「なぜそなたは生贄に選ばれた」
「それは、わたしが忌み子だからです」
まだら肌一つで、少女の運命が大きく変わる。しかしそれは必然か?
もし国生みの神がイザナギとイザナミで無かったら──。
そんなもしもの世界で繰り広げられる「神政政治×
和風ファンタジー」。
【詳細あらすじ】
数年前に起きたムラ同士の抗争で両親を亡くし、洞窟で孤児として一人暮らしていた少女アオ。
この年、奉納祭の生贄はこのムラから出すことになり、アオは大人しく名も知らぬ神の元へ旅立とうとしていた。
そんな折、奉納祭にやってきたクニの巫女がアオに尋ねる。
「どうしてそなたは生贄に選ばれたのだ」
「それは村唯一の孤児で、忌み子だからです」
アオが忌み子として疎まれていた理由はそのまだら模様の肌にあった。
しかしそれはこのクニの神話で、原初の神として名の知れた神とおなじ「まだらの肌」だったのだ。
巫女はアオを神の子として認め、後宮の近親婚問題を解決するために次の巫として据えようと、アオを生贄から救った。
かくして成り上がりを果たしたアオだが、後宮でさまざまな問題に直撃する。
ムラ同士の抗争で亡くなった両親の本当の死因、
巫女保守派と天子革新派の対立、
渦巻く陰謀と後宮外朝問題、
その狭間でアオはひとつの道を選ぶことになる。
──少女は強くなる必要があった。このクニのために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 19:36:23
19483文字
会話率:40%
駆け出し魔法使いのアリスは大して年が変わらない(ように見える)魔女と二人で暮らしている12歳の女の子。
ある日、アリスは魔女に新たなおつかいを頼まれる。
「お師匠さま、これなんですか?」
「観葉植物だよ。ちょっと大きいけど、これを運
んでほしいんだ」
「え……」
それは、黄色と緑のまだら模様をした、気持ち悪い物体だった。
アリスは結局運ぶことに。道中でばったり出くわした親友のリンの助けも借りて荷物を運ぶのだが、それはただの観葉植物ではなかった。
破壊される建物、飛び交うがれき……アリスはリンとともにその中を逃げまどいながら思うのだった。
お師匠さま、なんてもの運ばせるんですか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 00:32:32
426254文字
会話率:50%
「1コ100円から」
道ばたで、見かけた不思議な屋台。、思わず立ち止まってしまった僕に、その人は言った。
まん丸なもの、楕円形のもの、小さいもの、大きいもの、まだら模様のもの、きれいな空色のもの、可愛らしいピンク色のものなど、たまご? の
ようなものがいろいろ並んでいる。
買って帰った、そのたまごから出てきたのは……
※エブリスタにも同作品投稿中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 18:08:29
2895文字
会話率:50%
ふとしたところに自然現象の不思議は転がっています。
最終更新:2023-06-02 11:00:00
561文字
会話率:0%
それはほんの遊びの過程。役に立たないなら捨てられる定め。
それがこんなことになるなんて……
最終更新:2022-03-04 22:00:00
2633文字
会話率:0%
地面に落とした飴玉を食べたいと思うものがいるだろうか。
洗えば食べられるが、洗う手間をかけるほどの価値を見出せない、汚いまだら模様の底辺冒険者たちが、ギリギリで食いつないでいく日常を描写するコメディ。
最終更新:2021-05-10 03:01:22
5598文字
会話率:53%
タイトルの意味はまだら模様の狼です。
話の中でタイトルの意味を回収していくつもりです。
最終更新:2019-03-10 18:01:35
9071文字
会話率:43%
──壁。まだら模様の、苔むす岩壁と金属により築かれた垂直な壁。
総長二十キロメートルにもおよぶその巨大な絶壁を、一人の若者が登っていた。
最終更新:2019-01-06 08:32:52
7794文字
会話率:54%
境目の詩、となります
最終更新:2018-08-08 10:24:11
272文字
会話率:0%
6人のメイド達と彼女たちから慕われる「ご主人様」の物語。とある街「オズワール」にて繰り広げられる騒動劇。彼女らと「ご主人様」は、この街で一体何を見るのか…。
「僕に、付いて来てくれるかい?」
「はい。ご主人様。」
最終更新:2017-01-07 17:38:09
29644文字
会話率:59%
何か、手元にあるもので、表現できることはないのかな。
そんな、殺風景な部屋。
最終更新:2015-05-29 18:45:22
487文字
会話率:0%
私は彼女とお揃いになれない。
最終更新:2015-01-06 21:19:49
2760文字
会話率:48%