その男の名は、『ブラッディ・エンペラー』。
他人の命の期限を奪い、魂を食い物にするその化け物は、全世界の人々に恐怖を与えていた。
ケント、ジェシカ、クラークの三人は、悪霊や魔物から人々を守る『対魔霊師』である。彼らは、自分達の村から未来
を、平穏を、そして仲間達の夢を奪った『ブラッディ・エンペラー』を倒すために旅に出た。これはそんな彼らの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-16 09:45:58
5566文字
会話率:51%
戦、飢饉、疫病。あらゆる災厄は、悪魔と契った魔女の仕業。
魔女は人間を、不幸のどん底に陥れる。
魔女を捕らえよ。そのおぞましき正体を暴け。浄化の炎で悔い改めさせよ。
「きひっ、くははは……馬鹿馬鹿しい。そんなわけが、あるかってぇの」
魔女の妖術など信じないが、私利私欲の為に魔女発見業者になったジゲル。司教の権威をかさにきて、次々と魔女をでっちあげる。
人の不幸を食い物にする、そのあまりにも穢れた魂は、悪魔らしきものに執着されるほど。
ジゲルは暴虐の限りを尽くし、かつて彼を虐げた人々をせめさいなむ。
死の王になったと思い上がるジゲル。ところが、彼を救い彼を裏切り、そして彼のもとを去った女、ミミリカとの再会が、彼を地獄へ誘っていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-09 08:00:00
18637文字
会話率:30%
『ああ、そうだ。アレに喰われて終わる人生など、私はゴメンだ』
これはスライムによるスライムのためのスライム成り上がり物語。
じめじめとした岩場で生まれた一匹のスライムがやがては強大なスライムへとなっていく過程を書いたスライム視点の戦いの記
録である。
全16話予定。
01|生まれる。/02|逃げる。/03|恐れる。/04|襲う。/05|闘う。/06|殺す。/07|狩る。/08|負ける。/09|掴む。/10|落ちる。/11|復讐する。/12|超える。/13|磨く。/14|進む。/15|増える。/16|喰らう。
※隔日更新。ギャグなし・人化なし・人は食い物縛りの真面目なスライムのお話です。
※最終話まで予約登録済ですので表示されている文字数はそれに準じた数字となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-20 00:00:00
40511文字
会話率:0%
極限までの飢え、渇き。今日も俺達は巨人の食料庫へと忍び込む。
最終更新:2013-04-26 19:58:00
2159文字
会話率:8%
1943年、独ソ戦が始まってから3回目の夏に転機は訪れた。祖国は彼に栄光あるソヴィエト軍戦車兵としての勇気、剛胆、そして大衆的英雄精神を発揮することを望んでいる。しかし派手な撃ち合いだけが戦車兵の仕事ではない。我々の真の仕事と言えば、来る日
も来る日もグリスで指をベタベタにし、エアフィルターをジャブジャブ洗い、燃料タンクに油を注いで、食い物を腹に収めることばかり。戦車はすぐにガタが来る、撃ち合う前に落伍する。ようやく前線にたどり着いたところに待ち受けるは宿敵ドイツ軍。極め付けは、戦車のクルーとして配属された年端もいかぬ少女達。敵弾は当たる相手を選り好みしない。果たしてこれで戦争になるのか。生き延びる事は出来るのか。いやいや、そんなことはどうでもいい。前を見てみたまえ。鉄が軋み、鋼が泣き叫ぶ。泥と土を泡立てて作られた戦場に焼けた鉛の雨が降る。キューポラの彼方に戦場が見える。そうだ戦場だ。これが戦いというものだ。しかし今更どうして退けようか? 砲兵が陣地を耕し、歩兵が駆け出す。最早覚悟を決めるしかあるまい。戦車、前進。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-17 20:21:55
106655文字
会話率:12%
夢(睡眠中に見る方の夢)を食って生きているといわれる獏。しかし最近はちょっと太り気味。関西出身、無関心派獏の食い物に関するモノローグ。
最終更新:2013-02-12 07:17:04
2106文字
会話率:9%
幽霊なんて浮ついた存在を、科学が一つのターニングポイントを迎えようとしている今のご時世になってもなお信じ込んでいる人というのは、僕が思うによほど入れ込んだ宗教家か、都市伝説を文字通り食い物としている哀れな自称霊媒師くらいだ。僕のお祖母ちゃん
なんかは霊感が頗る強く、よく僕に「幽霊ってのはね、生きてる人間とそっくり同じで、近くにいても違和感なくその辺にいるのさ」などと吹聴していたものだが、残念ながら僕はこの目でその存在を知覚できたためしがなかった。あるいは祖母の言は、「近く」と「知覚」を掛け合わせた、かなり高度なダジャレだったのかもしれないと、安らかな眠りに就いてしまい確認もできない今ではそう思うまでになった。
誰だってそうだろう。いくら教科書のしかつめらしい文面を読もうが、人は自分で経験したことでないと真に学びの意味を考えたりしない。幽霊の問題もそれと同じで、どころかそれが非常にあやふやな定義の中を地に足つけた根幹も持たずに徘徊している分、いたく抽象的で、非現実的認識を抱かざるをえない。だから僕は、お祖母ちゃんが終生孫に語り聞かせた睦言を頭から疑って聞き流すのに申し訳なさを感じていなかった。それがいけなかったのだろうか。
けれど仕方がないじゃないか。無理もない話だ。誰だってまさか、自分がこういう体験をするだなんて、思いにもよらなかっただろう。まさか……
――自分が幽霊となって、見慣れた街を徘徊するようになるだなんて……。
(※このシノブシスは、本文中の一文です。ここに書かれている「僕」とは作者、野口読多を指すものでなく、登場人物の一人であります。また、本作はJUGEMブログにても掲載していきます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-18 15:17:02
5388文字
会話率:36%
登場モンスターの実に80%以上が「食える」事を売りに登場し、中の世界の食い物の美味さで、ゲーム好き男性だけでなく、美味しいもの好きな女性の胃袋をガッツリと掴んだVRMMO「ポルンガ ポルンゴ(通称ポルポル)」。そんなハンティング+グルメ系V
RMMOの会社の中の人を中心にVRMMO内の日常を描きつつ、その内、異世界放り込まれ系デス(?)ゲームになる予定。(とは言っても、残虐な殺し合いとか、パニック映画的な死にまくりにはなりませんけどね。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-10 22:18:05
39305文字
会話率:34%
20XX年春、北朝鮮は日本に向けて2発の弾道弾発射を予告した。
「嫌なら金と食い物を出せ」
「断る」
弾道弾迎撃に動いた日本。
自衛隊はどう戦うのか。
最終更新:2012-05-18 22:41:27
5658文字
会話率:71%
夢の世界。誰もが知っているようで知らない、
知らないようで知っている、その世界で暗躍する夢喰い人。
夢が正夢になる、強く思うことが夢に反映される、
アリオン・キターラ二人の夢喰い人を代表に彼等の世界を
現実から客観的に描いてみよう。
最終更新:2011-10-27 16:45:17
5227文字
会話率:38%
とある魔王城の厨房、そりゃ色々な種族があるわけですから制約があるわけですよ。その辺での一幕、お楽しみいただけたならば幸いです。
最終更新:2011-04-18 12:38:19
1486文字
会話率:50%
人間も自然の一部である、そんな当たり前のことを現代人は失念している。本作はそのような嘆かわしい現代社会に一石を投ずるつもりは全くありません。とりあえず他人の食い物に手を出すのはやめておいた方が賢明かと思います。
最終更新:2010-10-07 16:16:20
3806文字
会話率:73%
少年達を食い物にしようと画策する闇金融系、暴力団「東亜連合」と、それを阻止しようとする警視庁城東地区方面本部長付別室、通称「特蝶室」の吉村裕二の攻防。
キーワード:
最終更新:2010-01-09 16:17:25
7683文字
会話率:13%
崖っぷち女ピン芸人が食い物に釣られ、先輩芸人の誕生パーティーにやってきた。通された席には、抜き差しならない雰囲気の男性達が…。(コメディーではありません)
最終更新:2009-12-12 20:52:42
2786文字
会話率:38%
週刊誌記者竹山透45才。多くのタレントを食い物にして、恐れられている彼は、30年間捜し続けている女性がいた。30年前「雨屋」と呼ばれる農作業小屋で、大好きだった清美ちゃんは忽然と姿を消した。30年目の12月24日。二人の約束を込めたノートが
、二つの世界に穴を開ける!。何でもない日常を失った二人が、それを奪い返し、本来の自分達を回復してゆく恋愛物語!。全11話ついに連載開始!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-02-13 00:41:44
34126文字
会話率:58%