧めもあり、嫁ぐことに。
しかしアベルには既に愛人が六人いて、しかも子供まで。厳しい家庭教師と噂のヴァレリーに子供たちの教育と、そして落ちこぼれ騎士団の教育をさせるつもりで結婚したとのこと。厳しい家庭教師、とは見せかけだったのに。
誰にでも分け隔てなく優しいと評判の、アベルの弟であるカザイルはなぜかヴァレリーにだけは冷たいし……。
しかし前向きなヴァレリーは、今更他に行き場もないし、元から結婚は諦めていたのだし、仕事だと割り切って前向きにがんばることに。
そして、おちこぼれ騎士団たちとの日々は意外と楽しく、自分が嫌いだと思っていたカザイルは……もしかして好きの裏返し?
元悪役家庭教師の職業妻生活、始まります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 11:18:43
140491文字
会話率:52%
【書籍化&WEB版完結】
性別を偽り王子として生きてきたエディ。
ある日怪我をして、貴族の青年・ハロルドに服を脱がされた結果、女性であることがバレてしまう。
男として育ったがさつな王女など、政略結婚の道具として使えない。――王家の厄介者とな
る。
そんな彼女の結婚相手が、性別バレのきっかけであるハロルドに決まる。治療のためだったのに、王女の肌に触れてしまった責任を取らされたのだ。
彼にとって不本意な結婚に違いないと考えたエディは、ハロルドのために悪妻となり離婚をめざす。
けれどエディの悪妻計画は、とにかく寛容なハロルドには通用しないのだった!
前半ややドアマット、後半は悪妻をめざし奮闘するヒロインが、ぜんぜん離婚するつもりのないヒーローに翻弄されるお話です。
※カクヨムにも投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-13 12:02:36
206236文字
会話率:35%
昇給を餌に参加した社員旅行で断崖絶壁をロッククライミング中に突風に吹っ飛ばされた大和撫子24歳。「日下 真琴」は吹っ飛ばされた先で出会った黒い塊こと黒龍とのワチャワチャからのハプニング結婚。
不本意な結婚を回避しようとするが、離縁は命に関
わる世界にきたらしい…。
離縁も出来ず、昇給も出来ず、無一文は流石に無理!と、仕事をする事に。
黒龍と向かった地上で出会った、大切な宝物。それは、優しい人達や自分を慕う精霊達だった。
優しい人達を護る為、地球で培った特殊技能や、黒龍の嫁という付加価値を利用し、世界を救います。
因みに、主人公はかなり特殊設定となりますので、生温かい目で生易しい気持ちで彼女達の物語をお読み下さい。
※若干の流血表現等がある場合、番号横に*を付けて有りますので、ご注意下さい。
また、本作は完全なるフィクションであり、実在する人物や団体、製品名、国家や企業・宗教などなどと本作で登場する全てのものに関して、一切の関係はございません。フィクションです。大切な事なので2回表記します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-24 21:00:00
87839文字
会話率:38%
とある事情で男の子として育てられた伯爵令嬢クラリスは、少年の姿のまま、不愛想な軍人パトリスと出会い、友情を育んだ。
しかし、クラリスの心は友情と同時に初めての恋に目覚め、女性らしくなりたいと思うようになる。
そして三年後、社交界デビュ
ーを果たしたクラリスは、最悪の状況でパトリスと再会してしまった。
そのため、パトリスは――女嫌いで有名な王弟殿下は、クラリスと結婚せざるを得なくなってしまう。
結局、クラリスは自分の過去を打ち明けることも、謝罪することもできないまま、不本意な結婚生活を始めることになったのだった。
※この物語は『沈黙の女神』のスピンオフですが、こちらだけでもお楽しみいただけるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-02 21:26:17
157913文字
会話率:32%