七柱の天使が支配する世界。その一つが反転し、堕ちた。
突如として異界から現れた12の騎士。人は天使より神に愛されている。なのになぜ、天使は我々より格上なのだ。それに対して疑問を感じ、嫉妬の感情を露わにした聖騎士長は天使の陥落をかかげる。魔法
が薄れつつある神秘の世界で、神の御加護は天使を滅する絶好の切り札だった。他の12の騎士たちも騎士長の意見に賛同し、天使の世界を滅亡させようと企む。なぜなら奴らを殺せば神は我々にさらなる力を与えなさると考えたから。しかし末席であった少女は神を信じる者として神自身が天使に任せた世界を侵略するなどということに賛同しなかった。結果、円卓を追放されてしまう。
そのため彼女は彼らより先にこの世界へと来て危機を知らせようとした。しかし、圧倒的な力はすでに第一の国「炎」のヒューハを滅ぼしていた。
天使の加護を失った国は誰に守られることもない。民を失った土地はもうすでに国ではないのだから。事件の首謀者は自らを「異界の使徒」と名乗り、その土地に新たに「ゾルド」という国を築き上げる。
失意の中それでもあきらめることのできなかった少女が、民を失った国で一人走り続けていた。彼女の名はソフィー。彼女は鎧も、何もかもを捨てて命であるその剣だけを抱えひたすらに走っていた。人を畏怖させるあの眼に見られている。そう思うと逃げる足を止めることはできない。
体力もつき、もう歩けなくなり木にもたれていたところ、彼女は二人の騎士に出会うこととなる。ライナとボート。それが彼女がこの世界で初めて出会った人だった。
天使に仕える二人はヒューハの滅亡を知り、異界の使徒を倒すために彼らは国に帰る準備を進める。私はこの世界を救いたい。決して滅ぼされるべきじゃないと彼女は考えていた。だからソフィーは二人に声を掛ける。
「私にも、この世界を救わせてもらえませんか」
これは、異界の使徒と天使。そしてある小さな騎士の戦いの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 01:00:00
29041文字
会話率:46%
めちゃくちゃ厨二病な男子高校生、西村恵太は異世界転生して世界の残酷さをわからされそれでもなおあきらめることなく冒険する話
最終更新:2025-04-17 21:48:11
14469文字
会話率:74%
リュミエール王国のセシル王女の秘密……それは、今、貴族令嬢たちの間で人気の恋愛小説『愛は星の彼方に』を執筆したのが、実はセシル王女本人だということ。しかし、実は恋愛経験がないセシルは、ラブシーンのリアリティに悩んでいた。
そんな矢先、自分が
降嫁するつもりだったシャルトリューズ公爵が、他の令嬢と婚約をしてしまったのを知る。もう結婚はあきらめる、その代わり小説のような恋をしてみたい! と考えたセシル。
そこで恋の相手として目をつけたのは、『夜の宮廷外務官』として令嬢達に熱く囁かれるバスチアン・フレアベリー。外交の表と裏を自在に操るという彼なら、きっと素晴らしい体験をもたらしてくれるはず! 【R15版】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 06:08:19
68102文字
会話率:21%
「告白して傷つくぐらいならやめておいた方がいいぞ?」
「それはしないよ。どんなに俺が普通の少年で、それがどんなに無謀な恋だったとしてもあきらめるつもりはないよ」
これは100人に聞いても、普通の生徒だと答えるような男子高校生が、同じ高
校の高嶺の花との恋をあきらめず、懸命に努力する。
自分の容姿は釣り合ってない?学力も運動神経も見合ってない?
「違う、大事なのはその人をどれだけ思っているかだ…外見だけで判断するような奴は愛なんて一生語れねえ!!」
一途でまっすぐな青春が、今始まる…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 12:00:00
4041文字
会話率:55%
悪役令嬢と言われてどんな人間を思い浮かべるだろうか?
穴が掘れそうなドリルを付けた髪、鼻を切り取りたくなるほどな匂いの香水の量と強さ、インターネットではポリゴン数が高くなりすぎるため現すのは不可能にすら思えるほどゴテゴテでフリフリの付い
たオシャレとか分かってなさそうな豪華すぎるドレス、ねずみが穴を通り抜けられるのではないかと思うほどの高さのハイヒール。それに加えて実家が公爵家という高い身分に、次期国王候補である王子との婚約者という立場。
そんなどこをどう切り取ってもざまぁされそうな特徴を持つ公爵令嬢アクヤ・クレージョは、まさに悪役令嬢。転生者である本人もそうなのだろうという自覚を持つくらいには悪役令嬢であった。原作知識はないが、それが余計に自分の考えを加速させていく。
しかし、彼女も自分が疑いようのない悪役令嬢の立場だからと言って諦めるようなことはしない。
将来処刑されたり追放されたり幽閉されたり暗殺されたりするなんていうことになるのは絶対に嫌なのだ。ハッピーエンドにはならなくても、人なりの幸せをつかみ取りたい。そのためにも彼女は自分の不幸の元凶となるだろう婚約者樽王子との距離を詰めようとするが、それは余計に彼女を精神的に追い詰める事実を突きつける結果にしかならなかった。
王子からは婚約して時点で嫌われており取りつく島もなく、学園に入ってみればそんな婚約者に近づくいかにも主人公っぽい平民の虫が出てくる始末。どう考えても彼女には未来がない。
彼女の耳には死の足音が聞こえてきていた。
それでも、決してあきらめることはない。
婚約者がダメならばと周囲に手を広げ、婚約者を平民に奪われそうになっている同じような境遇にある悪役令嬢仲間たちと手を取り合い、この絶望的なシナリオからの逸脱を狙う。
彼女の、いや、彼女たちの努力により婚約者は平民との別れを決断しなければならない状況まで追い詰めることに成功するのだが……………。
※感想・誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 21:06:52
11223文字
会話率:32%
人が何かの行動をするとき、いろいろな壁にぶちあたります。
能力的な限界や、制度・慣習が問題になることもあります。
成長によって壁を乗り越えることや、回避策・代替策を考えることもあります。
もちろん、潔くあきらめることも選択肢としてありかと思
います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 00:00:00
1470文字
会話率:82%
ヒーロー。それは幼い少年少女が憧れる、人々を救う存在。ほとんどの人間は大人になるにつれて、その夢をあきらめる。しかし、ここには不思議な力を持った少年少女が集められた。彼らはヒーローを目指すーー
最終更新:2024-10-20 22:27:04
10620文字
会話率:66%
初めは下らない恋バナから始まった会長選挙への挑戦。
しかし、その決断は友の苦悶、伝統という名の抑圧、様々な思惑、消せない過去。
学校や生徒の隠されたパンドラの箱を開けてしまう出来事でした。
優月は謎の部活「社会科研究部」の力を借り、この戦い
に勝ち残れるのか。
小山光と大岡優月は高校の同級生で幼馴染。すべては光の下らない妄想から始まった
生徒会副会長の藤枝さくらに憧れる光が、彼女と親しくなるために生徒会長選挙に立候補を画策し、優月と社会科好きの生徒が集まっている部活「社会科研究部」に助言を求めて部室を訪れる。そこにいたのは部長の高塚と部員たち。しかし、さくらは自ら会長選に立候補しようとしていることが判明。正面から挑んでも勝ち目はないと告げられる。
その後、優月は選挙に勝つために人が変わってしまったさくらの姿を見た。優月はさくらの目を覚まし、破滅から救うため、さくらの挑発に乗り自らが生徒会長に立候補する決意を固め、再び社会科研究部を訪れる。
優月からの助力の要請を受け、高塚以下部員が自分たちの持つ知識を生かして優月の当選のため様々な仕掛けを講じてゆくこととなる。
立候補予定者は、大本命のさくら、1年生の革命児 都田、吹奏楽部の伏見、そして優月。
社会科研究部は様々な策をめぐらしていくが、それに都田の参謀である比奈姫子が横槍を入れ、さらに学校側から優月が呼び出しを受けて立候補をあきらめるよう圧力を受ける。優月は自らの強い意志と社会科研究部の策で窮地を脱することができたが、さくらに付け入るスキを与えてしまう。
激しさを増す選挙戦では優月を標的にした陰謀がめぐらされ、過去の過ちを暴露された彼女は窮地に追い込まれる
全校へのアピールの場である立会演説会、優月は自らの過ちの経験をもとに、融和と和解を掲げて生徒たちに語り掛ける。
その裏で蚊帳の外に置かれた伏見の陣営は策士の折戸を参謀に据え陰謀を巡らせる。
裏で蠢く折戸の策により窮地に陥った優月を勝たせるために奔走する社会科研究部。
選挙の結果はどうなるのか、社会科研究部は自分たちが愛する社会科の持つ力を証明し、70年にわたる伝統を破り優月を会長まで押し上げることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 11:20:00
93077文字
会話率:39%
好きな人が既婚者になりました。
あきらめるしかないと思っていたのに、薪さんは「想い」という石を積み続けてもいい、と言うのです。
最終更新:2024-09-08 10:06:38
21159文字
会話率:34%
恋人に振られ、自分に気がある男を軽い気持ちで誘い、付き合うことになった。ある日、彼から元カレの誕プレを買いに行こうと言われたことで、この人は少しおかしいと気づき、別れることを決意。そんなとき、同僚から穏便に縁を切る神社の話を聞いて……
夏の
ホラー2024参加作品です。
主人公からみるとバッドエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 14:31:09
3770文字
会話率:38%
生まれながらの脇役、池田凛は生まれてから今の今までずっと主役にはなれなかった。
その現状を変えるべく俳優を目指し上京するも、もらえる役は友人Bばかりだったがあきらめることなく演じ続けるが主役になることなく事故で死んでしまう。
しかし天国にて
性悪女神からある提案をされる。
「ある世界の主人公になって魔王を倒さない?」
勇者になることを決意した凛はチートスキル【主人公補正】と共に異世界へと足を進めるのだった‥
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 08:00:00
3731文字
会話率:36%
てきないとあきらめることもない、その雪うらやましい
最終更新:2024-01-22 07:57:17
438文字
会話率:13%
この世界では、魔法、とよばれる攻撃手段が最も強力だと言われている。魔法を伴わない近接攻撃は魔物相手にも人相手にも全く持って役に立たない、精霊魔法や魔術、呪術は相手に嫌がらせをするのに最適な魔法ではあるが実践で使うような馬鹿はいない、この2つ
は誰もが知っていることでそこらへんにいる子供に魔術に興味はないか?と話しかけると子供にも馬鹿にされてしまう。
魔法こそが至高であり他は屑であることは誰でも知っている一般常識だ。
もちろん最初から魔法が使える人なんていないだろう。使えないのなら使えるようにしなければいけないのだが魔法というものは時間をかけて感覚と掴まないといけない。
しかし、貴族であっても平民であっても魔法が使えない人に魔法を使う感覚を掴ませるのはかなり大変な行為だ。ここで自分の子供が早いうちから魔法が使える状態になっている、と言う状態になることをあきらめることができなかった貴族はそこでいい案を思いつき、学校で学習する内容を変更させ、魔法を使う練習をさせた。
その結果、貴族の子共は同年代の貴族の子共と比べて何年も早く魔法が使えるようになった。
それを知った学校運営者は貴族に自分の子供を学校に入学させたい、という思いから正式に学校の授業に魔法を使う練習を入れさせた。
これは少し前の話なのだが今現在であっても学校の授業の中で魔法を使う練習をすることになっている。
魔法が早い段階で使えるようになっているということにデメリットはなくメリットしかなく、魔法が使えるように生徒を多く輩出している学校には貴族が金銭的なサポートに回り、自分の子供が学校から卒業するときには魔法が使えるようになっていたてほしいという貴族も増え、世界中で学校の数はどんどんと増えていった。増え続ける学校だが貴族からの金銭的なサポートを多く受けている学校と一切サポートを受けることができない学校も、ある。
そんな学校のうち、複数の貴族から金銭的なサポートを受けている学校の教室の一室に少年と少女は足を踏み入れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 23:34:54
140605文字
会話率:42%
オークウッド伯爵の娘、カトレア・ラナ・オークウッドが、ミズール王国の王太子であるリチャードの婚約者候補になったのは、十歳のとき。
婚約者候補はカトレア以外に二人。一人はマーガレット・アーバイン侯爵令嬢。そしてもう一人がキャシー・マレイ・オー
スチン侯爵令嬢。
二人ともリチャードと同い年で家格はカトレアより上。美しく成績も優秀で王太子妃にふさわしい。
それに引きかえカトレアはまだ幼く、王太子教育も二人より遅れているとか。
それでも努力をするカトレアだったが、リチャードの婚約者をあきらめる決定的な出来事を目にしてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 21:00:00
50378文字
会話率:55%
母親も父親もいない楓は姉の桜希(さき)に恋をしていた。
そんな楓と桜希に悲劇が起こる。
事故で桜希を失ってしまう。楓は姉を、最愛の女性を失ったが彼女はあきらめることはなかった。
この世から私の、いや僕の平穏を奪うすべての存在を消してし
まえばいい。
姉の仇を必ず取ってやる。そのためには自分を捨てる覚悟が僕にはある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 17:00:00
24286文字
会話率:45%
家事や育児、料理、掃除、洗濯が得意な男性、いわゆる『お嫁くん』との結婚を夢見る女性たちの物語。
最終更新:2023-06-24 15:02:51
3019文字
会話率:17%
さまざまな人が、さまざまなことを「あきらめる」物語。
最終更新:2023-05-24 22:04:29
29822文字
会話率:44%
三度寝したあたしは、いさぎよく朝ごはんをあきらめる。
最終更新:2023-04-19 07:00:00
1253文字
会話率:0%
それだけじゃ、もうならない
キーワード:
最終更新:2023-04-18 19:16:36
397文字
会話率:0%
苦しい・・・
逃げたい・・・
消えてしまいたい・・・
どこか、楽な場所に行ってしまいたい・・・
毎日そんなことを思う。
そもそも現実世界が苦痛だった。
しかし『現実』は苦痛にさらなる追い打ちをかけてきた。
いっそ異世界に行ってし
まえたら楽だろうな・・・。
そんなことを考えていると、なんと異世界に行けることになった!!
しかし、行こうとしたらそれを止めた人が居た。
幼馴染のツンデレ女子と、同級生の女の子だ。
気持ちは揺らいだが、行きたいものは行きたいのであきらめるだろうと思って誘ってみると、なんと一緒に行くというのだ。
訳が分からない状況だが状況だが、まあいいか。
いざ、異世界へ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 23:45:43
16891文字
会話率:13%