「え~、それでは席替えを始めます。ここにある箱から紙を1枚取ってそこに書かれている番号の席に移動してください。番号は黒板に書いてありますので、それじゃあ1番からどうぞ」
今日休んでいる仲地さんの机に箱が置かれた。
先生はまるでらだの
暇つぶしをしているように席替えの説明をしていく。だが先生とは違い生徒は「○○君の隣がいい~」「あいつの隣だけは嫌」「また一緒になれたらいいね!」などと大盛り上がりではしゃいでいる。もちろん俺もどの一人で友達こそいないから一緒になんて言葉は出えてこないものの「○○君の隣がいい」という言葉とはあって今脳内で神様に必死にお願いしている最中だ。
生憎俺は最後から二番目なので願う時間がたっりある。
(あの子がいい、璃紗さんの隣がいい!頼む神様。一生のお願いだ)
「次は12番だな。12ばーん」
「はい」
ピクッ。
12番、つまり俺の好きな人の番号だ。
ジロジロ見すぎるのはばれてしまうので横目に璃紗さんを見ることにした。その横目に映ったのはミディアムの黒髪が小さく舞って白パーカーが清楚感を出し、にっこりとした笑顔で箱のところまで小走りで走っている璃紗さんだった。
「可愛いな・・・」
璃紗さんはこの学校のいわゆる美少女だ。
顔はまるで女優さん見たいだし、体型もいいし性格も陰キャのような僕にも優しくしてくれる。そんな璃紗さんを皆好きで、男子はもちろんのこと女子まで「レズになっちゃった」と好きになる人まで出てきた。
そんな璃紗さんを僕は好きになっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-16 20:00:00
1666文字
会話率:26%
これは刃‐ブレイド 悠久ニ果テヌ花の設定資料集になります。本編を完走していない方でもネタバレなしで読めるようになっている物であり、また、これを読んでいないからといって本編が訳分からない訳でもありません。
小説作品というよりは教科書に近
い物なので、そんなノリで楽しんで貰えれば幸いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-15 20:33:55
34198文字
会話率:0%
京都にあるお寺の静かな庭が舞台です。
そこに置かれた2体のお地蔵さん。
そこで交わされる会話でストーリーが続く。
人は、辛いこと、どうしようもないときに、神仏に手を合わせる。
この主人公のお地蔵さんは、自分に手を合わせることに、ストレスを
感じる毎日を送っている。
何故なら、お地蔵さんは、人間の切なる願いを叶えるような力をもっていないからだ。
ただ、お地蔵さんは、まだマシだった。
同じ庭に置かれた不動明王は、お地蔵さんより真剣な悩みに対するお願いをされて、それは、苦悩の日々を過ごしていた。
ある日、そんなお不動さんや、お地蔵さんに、もっと参拝客が、お願できるようにと、商売気を出して、屋根を作ったり、看板をつくったりしようとする。
ストレスを感じていた、お地蔵さんは、その計画を聞いて、人間なんて死ねば楽なのにと呟いてしまう。
大人の童話。
エブリスタ、カクヨムにも、同じものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-15 16:43:36
5990文字
会話率:51%
…彼に依存していたことは認める。
だがしかし、彼がいないからといって前を向かないといけなくて。
最終更新:2021-02-14 09:45:59
434文字
会話率:0%
冒険者パーティー『白銀の獅子』。
聖騎士アレスが率いる新鋭の冒険者パーティー。
Aランクに上がりこれから更に上を目指そうという時、パーティーメンバーである錬金術師のミリアに追放を宣言。
冒険の役に立っていないからお荷物はいらないというのが理
由だ。
だが。俺はミリアをお荷物とは思っていなかったしむしろいないと困ると思っていた。
そもそも、パーティーメンバーを追放する相手とこれからやって行くのかと考えるとちょっと無理かと考えた。
うん。
俺もパーティーを抜けるか。
錬金術師のミリアと供にパーティーを抜けた俺は新しい冒険者パーティーを作り、仲間を増やして順調に冒険者として成り上がる。
逆に俺達の抜けた『白銀の獅子』は落ちぶれて行くことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-13 06:05:35
11035文字
会話率:42%
あなたは幽霊が存在するのだろうかと考えたことはないだろうか?
私はある。同時にそれに対して恐怖を抱いている。
存在がはっきりしていないから怖いと思うのだろうか?
それとも幽霊の呪いが怖いのだろうか?
私の場合、前者だと思う。
そこで、私はあ
る研究をすることにした....。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 16:17:06
4121文字
会話率:8%
架空の男性が、架空の女性に贈る恋文の文面を考えたら、予想以上に気持ち悪い文章ができあがってしまった……
なんて言うか、こじらせたやっかいオタクというか……
本当は、心が温まるようなのを書きたかったはずなんだけど、これは逆に冷める気が
する。
シチュエーション的には、オタク気質で引きこもりがちの男子が、クラスのアイドル的な女子に告白するような?
いやまあ、小説や漫画だと、ここから恋に発展する可能性も無きにしも非ずとは思うけど、それにしても気持ち悪い文章だな……
だけど、捨てるのはもったいないから投稿してみることにした。ぐらいのやつです。あまり期待しないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-04 01:26:43
581文字
会話率:0%
学生だったら、
一度は異性に言われたい言葉トップ10入りかな。(個人的に)
男子から女子はどーなんだ?
女子から男子は〇
男子から男子は……おっと、想像してはいけないな。
最終更新:2020-12-25 23:29:46
2335文字
会話率:49%
幼い頃に両親を亡くし、一人暮らしをする高校生、桧山タクミ。
平凡な日常を愛する彼だったが、ある日突然家に巨乳ドジっ子巨女メイド・エミリアが現れて、彼が異世界の魔王の落とし子だと言ってきて…!?
その日から彼の生活は一変する。
何かを隠
してる幼馴染、彼に急接近する謎の転校生ギャル……
そして彼を異世界に連れ戻そうと送られてくる謎の使者たち。
跡継ぎがいないから帰れと言われても帰りません、俺には愛する日常がある!
戦闘は全然ダメダメだけど、異世界メイドが守ってくれるから大丈夫!
"光の魅了"でスクールカウンセラーやります!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-22 01:45:59
3703文字
会話率:35%
熟睡していないからこそ、得られた景色や光景。
お布団が有難いのです。
最終更新:2020-12-16 01:18:15
200文字
会話率:0%
俺には婚約者がいる。
その婚約者の為に婚約破棄をしてあげる。
彼女は本当の自分の気持ちに気付いていないから。
それでも彼女は婚約破棄はしないと言う。
彼女の本当の気持ちとは?
それは読んでからのお楽しみです。
最終更新:2020-12-15 06:06:32
4099文字
会話率:57%
俺は好きな人に会う為に親友の家へ行く。
俺の好きな人は親友の姉だ。
彼女は年上なのに年下みたいに可愛い。
「君が彼氏だったら」
なんて言う彼女に俺は何もこたえない。
彼女は俺のことを好きとは言っていないから。
彼女は俺をいつまでも弟の友達と
しか見ていないから告白なんてできない。
彼は彼女に告白はできるのでしょうか?
読んでからのお楽しみです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-21 06:01:06
3762文字
会話率:59%
とあるスキル重視政策を行っている帝国でスキルを持っていないから追放されたある男と
その帝国の皇帝の物語。
最終更新:2020-12-13 01:11:49
2291文字
会話率:57%
神様「え、なに?竜になって空を飛んでみたい?よかろう!その願い叶えてやろう!記憶のほとんどは消えるかも知れんが竜となればそう簡単には死なんから大丈夫じゃろ」
目が覚めると竜となっていた主人公は考えることをやめて気ままに過ごす事に!だって誰
も近くにいないからね!!魔法?気軽に使えたら苦労しないっての!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-10 11:15:28
8844文字
会話率:29%
【初恋の続き】
結婚し、数年経った2人。相変わらず甘いひとときを過ごしていた。だが、時間が経てば1度は諦めて身を引いた令嬢達も、再熱し始める。
その理由の1つは、衰えないルーフィスの美貌。
残る1つは、2人の間に子供がいないからであった。
あわよくば、第二夫人、いや愛人。その内に後妻と狙う女性は後を絶なかった。
◇初恋 第四弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-10 11:00:00
6130文字
会話率:32%
たとえダメだと分かっていても……。それでも私は先生が好きなんです!
二年二組の生徒:原田結花(十六歳 高校二年生)
二年二組の担任:小島陽人(二十五歳 教師歴三年目)
小さな頃から自分に自信を持つことができなかった原田結花。
周囲が恋愛
話に盛り上がっていても自分には関係がないといつも蚊帳の外。学級委員という肩書も、それは他に立候補する人がいないから、自分が引き受ければ事が進むという消極的な理由。
そんな彼女が高校二年生の始業式の日の放課後、偶然に教室に忘れものを取りに来た陽人を人生で初めて意識してしまう。一方の陽人も結花には他の生徒とはどこか一線を越えたもの感じていた。
そんな結花は高校二年生の冬に治療をしなければ命にかかわってしまう病気を告げられてしまう。
手術は成功するものの、言われもない噂を流された結花は孤立して追い詰められてしまう。
そんな彼女の味方でいたのは一人の親友と、担任の陽人だった。
陽人は結花を絶対に自らの手で卒業させると決意をするも、周囲の環境に耐えきれなくなった結花は自らの学生としての道を閉ざす。その事実を知った陽人も彼女を追うように教職を辞めた。
そんな二人が再会したのは、結花の母親の友人が開いているカフェレストラン。
お互いの気持ちは同じ。言葉には出ないけれど「今度こそ失敗したくない」。
「教師と生徒」というタブーとも言われてしまう関係を、互いに身を引くことで結果的に突き破った。
それでも、二人の前には乗り越えなくてはいけない問題がいくつも立ちはだかる。
初めての恋心に何度も自信を失いかけた結花の手を陽人は引き続ける。
一方の陽人にも誰にも話していない過去を持っており、唯一それを話せたのは彼女だけ。
それでも、結花は「中卒では先生の隣に立つには申し訳ない」と奮起。
陽人の海外転勤を機に、二人は一時の寂しさを抱えながらも一つの約束を交わした……。
途切れそうな儚い赤い糸を何度も必死に守り抜いた不器用な二人の純愛物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-02 20:50:56
158028文字
会話率:40%
主人公ゼノンはSランクパーティの支援職だった。
そんなゼノンだが恩人の王様に「お前は活躍するな。他のメンバーを活躍させろ」という命令を受け、適正ランクEの弱すぎる味方の介護をしていた。
やることは簡単だ。自分は火力を出さずに他のメン
バーが活躍出来るようにお膳立てをするだけ。
だが、その実力は後に【戦場の支配者】と呼ばれるほどで。
どんなバトルでもゼノン1人の力で思い通りに戦況が動かすことができていた。
そんなゼノンのお陰もあって世界最弱の雑魚パーティは世界一のSランクパーティとなってしまった。
そしてそれを自分の実力と勘違いしたパーティリーダーのガバルとガバルを可愛がっている王様に追放される。
追放されたゼノンは落ち込んでいたが別の国で出会った美少女達とパーティを結成。
そしてついに命令から解放されたゼノンは今まで雑魚パーティを介護するのに必要だった圧倒的な実力を遠慮なく発揮。
絶対に狙った場所に当たる弓矢。
右に出る者がいない天才的な状況判断力とそれを可能にする知識量。
敵も味方も思い通りに動かすフィールドの支配力。
全てが規格外だった。
弱すぎる冒険者達をSランク冒険者にまで介護したゼノンの実力は凄まじいものとなっていて、他国であっという間に一流の冒険者になっていた。
一方、そんな彼の実力に気付いたガバルだがその時には遅くて、王と一緒に没落していくことになる。
【お知らせ】
タイトル変更しました。
旧題:【ノーコン】と追放されたけど本気を出せるようになったので無双します~お前以上の冒険者はいないから戻ってこいと言われても、もう遅い。美少女達とパーティを組んで他国で楽しく過ごしてます~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-26 22:52:08
77344文字
会話率:47%
ホントに下ネタだらけです。~6話まで序章と言った感じです。。。ある日、とある辺境伯のお屋敷の斜塔を木っ端微塵にぶち壊し、記憶を失った少女が降って来ました。白く透き通る白磁器の肌、そして白銀の髪をした少女です。誰もが美しいと感じるような少女な
のですが、右腕がありません。それにも拘わらず左の手で字を書き、左の腕で剣技の鍛練を行い、左だけで何もかも行う少女リコリー。そんなある日、少女は歓喜しました。彼女の為の義手が届いたのです。黒く鈍い光沢のある鋼の義手です。それには巻き付く片刃の剣がまるでサイコガンの如く仕込まれていたのです。そんな少女リコリーは、ある製品を販売し、義手や生活費を養父母へ還元致します。そのリコリーのメタリック義手に惚れ込む王子ルーセル殿下。王子のしつこい求婚を払い退け、戻った記憶を頼りに隣国帝国へと乗り込んで、見事父や家族を殺害した敵を討ち取って憎い帝国を手中に治め、大陸全土へ支配の触手を延ばして行くのでした。随所に血が噴き出たり、稚拙な下ネタが荒れ狂う(R 15)そんな聖女の物語。どうぞ、観覧は自己責任でお願い致します。と言うリコリーは時と場合で呼称を変えて貫き通す可憐な少女なのでありました。。。尚、作中で散見される見知った台詞、言い回しなどは、私個人のオナn…自慰行為です。私室で人様に迷惑を掛けていないから良いだろうがっ!的、オマージュ?良い言葉です………あくまでオマージュですので、お叱り、お咎めは、無し。の方向で…………。あ、あとおこがましいのですが、ブックマークして下さい。お願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-25 12:00:00
214221文字
会話率:53%
神族と人族、そして半神が存在する世界の不条理に立ち向かう大冒険記。
人は生まれ付き愛されそうな雰囲気を持っている。それは、密かに努力しているからだ。だが、いくら努力しても愛されない者もいる。その者たちを世間では半神と呼ぶ。
「どんな
花でも美しくない花なんて存在しないのだが、一目でその美しさが分かる花があれば、そうでない花だってある。いつからともなく世界はそう作られていた。」
森人の海時は時々訪れる外界の人との交流により森の外の世界に憧れるようになる。しかし、森の外は神と人間により分けられた世界だった。
神の君主アリスタータと人間の君主七草により14か国に分けられたこの世界の裏側にはいったい何があるのだろうか。
旅を続ける度にこの世界の不条理に直面する海時は旅先で仲間を集めこのフラワールドの謎を解きつつ世界の裏でうごめいている悪の組織に立ち向かう。
今、その第一幕が始まろうとしている。
「この世の不条理を俺が切り裂いてやる!
この世界に美しくない者はいないから!」
カクヨムにも掲載中!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-21 04:01:16
136457文字
会話率:65%
娘は5歳のとき『パパとけっこんするー!』が口癖だった。最愛の娘にそう言われるのはまんざらでもなかった。でも大きくなったらパパのことなんて忘れて、彼氏ができて、結婚して、子供を生んで、幸せになるんだろうな――そう、思っていた。でも、何やら娘
の様子がおかしい。小学生になっても、中学生になっても、そして高校生になっても娘は『パパと結婚するー!』と言うのだ。しかも年々、それが本気になりつつある。高校生になったら『パパと結婚するために、総理大臣になって法律を変える!』というようになった。彼女は法律を変えてでも俺と結婚しようとしていたのだ。だからいつまで経っても娘に『君は義理の娘なんだよ』って言えなかった。血は繋がっていないけど、本当の親子だと思っている。でも、このままだと血が繋がっていないから、親子じゃなくて夫婦になるかもしれない! はたしてはパパはどうしたらいいんだろう!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-16 23:00:00
113095文字
会話率:29%
誰がどうとかないねん。
自分がどうしたいかやろ。
by 坂山
最終更新:2020-11-02 19:39:47
5081文字
会話率:66%