俺は普通の体ではなくなった―。病院で出会った、同じ境遇の仲間たち。閉ざされた未来を感じたとき、彼らはあるものを目指す。
最終更新:2008-09-10 09:51:56
28264文字
会話率:18%
何も語らず、組織を裏切り、彼は去って行った。戦友であり、恋人でもあった戦士を、葵は追う。組織からの命ではなく、自らの意志で。想い人の反逆の真実を、知るために。
最終更新:2008-09-03 03:48:33
79793文字
会話率:30%
五百年前に大戦と呼ばれる騒乱があった世界。かつての大戦を終結に導いた英雄、ユウはその過去を一般には隠し、それを知る世界各国の首脳から軍事以外の最高権限を与えられ世界平和のために動いていた。各地で地底から魔物が現れるという異変を察知したユウは
、四人の仲間を招集し、かつての大戦時に用いられた特殊武装、神器を持たせると共に協力を仰ぐ。目的のはっきりしない事態に、強さだけを追い求める戦士ゼアと、目先の仕事を優先させたい女性ソールは協力を拒み、ユウと別れる。だが、二人は街を去ってすぐにその魔物と遭遇し、神器を使って対応、その戦闘でユウとの合流を決め、引き返す。一方のユウも街外れに現れた魔物と対峙し、人を襲う理由を問い、和解の可否を探る。だが、魔物はユウの言葉に耳を貸さず、やむなくユウの仲間が倒してしまう。魔物たちは創世樹の根が支える地下世界の住人であり、幹が支える地上世界の文明発達によって生じた環境汚染が地下に広がりつつあることに激怒し、創世樹の幹を破壊することで地上世界の滅亡を狙っていた。創世樹の下で、その首謀者と対峙したユウは説得や和解を試みるも拒否される。ユウの仲間たちは奮闘するも、圧倒的なまでの戦力差により全員が戦闘不能となる。勝利を確信する地底人たちに、ユウは単身戦いを挑む。強大過ぎる力を行使することが人類の堕落を招くと考え、戦いを仲間に任せていたユウだが、愛する人のいる世界を滅ぼされるわけにはいかない。故に、ユウは仲間たちの力で対応できない時のみ、世界や人類のためではなく、ただ一人自分の愛する女性のためだけに戦う。そうして、ユウは世界を守るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-02-06 00:01:49
62461文字
会話率:40%
夢の中で異世界に召喚された漣は謎の光り輝く存在から力を授けられ、異形の化け物『レギオン』と戦うことを頼まれる。現世へ侵攻する敵レギオンに抗う存在として、定期的に異世界へ召喚される漣。同じく現実世界から召喚された澪那、逸也、深冬と共に、漣は進
化を始めたレギオンを倒し続けていく。その中で「光」から、現実世界が「アンダー・ゾーン」と呼ばれる三階層に分けられた世界の最下層であると同時に、唯一物質で構成された世界であることを告げられる。「光」は、世界の最上層「トップ・ゾーン」に住まう精神生命体であることを明かす。死という概念がなく、変化というものが乏しいトップ・ゾーンにおける二重人格の突然変異個体がアンダー・ゾーンへの侵入を試みていること、その個体の人格の一方が「光」であった。「敵」はアンダー・ゾーンへ侵入する際の肉体としてレギオンを作り出していた。やがて、「敵」は「光」が漣たちを召喚して力を与えたように、リークという人間を味方として力を与え、「光」の意識を切り離し、消滅させる。中間層「センター・ゾーン」でのリークとの戦闘に敗北した漣たちは「光」の最後の力で一命を取り止め、現実世界でも力を振るえるようになる。肉体を得た「敵」は「アンゴルモア」と名乗り、現実世界に紛れ込む。本来アンダー・ゾーンには存在しないアンゴルモアの侵入によって、世界に崩壊の危機が迫る。漣は力を用いて暴れまわるリークを倒して力を奪い、アンゴルモアと対峙する。死や変化の無いトップ・ゾーンではなく、変化に満ちたアンダー・ゾーンで一つの生命として生きて死ぬ。それがアンゴルモアの望みであった。四人の総力を賭して、ついに漣たちはその生き様を記憶に焼き付けて、アンゴルモアを倒すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-11-01 01:17:39
100870文字
会話率:36%
好血菌。それは人間により作り出されたウイルス。感染から約一ヶ月で感染者を死に至らしめる。直接接触により感染は徐々にだが確実に広まっていく。感染者は推定で三百万人といわれ、未曾有のバイオハザードに日本は包まれる事となる。しかし、もっとも恐怖す
べきものはウイルスではなく、人そのものであった・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-08-21 16:29:37
21112文字
会話率:41%
現代の恒久的平和は莫大な犠牲の上で成り立っていることを忘れてはならない。そしてその犠牲になった中には人だけではなく、人以外のものも含まれる。そんな犠牲になった一人の、生きる希望を抱き続けた彼女との物語。昭和十九年十二月八日、阿賀野海翔少佐は
航海長として夢だった戦艦『長門』に乗り込んだ。そして、彼は彼女と出会った―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-07-29 20:34:06
30810文字
会話率:40%
ポールの高校時代の友達、ショーンがマンハッタンにやってきた。ポールと兄弟のようによく似た彼はゲイ。ボーイフレンドに振られて傷心の真っ最中なショーンの気持ち癒そうと、ポールは優しい気遣いをみせる。ローマンもまた「新しいお友達は大歓迎」と言い、
ショーンは少しずつ元気を取り戻して行くが、それは思ったほどすんなりいく話ではなく、とうとう揉め事に発展してしまう。渦中の人はやっぱりディーン。ローマンから「おヴァカっ!」と罵倒されるまでの経緯で、誤解を生むのは果たして……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-07-11 00:46:11
31270文字
会話率:72%
日本に海外出張をするポールとディーン。お互い別な仕事ではあるけれど、なんとか予定を調整し、現地休暇を楽しもうと計画をする。ひとつ気になるのは、最近ふたりには揉め事が多い事。悪友のローマンは、旅行中の痴話喧嘩について警告を発するが、ディーンは
「おれたちはうまくいってるから」と、それを無視。ポールを構ってやれなかったツケを日本で取り戻そうと張り切るが、やっぱり二人は喧嘩になってしまう。その直後ディーンの仕事でアクシデントが起き、ポールを執り成すどころではなくなってしまう。ひとりになってローマンの警告を思い出すディーン。知り合いもいない極東の地で、果たしてディーンは危機を回避することができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-03-09 00:53:08
28468文字
会話率:56%
学校から帰った俺を待っていたのはいつもの部屋ではなく、とんでもないものが追加された部屋だった……。うん、泣いていい?
最終更新:2008-07-03 07:55:19
2136文字
会話率:44%
あなたの人生は、面白いですか?自分が感じているものではなく、他人から見て。
最終更新:2008-07-01 02:17:35
1676文字
会話率:22%
ideaにより万物の方程式すべてを垣間見ることが出来る僕にとって、情報は他人だけではなく世界が与えているということに気がついた。否、情報とは二次創作物。真実の情報とは世界がすでに持っているもの。僕に逃げ場はなくなった。世界は常に情報を排出す
る。世界は僕に常に干渉する。世界は僕を蔑にする。世界(オリジナル)が僕(ニセモノ)を蔑ろにする。僕は、真実という圧倒的な存在を知った。これは僕に対する世界が与えた強烈な罰だった。これで僕は、とうとう見たくないものを直視することになってしまった。僕は―――、僕は―――、僕は―――、僕は、僕で、僕が、僕を、僕自身が、世界を見せつける、敵だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-06-28 17:33:21
60922文字
会話率:53%
作家業の傍ら、俺は友人に勧めにより名人と称えられる渡瀬邦孝先生に就いて弓道を習うことにした。しかし、その道は困難を極め、俺は幾多の壁にぶつかりながらも先生のご指導によりなんとか先に進もうとするのだが、どうしても越えられぬ壁にぶち当たった時、
先生は言葉ではなく、行動で全てをお示しくだされた。俺は先生との思い出と教えを記録しようと、一人のドイツ人学者を主人公にした物語を書き出した――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-05-30 16:24:27
10782文字
会話率:14%
初めまして、電子の地平を漂う皆様。当物語は、物語形式ではなく、人物紹介ページとなっております。最近出回っている、【よくわかる〜〜】辞典、みたいな感覚でお願いいたしますね。それと、これは大切。小説を読むときは、明るい場所で、眼に優しい環境で読
んでくださいね。それでは――失礼します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-05-29 23:46:47
1595文字
会話率:51%
人間は悩むからより美しく生きていける物なんです。悩む事がなくなる時はもしかしたら人間ではなくなる時なのかもしれません。
最終更新:2008-05-28 13:17:06
1329文字
会話率:8%
世の中には、やっちゃいけない誤字がある。
最終更新:2008-05-10 09:22:58
1940文字
会話率:43%
当店ではモノではなくお客様の”思い出”が対象商品となっており、”思い出”をお預かりする代わりにお金をお貸しいたします。
最終更新:2008-05-06 02:03:19
6440文字
会話率:24%
すべての願いのかなう世界。それぞれが持っているその世界。少年の世界には一人の女性。そして、もう一人。それは少年の望む人ではなく。その存在が彼の世界を揺らし、そして世界と世界がぶつかりあう。
最終更新:2008-05-03 03:42:37
22871文字
会話率:20%
中3の理央たちは、誰もいない校舎でおにごっこをすることになるが、ソレは普通のおにごっこではなくて・・・?!?
最終更新:2008-04-28 19:39:31
583文字
会話率:56%
創造主【神】は、アダムとイブを作り、エデンに放った。彼らは、神を裏切り【禁断の果実】に手を伸ばす。この時より、人類は【罪】を負い、生きる事になった。時は、平成。一人の少年が人類滅亡に立ち向かうべく【人類の罪】を背負い立ち上がった・・・わけで
はなく、ごく普通の庶民派コメディーです。●本あらすじ●ある日、少年は、物好きな神さまに懐かれて「めんどくさい」の一言で、【神さま業務代行】をやるはめに。空回り貧弱少年とやる気ゼロ堕落神さまが織り成す不調和音不思議コメディー・・・はず!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-04-13 09:20:02
5121文字
会話率:28%
「お久しぶりです。みなさん!」その声は、三人にとって、まぎれもない『悪魔の声』だった。今回は『ゲーム』ではなく、『依頼』。プログラムによって造られた広大な異世界で、三人は戦う!己の意思とは関係なく!(第二章)
最終更新:2008-04-08 19:11:07
166835文字
会話率:39%
『…春ですね。』という事で、ふと心に浮かんだある事を、なぜかブログの記事としてではなく小説として書きたくなって、実質半日で突発的に書きました。お付き合いくだされば幸いです。
最終更新:2008-04-03 00:57:30
1895文字
会話率:10%
*血液恐怖症の方にはお勧めしません*中学生になったのにまだない初潮。心配するふりして私を踏みにじる憎らしいあなた。私の大切なものを奪ったあなた。ほら見て、やっとよ、私一人前の女になったわ。ゆがんだ愛情の先にあるもの。永遠を、彼女は手に入れる
。でも彼女は知らない。本当に求めたものではなく、繰り返される罪。彼女には見えていなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-04-02 22:53:13
1475文字
会話率:12%
聖宝、光の杖を持つアコライトのソフィアは聖宝を持つために家族の記憶を消され、杖を疎ましく感じていた。ソフィアと仲間の四力の精霊の移し身である人形達は竜退治の依頼を受けて山間の村へと向かう。村へ辿り着き、確認すると依頼の内容は竜退治ではなく瘴
気祓いだという。ソフィアは瘴気の原因を捜していくうちに村近くの沼に住む亜人類や樹の精霊からも依頼を受ける。さらには傷ついた竜を治したりして敵を捜すが、村人や亜人類の姫達も捕らわれてしまう。敵と戦い、竜を倒し、姫達を救い出して、最後の敵へと向かうが、敵は神獣を強引な手段で召還する。総ての敵を退けたソフィアは懐かしさと共に村を後にした。杖と共に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-03-30 05:00:20
105450文字
会話率:63%