伏見稲荷に座り込んでいた、一人の少女。
その失われた記憶は拾われて以来、戻る気配すらしない。
そんなある日、不思議な夢を見る……
最終更新:2013-01-12 11:37:47
660文字
会話率:20%
それは、とても気まぐれな生き物
時に優しく、時に残酷に
歴史の影に名を刻む
万物を操る神たる存在
その名は……空狐
大和の国の稲荷神が安息の地を求めて異世界でまったり旅をします
最終更新:2013-01-05 22:23:44
673文字
会話率:20%
新宿区に所在するとある稲荷神社。神様修行中の「ロック」ちゃんと、眷属の白キツネ「ライト」に「レフティ」が、参拝者の願いをかなえるべく奔走するドタバタ・コメディー。あなたも、百円を握りしめ、お願いをしよう! 願いがかなったら、油揚げを忘れずに
。Y!ブログ「ひざ小僧のため息」に投稿済み小説のリメイク。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-03 16:24:45
104207文字
会話率:52%
私が住まう、家筋の守り狐。気高くうつくしい稲荷神である彼には、悪癖がある。俗世の者が好むような、きらびやかな衣装、おおぶりの宝石、名高い武器。そして、女の体。それらを愛して享楽にふける稲荷様は、かくして座敷の奥から今日も、みじめに日々を嘆い
て過ごす、みすぼらしい私を手招いたのでした。……つまり、これは。お稲荷様が、頭を食われたり、あまたの閃光につつまれたりする、なんということはない、ただ年末へ至る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-01 23:19:08
3120文字
会話率:31%
今よりもほんの少し未来――。
より広い住処を求めた人類によって、神々の住む山は尽く失われていき、祀られている神々を失った『神社』もまた、姿を消していった。
神の加護を失った結果、悪霊や災害といったモノが、文明に溺れた人々を襲い始める。
そん
な人々をも愛し、地上へと残った僅かな神と人はある契約をした。
――一つ、住処を失った神は、依り代となれる人間を率い。
――二つ、信仰・霊力の弱まりを科学技術で補い。
――三つ、悪しきモノを清め、打ち滅ぼす。
要するに、レールガンで打ち出す御札や、キャノンとしてぶっ放せる鳥居なんかを装備した、遊撃型巫女さん……いや、もはや『神社』の代わりが生まれたのだ。
神と技術と人、それらが結集した存在……それは『神者』と呼ばれた。
これは、『神者』と呼ばれる少女と、少し悪霊に絡まれやすい僕とが出会った物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-25 22:23:47
1873文字
会話率:22%
退治屋一族、本家嫡子の少女と、産土神の異類婚姻譚。少女は妖嫌いの後継がず。後継を巡る当主会から、彼女のさだめは動きはじめる。傷を受け心を閉ざした少女を取り巻く、一族本家の人間、分家の思惑、そして産土神の男がいざなう人ならざるものの世界。果
たして、少女は次代当主を背負うのか。裏切りの糸を引くのは。霊山の封陣に眠るモノは。*土蜘蛛や天狗、蟒蛇や鵺、狐狸精、憑き物など妖の話を少しずつ盛り込んでいく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-06 22:49:41
67566文字
会話率:43%
『ぼく』――淳司《あつし》が住んでいるとある街には小さいながらも霊験あらたかといわれる稲荷神社がある。『ぼく』は幼いころからその稲荷でよく遊んでいたが、中学進学したころから生活に追われてなかなか訪れることが減ってしまった。
そんなある日
、ふと懐かしくなって神社を訪れると巫女装束を身に着けた杏花《きょうか》と名乗る少女がいた。彼女の持つ爽やかな空気に『ぼく』は惹かれ、そして時を忘れるほどに語り合う。どこか浮世離れしたその少女に「またね」と挨拶を交わし、『ぼく』は帰途につく。
……数日後、再び神社を訪れた淳司は再び杏花を見かけるが、少女の顔は前回会った時と異なり、どことなく曇っていた。
少女はどうしてそんな表情をしているのだろう。
そう思いながら、『ぼく』は杏花に話しかけた――。
※2011年、講談社児童文学新人賞に投稿した作品。
一次選考落ち。
あらすじは『引き』をつくるために投稿当時とは変更してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-24 13:44:32
13862文字
会話率:30%
1965年(昭和40年)。東京の片隅にある稲荷神社。
そこに住む妖孤の少女が出会ったのはフランス人の青年だった。
注意)内輪ネタの小説です。
ガープス百鬼夜翔で使用しているPCフランの祖父母世代の話です。
※ pixivにて公開した作
品の再録です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-11 06:58:00
24236文字
会話率:33%
ある日突然稲荷神『紅葉山』の姿がなくなったのは
ひとの子の世でいうところの十四年前。
突然の失踪の鍵を握っていたのは
里の少女、秋津柚香と小さな稲荷神。
『紅葉山』を巡る若いこころの物語。
※シリーズ連作・『ある稲荷の神隠し』のお
稲荷さんサイドからのお話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-02 23:40:07
50630文字
会話率:40%
【完結しました】
ある日突然紅葉山の稲荷神『あぶらあげ』の姿がなくなったのは
ひとの子の世でいうところの十四年前。
「お兄様を返せ」
「俺は殺してるよ、紅葉山稲荷神のことを」
「力を貸しては駄目」
──『柚子』は『あぶらあげ』を
視ることができなくなっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-25 13:00:33
44051文字
会話率:28%
今宵は無礼講。
稲荷神社の本殿に映る影。
不思議な話は如何です?
狐の嫁入りにはご用心。
この小説は、自身のブログ内でも掲載しております。
無断転載ではありませんので、その旨ご理解下さい。
最終更新:2011-09-15 01:17:31
2348文字
会話率:19%
高層ビルの立ち並ぶ市街地にぽつんと取り残された稲荷神社。神社に毎日参拝する少年の目的は……お狐様!?
狐と少年のユルい日常。
最終更新:2011-03-04 02:26:41
2244文字
会話率:30%
10年目にやっと投球術を開眼したプロ野球の高木投手が、日本シリーズ直前に失踪した。球団から高木投手発見を依頼された境出水と磯田明が捜索を開始する。高木投手を見守る女性と投球術開眼に関係があるのか・・・? 少し切ない青春物語。
最終更新:2010-08-20 11:36:10
14730文字
会話率:50%
私立探偵、大和太郎の活躍を描く第一話。浮気調査対象の山田武雄がウォーキングイベントのスリーデーマーチ開催中に殺される。浮気の有無を知りたい妻、山田美穂の調査継続依頼を請け、探偵大和太郎が本格調査に乗り出す。調査するに従って過去の悲恋が浮かん
でくる。そして、悲恋が悲劇へ・・・・。第2話以降に繋がっていく探偵帳の探偵登場編である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-07-12 11:54:42
35332文字
会話率:38%
推理小説『比企の風』に登場する神社の紹介を兼ねた紀行文である。鳥海山大物忌(おおものいみ)神社と箭弓稲荷神社の簡単な紹介と松尾芭蕉の句の意味を推理しています。
最終更新:2009-05-10 15:57:21
2540文字
会話率:9%
ごく普通の田舎町でごく普通の中学生生活を送っていた柊と麻貴。八神神社−別名「御稲荷神社」−で不思議な少女「千代」と出会う。その時から二人の運命の歯車が狂いだした!?和風ファンタジー+シリアス&コメディ小説!元「世界の闇よ、砕け散れ」です。
最終更新:2007-02-05 17:53:03
64876文字
会話率:35%