少女シルヴィは聖女の亡霊に取りつかれた。
聖女の力を高く評価された彼女は、男爵家に養子入りした。
貴族の学園へ編入した彼女は、公爵家令嬢や王太子の婚約問題に巻き込まれてしまうのだった。
最終更新:2023-03-18 12:34:24
64612文字
会話率:32%
祖国を追われた少年リアムが貨物船に密航してたどり着いたのは、オーウェルズ国最大の港町サガン。
リアムは伯爵令嬢ルシアを助けたことをきっかけにスチュワート家の執事となった。
希少な魔術の使い手である彼は、ルシアのためにしょうもない魔道具を作っ
たり、裏工作をしたりと忙しい。
ルシアが社交界デビューを飾った夏、二人の運命は大きく動き出す。
とある事件が引き金となり二人の周囲の状況が変化していく。
命の危機が迫ったルシアを助けるために姿を消すことになったリアム。
すれ違う二人の運命が再び結ばれるまでの物語。
※完結補償。最終話まで書き終えています。
※この作品はアルファポリスさんにも同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 21:00:00
126952文字
会話率:46%
王太子カルロスと婚約を結んでいた聖女ヘレナはある日、謂れのない罪で婚約破棄と国外追放を言い渡される。
侯爵令嬢であり、世間知らずなお嬢様であるヘレナ。これから一人でどうやって生きて行こう――――そう思っていた彼女の元に、侯爵家の執事レイ
が現れた。
「お待ちしておりました、お嬢様」
レイは追放先である隣国に、ヘレナが暮らすための土地と屋敷を用意していた。戸惑いつつも、隣国での生活を始めるヘレナ。けれど、聖女でも王太子の婚約者でもない生活は、彼女の想像以上に快適だった。
おまけにレイは、ただの平民になったヘレナを、これでもかという程甘やかす。
(わたしはもう、レイに優しくしてもらう資格は無いんだけどな)
そんなことを思っていたある日、ヘレナの元婚約者であるカルロスが隣国に攻め入るとの情報が入って来た。おまけにカルロスは、ヘレナのことを取り戻そうとしているようで――――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 12:16:09
59822文字
会話率:39%
―― あの日、すべてが始まった。
俺も、あいつも、あいつらも。
――――――
不思議な館の不思議な主従が不思議な事件を普通に解決していく。
そんな不思議と普通の入り混じる、ちょっとおかしなおはなし。
※注意事項
1.魔法のある世界
で主人公は魔法を使えません。
2.かわいいヒロインは出てきません。変わったおばぁちゃまが出てきます。
3.スパダリ執事はおりません。脳内が物騒な執事と見た目が物騒な執事しかいません。
4.主人公は添えるだけ
5.魔法も添えるだけ
6.魔 法 も 添 え る だ け(大事なことなので2度言いました)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-11 00:00:00
23712文字
会話率:52%