友達2人に遊びに誘われ楽しみについて行った。
最終更新:2023-06-24 09:41:12
2219文字
会話率:0%
ある日突然、強迫性障害に襲われたボク。
今まで捉えていた世界の認識が180度変わった。
才能も無い凡人のボクは仕事を失い、大切な彼女を失い、姉さえも亡くした。
ボクに残ったものは
姉が残した三毛猫のミーだった。
囚われた脳に苦しむボク
はついにカーテンレールにロープを括り付け、
首元にロープをやるのだが…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 23:10:21
66157文字
会話率:15%
カーテンレールに吊られている。 それは肉の塊、私の肉体だったもの――。
最終更新:2021-03-06 14:30:03
4536文字
会話率:2%
今ではないいつか。ここではないどこか。
戦争に敗けて、「他の国々の」占領軍が入ってきて、
気づいてみたら、世の中が全て書き換わってしまった国。
ただし、私が生まれてきたのは、
書き換わったずっと後のこと。
当時の記憶を持つ人
たちは、
何らかの形でこの国に存在せず、
他の自立した国家の中で生活している。
私はそんなことをつゆ知らず、
ただ、生まれてきて、ひどい目に遭い続ける。
だいぶ後、ずっと後。
「海外に出て」はじめてみた世界。
そこには、自分の国の「箱庭」は無かった。
そして帰国後、「箱庭」が気になりだす。
この「箱庭」の【呪い】を解いていったら、
何が見えるのだろう、何を感じるのだろう、
本当の自分の国は何なのだろう。
「今ではない」いつか。「ここではない」どこか。
それをテーマに、人間を描いてみたかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-10 14:00:00
282文字
会話率:0%
ネオンを舞台に主人公のペンが母の死をきっかけにネオンの謎に迫る。
最終更新:2017-12-27 15:41:53
234文字
会話率:34%
引きこもっていました。
ドアには鍵をかけ、窓も閉めきって。
だけど少し寂しくて、カーテンは開けておきました。
カーテンレールには、首を吊っているみたいにてるてる坊主。
窓を通して見る世界は汚れていました。
最終更新:2017-04-23 00:00:00
328文字
会話率:0%
僕には秘密がある。それを知っている人は特別な1人を除いて他にはいない。
裏野ハイツの106号室に僕は住んでいる。とても古い二階建てのアパートだ。家賃49000円と安く1kでトイレとお風呂は別れている。窓の外にはベランダがあり、ベランダ越
しには植えられた何本かの木々が見える。僕がここに住みだしたのは6年前、研修を終えて今の職場に就職してからだ。もうここに住みだして7年目になる。ここを選んだのは単に職場に自転車で行けるからというのが一番の理由だ。
僕は、医師をしており脳血管外科の専門医だ。ストレートに国立の医学部に受かり、そのまま医師になった。
家系的にも代々医師の家系で、僕は医師になることが当たり前だと思っていた。
僕には、肉親は1人もいない。母は僕を出産後、間もなく亡くなった。父は、僕が中学1年生の冬に突然亡くなった。僕が13歳の頃に。もともと一人っ子の僕には父が亡くなったことで家族を失ったことになった。祖母は父を出産後に亡くなり、祖父も父が10代の頃に亡くなったと聞いている。
僕の住んでいたお家は大きな立派な家だったけど僕1人では大き過ぎて住みにくい家だった。
僕は、大学から1人暮らしで実家は空き家になっている。今は、病院に近いこの裏野ハイツに住んでいる。もう何年も実家には帰っていない。
アパートの僕の部屋には毎日、女性が訪れる。彼女は窓をすり抜けて僕の狭い部屋に入ってくる。
窓の上のカーテンレールにかけてある風鈴が
─「チリンチリン」
と鳴れば、それは彼女が僕の部屋に入ってくる合図だ。
そんな彼女が僕の秘密を知っている人だ。
そう彼女が、僕と唯一秘密を共有してる人だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-12 23:00:00
12328文字
会話率:0%