伯爵令嬢アーデリアは、貧しい家計を助けるため、代書屋ロゼリアとして主に手紙の代書をしていた。
最近、依頼が多いのは、平民、貴族問わず巷のご令嬢に大人気の麗しの騎士、ウェンディール様宛ての恋文だ。そのため、アーデリアは一度だけ会ったことのある
騎士様の姿を思い出しながら、毎日恋文を書いている。
そんなある日、当のウェンディール様が代書屋ロゼリア宛に手紙を持ってやってきて…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 23:58:43
7830文字
会話率:34%
ナバス帝国にある四つの公爵家のうち「炎のタピア」と呼ばれるタピア公爵家長女クララは父親の命令に逆らえず二つ年下の義理の弟レオンに成りすまし城に向かった。
ナバス帝国のミラネス王家後継者と、四つの公爵家の後継者は古の誓約により十四歳になると
城に招集され十八歳の成人まで共に城で過ごす。
ミラネス王家は謎の多い王家で、その後継者は十四歳まで性別を明かされず表舞台にも現れない。
ミラネス王家後継者は圧倒的な魔力を持ち、その魔力を絶対的忠誠を誓った各公爵家次期当主に分け与え、それぞれの公爵家は分け与えられた魔力を家宝である「精霊魔法の石」通称「魔法石」に注ぐことにより各公爵家の地位名誉財産が守られる。その為公爵家の次期当主達は十四歳から城でさまざまなことを学び、共に過ごした君主を裏切ることはしない。
公爵家次期当主になるためにはそれぞれ家紋の属性である精霊の祝福を十四歳までに受けなければならない。
水の公爵家次期当主のグロリアは水の精霊ウェンディーネ、風の公爵家次期当主カルロスは風の精霊シルフィード、地の公爵家王家次期当主ダフネは地の精霊ノーム,それぞれ祝福を受け次期当主と認められたが、炎の公爵家タピアは混乱に陥っていた。
娘のクララと息子のレオン、どちらが炎の精霊イフリートの祝福を受けているのかわからない。精霊の祝福を受けた人間しか魔法が使えないはずなのにどちらも魔法が使えるからだ。
しかしクララの魔力がレオンよりも圧倒的に上だった。父親のウーゴは愛する息子を当主にしたいが為クララを病死したことにし、クララにレオンの代わりに城に行ってこいと命令した。
父親に逆らえないクララは長い髪を切り、大好きだったレースのリボンとドレスを燃やしレオンになりすまし城に入った。本物のレオンが覚醒したらすり替えるとウーゴは言ったが、その後クララは自分がどうなるのか分からない。殺されるかもしれない不安の中で城での生活がスタートした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 07:00:00
157811文字
会話率:12%
《恋愛神と名乗る義妹ウェンディーが下界に住んでいた主人公 関崎 奏に対し恋愛の邪魔をした事がバレ神権を剥奪されてしまう
神権を再び手に入れるためには、異世界へ飛び魔王を倒さなければならなくなった
異世界に1つだけ好きなものを持っていくことを
許されたウェンディーは奏を呼び出し、道ずれに⋯⋯》
「なんで被害者の俺が⋯⋯」
《異世界で繰り広げられる変態共とのやり取り、ウェンディーはいつ恋愛神へと復帰できるのか
奏はいつ童──》
「やめい!」
《異世界でのハチャメチャな日常が始まる!》
(おぉ⋯⋯、なんかポイな)
《甘噛みをこうご期待!》
「タイトル間違えてんじゃねぇ!」
《⋯⋯》
(まじか、丸投げかよ⋯⋯)
「えぇっと、変神をよろしくね」
《よろしくねw》
「笑うな!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-19 00:00:00
23793文字
会話率:65%
夢の国ネバーランドはネバー。どうしようもないなこれは。
最終更新:2016-10-12 00:00:00
547文字
会話率:0%
ある日森にやってきた少女スウェンディーナは、森の中で傷ついた少年、イゼルと出会う。少年は頭から耳をはやし、爪を鋭くとがらせて生まれてきたがためにつらい過去を背負わされていた。そんな少年に少女は笑いかける。「あなたは優しい人よ」 次第にス
ウェンディーナに心を開いていくイゼルだったが、スウェンディーナには思いもよらない秘密があって……?
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冬の童話祭2015に投稿するために書いた作品ですが、書いた後に「これ童話?」と作者自身が首を傾げてしまった作品なので、そこはあしからず。短編といいつつちょっとした連載小説並みの長さですが、ちゃんとハッピーエンドにはなっていますので、読みたい方はお気軽にどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-20 11:02:43
22360文字
会話率:45%
恋に落ちたはずなのに、なぜ……?
最終更新:2010-08-12 22:31:04
607文字
会話率:32%