俺は、|金水天《かなみずてん》高校二年生だ。
俺は今焦っている。
学校に遅刻しそうなのもその一つだかそれよりも
大事なのはお参りだ。
俺は運が悪い。スーパー、いやいや.....
超絶運が悪い。どれくらい運がないかというと小中ともに一月と
まともに学校に通ったことがない。病気じゃないぜぇ!車にひかれたり、物が落ちてくるのは当たり前、木から落ち、梯子から落ち、マンホールには落ち、海に行けば溺れ、山に行けば遭難、だか運がいいのか悪いのか、生死をさ迷うようなことは一度もない。普通にテストを受けることすら難しいらしくテスト問題が俺のだけ印刷されてない、答えを一段落間違えて書いてみたりと、まぁなかなか大変なのだ。
参拝なしでテストに挑べば惨敗の嵐。去年の期末テストはさんざんだった。
そして今年の期末が赤点だったら留年がほぼ決定する、そんなの大事な時に寝坊。とにもかくにも
神様にお願いせねば。都合の良いことに家の裏山に狗神さまを祀った神社があり只今そこの坂を爆走中。5分後ようやく神社にたどり着いた。
「狗神さま、失敗なくテストがおわりますように、お願いします。」...「ふぅ」とため息を吐きやっと落ち着く俺。「もし、これがゲームの世界なら俺のlackマイナス1000ぐらいじゃないだいろうか?」変な思考をしながら時計を見ると、8時3分前!!!「ヤバッ」と階段をかけ降りた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-13 01:02:02
47965文字
会話率:47%
「笑って死ぬなんて、馬鹿なのかな──?」
生に意味などなく、死に価値などなく、生者は無慈悲に切り捨てられ、死者は無残に打ち捨てられる。当然彼らに墓など存在せず、ただ転がるだけの骸に、墓を造る『墓守』がいた。とある大穴の底の、死体が無残に打
ち捨てられる『ゴミ捨て場』で墓を造り、それを守る墓守は、満足げに笑って『死ぬ』死者に遭遇し、ひどく困惑する。
無念ではないのか。悔しくはないのか。
多くが生に縋りついて死ぬことを拒むのに、どうして笑って『死ねた』のか――?
幸せな少女がいた。誰よりも幸福を享受していた。
この『ゴミ捨て場』には、様々な者が落ちてくる。既に虫の息の生者、怪我の少ない無事な死体、ひどく損壊した死体、そして、死んでるはずなのに『生きている』死者。そんな彼らを屠り、看取り、埋めてやるのが墓守の役目だ。無人の『ゴミ捨て場』で、誰もそこに棄てられる死体の存在など知らず、ましてや、墓があることや墓守がいることを知っている者は誰一人いない。そんな中で、墓守は誰に課せられるでもなく、墓を造り続けていた。
少女は何を奪われても幸せを想い続けた。
「わたしの名前は、サクラっていうの!よろしくねっ!」
そんなある日、死体の代わりにサクラという一人の少女が落ちてきた。弱っていた彼女を介抱し、ともに暮らす中で墓守の中の何かが変わっていく。
生活を共にし、時に彼女の睡眠を見守り、時に大人げなく一緒に遊び、そして時に──。
だから少女は、笑っていられた。
彼女たちの出会いは偶然だったのか、必然だったのか。腐敗に塗れたその場所で至る結末は、果たして無念で終わるのか、それとも満たされて終わるのか。
答えなんて最初から決まっている。最後がどうなろうと、笑って終わりを迎えるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 18:00:00
116405文字
会話率:26%
明日月が落ちてくるらしい世界で、いちゃいちゃするふたり
最終更新:2021-03-18 02:42:22
1450文字
会話率:45%
小稔夕賀。26歳の会社員。彼は家に帰る途中に、空から下半身が潰れて無くなっている女性が落ちてくる。
「おい、貴様。私を助けてくれるのか?」
冷たい声で助けを求める彼女はこの世界の魔王!?
妖怪、魔獣、幽霊の世界に干渉した小稔は一体どうなるの
か…!?
破壊と創造のダークファンタジーここに開幕!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-05 22:40:02
3296文字
会話率:47%
あるとき人類滅亡の隕石が落ちてくることが分かった。これを止めるには開発したスーツをきれるひとが必要だがこのスーツを着れる人あ愛が与えられない、この世界を憎む人間だった。
果たして彼は世界を救うのか
最終更新:2021-02-23 18:17:13
5039文字
会話率:20%
悪運の強い男"灰雲孝杉"(あくうんたかすぎ)17歳。曳かれそうになる事1382回。マンションから花瓶が落ちてくる事455回など、死の危険に合いながら間一髪で助かってきた孝杉。
そんな彼に恋した乙女はーー「死神」だった。
実は、孝杉が何回も危険な目に合っていたのは、死神の仕業だったのだ。
どんな緻密な計画を立てても死なない孝杉に、死神ちゃんはとある提案をする。
「寿命が尽きるまでお傍で寄り添います!」
それが、孝杉と死神ちゃんの奇妙な生活の始まりだった。
「これで死神の仕事サボれる♪ アイス食べて刑事ドラマ見よ~♪」
「勝手にアイスを食うなああああーっっ!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-20 16:16:05
9539文字
会話率:58%
みんな聞いて、人類は滅亡するの!
明日の夜明け前、巨大な隕石が落ちてくるんだって! それなのに、親も学校も、みんな「いつも通り」の生活を続けようとしてる。こんなのおかしい。やってられない。
どうせ死ぬのなら、残された時間は自分の好きに
使いたいでしょ。だから私は、あいつに会いに行った。あいつは空飛ぶ円盤でこの星にやってきて、私と秘密のお友達になったの。私は死にたくないし、あいつとずっと一緒にいたいから、隕石が落ちる前に一緒に脱出しようとお願いしたの。でも何だかんだ言って結局断られちゃった。あいつは私とは違う存在なんだって。何それ!
餞別に他所の星で拾ったというCDを残して、あいつは飛んで行った。その夜、CDを聴きながら私は人類滅亡の時を待った。切なくて、切なくて、こんな歌をくれるくらいなら、死んでもいいから、いっそ私を連れ出してほしかった。
気付いたら、朝になってたけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-24 07:00:00
4061文字
会話率:50%
平和にすっかり退屈していた悪魔ベリアルは、ある日魔王ルシファーによって呼び出される。
曰く――地獄へと落ちてくる霊魂の数が減少しているという。
「魂の行方を探せ」
命令を受けたベリアルは、暇潰しがてらに地上へと赴くことにした。
久々の地上
――そこでベリアルが出会ったのは、傷ついた天使ラジエルだった。
彼女は同胞からの攻撃によって、翼をもぎ取られていた――。
退屈と虚無感とを燻らせるベリアル。
翼をもがれ、力の大半を失ったラジエル。
二人の出会いは、恐怖と混沌に苛まれる地上に一体なにをもたらすのか――。
悪魔が暴れる! 天使がキレる! 人外だらけの百合風味ダークファンタジー!
基本的に月、金に更新:第13回GA文庫大賞三次選考落選作品
*カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-18 00:00:00
118048文字
会話率:41%
夕暮れ時一人歩く河川敷、仙石大知は落ち込んでいた
芝生に寝ころび赤く染まった空を見つめる
だかそこには一つの小さな点が見えた
それは翼の生えた一人の女の子だった
彼女は地面目掛け落ちてくる
その出会いが仙石大知の物語の始まりである。
最終更新:2020-11-18 07:00:00
990文字
会話率:60%
地上に降り注ぎ始めた不思議な「種」は、世間を騒がせながらも徐々に日常へと溶け込んでいた。ある日、「私」の庭に「種」が落ちてくる。
最終更新:2020-10-16 02:25:04
2889文字
会話率:27%
―――――流星が落ちてきた。
森の中で一人暮らしをしていたリジーのもとに、星のような青年アッシュが落ちてくる。
人と触れ合うことが少なかったリジーは、だんだんとアッシュに惹かれていく。
しかし、アッシュはどこか高貴なる身分の人のようで、ま
さに星のように遠い人。
「そばにいてほしい」たったそれだけの願いを二人は叶えることができるのか。
星が流れる一瞬の出会いが、二人の運命を変える物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-15 20:08:17
12730文字
会話率:18%
魔界マーズマイルに一人生きる、両腕を失くした少年マティス。
彼の下に、突然少女が落ちてくる。
記憶喪失になっていた彼女の運命に、マティスは巻き込まれることになる―――
最終更新:2020-09-12 19:00:00
50203文字
会話率:55%
無理やり手をつかまれ、体を抑え込まれる。
歓声が聞こえる。口汚くわたくしを罵る声だ。とても耳障りに響いている。
処刑台、ギロチンに首をかけられ、後ろで王子がしたり顔で何かをわめいている。
なぜわたくしがこんな目に合わなければなら
ないのか?
なぜ、わたくしが悪だと、わたくしが悪いというのか?
なぜ、神は助けてはくれないのか?
なぜ、なぜ、なぜ、なぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜなぜ
ひときわ大きく歓声が響き渡る。ああそうか、ここまでか。
「これにて帝国は悪の手から救われる!俺は今。この手で悪を断罪しよう、聖女マリアの名に懸けて!!」
振り下ろされる剣、落ちてくる刃。うなじのところにひやりと、冷たさ、いや熱さだっただろうか。それを感じた直後、ごとりと音がした。とても嫌な音だ。ああ、私の体が見える。そうか、そうか
「--ああ、俺はこうやって殺されるのか」
ーーーーーーーーーー
君と恋する物語という乙女ゲームの世界。
高慢で高飛車な小娘の誕生から処刑まで、そして日本で妹と両親に愛された記憶。転生と逆行、その両方を体験した悪役令嬢はどれだけ善行を積んでもすべてが悪とみなされてしまう…。
今こそこのくそったれな世界に一泡吹かせてやります!
ついでにあの甘々で現実の見えないヒロインとか、王子のくせに理想ばかりの口先男とかをシバいて扱いてまっとうな道に立たせてやりますわッ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-10 04:55:53
10713文字
会話率:24%
ある日空から?少女が落ちてくる。友人である真吾、玲、保は少女に出会い関わっていくことになる。
不思議な美少女はどこからきたのか?
最終更新:2020-07-28 11:11:16
7255文字
会話率:12%
生き苦しさをブラックコーヒーで流しこむ、涙を流したくっても流せない、そんな方へ。
空から落ちてくる雨粒が、涙となって降り注いでくれますように。
最終更新:2020-07-23 22:43:53
340文字
会話率:0%
社会の底辺から救国の英雄まで。
冒険者とは名ばかりの魔物退治に薬草採集。夢破れて落ちてくるものもいれば、夢を叶えに這い上がるものもいる。
冒険者。
ああ、冒険者。
されども冒険者。
いつかは冒険したいと願いつつ、安定した収入と社会基盤に誘惑
もされる。それが冒険者。
祖母が獣人である狩人の少女は、田舎では割りとありそうな理由で故郷を飛び出してカリスと名乗る。特に目指すものもなく冒険者になってしまったカリスは、戦闘力や冒険者としての地位と引き換えに婚期と女子力を喪失した美人冒険者チームに拾われることなる。
※作中不快な表現が複数出てきますのでご注意ください。
※本作は拙作薬師ジェイムズシリーズと共通の世界観と登場人物ですが単品の物語として成立している可能性があります、また勢いで書いた作品のため設定の矛盾があるかもしれませんがスルーしていただけると幸いです。
※なろう含めてネット上あるいは書店には様々な物語があります。どれかひとつでも皆様の心に充足と幸福が届くよう、一人の書き手として願うばかりであります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-06 11:43:06
9226文字
会話率:23%
雨が降り出したみたいだな
最終更新:2020-07-03 11:34:05
279文字
会話率:0%
私も婚約関係にある騎士様はとても無表情。
まぁ、私も真顔聖女なんて言われてたんですけれど__
聖女最後の約目、と言われ崖から突き落とされた私、ラヴェンナは崖から落ちた先にいた竜族のリヒト様と婚約することになりました。
落ちた先にいた彼、とい
うより待ち構えていた彼いわく竜族の間では毎回聖女がここから落ちてくる恒例行事があるのでそこで嫁を見初めるのだそう。
真顔な彼が見初めたのは真顔な私。
お互いこれではいけない、と笑顔に奮闘中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-29 19:00:00
4793文字
会話率:22%
柊木栄一。高校二年生。彼女無し。一年前までは平凡な人生を送ってきた。
唯一おかしな点があるとすれば、高校生になってから嘘がつけなくなってしまったことだろう。
なぜなら、彼が嘘をつくと、頭上にたらいが落ちてくるからだ。
そんなどうでもい
いことから始まるよくある超能力者たちのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-12 06:35:49
47590文字
会話率:43%
シャーマンプリーストであるガイルは、あまりにも強すぎ、またギルド内の人望もあった。
そのせいで嫉妬に狂った勇者ベルは、難癖をつけてガイルを追い出してしまう。
追放されたガイルは、清々したとギルドを後にした。
これで腰を落ち着かせることができ
ると。
そんなガイルには、一つの夢があった。
それは伝説の聖剣と聖鎧を遥かに超える武器防具を、自らの手で鍛え上げることだ。
今日もガイルはその武具の素材となる鉱石や、アイテムを集める為にダンジョンへと今日も挑む。
迷宮に潜む異形の怪物や凶悪なドラゴン、古の遺跡に封印されていた邪悪な恐ろしい神々と戦いながら。
これは後の世に史上最強の鍛冶師と呼ばれ、強大な帝国を築いた男の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-03 22:51:58
17339文字
会話率:31%