太平洋に浮かぶ世界最大の魔法学園都市、アトランティシア。鴇華織はとある理由からこの魔法学園都市に10校ある高校のうちの一つ、ミソア高等学院に入学することとなる。そして初登校日、華織はひょんなことからミソア高等学院2年生の河瀬舞雪と上野原悠
香に出会い、二人が所属する「都市伝説研究部」通称「都伝部」に入部する。彼女たち曰く「都伝部」の主な活動は、アトランティシアにおける数々の謎を解明することだという。斯くして華織は、「都伝部」として激動の日々を送ることになる。
時を同じくして、アトランティシアに巨大な魔の手が忍び寄ろうとしていた。その悪魔は自らをベルフェゴールと名乗り、『定命の神導者(モルタリア)』なる組織を率いて人類を手中に収めるべく行動を起こしていた。
統括委員会委員長である白鷺楓によれば、ベルフェゴールの狙いはアトランティシアが有する魔法技術のみならず、とある「鍵」の奪取であるという。その鍵は『新命の方舟(アマテラス)』を起動し『滅びの詠唱譜(ゴルゴダコード)』を掌握するために必要なものであると楓は言う。
果たしてアトランティシアにおける謎とは一体なんなのか? ベルフェゴールとは一体何者なのか? 幾重にも分岐した枝が一つに繋がる時、世界の真実が、人間という種の起源が暴かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 14:14:13
10847文字
会話率:49%
この世界の子供は誰もが皆、生まれてくる時に、その手にひと粒の種を握りしめている。恋の種。それはそう呼ばれていた。
何故ならそれを口にすると、運命の相手が見えるようになるからだ。
ふわふわと、種を飲んだ人の周囲を浮かぶ、半透明でちょうど半分く
らいの大きさになった、生涯を掛けて恋をすることになる相手。
勿論、種を飲んだ本人にも見えるし、他の誰からも見えてしまうのでその人が誰を思っているのか一目瞭然となる。
だから、この国では成人を迎える善き日に、それを一斉に飲む。
そうしてお互いの“運命”を確認し合って、人生のパートナーを決めるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 18:00:00
37846文字
会話率:29%
マロードとリーフは母国ボルド王国をレクタール帝国の魔の手から守るために、志願兵として戦うこととなった。マロードとリーフは初めての戦場で、敵を退けた後、空に浮かぶもう一つの太陽を見る。太陽が地面に落ちた瞬間、巨大な爆発が起き、マロードたち志願
兵の部隊は壊滅的な打撃を受ける。その後、マロードはリーフの肩を借り、二人は友軍の方向へと一歩ずつ足を進める。しばらくして、帝国兵の集団が目の前に現れる。二人は死を覚悟するのだが。
※新作長編の導入とする予定で書いたので、中途半端に物語が終わります。この短編で書いた半分ほど没として、一からの再執筆をすることにしたので、供養的な意味合いでの投稿となります。ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 15:17:04
5562文字
会話率:24%
南の海に浮かぶこの小さな島には、不思議な話が一つある。
南東の岬にぽつんと建っている、朽ちかけた木造の小屋、そこから夜な夜な、歌が聞こえてくるという。
最終更新:2024-03-16 01:31:25
2248文字
会話率:30%
"慶太の電話番号です。×××-〇〇〇-△△△ よろしくお願いします。"
一人暮らしの大学生で就職先も決まりようやく落ち着いた頃、こんな一通のメールが早朝に何の脈絡もなく母親から送られてきた。
相手に何かを委ねる”よろしくお願いします。”の文
字。それから”慶太”という自分の下の名前。そして、自分の”電話番号”まで書かれている。
そんな状況から不安になった彼は母親に電話をして事情を聞こうとするが、その不安を増大させるかのごとく画面に浮かぶ通話中の三文字。
どことなく地に足付かず落ち着かない空気感の漂うこの話は一体どんな結末を迎えるのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 04:02:41
4394文字
会話率:43%
今も目に浮かぶあの日のあの笑顔
最終更新:2024-03-08 10:42:42
839文字
会話率:0%
零音(reo)は30XX年の未来、セレスティアと呼ばれる都市で目覚めた。
自分の名前以外の全てを忘れた彼は、脳裏に浮かぶ音たちの発生源を探るため旅に出る。
零音は様々な人との出会いによって、少しずつ記憶を取り戻す。
その記憶には、セレスティ
アの陰謀が深く関わっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 08:08:16
3946文字
会話率:24%
フレイアール王国の女王クラリスと宰相シモン。毎日、仕事で忙しい二人は、数年ぶりに二人きりで休憩することになった。晴れた空に浮かぶ雲と女王の紅茶。大人の二人の想いとは……。「苦い恋」シリーズです。
最終更新:2024-03-04 00:08:15
3685文字
会話率:60%
主人公の、ヤマダタカシ、40歳、人生に疲れ果てて、浮浪者生活を、していた。
ある日、タカシはいつものように、テトラポットで、ぼんやりと、夜光虫の、淡い光を見ていた。
眩い光に包まれ、タカシはそのまま意識を無くした。
気が付くとそこは、真っ
白な空間に浮かぶ、4畳半の畳の上で、神様がちゃぶ台でお茶を飲んでいる。
「ヤマダタカシ君、君は儂が酒のあてを買いに、下界に降臨した時に、
次元震に、巻き込まれて、死んだのじゃ、この世界とわ違う世界で、
記憶を持ったまま、勇者にでもならないかね?」
「ん、ムリ~生き物を、殺すのも、殺されるのも、いやなので、輪廻の輪に、送ってください」
戦闘力はレベル1、その他はチートの、15歳、心の中は、40過ぎの、ヘタレオヤジ、
面白、可笑しい仲間たちとの、異世界の旅。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 12:00:51
939082文字
会話率:34%
千年前、人間として神と魔王との代理戦争である【聖魔戦争】で武功をあげた主人公はその功績により天界から天使として迎えられた。真面目な働きぶりを熾天使から評価されて【大天使】に昇格する。主人公は大天使として人間界の上空に浮かぶ天空城に赴任する
が上司や部下に不満を持ち、そのストレスで情緒不安定になってしまっていた。そんな時、うっかり天空城から下界に落下してしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 17:39:04
12534文字
会話率:17%
幼い頃から炎に対しるあやしい憧れを持っていた上山博樹には目を閉じると決まって浮かぶ絶対的な力で醜いものを焼き尽くす炎のイメージがあった。大学卒業後大企業に入社し、レールに沿った人生を歩み始めた上山は以前より頻繁にこのイメージが脳裏に浮かぶよ
うになる。ある日、行きずりの女と泊まったホテルの部屋で放火事件が発生したことを知り、自分の部屋に見覚えのないライターを発見する。当初は動揺する上山だが炎と同化することこそ自分が求めていたことだと悟り、自らの部屋に火を放つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 16:53:17
7671文字
会話率:40%
海にポツンと浮かぶ島で殺人事件が起こる。
その時間、主人公である山本桜子は仕事で疲れたためか、実家の玄関にて大の字で寝ていたので、事件とは無関係のはずだった。
しかし、その日を契機に桜子の生活は何者かに脅かされ始める―
最終更新:2024-02-22 19:53:47
2475文字
会話率:37%
極道がダンジョンを仕切り、様々な恩恵を社会へもたらすと共に、大きな影響力を持つ時代……。
豊田組の構成員夏目銀次は、どれだけ魔物を倒そうと、背に浮かぶヤクザの証――仙墨(せんぼく)が変化することもなく、下っ端に甘んじていた。
だが、
ある日、そんな彼の前で組長の孫娘豊田舞がさらわれそうになってしまう。
彼女を守ろうとするも瀕死となり、力を求めた銀次に応えて、背中の仙墨は鯉から龍へと進化。
圧倒的な力を銀次に与えるのだった。
以来、銀次はヤクザ社会での出世街道をまい進していく……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 18:48:32
50751文字
会話率:22%
異世界転生でうまくやるはずが、失敗した彼は転生先の世界で転生することに成功する。
以降、何度も転生を繰り返すがうまくいかない。何度転生しても主人公になれないらしい。
そんな彼は、白い光の中に浮かぶ何もない世界に転生し、そこで世界のすべてを破
壊してきたという黒騎士と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 11:39:49
9691文字
会話率:29%
小さな病院に勤める今泉聡司は、ある日一人の女性に出会う。少女のような面影のある彼女は家政婦として家に通うようになるが、ふとしたきっかけから、聡司にある疑念が浮かぶ。
(カクヨムから転載しました)
最終更新:2024-02-03 07:00:00
23599文字
会話率:41%
天空に浮かぶ宮殿パティマに不穏な影が忍び寄っていた。
イリスの前に現れたのは、黒翼のガーゴイルを駆る騎士団兵士長ウルリア=イラリス。
不吉な言動をする彼女の真意とは…
最終更新:2024-01-25 02:28:31
1160文字
会話率:27%
高校生の澄宮那美は龍を支える巫女の家系に生まれながらも力が目覚めず、家族から虐げられてきた。
唯一の幸せが夢で逢う、綺世との時間。
しかし実際に逢うことは出来ないただの夢だと諦めていたが……。
「夢を渡って君に逢いに来た」
満月が浮かぶ夜、
綺世が現れて──。
澄宮那美(すみや なみ)
綺世(あやせ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 10:07:46
13433文字
会話率:28%
物語になれなかった「断片」が浮かぶ。
キーワード:
最終更新:2024-01-23 21:02:38
897文字
会話率:0%
レヴナントとリサは研究施設を出てゾンビたちが集まっている場所へ向かう
そこには宙に浮かぶ骸骨がいた。
最終更新:2024-01-22 17:20:09
3467文字
会話率:78%
或る日不思議な夢を見た。
お互いの運命が違っていれば、そんな風に出会ったことも、もしかしたらあったかもしれない。
「繰り返す雨の中で」「夕陽と薫」などに登場した夕陽目線での短編です。
さっくり短時間で読めます。
最終更新:2024-01-20 01:09:07
3024文字
会話率:24%