夏の終わり。赤い群生が揺らぐ中で、桐生は巫女服の少女に出会った。
一夜限りの出会い、それにも関わらず桐生は彼女に恋をしてしまった。
一方で、そんな桐生を慕っている人物がいた。その人物の名前は弓立といい、彼女は密かに桐生に想いを寄せていた。
進展があるわけでもない平凡な毎日。それでも二人は幸せだった。
しかし、そんな二人の前に、転校生が現れることで日常は瓦解する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-02 19:30:58
92146文字
会話率:29%
出会わない方が幸せだった。
そんなことを思いたくは ない。
最終更新:2018-07-25 04:20:34
840文字
会話率:29%
蜘蛛のつくった家で暮らす胡蝶はいつも幸せだった。
温かな部屋、柔らかな揺りかご、優しい蜘蛛に美味しい花蜜茶……。常に美しく、愛に満ちた世界。しかし、その世界の裏側がどうなっているのか、胡蝶は全く知らなかった。
最終更新:2018-07-11 06:25:45
4224文字
会話率:18%
俺さ……生きてて良かったって思えたんだ。だから、どんな最後でも俺は幸せだ。
この世界に迷い込んでもう10年になるけどさ、色々なトラブルに見舞われて、死ぬ思いも何度もしたけど、幸せだった。
だからさ、ちょっと――世界救ってくる。
最終更新:2018-07-05 05:46:30
2751文字
会話率:21%
ここ最近、僕は幸せだった。
僕はいつも大好きな彼女に包まれている。
彼女の声が聞こえて、匂いがして、肌で触れて僕を安心させてくれた。
それだけの毎日を過ごした。
しかし、それは何気ない彼女のいつもの声で変わった。
「ユキが亡くなって一年経つ
けど、ユティは長生きしてね」
相変わらず、僕は彼女の綺麗な声にうっとり。
んえ?ユキ?亡くなった?一年?ユティ?長生き?
「あううううううううううううううう!」
どうやら僕は娘のユティとして生まれたようです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-01 20:47:02
8006文字
会話率:34%
僕は君といられて幸せだった。それだけは本当のことなんだ。
※ichiji.socialで宣伝しています。
最終更新:2018-05-21 01:48:00
1224文字
会話率:14%
彼女のお守りに守られて、私は幸せだった。
キーワード:
最終更新:2018-05-05 01:02:50
405文字
会話率:0%
優しい、姉さん。温かい母さん。二人が居たから、幼い俺は幸せだった。貧しい暮らしだったけど、幸せで、幸福だった。だけど、ある日を境に俺の姉さんは、姉さんの姿をした何かになった。そして、俺はその八年後、姉さんの姿をした何かと、再会をした。姉さん
の姿をした何かは、貴族の学園に通っていた。
※見切り発車。十話もせずに終わる予定なので投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-15 22:10:47
25836文字
会話率:35%
俺の世界は幸せだった。妻がいて、友達がいて――何不自由ない生活。その生活が突然暗転した。
※少年は願い、少女は求めるシリーズ第18弾
最終更新:2017-11-07 22:57:11
2996文字
会話率:39%
わたしたちが「コイビト」になってから初めて君がわたしの部屋に来た日。これまであまり二人きりになったことがなかったから、特別なことは何もなくても緊張していた。
外は雨。普段嫌な雨もこういうときはなんだか窓越しの雨音も心地よく聞こえる。いつも通
りの家族の様子、君の友達であるわたしの兄のガサツさや鈍感さに辟易しながらもこの時間は幸せだった。
帰り道に一つの傘の中で適度な距離でわたしたちが見つけたのは生け垣のあじさい。変える前に飲んだジンジャーティーの味とあじさい色はどこか「ともだち」から抜け出せないわたしたちが「コイビト」に成り切れた証になった。
この小説は自身のブログSweetish trip!からの転載です。
ブログトップ:http://sweetytrip.jugem.jp/
小説ページ:http://sweetytrip.jugem.jp/?eid=178折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-27 15:29:57
4344文字
会話率:30%
父はいつも仕事で家にいなかった。外国人の母は日本語を覚えようとはせず、いつまでたっても日常的な会話すらしたことがない。自分と同じ浅黒い色の肌をした母親は、遠い海の向こうの祖国ばかりを想っている。
それでも少年は、幸せだった。家を出たら、光に
満ちた世界が迎えてくれた。
その日が訪れるまでは。
いつまでも続くと想っていた明るい日々は、呆気なく暗黒に包まれた。少年を拒む夜が世界に訪れた。
2017年織田作之助青春賞において最終候補作に残った原稿を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-09 21:00:00
9846文字
会話率:31%
白んでいる空の、この色の名前を知らない。
高校二年生の1月、荻原彩斗が死んだ。
彼が学級日誌に記した「青」の描写。それに心奪われた茅野彩。
彼の「青」を知ることが幸せだった。
彼が見ていた、彼が感じた「青」を求めて、彩は歩んでいく__。
*
「青色」を通じて芽生えた夢と限りなく美しい欲望の青春小説折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-19 11:54:10
958文字
会話率:15%
私はただ本を読んでいるだけで幸せだった。でもあの子と出会ったことで、それだけではいけなくなった。
最終更新:2018-01-05 17:19:46
14611文字
会話率:42%
かつて、私は幸せだった。
そして今も――
最終更新:2017-12-24 05:00:00
458文字
会話率:0%
前世の記憶があるクレアは大好きな世界で生まれ変われて幸せだった。いよいよ社交デビュー、素敵な出会い、恋と期待していたのに……
最終更新:2017-12-22 19:00:00
5072文字
会話率:33%
僕は魔王を倒した。そして、英雄としてたたえられた。幸せだった。
ボクは魔王を倒した。そして―――
―――『魔王』になった。
最終更新:2017-11-12 23:00:00
4554文字
会話率:27%
零奈は居間の縁側に座り、ぼんやりと庭を眺めていた。零奈はとても幸せだった。何気ない日常が零奈の心を満たしていた。しかし、零奈に幸せになる資格はなかった。大勢の人を殺したのだから。
最終更新:2017-11-09 03:44:11
3834文字
会話率:38%
「いつも通りの日常が続いて、いつか僕は普通の大人になる」
退屈ながらも平穏な生活はアキにとってこの上ない幸せだった。そんな彼の前に突如現れた女性「莉衣」。謎に包まれた莉衣との出会いでアキの運命は大きく変わり始める。
―――いつだって雨が降
っていた。
彼女に初めて会った日も、さよならを告げた日も。
世界中の人々に平等に流れている時間は、過ぎ去りながら全てを変えていく。
だけど、
彼女だけは変わらないまま。
過去を見つめ続けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-24 03:12:07
49603文字
会話率:37%
普通にマジな話。
全部本音。
間違えてても。
本当に本当に短い恋愛だった。
幸せだった。
ありがたかった。
贅沢だった。
夢のようだった。
やっぱり夢だったのかな。
とにかく俺が思う全てをここに。
最終更新:2017-10-16 23:34:02
7532文字
会話率:2%
美しさとは枠内外のバランスであり歪みや醜さは枠から大きくはみ出すことだ。それは、美しさには限界があるという事であり歪みや醜さには限界が無いという事でもある。
幸せと不幸も同じことだと私は思う。
人の不幸を嗜好品の様に楽しむ存在が人間を虐げ
る世界で恨みを糧に生きていた一人の少女。そんな少女が望んだものは小さな幸せだった。そしてそれを手に入れた少女は世界の深さと醜さを知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-16 00:55:05
22184文字
会話率:5%
父王の命令で、私の結婚相手に決まったのは、私の長年の片想いの相手だった。
嬉しくて幸せだった。だから予想もしなかったのだ。まさか私が自分から、婚約破棄を言い出すことになるなんて……。
最終更新:2017-10-03 12:00:00
61153文字
会話率:21%