〝閉ざされた霧が晴れるとき、世界は生まれ変わる〟
水平線が霧で覆われたツクヨミ大陸。
心の欠けたボクこと梵遊兎都(そよぎ ゆうと)は幼馴染で恋人(仮)白樺凛彗(しらかば りんぜ)さんとしゃべる黒猫ネウと共に『便利屋ラビットホール』を営んで
いる。
『情報屋』ハニーBの協力もあって、たまに波乱もありつつ、それなりに楽しく生活していた。
ある日、知り合いの『掃除屋』羽詰峰理(はづめ みねり)さんから『行方知れずの依頼人を捜してほしい』と依頼を受け、ボクらはそのひとの家に向かった。
そこで出会ったのは王子を名乗る不思議な少年と彼に従う騎士のようなふたり。いつも通り終わるかと思った依頼だったが、事態はボクらの思いもよらぬところへと発展する。
『霧に覆われた水平線』『異能』『神』『楽園』『魔性』『絡新婦(じょろうぐも)の血族』――そして。
これは不幸と幸福が混ざりあった、狂気と正気のせめぎ合う不条理の世界で、非力な兎が女王になるまでの物語である。
※主人公総愛され気味ですが、カップリングは固定です。リバはありません。主人公に対する攻めが最終的に三人になりますが、攻め同士のカップリングはありません。
※性別問わず恋愛関係または近しい関係になる描写が多分にあります。
※BL主軸としたヒューマンドラマなファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 02:14:22
374344文字
会話率:45%
◆あらすじ◆
かつて世界は、闇に覆われていた。
魔王軍が各地を蹂躙し、希望は失われ、民は震え、王様は寝ていた(本当に)。そんな終末を前に、天から現れたのは――フリフリのドレスに身を包み、スイーツで敵を爆破する謎の少女。
その名はファニー
・シュテルン。
天才、破天荒、脳内花畑。
「甘い魔法で世界を救う」がモットーの、誰が何と言おうと本物の魔法使いである。
(※なお、本人以外はたいてい「魔法暴走兵器」と呼んでいる)
旅の仲間は、しゃべる黒猫のミーちゃん(ツッコミ担当)、ツンツン系ライバル令嬢のファティマさん(氷属性ですが心も冷たい)、そして無口で超絶イケメンな剣士・アッシュフォード様(恋愛初心者)。
彼らが立ち向かうのは、魔王軍の四天王――炎帝カイザー、雷帝サウザー、氷帝シュヴァルツ、風帝エルフィン――
そしてその頂点に立つ最凶最悪のボス、大魔王グロスゴリア2世。
敵は強い。バトルは熱い。スイーツはどこまでも甘い。
だが、ファニーは言う。
「だいじょーぶ☆だってあたし、天才だからっ!」
――旅の中で明かされる過去。
孤独だった少女たちの記憶。
もう会えない人との約束。
そして、ひとつずつ育っていく、仲間との絆と……恋?
やがて物語は、スイーツと爆発と感涙と、ちょっとだけキスで迎えるクライマックスへ――!
笑えて泣けてちょっとお腹が空く!
これは、爆裂魔法少女とその仲間たちが贈る、甘くて熱くて世界一くだらない、だけど誰より真っ直ぐなバトルファンタジー!
「笑いも涙もカロリーも全部盛り」なこのあらすじ、書籍裏に貼っても違和感ゼロです(笑)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 07:09:40
14726文字
会話率:51%
田舎町の宿屋の息子マックスはある日、18歳の高校生だった前世を思い出す。だがうっすらと思い出しただけで別にチートスキルに目覚めたり知識無双ができたりするわけでもなかった。むしろモブっぽいという自覚さえあるが、現状に不満はないのでちょっと残
念だと思う程度である。
しかし家業の宿屋を手伝う平和な日常は、ある日一変する。親友の祖父が悲惨な謎の死を遂げたのだ。意気消沈する親友を心配し、自分たちの手で真相を明らかにしようと発破をかけるマックスはそのまま成り行きで故郷の町を守るために壮大な歴史スペクタクルに巻き込まれることになる。
町に眠るいわくつきの遺跡、1000年以上生きているという魔女としゃべる黒猫のうわさ、王都に潜む謎の地下組織、そして明らかになるいにしえの悲劇…
特別強くもない、前世チートもない、モブっぽい宿屋の息子の自分よりも、主人公っぽい親友とかラスボスっぽい魔女とか口の悪い猫とか地下組織の少年構成員とか…とにかくキャラが濃すぎる!この世界どーなってんの!?でも自分が生きてきた町や家族は大事な場所だ。だからここまで来たら退いたりしない!
モブっぽい宿屋の息子マックスが周囲にふりまわされながらも、親友と冒険を繰り広げる成長の物語です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 17:29:55
192924文字
会話率:48%
自称「未来が見える祝福を持つ」しゃべる黒猫が婚約解消をすすめてくる…
ある日、エリシアの前に、しゃべる黒猫があらわれる。この猫さん曰く、「いますぐ婚約を解消しないと、お前は婚約者に殺される」らしい。
婚約者のヴィクトルは感情を表に出さない
人物だが、エリシアには彼がそんなことをするとは思えない。そんな中、黒猫は未来を言い当ててーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 18:50:32
10824文字
会話率:28%
ある夏の夜。都会は大震災に見舞われた。その中で大女優を母にもつモデルの立花朱鳥(たちばなあすか)は異世界へと迷い込む。
そこで出会ったしゃべる黒猫は自らを「導くもの」と名乗り、「巫女」を導き神々の恩恵を手に入れるための手伝いをするという。
目的はこの地に活力と均衡を取り戻すこと。
そうして赴くことになった東の大国は長年巫女を得られず荒廃の道をたどり、飢えに苦しんでいた。国の発展のためなんとか巫女を自国に据え置きたい国と、元の世界に帰るため神を探し始める朱鳥。双方の思惑は交錯し始める。
大国の思想を叩き直し、なおかつ目当ての神様を探し出すためにお金が必要だと考えた朱鳥は様々な商売に転じ始める。
現実世界に取り残された幼馴染の涼太は朱鳥が消えたことにより、何かを悟る。元の世界と異世界。二つの世界の繋がりや謎が解き明かされた時、それぞれの運命は大きく変わる。
彼女が受ける様々な「恩恵」。その恩恵をどのように行使し、活用するかは朱鳥次第。
これは自分のために頑張る朱鳥が笑ったり泣いたりしながら様々な功績をこの世界に残し、知らず知らずのうちにこの世界を救うお話。
伏線多めのハートフル奇行記です。*おかげさまでブクマ150件、PV6万超えました。いつも応援ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 09:59:58
464705文字
会話率:30%
悪を倒さず救う、<聖なる魔法使いの少年>の冒険譚。
少年の抱く、<小さな夜の名>。<ほんとうの名前>。
呪いと祝福に満ちた常夜の世界。少年は「契約」する。
いずれ幸福に至る悲劇。
それは、世界に見捨てられた孤独な少年が、××になるまでの
物語。
喪失と奪還の聖なる闇の御伽噺<セイント&ダークファンタジー>、ここに開幕。
※これは小説ではありません。
(ブログで連載していたものです。本編完結済み。蛇足の後日談付きです)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-04 19:18:21
93987文字
会話率:19%
都会の街中にある手つかずのままの自然な森。その森の中を通る遊歩道を抜けた広場に佇む古びた洋館。
知る人ぞ知るそのカフェ兼雑貨屋はカフェ・アベルトゥラ。銀髪銀瞳の不思議な美少女エステルとしゃべる黒猫ルナが迎えてくれる摩訶不思議な店。
そん
なアベルトゥラの常連の間ではある噂が囁かれている。曰く、この店で扱っている雑貨は消費型魔法アイテムらしい。
アベルトゥラの常連である恋人同士の賢斗(けんと)と優香(ゆうか)はある日、数奇な運命に巻き込まれる。
選択肢ごとに別の物語に発展するマルチエンディングストーリーの始まりの物語。最初の分岐まで。
※原作はポケクリにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-04 22:50:27
1856文字
会話率:18%
ノワールは色々なことを知っていて、上手にそれを教えてくれる。いすかのどんな悩みもじっと聞いてくれ、いい方法を探してくれた。
「ねえ、いすか。いつものをくれないかな?」
そんなノワールがいすかに求めるものはいつもひとつだけ。
プルトップ
を立てて、缶詰を開ける――
少女としゃべる黒猫ノワールとの不思議な友好関係を描く。
第八回ファンタジックホラー競作企画『起承転結』の『承』にあたる作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-27 22:45:35
5028文字
会話率:32%
しゃべる黒猫―――――自称「魔王」のヴォルフことヴォルフラムと「結構カワイイ」と言われている才色兼備のゆっきーこと麻野川悠姫(あさのがわゆうき)が、伝説の勇者に立ち向かいます。+++恋愛要素も少し取り入れた作品です+++
最終更新:2011-03-14 11:56:32
14613文字
会話率:48%
――14歳のごく普通の(ちょっぴりおっちょこちょいの)少女、皆野アイは、ある日、人語をしゃべる黒猫と出会う。そして魔法少女となって悪の組織と戦うよう、頼まれて……――というのが本質ではありません。
最終更新:2009-03-08 21:00:21
18490文字
会話率:36%