月夜は星を眺めながら午前三時になるのを待っていた。
ある大切な事を果たすために。
一話完結の現代ファンタジーです。
※他サイトからの転載です→https://estar.jp/novels/25481109
最終更新:2019-08-25 22:53:33
1877文字
会話率:44%
命少し削って毎日投稿してます。ただ単に読んでもらうのが1番嬉しいです。
良ければどうぞ!
君とは家族だった。
鳴神 源。彼は高校2年生。
鳴神 源には1つ年上の姉、鳴神 紅葉
同い年の双子、鳴神 莉々
1つ年下の妹、鳴神 夏菜
2つ年下の妹、鳴神 零香
がいる。昔は5人でよく遊んだのだが年が増えるにつれ一緒にいる時間は減っていき、現在では若干冷戦状態である。
源は父に頼まれ5人がまたそろい、あの頃みたいにまた仲良くなることを目指す。
もちろん簡単には戻らない。
そんなとき源は初めてある女の子に恋をする。だがその2人には大きな秘密があったのだ、、、、。
源は葛藤しながら自分の思いを確かめていく。そして、最後に答えを出す。「君」という答えを。
家族、友達、姉、双子、妹。そんな肩書きにとらわれてはいけない。大事なのは中身である。
家族、友達との恋の形、いや、それは恋の家達。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-22 03:26:04
116102文字
会話率:37%
この小説の世界観はフィクションであり、歴史上・ヨーロッパ大陸における中世期・前半ほどの時代背景を想定し、とある異国に存在する『南の城』の王族や家臣、それにまつわる人たちの物語。主人公は、過去の記憶が曖昧……とある伝承が『王家』に受け継が
れ……地球なので時間と四季が存在。
日本人である主人公が偶然に出会い助けられ、そして手に入れてしまった不思議なソードは、剣であり、飛行物体であり、主人公と脳内的会話・精神的会話ができる設定。章が進むにつれ会話のことが『心の言葉』と呼ばれるようになる。
偶発的に10歳ほどで誘拐された王子を南の森で助け、隠れ潜んで生活をしながらも、彼が18歳ほどで『南の城』で年に一度だけ開催される『剣の勝ち抜き戦』を目指し鍛錬しつつ、そこで勝ち残り帰城するまでの日々と、帰城後の二部構成でプロットを考えています。
帰城後は、未来人である主人公と王子との間に産まれた双子の存在で、『南の城』の未来が変遷するかもしれない……と彼女はそれを危惧しながらも東奔西走し、王子は王になるべく粉骨砕身し、家族や身近な人たちを庇護するために、産まれてしまった子供たちの将来のために……と城の家臣の存在を絡めながら、彼らの生き様を描いているつもりです。よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-21 06:00:00
934662文字
会話率:61%
【第一章】
不動産屋で働いていた花島つとむ(27)は外回りの最中に”魔法”と”能力”という二つの異能が存在する世界に飛ばされてしまう。
持ち前の適応能力の高さと図々しさで、ゴーレムの幼女のペットになってみたり、双子の魔法使いの家に居候してみ
たりと案外、異世界生活を楽しんでいる。
この世界で最強の力を持つ魔女と森の支配者であるゴーレムを掌握した手腕を買われ、エルフの王女に「私の国の再建を手伝いなさい」と半ば強制的に仕事をさせられるのだが... ...。
「異世界初の水洗トイレを開発」・「異世界初のマンションを建設」・「謎の敵との闘い」
*前半は主人公があまりにも図々しいのでイライラするかもしれません。
【第二章】
宿敵である”ハンヌ”を撃退した花島達は破壊された国の復興を本格的に始める。
そんな中、疲弊した様子で隣国の者がホワイトシーフ王国に訪れる。
「他国との交流」・「王位継承戦」
【第三章 ゴーレム幼女暴走編】
王位継承戦の疲れも癒えぬまま、精神支配されたゴーレム幼女は暴走を始め、ヴァ二アル国を破壊し始める。
シルフや魔法少女達、ヴァ二アル国の住民達がゴーレム幼女に立ち向かう中、花島はゴーレム幼女の深層心理の中で彼女の過去を垣間見る。
「ゴーレム幼女の過去」
*この辺からSF展開
【第四章 救世主編】
*一話平均2000~3000文字なので隙間時間に読んでいただければ幸いです。
*主人公は最強ではありませんが、最弱という訳でもありません。
*Twitter上で表紙画+キャラクター立ち絵を掲載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-18 08:01:52
516251文字
会話率:38%
昔々スルーウェン王国という国に武術、剣術に秀た兄と魔術に秀た弟の双子の王子様が居ました。
二人の王子さまは兄弟であるとともに、切磋琢磨するライバルでもありました。
ある時、北の大地を領土とし、魔王が支配する国フロンティアからいきなり世界
の国々に対しての侵略が始まりました。
人々は果敢にも抵抗を試みましたが、魔王の力は強大で次々と犠牲者が増えていきました。
世界の国々は一丸となり各国から精鋭を寄せ集め、魔王に対抗する軍を構築し、そのトップを双子の王子に願いました。
戦いは熾烈を極め、何とか双子の王子は魔王を追い詰めることに成功しました。
やっと魔王を倒せる所まで追い詰めたとき、双子の兄が手柄を独占しようと、弟を殺してしまいました。
魔王はその隙に秘めたる宝玉を使い、兄までも倒されてしまいました。
魔王は、双子の王子の存在に脅威を覚え、スルーウェン王国を一夜にして消してしまいました。
かくして、魔王を追い詰めた戦いは兄王子の裏切りによって失敗してしまいました。
しかし、魔王もまたその戦いにより深い深いを負い姿をくらませました
そして、世界には一時的な平和が訪れました。
これは、そんな昔話のある世界で裏切者というスティグマを貼られた王子が記憶をなくし、時間を超えて100年後の世界で足掻いていくお話し
(注)ハーレム要素は無いです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-07 12:59:56
3413文字
会話率:25%
6/9、本編完結しました!■■これは年頃の男女の恋愛同棲物語です。2章からエロくなります。R15で納まる表現を心がけてますが、苦手な方はご注意ください■■
魂の双子。
それは18歳になるまでに必ず出会い、出会って以降は長時間離れて暮ら
すことが困難になる奇妙な体質の男女。その出会いの引力は次元の壁すらも超える。
そんな特殊な体質だったために、少し寂しい生活を送っていた以外はごく普通の高校生であった生咲洸也は、テフィナという異世界の魔法科学文明で残念な美少女ロロティレッタ・ロマと同棲生活を送ることとなる。
一つ屋根の下で暮らす二人は、洸也が始めた手のマッサージをきっかけに、次第にボディタッチが激しくなっていく。超文明人が行うイベントに参加しつつ、コウヤは時に美少女の背中を摩り、時に足の裏をモミモミし、またある時には真面目な話をしている炬燵の中で美少女に悪戯され……長時間離れられない宿命にある思春期の男女は、同棲生活の中、お風呂タイムに一人で何をしているのか! 何故リンスの減りがお互いに早いのか! 洸也の思春期は今日も荒れ狂っている!
※※残酷な描写タグは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 16:54:50
887080文字
会話率:28%
高校一年の主人公は、今まで生きてきて一度も異性を好きになったことがない。
何時も友達留まりの異性ばかりで、付き合うって言うことの意味合いも解らずしまい。
それもその筈。彼女に近付く輩は、全て双子の兄によって撃退(?)されていたのだから…。
それを知らずにぬくぬくと育った妹は、どんな恋愛をするのでしょう。
ってなことで、前から書き進めていたものです。
ソロソロお披露目しても良いのかなと思い、アップしました。時間が、ある時にちょこっと寄って見てってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-15 01:52:12
39383文字
会話率:31%
幼い頃のヴァレルとヘルガは、本当に良く似た兄妹だった。
母親のメリッサは身体が弱く、双子を産んで間もなく他界した。父親ガーランドも、軍の任務のために家に戻ることは少なく、二人は乳母の乳と、互いを頼りにして育つ。
一日の大半の時間を
、二人で一緒に過ごした。王立学院への通学も、授業中も。三度の食事も、いつも同じテーブルを囲む。父親の勧めで始めた剣の稽古も、同じ胴着を着て、二人一緒に受けた……。
双子の兄妹が、世界を変革した魔王に挑む話です。熱血漢で、ただひたすらに強くなろうとする兄ヴァレルと、そんな兄との距離が遠くなることを恐れる妹ヘルガ。二人は世界の形を変えてしまった魔王に戦いを挑みます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-13 23:03:54
113110文字
会話率:43%
中学に上がった沙織は、幼馴染の双子付き添って剣術道場を覗く。そこでは大学生が試合をしており、ひときわ小柄な男性に淡い好意を抱いた沙織は、剣道を始める事にしてその大学生である圭祐に師事する。
圭祐に恋心を抱き離れたくなかった。圭祐もそばに
居たくて離したくなかった。
圭祐の赴任する高校へ入学が叶った沙織は、入学に先立ち言われた『沙織が成人するまでは彼女は作らない』の言葉を信じ、教師と生徒、顧問と部員の立場を貫き等してゆくが、周りには駄々漏れの状態で。
学校や道場、両親やクラスメイト、部活の先輩に、反対され支えられて過ごした六年間は、苦しくも楽しい時間となって二人の幸せな門出へと向かう。
※『君を妹として見れない僕が、君を幸せにする唯一の方法』と連鎖するお話になっています。
※ 一目惚れってアリですか?五年越しは重いですか? を加筆したものです。
イメージが違いすぎるので、新規投稿としました。
※ カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-27 06:00:00
147114文字
会話率:44%
ある国にどう言った訳かどちらかが起きていればもう一方は眠り続ける奇妙で奇病の双子のお姫様が住んでおり、二人は手紙、言うなれば文字でしか会話ができないながらも、お互いを思う気持ちは強く、普遍的な姉妹と何ら変わることはなかった。
そんなある日
、妹のラヴィヴェルはお姫様と言う身分にも拘らず、肖像画を描くためにお城に通う徒弟であるノーフプに恋心を抱く。
妹の許されない恋心を聞いた姉のニウルは思うことはあったがラヴィヴェルの気持ちを尊重することにしたのだった。
尊重できるのは気持ちだけであって、二人を取り巻いて進む時間には抗えず、着々と結婚の話は進んでいく。
二人の父である国王は戦争中のイェクザ・ドゥロフとノイツ・プレそれぞれの王子に嫁がせようとしている。そんな折、ラヴィヴェルはノーフプの秘密、出生について聞かされるのだった。ニウルはラヴィヴェルに聞かされた後に改めてノーフプに聞かされ、あるお願いをされる。
恋心に猜疑心、様々な思惑に翻弄されながらニウルとラヴィヴェルは自分の気持ちを大切にしながら、逆らえない時流に想いを紡ぎながら過ごすのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-21 10:04:19
29695文字
会話率:26%
これは『能力者』の存在する世界の話。
二人組の殺し屋である黒須と白澤は、とある双子の兄妹を殺せとの依頼を受ける。しかし双子の手がかりを求めていく中で、双子が特別な力を持つが故に多くの組織に狙われていると知り、黒須と白澤の二人は双子を巡る争
いに巻き込まれていく。
一方で追われている双子の姉妹はというと、自堕落な生活を送る大学生・柳沼純の住むアパートの一室に匿われていた。純は父親である純一郎から双子がとある組織に追われていると聞いたのだ。双子との同居生活が始まり、純は久々に誰かと過ごす平穏な時間を嬉しく思うが、それはいつまでも続くものではなく……。
双子を追う者と双子を守る者。その両者が出会う時、物語は本当の姿を露わにする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-15 22:00:00
186702文字
会話率:47%
※カドカワBOOKS様より書籍1~2巻発中です。4月10日に3巻発売予定!
エイス・エイゼルはアクスベル王国最強の騎士である。
地位も名誉も金もある。だが最近、少々不満を覚えていた。
亡き姉の娘の双子を引き取っていたが、彼女達と過ごす
時間が少ないのだ。
そんなある日、国王からの勅使が訪れる。
「汝の多大なる功績に報いるため――我が姫との婚礼を認める」
「やってられんな。あの娘達を里子に出して結婚しろと?」
地位も名誉も自分には不要。子供を一生養う金は既にある。
ならば――エイスは騎士を辞め、長い家族旅行に出る事を決意した。
子供達の行きたい所に全て行く。いい場所があればそこに住めばいい。
旅立つエイスはこう願う。
これが、子供達の一生の思い出になりますように――と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-06 06:03:12
315869文字
会話率:46%
遠い昔、今よりも科学が発展していた時があった
だがそれと同時に 人間達は世界の命を貪っていた
ある時は勝手な正義を掲げ、都合の悪いものを消そうとする戦い
又は欲に駆られ、略奪や殺戮という虚しいだけの戦い
その世界は争いが耐え無かった
愛する者を失った者達の声が、悲しみから嘆きへと変わり怒りに、そして憎しみから復讐心となる
そんな永遠のループが続いた
そして時代が進むと同時に科学も進歩して来た
生まれるものは便利で人の為になる物もあったが、同じくより簡単に人を傷つける兵器も生まれた
遂には人間は自然、つまり世界の命さえも貪り始めた
世界の命が尽きようとした時、人間達はお互いを責め始めた
そして己が生き残るため、略奪を目的とした戦争が全世界で起きた
また醜い争いが始まった
その時、何処かともなく白と黒の竜が現れた
そしてその二匹の竜は世界を滅ぼした
いや、正確には最初に戻したというべきか
それからこの世界ができた
ん?何でそんなことを分かるのかって?
それは一度世界が滅ぶ前の文献が見つかったんだ
当時、少人数だが人間が生き残る事が出来たからね
その人達が書き残したんだ
でも解読が大変だったっぽい
字が今とは違うからね
今でも分かってない事が沢山ある
この僕でもね
おっと、そろそろ時間だ
少年、君はいずれ全てを知ることとなる
その時、きっと僕の元へ辿り着く
僕は何者かって?
ハハッ それは僕の元へ辿り着けたら教えてあげよう
それでは少年、最後にヒントをあげよう
全ての鍵は君の傍にいる
その子が道を違えないように気を付けるんだよ?
また会おう 少年折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-11 21:07:03
6077文字
会話率:46%
何故そうなったのか、誰が望んだのか。
それはまるで神様の気紛れのようにある日突然世界から色が消え灰色だけが残った。
そして月日は流れ終末に向け時間が動き出す、そこに想い出などなかったかのように人々は姿を消して行く。
終わる世界に思いを馳せる
者達の物語
消える前に悔いを残さぬよう思い出を作る幼馴染
廃部寸前の美術部で色のあった時代に思いを馳せ、美しく輝く世界を知る最後の世代の恩師と過ごす女子高生
色など知らぬ世界に異質として生まれた共感覚者の双子
それぞれ終わるその時に何を思い何を考えそして何色の世界を見るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-15 18:24:36
1542文字
会話率:57%
山根結亜と山根結依は山根愛梨と山根光輝の双子の娘として日本で産まれた。
時は流れ2人が15歳の時、事故が起き、亡くなった。
2人が目を覚ますと何を無い真っ白な所に見慣れた人物が。そう、両親だ。2人は、結亜と結依を別々な国に転生させるとい
う。結亜と結依はしぶしぶ了承した。
結亜はフェンラン王国の王族、結依はファンラン王国の王族として同じ日、同じ時間に産まれ、世界中で話題となった。
しかし、2人は前世の記憶を失っていた。
10歳のある時、気がついたら白い部屋にいた。
そこには……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-27 06:00:00
19543文字
会話率:36%
※この小説はずいぶん前にエタった小説を上書きリサイクルしたものです。従って、第9部分とそれ以降の部分の投稿日が8年近く開いてしまっていますが、あまり気にしないようお願いします。
とあるアラサー社会人(独身男性)は、いま時にしては珍しい男
女兼用恋愛ゲーム『学園レンアイ劇場』――通称『レン劇』のプレイヤー。それも、孤独を紛らわすために始めたつもりが、シナリオ性にはまり込んで総プレイ時間400時間超を叩き出すほどの廃プレイヤーとなっていた。
そんな彼は、ここ最近仕事が原因の過労で注意力が散漫になっていた。それでも休むことを最低限に仕事にいそしんでいた結果、彼は近づいてきていた自動車に気づかず撥ねられてしまう。
次に目が覚めた時、彼は『レン劇』に登場する悪役令嬢の一人――の双子の姉にして、男性主人公の攻略キャラである西園寺瑞樹に憑依転生していていた。
彼は最初は悪役令嬢である双子の妹の影響で家が没落してもどうにかなるように、と後ろ向きな姿勢を見せていたが――
よくある恋愛ゲームキャラクター転生もの、だけどちょっとだけ変化球なヒューマンドラマ。明日はどこへ向かうのか!?
※この作品は2018.6.16よりアルファポリス様でも連載しています
※感想など、常時受付中です。皆様のご感想をお待ちしております。
なお、返答については話の区切りがついたところであとがき的なものを設けて、そこでまとめて記載する方針です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-23 06:00:00
202892文字
会話率:37%
とある世界に双子の兄妹が誕生した。
この世界では一定の年齢になると女神からの『加護』が授かる。
妹には『勇者』と『剣聖』という破格の、しかも今まで存在しなかった2つの『加護』が付いた。
幼馴染には『聖女』の加護・・
逆に兄には何の加護も付か
ない、この世界で始めての『能無し』になってしまう。
『加護』と『レベル』が最も重要とされる世界、『加護』が無ければ『レベル』を上げる事も出来無い。
『レベル』が上がらなければ『ステータス』にボーナスを受ける事が出来無い上、上位の『スキル』も覚える事ができない。
その事で彼らの世界は一片。
方や世界を救う救世の存在として崇められ、両親、幼馴染共々王都へと旅立つ。
方や村からも厄介者の烙印を押され不毛の土地を無理矢理押し付けられる。
だがこれには裏が有った。
彼らが生まれる前、女神によって元々1つずつ与えられる筈だった『加護』を
「可愛い女の子が救世主の方が良いじゃん」
と、言う理由だけで、女神は独断で兄の『加護』を妹に移してしまっていた。
・・・この女神は就任する際の説明を適当に聞いていた為知らなかった。
この世界で『加護』と『レベル』がどういった役割を果たしているのかを。
加護を受けられなかった兄は、誰でも修得出来る『職業スキル』の内『農家』を選び鍛え上げていく。
そんな彼には秘密が有った。
加護を得られなかった事により前世の記憶が戻った上、普通に生活しているだけでもステータスが上昇して行く体に為って居たのだ。
そして時間は過ぎ・・・
「グワァァァァ!!!何故だ!!何故こうも簡単に我の鱗を破壊出来る!?」
「ん?んなモン荒れた土地耕すより楽勝だけど?」
「おい・・何で『鍛冶師』でもないお前が・・しかも『初級スキル』で『ハイミスリル(こんなモン)』加工出来るんだよ・・」
「器用だからじゃね?」
「・・・ねぇ?そこで生ってた果物・・摘まみ食いしたら体力とか傷が全快したんだけど?」
「あ~アレか、世界樹(ユグドラシル)と交配させてみたんだわ」
軽々と最強生物(ドラゴン等)を狩り、気分で秘薬(エリクサー)以上の効果を持つ果実を作り出して行く・・
初期&弱小職・農民(ファーマー)が最凶ステータスを振りかざし、初級スキルで高レベルも・・上位スキルすらも蹂躙して行くゴリ押しスローライフが今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-18 22:18:01
17418文字
会話率:33%
双子の妹が数年振りに帰ってきた、俺を嫌っている妹が。
そして二人の時間が再び動き出す、ほぼ同時に生を受けた二人の時間が……中学で止まった時間が再び動き出す。
最終更新:2018-09-23 15:29:21
4092文字
会話率:44%
何度も夢に見た瞬間だった。
「新井さん。」
「佐藤くん」
まさか、同じ大学に通ってるなんて。2年間、どうして会う事ができなかったのだろう。
でも、夢にまで見た彼にやったけど会えた。
彼と初めての会ったのは、私が小学校六年生の時で、私のクラ
スに転校生としてやってきた。
私の住む町は、都市圏だけど田舎と言う文字がぴったりな何も無い所。
周りは畑ばかり。そんな田舎に父親の仕事の都合で引っ越しつきた。
先生に紹介された彼は、凄く洗練された雰囲気と、同い年には見えないほど、おしゃれな髪形と服装。そんなかれが、自分の名前をみんなの前で恥ずかしそうに「佐藤拓です。よろしくお願いいたします。」
そう言っていた。
彼はメガネをかけていて、いわゆる秀才タイプに見えた。
こんな田舎なので、転校生の彼の話はすぐに広まった。
彼は、すぐにクラスの男子とも仲良くなり、笑顔を見せていた。
私には双子の姉がいて、いつも色んな話をする。
今は、転校生の彼の話はばかりお互いにしていた。
ある日、学校でスポーツ記録大会が行われ、私は、いえ、私達のクラスの女子は、彼に驚かされた。
見た目は秀才たいぷ。もやしっ子で、体は痩せ細ってたから、女子だけでなく、男子達も驚いたはず。
彼はスポーツ万能だった。
その後、やはり見た目通り頭は良く、クラスの女子達の何人かは彼の事が好きになっていたはず。
あとになって、彼に聞いてみたら、スポーツは小さい頃から得意で、運動神経も良かったらしい。だから、もしかしたらみんな驚くかな?と言っていた。確信犯だ。
私は幸運に、彼と付き合う事ができ、相談に相手の姉には本当に感謝していた。
中学生になっても、二人の関係は続き、周りからは冷やかされながらも、本当に幸せな時間だった。
でも、その幸せは突然崩れてしまう。
また、彼の父親の仕事の都合で、ここより遠くに引っ越す事にたった。
私はそれを知ってから、毎日泣いた。
最後の日、私は彼に手紙を渡した。
彼は、「また、絶対に会おうね。そして、この続きをまた…………」
彼は、何をいいたかたっか私にはすぐにわかった。
彼とは、それ以来会うことはなかった。
それが、また。
「佐藤さん、あの時の約束、覚えている?」
私はアノ時と同じで涙が止まらなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-13 17:51:37
21776文字
会話率:48%
前作である「恋の花咲く」からの第2弾!
恋人同士になった、恋と咲は共通となった友達の美憂と三井さんの四人で温泉旅行へ。
甘い時間を過ごす二人と初々しい二人(?)という二組のカップルが織り成す恋愛模様。
今回のテーマは「秋」
※今作は
百合アンソロジー本「INNOSENCE Vol2」に掲載されている作品です。
INNOSENCEのHPはこちら
https://innocencelily.tumblr.com/
※全年齢版とは別にムーンライトノベルズにてR18版も投稿予定です。(何時になるかは不明)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-06 09:00:00
3868文字
会話率:68%