西暦2324年。犬が人語を操るようになって100年が経った。
『人に人権があるように、犬にも犬権を』と最初の犬が叫びだしてから90年。
全世界の法律に犬権保護法が追加されてから80年。
医学の進歩により犬の平均寿命が50年に伸びてか
ら70年。
犬はヒトに使役されるべきではない、犬とヒトとは別れて暮らすべきと主張する反人派の犬たちが立ち上がってから60年。
犬だけが暮らす反人派の国が世界中に乱立するようになって50年。
反人派の国々と、ヒトと犬が共存する共生派の国々との貿易が開始されてから40年。
医学の進歩により脳移植が可能となり、ヒトの脳疾患が治癒され始めてから30年。
犬の臓器を人間へ、拒絶反応なく移植できる技術が開発されてから20年。
僕が生まれて、ちょうど同じ年に生まれたラブラドール・レトリバーのアイリがうちに来てから17年。
僕の脳疾患が判明して、3日。
――――――――――――――――――――
【あらすじ】
記憶を徐々に失っていき、やがて死に至る病を患ったアキラ。治療方法はただ一つ、誰かの脳を移植すること。
ある深夜、アキラはキョウダイとして育ったラブラドール・レトリバーのアイリを連れて家を出る。それは、両親がアイリの脳をアキラに移植しようとするのを防ぐため。
余命は一か月半。最期の時間を二人で過ごすため旅を続けるアキラとアイリはやがて、共生派国と反人派国、そして遡上(そじょう)派との三つ巴の争いに巻き込まれていく。
長いようで短い、ひと月半の旅の果てに、アキラとアイリが迎える結末とは―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 22:34:55
94641文字
会話率:51%
花は小学校六年生。両親と、同じ小学校に通う自閉症の弟と暮らしている。
昨年あたりから、すぐに怒鳴ったり暴力を振るったりする母のやり方に少しずつ疑問を持つようになった花は、どうしたら母といい関係を築くことができるのか、どうして母とうまくや
っていくことができないのか、よくわからずにいたが、同じクラスの藤井君と、前の飼い主にネグレクト(飼育放棄)されて藤井君の家に引き取られたラブラドールのハナと接する中で、母との関係の問題点を見つけていく。
also @ エブリスタ カクヨム
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 15:30:40
77141文字
会話率:48%
犬の小太郎と飼い主の小太郎の何気ない日常の物語。犬気持ちがよくわかるように描写してみました。
最終更新:2022-02-16 20:37:18
1704文字
会話率:38%
僕と、兄弟のように育った、ラブラドールのハルは、老衰の為、生命は、風前の灯だった。
ハルと、流れ星を見た思い出がある。
もう、1回、ハルに流れ星を見せてあげたい、しかし、老衰で、無反応なハルは、動きたくても動けない状態だ、僕のお父さんと、お
母さんは、気持ちを理解してくれて、自宅のリビングで、プロジェクターを使用して、ハルに流れ星を見せてあげたい、僕のお願いを叶えてくれた。
そして ・・・ ハルは ・・・?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 22:00:00
4802文字
会話率:27%
小学六年生の美雨(みう)は転校したばかりの女の子だ。ある事情から、ずっと憂鬱で気分が晴れず、新しい友達を作る気力もない。
隣の席の瀬名くんは優しくないし、それでいて美雨にやたら構う。あんまり好きになれない。その他のクラスメイトとも仲良くな
りたいとは思えない。
でも、美雨には毎日楽しみにしているものがある。登校途中にある素敵な庭だ。白いつるバラが絡まったフェンスがあり、様々な植物で埋め尽くされたその内側には黒いラブラドールレトリバーといつもにこにこしたおばさんがいるのだ。
ある日美雨は庭に招待され――。
※現代版『秘密の花園』(バーネット)を目指しました。短編です。
※この作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-05 18:00:00
28934文字
会話率:53%
あたいは3歳の誕生日にパパとママから貰ったラブラドール レトリバーを飼っている
名前はラヴ
ラヴが6歳の時に頭に25セント硬貨を一回り大きくしたような円形脱毛が出来た
その日からラヴの蛮行が始まった…
書く読む掲載
最終更新:2021-06-08 13:35:23
1822文字
会話率:0%
取調室。男の罪とは。人間の罪とは。
最終更新:2020-06-10 14:45:27
3766文字
会話率:49%
ボクは、ラブラドールレトリーバー。名前は、クッキーっていうんだ。兄弟に家族が決まる中、ボクだけが残ってしまった。そんなとき、おとうちゃんとママが迎えに来てくれたんだ。
残り物には福があるって、よく言ったもんだね。ボクとおとーちゃん、ママとの
暮らしが始まって、ボクが天国にいくまで、たくさんの愛と優しさと想い出をもらったよ。
特に、ボクが年をとってからの介護は、おとーちゃんとママは、本当に大変だったんだと思う。
ボクの一生を、風景に例えると、それは.....。
この作品は「もふもふ〜介護と看取り〜」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-01 16:18:32
3816文字
会話率:8%
ある朝起きてみると、僕はラブラドール・レトリバーになっていた。僕の人間の身体は、発作をおこして救急病院に運び込まれている。殺処分になりそうなゴンという名のラブラドール・レトリバーを、引き取って育ててきたのだが、どうやら、脳腫瘍で余命一年と宣
告された僕のために、ゴンはその身体をくれたらしい。犬になった僕と家族の奇妙な関係を描く、ユーモア短編です!
*自ブログ「ICHIROYAのブログ」にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-01 07:00:13
9193文字
会話率:15%
ラブラドールのムンクには片耳が食いちぎられてない。そんなムンクがお隣の女の子の腕を噛んでしまう。2週間以内に、新しい飼い主を探すか、殺処分しなければならないことになる。
次期社長レース真っ最中の林田彰と、娘藍子との結婚を望んでいるフリーライ
ターの亮太、離婚を望んでいる妻の涼子。それぞれの思惑とムンクの運命は・・・
*自ブログ「ICHIROYAのブログ」、カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-02 07:05:08
12134文字
会話率:26%
*ブログより編集し直し、投稿。
最終更新:2014-06-09 22:16:48
1621文字
会話率:28%
ゆーすけ「こんにちはぁ。ぼくはゆーすけです!ラブラドール・レトリバーです、5ヶ月です」こじろう「だれに向かって喋ってんだよ」ゆーすけ「みんなぁ」こじろう「そのみんなが誰かを聞いてんだよ!」ゆーすけ「この怖い猫さんはこじ君だよー。二丁目の野良
猫のドンってやつやってるよ。それとねー」ロレンティーノ「呼ばれてロレンティーノ!」ゆーすけ「このツバメさんがロレンツォっていう名前だよ」ロレン「今しがたロレンティーノと名乗りましたがね。みなさん、ロレンティーノですよ。以後お見知りおきを」こじろう「だからみなさんが誰なのか俺に教えろ」ロレン「このような感じでぐたぐだと続くみたいですよ」ゆーすけ「日常って言うんだってーリレー小説なんだってー」こじろう「お前らホント見境ねぇな!」
☆こんなやつらの話です。リレー小説隊の新作、よろしければどうぞ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-28 22:25:14
11336文字
会話率:43%
金見沢家のワンコ、ムク。今年で二歳になるラブラドールの血を継ぐ雑種犬のオスです。他のワンコより人間臭いムクは(好物はチーズと焼きサーモン)、行方不明の兄妹を捜して異世界へ迷い込みました。そこは人型の動物が住まう世界『カムーン』。かつて世界と
世界を繋ぎ人間との親交が盛んだった彼らでしたが、いつしか人間を敵視するようになりました。そんな世界で、ムクは親友の黒犬ジャルと共に動物達の残酷な運命に立ち向かい、無事大好きな家族を探し出せるのでしょうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-21 00:44:48
24457文字
会話率:29%
僕の名前は文太、皆は僕のことぶーと呼びます。ラブラドール2才人間で言うと24才、体重46kgちょっと太めです。特技は鼻の上にのせた骨っ子を下に落とさず空中で食べる事です。僕の主人はビジネスを創めたのは、22歳だった。順調とは言えないが、20
年である程度の企業になりました。しかしこの会社も乗っ取りに合い、会社を出されてしまいました。落ち込んでいる主人、主人の恋人亜紀、ハムスターの珠子と新三郎の夫婦とインコーのピー子と僕、二人と4匹がキャンピングカーで2年間心を癒すために旅に出た記録です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-11-21 19:40:45
57491文字
会話率:10%