舞台は現代の長崎市。
毎年、この町では、夏祭りの終わりに、人が死ぬ怪死事件が起きていた。
原因不明はおろか、犯人すら存在するのかも分からず、警察はお手上げとなり、捜査は一旦打ち切られ、事実上、事件は未解決となってしまう。
しかし、長崎市の各校ではある噂が広まっていた。
毎年、夏祭りの終わりに、誰かが神隠しに遭い、その世界にいる悪霊とかくれんぼをすることを強要され、連れて来られた人間は隠れる役、悪霊が鬼役を引き受けて遊ぶのだと。
そして、鬼に見つかり、捕まったものは殺されるという怪談話が、子供達の間で話題となっていた。
そんな長崎のとある高校に通う、16歳の女子高生、七瀬沙羅はある出来事が原因で落ち込み、無口になり、何も楽しめない高校生活を送るが、やがて、そんな彼女の身に、これから始まる恐怖が待ち受けていた。
惨劇の夏祭りと恐怖のかくれんぼが、この長崎で幕を開ける。
なろう企画、夏のホラー2021の為に創作し、かくれんぼと夏祭りをテーマに長崎を舞台とした青春ホラー小説。
※注、この物語はフィクションです。実在の町、団体、組織、史実とは一切、何も関係ありません。
//最初、短編として書いていましたが、書けば書くほど何故か長くなってしまいましたので、思い切って長編として連載することにしました。物語はそんなに長く書く予定はないので、短めに終わらせる予定です。
ちなみに申しますと、本当は直接、現地の長崎で町や博物館を取材しに行きたかったのですが、金もなく、コロナで自粛せざるを得なかったので、ネットや地元の図書館の本で勉強して、書くしか他にありませんでした。知識不足ではありますが、どうかご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 15:18:47
98472文字
会話率:43%
それは、どこにでもあるような怪談話だった。
『土砂降りの夜に一人で、赤い傘をさして立っているんだって』
その女の姿をした幽霊は、雨の日に現れ
傘の中に対象を招き入れて憑り殺すのだという。
友達との雑談で、その階段を耳にした少女スイは
夜道を一人で帰ることになるのだが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-08 12:04:01
5211文字
会話率:28%
昼はカフェ、夜はバーを営む黒巣屋を舞台に、来店する客に纏わる様々な怪談話。
最終更新:2022-05-09 10:03:27
7254文字
会話率:26%
とても静かな夜、打ち捨てられた廃校の教室の中で少女が二人、祭りのまねごとに興じていた。
談話しながらりんご飴やたこ焼きを頬張っていると、窓の外で一発の花火が鳴り響く。
しかし静寂の夜空を切り裂くその火薬の光は、花火などではなく…。
最終更新:2022-03-29 21:59:10
8038文字
会話率:34%
「本当にあった」と枕詞のつく怪談話にありがちなオチ、「それを見て生きて帰った者は、1人も居ないらしい……」というシメの言葉。
あれって一気に目が覚めませんか?
じゃあ今語っているあなたは? 生きて帰った者は誰も居ないのに、どうして詳細を把握
しているの? 誰から聞いたの?
あのオチを聞くたびに「はい、創作ホラーお疲れ~」と冷めてしまいます。
そんなお話ですが、作中に出て来る靴紐の件は一部実話だったり……そうじゃなかったり? ご想像にお任せします。
※この小説は、小説家になろう、カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+、エブリスタで掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 01:42:46
3316文字
会話率:40%
広島に古くから伝わる昔話……。おさん狐と猿猴……。主人公山田瞬は幼い頃より祖母からよく見て聞かされた広島に古くから伝わる怪談昔話で御座います。
そんな怪談話を幼少期から聞かされていた山田瞬なのですが、2020年の連休が中止の謎のウイルス自粛
の中、YouTubeの動画を見ながら去年の、2019のクリスマス開けの日に、同業者の大島のオジサンから今アメリカや中国で恐ろしいインフルエンザや未知のウィルスが流行りつつあるから君もマスクを着用しなさいと強く進めてきたことを思い出し。早くから謎のウイルスが世界中に広まるかもしれない? と、予想をたてた大島のオジサンや、2019年の年末頃で、もう既に謎のウイルスが世界中へと広がる可能性があるかもしれないと? YouTubeの動画に投稿していた人達の事を思い出し驚愕!
そして去年の2020の除夜の鐘の音と共に起きた怪談……。大晦日におこなった掃除で見つけた古びた絵本……。昔祖母に多々読んでもらったことのある広島に古くから伝わる怪談昔話である。おさん狐の古びた絵本を何故か見つけた主人公山田瞬……。そして目を通すのだよ。でッ、その夜大晦日の特番の間合いで見たテレビの中に流れる。インスタントのカップそばのコマーシャルを見ながら。そのコマーシャルの中に登場をする男性のところに突然現れるお狐様の妖怪を見て、自分の許にも表れてくれないかと? 羨ましく思い邪念を絵本へと込める寝落ち……。
すると? 年が明けた新年の除夜の鐘の音の後と早朝に不思議な出来事が起きる。
と、いったところから始まる低所得の主人公と妖怪とが、謎のウイルスが世界中に猛威を振るう。謎のウイルス大恐慌の最中の、2020年の大晦日までの話を書いていく予定で御座います。
特に世界中に広まった謎のウイルス……。春の頃からの末端の生活者と呼ばれる者の販売業や世間を傍から見た日常の状態……。今年春に大変に流行った自宅での趣味を兼ねた。各インターネットの投稿サイトへの投稿などを簡易的ではありますが、皆様にコミカルに伝わればと思い筆をとりました。
だからホラーと言っても。ほとんど怖い話は御座いませんのおしからず……。
販売業と特にこの春から全国的に流行りをみせた。YouTube動画、インスタグラム、カクヨムさま等の投稿サイトへの話も簡易的ではありますが、書けたらと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 06:39:09
127521文字
会話率:9%
これは基本一話完結のお話です。
そのため一話ごとの文字数が多くなってます。
前に投稿した【側室令嬢の怪談話】の連載版になります。
短編の話は三話目になります。連載にするにあたり、ところどころ修正がはいっております。
各話は古典童話などをベー
スにしております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 14:54:29
159339文字
会話率:13%
国王に呼び出された側室アナスターシャ(15)先日のお茶会で他の妃たちを震え上がらせた件について、国王に問い詰められていた。
話して聞かせたほうが早いかな、と考えた彼女は友人から聞いたという怪談話を話し始めた。
これは、耳なし芳一をベースに
したお話です。
そのため、念のために二次創作タグをつけてあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-09 11:12:55
8488文字
会話率:16%
家紋武範様の知略企画参加作品です。
ネットの怪談話のひとつを実践すべく出向いた彼等。
『5丁目、挟まれた5階建ての廃ビルを見つけることが出来たら、あなたはそこに招待されている、4階、十字架クロスの形、窓のサッシがある部屋、そこで呼び出せ
る。魑魅魍魎……、勇気ある者、呼び出してみるがよい』
とある高校の超常現象研究部の部員達がそこで召喚したのは、定番のゾンビでした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 22:59:12
5807文字
会話率:36%
「私、少しだけ霊感があるんですよ。」
後輩と二人きりの部室で始まる怪談話。
最終更新:2022-01-21 02:00:00
2941文字
会話率:43%
東京の大学を卒業して、地元の石川の会社に就職したが、東京に残してきた3年間付き合った彼女に別れを告げられなかなか立ち直られなかった俺が、1人の女性によって少しずつ心の傷を癒やされていった。彼女の家の彼女の部屋に、ヘッドライトのハイビームを照
らして俺が来たことを告げると、彼女は、部屋の窓を開け、まるでロミオとジュリエットの様に2人は、愛を深めていく。だが、彼女に縁談話が来る。佐野元春のSOMEDAYの主人公のように自由で奔放に生きてきた俺が本気で裸の心を込めて彼女を求める。恋愛と結婚。俺と縁談相手の大人の間で揺れる彼女。
2人の未来図を画く彼女は、どんな答えを出すのだろうか。ある日の夜、俺と一晩の恋を成就させた2時間後に、俺に別れを告げる電話をする。俺は、彼女の父親と会い、最初で最後になる若さ故の裸の心の彼女への想いを告げる。大人になると言うことは、なんなんだろうか?何を亡くさなければならないのだろうか?何を獲るのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 00:29:55
21734文字
会話率:5%
人間と吸血鬼が共に暮らす世界。人間と吸血鬼は互いの絆を深めるため吸血鬼はその王子の嫁として人間の公爵令嬢を娶ることになった。しかしながら王子に嫁が引き渡される場で突如として吸血鬼に嫁ぐことを嫌がっていた人間の王国の王女がしゃしゃり出て吸血
鬼の王子妃の座をむしり取って行った。
これではあまりにも公爵令嬢がかわいそうだということで、吸血鬼の辺境伯一家5人兄弟に公爵令嬢との縁談話が持ち上がる。そこで選ばれたのは5人兄弟の末っ子であり、人間と吸血鬼の混血であるセシナで!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 18:00:00
162490文字
会話率:58%
その国では夜空から蛇座が消える3ヶ月間の間、オフェウクスの儀と呼ばれる儀式が行われる。婚姻を約束した男女が同じ家で過ごし、互いの気持ちを確かめ合う古い風習だ。
公爵令嬢ディシル・オトもまた、今年からオーズ王子とオフェウクスの儀に入る予定だ
った。
だが不幸が重なり、2人の婚約は破談となることになった。さらには従姉妹に婚約者の座を奪われ、ディシルは深く傷ついた。
そんな折、ディシルにフロド・ヴィトニルソン侯爵との縁談話が浮上する。通称は氷のフロド。彼には女嫌いの男色家で拷問好きという、恐ろしい噂があった。
やがて蛇座が隠れると、ディシルは婚約者としてフロド侯爵の屋敷に滞在することになる。人一倍に臆病なディシルにとって、その滞在は大きな試練だった。
「あそこに白い塔があるだろう。あそこには絶対に近付くな」
「ぇ……」
その男、氷のフロドは笑顔を知らない。毎日を屋敷ではなく白亜の塔にこもって過ごし、愛らしい小姓と共に、何かの秘密を抱えて生きている。
果たしてディシルは、男色家でサディストと悪名高い男の屋敷で、3ヶ月も無事でいられるのだろうか。
※約3.5万字の中編。毎日投稿で半月以内に完結します。ホラーではありません。(念のため)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 00:10:40
33293文字
会話率:59%
七不思議。どこの学校でもある怪談話でここ県立伏木高等学校ではその七不思議が実際に起こると言われている。
教室にいた1人の少女が七不思議を解明するために深夜の学校を巡るホラー要素はなくただのコメディー小説
最終更新:2021-11-22 00:48:58
30680文字
会話率:72%
出産後、子供が保育園へ通えるようになるまでってタイヘン!!
里帰りもしていないあたしは24時間新生児に付きっきり
唯一の自分の時間
それは、入浴時間〜♪
でも、テレビとかで怪談話を見た夜は、なるべく1人で入浴したくないなぁ
いろいろ想像して
怖いんだもん折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-17 14:19:54
592文字
会話率:8%
主人公、中山ひなは、修学旅行二日目の夜に、同じ部屋のメンバーと百物語もどきをしていた。
怖い話を1人ずつ話すのだが、九十九話の怖い話を話すのはネタが無いからと、1人1つの怪談話、合計六つの怪談を話すこととなった。
怪談を話し終えると、ろうそ
く代わりのスマホのライトを1人ずつ消していく。ライトはスマホと懐中電灯合わせて合計七つあり、夜が明けるまでは全部消してはいけない。必ず1つは残すというルールがある。
そして、最後の大トリとして選ばれたひなは、自分が作った怪談話を語り始める。
ただ、登場している人物、阿部美佐子は彼女の友達の阿部加奈子の妹。つまり実在する人物の名前である。
その内容は、阿部美佐子が学校のいじめが原因で投身自殺を図ったというものだ。
だがそれは失敗に終わる。美佐子が落ちた先に、1人の少女がいた。その少女が美佐子の下敷きとなってしまう。美佐子は助かったが、その少女は無くなってしまった。
被害者の少女の遺族が美佐子を責めるも、死ねなかったショックが強く彼女は何も耳に入っていなかった。
家族からも軽蔑の目で見られ、監視の目が強化され自殺をすることも出来なくなり、美佐子は絶望の淵に立たされたように思った。
そんなある日、美佐子は夢の中で1人の少女と出会う。
その少女はまるで聖母のような優しさを持った、とても綺麗な人だった。
名前を聞いたが無いと答えられたので、テーブルに置かれた花瓶に咲いている、一輪の白いユリと似ていると思い、ゆりさんと呼ぶようになった。
景色や風の音、紅茶の香り、味、テーブルの心地よい冷たさ、五感がとてもよく再現された夢の中で、美佐子は時間を忘れて少女と話し、次第に打ち解けていく。
だがある日、とある訪問者が訪れて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 17:26:18
10193文字
会話率:28%
人の頭を乗っ取るコンピューターがあるのをご存知ですか?
21世紀の人からすれば信じがたい怪談話に思えてしまうわよね。
でも、私のかつての上司、あこがれの人、オルガ・ブラウンという天才科学者はそれを生み出した。
人の性格、思考、記憶を乗
っ取って、まるでその人みたいに振る舞う機械仕掛けの寄生虫。
これは、そんなコンピューター〈人心核〉に寄生された非人間たちの物語。
人の心を微塵も理解できない怪物たちが――それでも幸せになる物語よ。
――――――――――――――『ルイス・キャルヴィン博士の独白』より。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 20:37:52
571383文字
会話率:33%
人知を越えた怪談が、剛と流奈に襲いかかる!
ねじ曲がった空間の中に閉じ込められる剛、首なし騎士に襲われる流奈。
理の外にいる相手に、二人の武芸者はどう立ち向かうのか!?
「速く走ればぶっ壊せるな、この空間」
「鎧ごと真正面からぶっ壊す
しかないわね」
苦戦は、しない!(断言)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-04 13:02:16
3776文字
会話率:34%
最近日本語とは違う文字が見えるようになってしまった彼。
困っていると部屋に突然三人現れる。
困惑しつつも話を聞くと前世は異世界の生まれだという。
しかもその異世界で前世の彼はしでかしてしまったようで。
最終更新:2021-09-19 20:58:32
54829文字
会話率:65%
テレビ男。どこにでもある、くだらない都市伝説。
某電子掲示板にある怪談話を目にしてから、A太と僕の日常は壊れていった。
テレビ男とはいったい何なのか。
物語は虚数世界で衝撃のラストへと急展開する。
最終更新:2021-09-13 22:11:58
14461文字
会話率:44%
ここは魔界の奥深く。死の谷を越え、沼を越え。不気味にそびえる魔王城である。
今日はそんなお城の談話室で、たった二人だけの女子会が開かれていた。
最終更新:2021-09-09 07:30:52
4000文字
会話率:78%