桜坂花蓮が入学した、清流高校は水泳部の強豪校ではなく、どこにである普通の学校だった。そんな彼女は興味本位で、部活動掲示板を見に行く。その時に、1人の少女に声を掛けられる。中学時代、同じ水泳部で汗と涙を流した、南條愛美だった。
そして、真剣な
眼差しを桜坂花蓮に向けて一言呟いた。
『水泳部に入らないの?』
これは、青春の全てを水泳に情熱を注いだ、高校生の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 12:00:00
14249文字
会話率:56%
この春から高校へ進学する夕也には大切な幼馴染が4人いる。
何をやらせても完璧にこなしてしまうチート気味な女の子、亜美。
なんとなく守ってあげたくなるような可愛らしい女の子、希望。
頼れる姉御肌で、色んなことを相談できる頼りになる女の子、奈々
美。
しょうもないことでバカ騒ぎしたり、部活や恋でライバルとして切磋琢磨できる親友の男の子、宏太。
小さなころからいつも一緒に育ってきた5人の幼馴染。
どんなことをするにも5人
恋、部活、勉強、それぞれの想いを胸に秘めて
高校生活の幕が開く。
この物語は少しずつ変わっていく5人の幼馴染の青春時代を描く学園恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 11:30:00
5860761文字
会話率:62%
群馬県の中学校に通う手塚傑。今年で中学3年生になる傑だが、一年生の時にしてしまった、ある行動によって、全校生徒から嫌われていた。4月になって新学期だというのに、学校に行くのが憂鬱になっていた。
新しいクラスに向かうと、傑と一緒になった
クラスメイトは陰口を言い出した。そんな事に慣れている傑だったが、心の中では凹みながら席に座る。席の隣は、同じバスケ部で女子のエース、西野めぐみだった。
全国に出るほどの実力を持ちながら、身長も高くて可愛く、人気が高い女の子。学校の裏掲示板では圧倒的1位を誇るマドンナだった。
全校集会で、新任の先生が学校にやってきた。名前は西野優子。若い先生で、綺麗でナイスバディだった。そんな西野先生は、男子バスケ部の新しい顧問にもなるようだった。
男子バスケ部といっても、3年生がたった5人しかいない、地区予選1回戦敗退の部活だった。
女子バスケ部と恒例の練習試合をする事になった。男子バスケ部が少な過ぎて部員同士で試合が出来ない。弱過ぎて練習試合する中学校も見つからない為、女子バスケ部と練習試合をする事があった。
しかし、女子バスケ部は全国に出ている超強豪。今年は優勝するかもしれないという勢いだった。試合するものの、圧倒的敗北で終わった。
試合が終わって部室で遊んでいると、西野先生が部室に入ってきた。先生はやる気のない傑達に対して、もっとやる気を出せと言い出した。
全くやる気のない5人は、熱血で言ってくる先生を鬱陶しいと思ってあしらった。
先生は、そんな5人に対して、どうなれば本気を出すのか、と問う。
傑は、絶対にしてくれないであろう願いを言ってみた。
『生おっぱいを見たい』と。
生おっぱいを見せて、揉ませてくれるなら本気になって全中だって目指すと言った。
すると、なんと先生はその約束を承諾した。さらに、マドンナである西野めぐみを連れて来て、全中に出るならめぐみの生おっぱいもいいぞと言い出した。
ありえない提案をしたのに、ありえない返事が返ってきた。
全中に出たら『生おっぱい』を拝めるという約束を取り付けた傑達は、本気で全国を目指す事に。
地区予選1回戦敗退のチームが、全国に出て『生おっぱい』を拝む事が,本当に出来るのか?
中学生の馬鹿共が起こす、『生おっぱい』の軌跡。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 00:10:26
37896文字
会話率:59%
バレー天才白根レンジがバスケに転身!? バスケオタク田中瞬と部活で汗かき、ストリートで火花散らす!強豪校との大会が二人を待つ。千葉の小さなコートから始まる熱血青春譚!
最終更新:2025-05-17 20:00:00
54084文字
会話率:43%
全ては一通のラブレターから始まった。
普通科二年、南雲悠太は、魔導師でもないのに魔導系スポーツの部活を立ち上げることに。ハイテンションで感性に生きる魔導科一年の後輩と、コミュ障気味で色々な問題を抱える魔導科三年の先輩。二人に関わって始まる
現代ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 01:00:00
475278文字
会話率:49%
静岡県の田舎町にある神川ゴルフ練習場。
そこは今どき珍しく個人営業で、打席の数は22席と少なく、自動でティーアップされる装置も無いような寂れた練習場だ。
経営者となるティーチングプロ・神川佳斗と小学生の息子・陸斗(この物語の主人公)、そして
佳斗の妹・夏目美里の三人で切り盛りしてきたが、もはや限界。
お客さんは大手の練習場に取られ、廃業寸前であった。
そんな時、佳斗の友人である大内雄介プロが訪ねてきて、こう言った。
「もう、ここで営業は厳しいだろう。どうだ、もしよかったら、私の専属キャディ―にならないか? キミの力があれば、私もまた輝ける。そうなれば、いずれここを再開させることもできるようになるのではないか?」
その言葉は、ある意味自分本位。
だが、彼は長年の付き合いから、そう言わなければ佳斗がこの話を受けないと知っていた。
そして、佳斗も。
「わかった。少し考えさせてくれ」
そう答え、妹と相談。息子の了承も得て、廃業を決めたその時だ。
「たのもう」
そんな昔ながらの訪問を告げた者がいた。
朝陽瑠利。
しがないティーチングプロでしかない佳斗を師事し、廃業寸前だった練習場を救うヒロイン。
そして、いずれは世界へ羽ばたいていくことになるプロの卵だ。
その彼女と共に成長し、朝陽のように眩い輝きを放つ瑠利をずっと間近で見てきた陸斗は、いつしか同じ舞台へ立ちたいと願うようになる。
そして二人は……。
といった感じですね。
物語は、佳斗が息子に事情を説明するところから始まります。
前半は瑠利を中心に描き、後半はその彼女に憧れる陸斗のお話。
舞台設定は神川ゴルフ練習場を中心に描いていますが、競技での熱い戦いもあります。
※ このお話はフィクションであり実在する人物、宗教、団体とは一切かかわりありませんので、ご了承ください。
本編にはゴルフに関する専門用語や知識も出てきますが、これらはあくまでも個人的な見解であって、正しい理論を保証するものではありません。勉強はしていますが、プロの監修を受けたわけではありませんので、勘違い等、多数あるかと思います。
ルールなどもこのお話独自のものを採用していたりしますので、ご注意を。
最後にゴルフ練習場での仕事経験もありませんので、これらも勝手な空想です。
これまでの経験から判断してのアレンジであると、了承願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 06:45:32
182573文字
会話率:36%
「ふんっ! あんたみたいなザコが決勝に残るなんてね!!」
相手チームのキャプテンがこちらを睨みつける。
彼女こそ、春の大会を制した『スターライト学園』のキャプテンであるハルカだ。
「今日こそはお前を倒す。信頼できる仲間たちと共にな」
俺はそう言って、スコアボードに表示された名前を見た。
そこにはこう書かれている。
先攻・桃色青春高校
1番左・セツナ
2番二・マ キ
3番投・龍之介
4番一・ミ オ
5番三・チハル
6番右・サ ユ
7番遊・アイリ
8番捕・ユ イ
9番中・ノゾミ
俺以外は全員が女性だ。
ここ数十年で、スポーツ医学も随分と発達した。
男女の差は小さい。
何より、俺たち野球にかける想いは誰にも負けないはずだ!!
「ふーん……、面白いじゃん」
俺の言葉を聞いたハルカは不敵な笑みを浮かべる。
確かに、彼女は強い。
だが、だからといって諦めるほど、俺たちの高校野球生活は甘くはない。
「いくぞ! みんな!!」
「「「おぉ~!」」」
こうして、桃色青春高校の最後の試合が始まった。
思い返してみると、このチームに入ってからいろんなことがあった。
まず――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 10:10:00
215199文字
会話率:36%
スピリット・アーマーとは。
人間の心の形に反応し、その姿を変え、戦う者たち共にあった。
ある時は決闘に、ある時は戦争に利用されてきたが人類は歴史を紡ぐことでその力をルールで縛ることでエンターテイメントとして消化することに成功した。
千葉県
にある私立鴻山総合学院は多くの部活が全国大会に出場していた。
しかしながらスピリットアーマー部だけは弱小で5大会連続で初戦敗退となっていた。
悩む部長、西山はある日1人の生徒を見つける。
その生徒は中学時代に全国大会に出場した注目選手である寿木凉司である。
これはトラウマに悩む元エースと環境に悩むエース、2人のエースが全国大会を目指す物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 23:28:11
9002文字
会話率:38%
57歳で始めたマスターズ陸上は、はや60台も過ぎ去り、今年(2023年)は15年目のシーズンに入った。
中学は1年、高校は2年、大学も2年とやめた理由はそれぞれ違いはするものの、私は陸上部を途中で三度も退部したれっきとした落ちこぼれランナー
である。
その私が高齢者の範疇に含まれる年齢になった今、「ひとり部活」では15年も続いている姿は、持続力と克己心が徹底的に欠落していた若い時の自分に見せてやりたいほどだ。
その「ひとり部活」で私が円盤や砲丸を投げるのは広島市を流れる太田川のひとけのない河川敷。
約60年前、この川の下流は私の子供時代の遊び場だった。
当時一緒に遊んだ友人たちの姿はないが、70台になった今もなお、同じ川のほとりで私は一人寂しく、かつ楽しく遊んでいる。
この河川敷で全くの自己流で腕に磨きをかけ、多い時には年に6回ほど日本各地で行われるマスターズ陸上の試合に出ている。
これは「ひとり部活」と称して、嬉々として遊ぶ70台のアスリートの日常である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 16:56:31
62715文字
会話率:5%
放課後は自由。何もしないのが最強――
そんな信念で“帰宅部”を貫いていた高校2年の佐藤ユウト。
しかし、新学期早々、学校の新制度により「帰宅部見学ツアー」なる謎企画に強制参加させられてしまう。
初日は静寂とプレッシャーの茶道部、
次はガ
チで幽霊が出る心霊研究部、
そして昔のゲーマーの血が騒ぐeスポーツ部へ――。
個性とクセが強すぎる部活たちに振り回されながらも、
なぜか少しずつ、ユウトの中の何かが変わっていく。
そして迎えた最終日。彼が選んだ場所は――
「帰宅部復活の会(仮)」?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 12:23:10
4325文字
会話率:52%
フィールドには、計十六個の筒が並べられている。
他には、お互いのフィールドを区切る物は何もない。
それを中心に置いて、お互いのラケットでボールを打ち合う。
目標は相手が打ち返せないほどの一撃を放つか、あるいは筒を埋めることだ。
そう
して、タイムアップ時点でポイントの多かった方、あるいは指定された筒を全て埋めつくした方が勝ちとなる。
それが基本ルールだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 12:00:00
2991文字
会話率:31%
打撃センスはあるものの、あまり練習に意欲的になれずサブに甘んじる高校球児と、
突出した才はないものの、静かに熱心に練習に取り組む陸上部の女子生徒との、
野球をきっかけに知り合った二人が互いに意識し合い部活や学生生活に徐々に変化が起きていく様
を綴る、ゆったりと進む青春作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 20:04:27
229564文字
会話率:41%
華やかな歓声に包まれる甲子園球場。
夏の甲子園、春のセンバツ。
年に2度開催される煌びやかな高校硬式野球の熱戦が世間を賑わす一方、女子選手は公式戦への出場できず、舞台へ上がる挑戦権すら与えられていない。
楓山珠音(かえでやまたまね)は兄の影
響もあり、小学生の頃から野球に親しんでいた。
中学3年生で迎える夏の大会。
珠音の野球は、間も無く終わろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 15:14:59
311424文字
会話率:42%
中学から陸上を始めた400m選手・藤浦 海里(ふじうら あまり)。
努力を重ねながら自分の競技と向き合う彼女は「信じられるのは自分だけ」 という信念を貫いていた。
だが、決して口には出さないが、本当は自分が全力を尽くしていることを誰かに認め
て欲しいと思っている。
一方、ラグビー部のキャプテン・橋野 斗士輝(はしの としき)。強さを求め、ただひたすらに努力を続ける彼は、過去に父と親友を亡くしてしまった事で「大切な人はいなくなる」というトラウマがある。そのせいで、チームスポーツであるにもかかわらず、無意識に「もう誰も失いたくない」という思いが出てスタンドプレーが多くなる。一方で、誰かと一緒に全力を出せる喜びをどこかで求めている。
違う楕円形に想いを馳せながらも、交わるはずのなかった2人が焦点となり、やがて正確な楕円(ellipse)の軌跡を描いていく物語。
それはただの偶然か、それともーー。
異なる競技に懸けた2人の青春が、やがて誰にも知られない”全力の誓い”へと変わる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 16:53:22
67824文字
会話率:28%
『これから一生懸命頑張って集めて、
その暁には——天に反旗を翻す』
天塚凛は高校一年二学期に学園都市にある蒼月学園に転入した。蒼月学園はエリートや芸能人、スポーツ選手や芸術家を多く抱えている学校。そこでは部活に入ることが義務付けられ
ており、クラスメイトである結月志保が部長を務める同好会「人助け部(仮)」に勧誘された。
当初は面倒だと嫌がるも、凛は生まれた時から人間が漏らす感情の残滓をひっそりと集めて貯蓄している。「人助け部(仮)」なら困っている人が舞い込んできて、依頼を解決した暁はたくさんの『感謝』と『幸福』が手に入ると踏み、入部を決意。
凛は人間として高校の青春を謳歌しながら、隙を見ては感情を回収し、感情が溜まった暁には「天へ反旗を翻す」ことを決意を秘めている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 03:17:05
148611文字
会話率:51%
競技ダンジョン。
冒険者育成のための訓練法を起源とするそのスポーツは、現代では人々を魅了する人気の娯楽となり、頭脳スポーツとして世界中で親しまれている。
競技ダンジョン部にスカウトされたシグリ・ディアマンテは根っからの陰キャである。自らの才
能に半信半疑のまま、しかし眠れる自身の可能性にかすかな希望を抱き、シグリは強豪校の部員として競技ダンジョンの世界へ挑戦することになる。
アース・スターノベル大賞へ応募予定の作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 18:51:59
112665文字
会話率:53%
『マジッカー』――それは科学で生まれた魔法で戦うスポーツ。
魔法と剣でHPを削りあうスポーツは日本――いや、世界中を震撼させた。
大学受験に失敗し、ニートライフを満喫していた二宮シンは、ある日、姉の誘いでマジッカー部の部活指導員をするこ
とになる。
しかし、マジッカー部は目も当てられない程、崩壊しており――
【登場人物】
二宮シン:19歳。元ニートの部活指導員
菅原愛那:中2。真面目過ぎる故に自爆しやすくモロい
夏目祐乃:中2。愛那の親友。いつも笑っている子だが誰よりも物事を観察している
二宮瑠偉:31歳。シンの姉であり中学校教員。愛那と裕乃の担任
高橋聖華:19歳。シンの想い人。とある事故が原因で深い眠りについている折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 01:21:05
101172文字
会話率:44%
東京の高校に通う【新妻 鈴】はスポーツ万能、成績優秀の親からすれば自慢の娘であった。
しかし、学校が終わっては家へ帰って勉強の毎日で友達と寄り道したり部活に励んだりすることが一度も無かった。
ある日、一度だけ学校が終わった後クラスメイトと
遊ぶことにした鈴は楽しさを覚える。
軽い足取りで家に帰るとそこには母がいた。
母親には分かってもらえず家を飛び出し、とぼとぼ歩いていると大型トラックが突っ込んできたのに気付かず命を落とす。
そんな過去のことを夢で見たリンは龍討伐のクエストを受けていたことを思い出し帰ろうとするが、急な激痛がリンを襲い蹲る。首に違和感を感じたリンは確認すると紋章が浮かび上がり声が聞こえた。
その名は【ホフヌング】先ほど倒した龍だった。
どうやらリンはホフヌングに呪われたらしい
そして、共に行動することになったリンとホフヌングは
色んな景色を見て回る。
だが、人間と龍では寿命の長さが違う
リンは安らかに眠りその人生の幕を閉じた。
残ったホフヌングとリンの身体、ホフヌングは自身の魂をリンの身体に移し次は自分が人間として生きることを選んだホフヌングの物語。
※ホフヌングがリンの身体に魂を移したことでリンの身体が若返っています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 17:11:37
8902文字
会話率:77%
ただテニスに明け暮れるだけの日々を送る高校1年生、木ノ下敦也(きのした あつや)が恋したのは、才色兼備で有名な高校2年生の姫野葵(ひめの あおい)だった!
ある日、インターハイにてテニスのミックスダブルス部門が新設されるという報せを受けた敦
也は、葵とペアを組み、インターハイに出場し告白することを決意する。
しかしその道は前途多難で────?!
テニス×ラブコメの部活系ラブコメ!
※作中では「ミックスダブルス」部門というのが登場しますが実在するものではございません。また大会スケジュール等は、諸々の公式大会スケジュールに則って管理していますが、多少前後している場合がございます。予めご了承ください。
※この作品は2021年12月より『ノベルアップ+』で連載しております同作品を『小説家になろう』への投稿に合わせて修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 11:46:16
48799文字
会話率:50%
本城架暖(ほんじょう かのん)は、中学時代にソフトボール部で足を痛めてしまい、激しい運動を控えるよう言い渡される。スポーツを諦めて勉学に励み、進学校として知られる私立凪浜女子学院の高等部に合格を果たす架暖。しかし入学後、高校生活での新たな目
標を見つけられず、無気力な日々を送っていた。放課後の校舎裏で、ボールジャグリングを練習中の深山月紫(みやま つくし)と出逢うまでは――。「ジャグリング、やってみませんか?」月紫は半年後の文化祭ステージに向けて、クラブパッシングのチームメンバーを必要としていた。もう一度、輝きたい――その想いが、架暖のココロに再び情熱の炎を灯す。ジャグリングで結ばれた少女たちによる、汗と涙の青春物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 19:10:14
22823文字
会話率:25%