俺、◯◯◯◯は名城中学に通う中学3年生。
今日は卒業式だから朝早くに家を出たんだけど、寝ぼけたトラック運転者にドーンと肩をぶつけられて難癖を付けられて怖くて失神。
そのまま異世界転生してしまった。
いや、身体はあるから異世界転移というやつな
のかもしれない。
俺の来た異世界はスケールが違う。
何せ顔面偏差値が高いから平均ちょい上のつもりだった俺の顔がブサイク扱いされる。
黒髪のブサイク呼ばわりされるがちゃんと傷付くからやめてほしい。
この世界においては黒髪が珍しいらしく、それで声をかけてくる人が居るんだけど、どうやら目的はそれだけではないらしい。
「あら、そこの黒髪のブサイクな人ちょっと待って」
「面と向かってブサイクとかやめてくれない?」
「丁度良かった。あの時の礼がしたくてさ」
潮騒香る海岸沿いに今居るのだが、近くに柑橘系の果樹園が有り、そこから山のようにデコポンを渡された。
「あるんだ……普通にデコポン」
この世界特有の生き物とかを期待してなかったとは言えないので少しガッカリした。
「ほら、これ全部持っていきな」
両手に抱えきれないほどのデコポン。
服の裾を持ってそこに乗っけて貰う形で持っているが、めちゃくちゃ重い。
「あの時のアンタが『名乗るほどの者ではありません』なんて言うから恩返ししたくても探しようも無いしさ……そうだ、ウチに寄って行きなさいよ」
「そ、それは助かるけど、まずこのデコポンをなんとかしたいかな!」
こぼれてる!
炉端にポロポロとこぼれてるから!
「ほーら、ウチの主人村長だったの覚えてない?鬼に取り憑かれて大変だったんだから」
「へ、へぇ、やっぱり居るんだそういうの」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 20:58:05
1428文字
会話率:11%
旦那様は、デコポンが怖かったのです!デコポンの凸が変な形と仰るのです!
最終更新:2021-03-13 20:32:28
696文字
会話率:11%
足りない語彙力と知識を絞りに絞って事件を起こす。破壊。
最終更新:2020-02-12 12:27:33
1462文字
会話率:67%
民主主義は時代遅れなのかなって話です
最終更新:2019-12-05 07:45:20
4800文字
会話率:0%
甘いデコポンは、考えを進める時に丁度良い。
最終更新:2019-02-22 04:00:00
461文字
会話率:0%
デコポンは、甘い方が良いんだけど。
最終更新:2018-05-03 07:00:00
314文字
会話率:0%
1人の異性と出逢った時、人の心はどのように変化していくのだろうか?1人の女性を一生あいする気持ちを表現してみました。
最終更新:2017-01-21 12:26:59
1337文字
会話率:24%
御形薺は高校生。沢木香穂里先生の新しいお題に基づくお話です。
最終更新:2014-03-07 17:00:00
368文字
会話率:32%