叔父の経営する警備会社に勤める『俺』は、あるオフィスビルの深夜警備を任されることになった。とはいえ、警備とは名ばかりで、実際には二週間前から頻発するようになったある怪異の原因を探れという仕事だ。
給水栓から溢れるその物体は、二週間前に酷い死
を遂げた老婆の無念の痕跡なのだろうか。物言わぬ亡霊が発するメッセージの本当の姿とは……。
『夏のホラー企画2014』に参加させていただいています。
なおこちらは『4472文字シリーズ』というシリーズ物になっております。
1話め 『非常口』(http://ncode.syosetu.com/n4613bi/)
もしよろしかったら前作と文字数を見比べてやってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-10 17:00:00
4449文字
会話率:23%
始まりの空に、白い月だけが終わりの気配を纏っていた
最終更新:2014-08-08 05:57:32
232文字
会話率:0%
想い人を忘れないために。
ここにあの人と俺が過ごした全てを書き記しておき たいと思う。
地球のどっかで、元気でやれよ。 それから、幸せになれ。
そう思いながらも爪痕を残したくて、こんな悪あが きを仕掛けてみます。
お前が見たらす
ぐに気付くように街の名前も、出会 った頃の俺の名前もそのままにしとくから。
もう二度と会うことは叶わないお前が… 携帯小説大好き!って休みの日は大体色んなサイト で読みふけってたお前が、せめていつか何かのきっ かけでこの小説を目にしてくれると祈って。
AWO折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2014-08-02 11:48:24
4488文字
会話率:22%
輝き過ぎると見えない傷痕がある
最終更新:2014-07-31 07:10:36
516文字
会話率:0%
気付いてくれるさ
あなたは独りじゃないから
最終更新:2014-07-27 13:33:15
525文字
会話率:0%
今はもう、戻れないけど私はあの季節を感じていたね。
今はもう、言えないけど私はあなたを想っていたね。
過ぎ去った時代に笑顔でさよならを言うのは違うと思うから。
そういう場合じゃないと思うから。
爪痕を残すべきだと思うから。
せめて
私の騒いでしょうがない怒りが未来に余韻して綺麗な少女の力となれればいいのにと……。
くそったれ!
ええ、そうね。
彼女は発電機。
彼女は扇風機を回せるのよ。
エアコンは苦手ね。
回転は止まらないでいて。
お願いよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-16 22:11:13
227823文字
会話率:38%
四人の英雄たちによって災厄の魔女が斃(たお)され――それから数十年後、未だ疵痕の残る大陸に橘(たちばな)立花(りっか)は迷い込んだ。ムカツク女に突き飛ばされたと思ったら、見慣れぬ風景、見慣れぬ人間、それから、見慣れない自分…?! 「私は、私
よね?」な立花を主様(ぬしさま)と呼ぶ狐耳と食い意地の張ったカラス羽引き連れて、よくわかんないけど、生きてます。
【ニ章~】立花は悪名高い魔女らしい。北を目指して行く先々でお泊りお断り(゜ω゜)される中、魔女団(カヴン)を名乗る集団が協力を申し出てきて――一方、立花を敵視する教団のトップである教皇キースは北国の戴冠式に出る建前で英雄との接触を試みていた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-15 19:41:22
122833文字
会話率:27%
1話目の後書きに表紙的な絵を掲載しております。お邪魔でしたら挿絵非表示をお願い致します。
その日、学問の都市オックスフォードで――ネズミが空を飛んだ。
3日後には薬学教授が大量の血痕を残して行方不明。
2ヶ月後には、ナイトクラブで薬物中毒
による心肺停止騒動。
それらすべての事件に、目撃者・第一発見者・善意の第三者として関わった女――オックスフォードの医学生、リリアン・マクニール。
『生物の進化を促進させる薬』を探す連中が彼女を狙う。
リリアンを助けたのは、文武両道・容姿端麗、さらに日本の複合企業社長と英国貴族の息子という、今時漫画でもお目にかかれないような典型的御曹司(ただしファッションセンスと傲慢な態度が玉に瑕)の西野隆弘だった。
「俺の女にならねぇか?」
「彼氏作る気になったら教えて! 貢ぐから!」
リリアン・マクニール20歳、やっかいな事件に巻き込まれながら腐女子として逞しく生きています。
公開再開しました。
理由はお察しなんだぜ!\\//٩( 'ω' )و ////
致命的な欠陥があるとつきつけられて帰ってきた作品ですが、お気が向かれましたら、暇つぶしにでもどうぞ(´`*)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-08 18:22:58
116078文字
会話率:45%
ある若く才能ある医者が航海中、遭難する娘を助けた。しかし陸からは離れ難破の痕跡もなく娘ただ一人。水夫たちは娘を、人を惑わせ沈没を誘う海の怪物・セイレーンだと恐れるが、医者は耳を貸さず娘の看病をする。目を覚ました娘は口を利けず、医者は彼女の身
許を探しながら生活を共にする。医者はやがて天真爛漫な娘を愛するようになるが…… ビーズアクセサリーを元にした童話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-04 09:22:18
2936文字
会話率:36%
ある日のバイトの帰り道、トラブル体質の江川鉄が出会ったのは美しくも恐ろしい聖女だった。
「――復讐するは、我にあり」
そう言って切りかかられた鉄は、今夜で十七年間の生涯を終えるものと思っていた。だが、目が醒めた鉄の前には聖女と腹黒神父。
彼らとの出会いをきっかけに、鉄はセイントとシンズの争いに巻き込まれてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-11 09:00:00
128714文字
会話率:40%
ある日突然いなくなった、大切な友人を探す私たち。「彼女」の痕跡を辿るうちに明らかになる悲しくも儚い真実とは。
キーワード:
最終更新:2014-05-26 13:51:06
1115文字
会話率:0%
魔法使いを主戦力として投入した初の世界間戦争、通称『侵略の四半世紀』の終戦から26年。世界間戦争によって魔法使いの有用性と対外的な戦力価値が示されたことで、魔法使い達は己の力を自覚し、そして増長する。戦争によって破壊された秩序を再生する主導
権をめぐり次なる戦いの幕は切っておとされた。魔法使い達はさまざまな主義主張を声高に叫びつつ、世界の各地で徒党を組んで、終戦したはずの今なお人間社会に争いの火種をまき続けていた。
そんな混迷する時代に生を受けた少女がいる。ソフィー・グランマレッド。幼少期、世界間戦争の残した爪痕のために家族を失った彼女は幼くして心に決定的な闇を抱えてしまう。才能ある魔法使いとして次第に頭角を現していく彼女であったが、成長する中で魔法使いのあり方そのものに疑問を抱くようになった。彼女の中で闇がささやく。「時代を変えるに足る力が欲しい」と。生来の無鉄砲さと危険な若さに身をゆだねつつ、彼女は異世界に秘匿されているという戦略兵器を求めて06世界への扉を開くことになる――――
展開は遅いので気楽に読んでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-25 20:00:00
158519文字
会話率:47%
人間×竜
十八の誕生日、竜の花嫁の証である聖痕が現れた環那。そんな環那の前に、頭を垂れる一柱の白竜。
「環那。僕の愛おしい花嫁。唯一無二の宝。」
環那は有無を言わさず、彼等の住処へと連れて来られる。そこで出会う数々の竜達。
彼等の行方は―
――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-23 22:11:19
23726文字
会話率:29%
ある時代に不可能を可能にする殺し屋”フィリア”と呼ばれる人間がいた。
性別や身長、体重、出身、血液型、何から何までもが不明である。
フィリアは相棒のジョン=ドゥ と呼ばれる天才ハッカーを経由して仕事を契約する。
ジョン=ドゥの素性もまた、オ
ンラインでの痕跡が残らない為に不明である。
しかし、この二人は危険な存在になり過ぎた。
ジョン=ドゥを経由しさえすれば、いつでも何処でも指定した時間に指定した方法で暗殺をやってのける。
国際連合の裏総会では、彼等の殺害についての計画が進行されつつあった。
世界中から腕利きの殺し屋を集め、フィリア・ジョン=ドゥの殺害を目論む計画が。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-10 17:36:10
745文字
会話率:21%
彼女は彼の手を取り脱出した。疑心暗鬼に駆られた形だけの婚約者は彼女を痛めつけ監禁した。
彼女は願う。「私の痕跡を全て消して欲しい」と──今度こそ、叶えよう。最愛のあなたの願いを。 【全十一話】
※話により視点が変わります。
また、視点の人物
が回想をしている<現時点>順での構成のため、時間軸が前後します。なおその関係で、呼称を同じくする者が出てきますが、話の前後で察していただければと思います。
※以前別アカウントで連載した話の、移行版です。
誤字脱字等の修正の他は、殆ど変わりありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-06 00:00:00
62156文字
会話率:20%
鉱石に含まれた、継力と呼ばれる力が世界を回す時代。
パーセル市に住む少女アネットは、弟ウィゼルと共にユークシア王国へと「お使い」に向かっていた。
しかし頻発していた継力事故による火災に巻き込まれ、彼は姿を消してしまう。
弟を探す彼女はユーク
シア警察の手を借りることになるが、そこには過去の戦争の爪痕が確かに影を落としていた。(サイトでも同作品を掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-17 00:00:00
140214文字
会話率:46%
その日は、巨大な低気圧が接近していた。
寒村にある『ひもろぎ保育園』では、保育士の省子(しょうこ・26歳)が持病の鬱病を抱えながら初勤務を迎えていた。
担当クラスの園児・三珠 智(みたま とも・3歳)の描いた絵「夜山でのピックニッ
ク」に感銘を受けるが、智は突然、鋏で自分の前髪を切り落とすという奇行に出る。
年齢にそぐわぬ変わった題材、画力、そして手首にあった裂傷…。
省子は、智が家庭内で虐待に遭っているせいで絵の世界に逃避しているのではないかと疑い、同村内の『南じゃこう保育園』に勤務する親友の里美(さとみ・26歳)に携帯メールで相談する。
里美に紹介された喫茶店に行くと、魔女のような出で立ちの店主は、意外にも児童心理学に明るく、鋭い洞察力で省子の心理まで見透かし、助言を与える。
省子は、三珠家にあるであろう問題を解決せんと意を決して園に戻るが、居るはずの先輩保育士・狭山(さやま・53歳)の姿が消え、代わりに市松人形のように不気味に佇む智が嗤っていた…。
一方、『南じゃこう保育園』では、普段の大胆不敵な素行の悪さを追求された里美が園を飛び出していた。
里美は、バー経営者の雅哉(まさや・32歳)に車を運転させると、帰宅途中の園児・透(とおる・3歳)とその父・菊池(きくち・38歳)を拾い、省子からの相談を解決できればと、蛇嵩山(じゃこうやま)へ向かう。
そこで、次々に不審なものを発見する。事故車のタイヤ痕、防空壕跡に舞う無数の人魂、切断された無惨な女の首…。
持病を乗り越えながら、智を三珠家へ送り届けようとする省子。
省子に迫るただならぬ危険を察知し、知らせるために三珠家へ走る里美。
低気圧の接近で闇と化した県道を、猛烈な雨風に打たれながら、それぞれ三珠家に向かう二人を、酸鼻極まる異様な惨劇が待ち構えているとも知らず…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-03 01:07:10
22475文字
会話率:25%
その日は、巨大な低気圧が接近していた。
寒村にある『ひもろぎ保育園』では、保育士の省子(しょうこ・26歳)が持病の鬱病を抱えながら初勤務を迎えていた。
担当クラスの園児・三珠 智(みたま とも・3歳)の描いた絵「夜山でのピックニック
」に感銘を受けるが、智は突然、鋏で自分の前髪を切り落とすという奇行に出る。
年齢にそぐわぬ変わった題材、画力、そして手首にあった裂傷…。
省子は、智が家庭内で虐待に遭っているせいで絵の世界に逃避しているのではないかと疑い、同村内の『南じゃこう保育園』に勤務する親友の里美(さとみ・26歳)に携帯メールで相談する。
里美に紹介された喫茶店に行くと、魔女のような出で立ちの店主は、意外にも児童心理学に明るく、鋭い洞察力で省子の心理まで見透かし、助言を与える。
省子は、三珠家にあるであろう問題を解決せんと意を決して園に戻るが、居るはずの先輩保育士・狭山(さやま・53歳)の姿が消え、代わりに市松人形のように不気味に佇む智が嗤っていた…。
一方、『南じゃこう保育園』では、普段の大胆不敵な素行の悪さを追求された里美が園を飛び出していた。
里美は、バー経営者の雅哉(まさや・32歳)に車を運転させると、帰宅途中の園児・透(とおる・3歳)とその父・菊池(きくち・38歳)を拾い、省子からの相談を解決できればと、蛇嵩山(じゃこうやま)へ向かう。
そこで、次々に不審なものを発見する。事故車のタイヤ痕、防空壕跡に舞う無数の人魂、切断された無惨な女の首…。
持病を乗り越えながら、智を三珠家へ送り届けようとする省子。
省子に迫るただならぬ危険を察知し、知らせるために三珠家へ走る里美。
低気圧の接近で闇と化した県道を、猛烈な雨風に打たれながら、それぞれ三珠家に向かう二人を、酸鼻極まる異様な惨劇が待ち構えているとも知らず…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-03 00:54:46
33437文字
会話率:37%
遥か太古の昔、この大陸には今はもう無い魔術が溢れ繁栄していたという記録がある。
しかし、いつの時代でも争いは絶えず、人はいがみ合う。魔術士を投入しての世界規模の戦争《聖杯戦争》があった。様々な魔術が飛び交い、高度な文明は数カ月にして滅び
た。
それから二千年もの時が過ぎ、かつての戦いは人々の記憶から忘れ去られ、今はその痕跡を各地の古代遺跡に残されているにすぎなかった。
そして昔は一つだった国は三つに分かれ、それぞれの新しい文明を築いていた。
トレジャーハンターを生業とする青年、ユリアンは、ある洞窟の中で一人の少女と出会う。出会いは彼を大きな戦いへと巻き込んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-26 00:00:00
363905文字
会話率:43%
数十年前の魔術戦争の爪痕が世界から消えかけた頃。
何の変哲もない港街「エレンの街」に悪魔使いの青年「ケイ」が住んでいた。訳あって、ケイが営む何でも屋「でびハン」で働く事になった「ヒロ」という青年と、少女の体に宿る悪魔「アルベール」
ある日、
ケイの旧友の訪れによって、過去を見つめ直し旅に出る。
ケイが求める答えとは?魔物が蔓延る世界のファンタジーな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-12 19:00:00
83936文字
会話率:40%
1940年、第二次大戦の最中、世界はもう一つの戦争を勃発させていた。
人拐いの怪異の果て、枢軸国と連合国は未知の土地、かつて人類に魔界と呼ばれていたその土地、魔力次元で現住種族と共に戦いを始める。
WWW(WizardryWorldWar)
、後に魔法世界大戦と呼ばれる現住種族と人間が
力を合わせて殺し合った大戦から35年後の新暦25年。
泥沼の戦いの痕から人間の手を借りて安定を取り戻した魔力次元は学院の連合交渉を前座に世界は一つになる為の世界憲法の制定交渉に望んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-09 15:15:49
90579文字
会話率:28%
涙の代わりに言葉を零した。
声の代わりに文章で叫んだ。
痛みも苦しみも
喜びも愛しさも
なにもかも『言葉』のかたまりだった。
ノートの切れ端をひろいあつめて、
気分はまるで詩集もどき。
はらはらと舞う、言ノ葉の雨。
散り積もった
痕跡に、
さぁ、なんと名づけようか。
――詩を中心に、散文、韻文、ひとりごと。雑多につめこんだセルフスクラップブック。
20歳現在から12歳まで遡る、8年間の軌跡。
<予告無く不定期に追加されます>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-08 00:33:39
36165文字
会話率:5%