西暦2250年。医療技術の発展により人類から「寿命」が無くなり「病気」が駆逐された。2029年から2030年までの一番短い世界戦争、「第三次世界大戦」によりI●や北●鮮などの「異端」を壊滅させた後、「世界平和同盟」が結ばれ「国」という概念
が消え、僕達は「地球」という一つの星に住んでいる兄弟姉妹だとして、地球から戦争は無くなった。
そう、人類は全く死ななくなったのだ。死ななくなった人類はその人口を爆発的に殖やし、住む場所が足りなくなってしまった。政府は新しい「人間の住居」として、空に超超高層ビルの乱立する人工の島「空島」を飛ばし、そして宇宙(そら)には月の数倍の大きさを持つ「宇宙ステーション」を地球の新たな衛星として飛ばした。
こうして人口過多による住居問題が解決され、人類は「平和な世界」を実現した。
―――――――しかしある日、黄金色の「神様」が、「終わり」を携えてやって来た。
理不尽に「死」を強要する「神様」から、人類は「平和」を奪い返せるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-03 01:37:42
3457文字
会話率:16%
地球から遥か辺境に位置する宇宙ステーションは、地球から情報も物資も届くのに1年半かかる、『閉ざされた世界」であった。そこに地球からの定期船が到着した。いつもより大規模な船団にステーション側でも何やら、ただならぬ気配を感じていた。
突如発表
されたのは、地球からの大船団は、地球には戻らず、この地に滞在するという「永久滞在宣言」だった。ただ、この大船団には定期船の通常人数程の人しか運ばれておらず、あとは様々なデータ、様々なエネルギー資源プラントだけだった。
それは、母星である地球が、消滅してしまう、惑星間の大事件が起こったからだった。消滅が予想
されてからは、大気圏突破もままならない状況となり、大気圏外に存在した有効なプラントやデータパッケージを最大限に積み込んだ船団を、宇宙ステーションに向かう定期船に何とか合流させて、ギリギリの状況での「人類の遺産」をここに「疎開」させたということだった。
地球人類からの遺言として、また地球人類からの希望のバトンとして、残しうる限りの情報データを受け継いだ宇宙ステーションは、ここに新たな宣言を行うために、秘密のオペレーションを行うことになる。
しかしながら、その事を宇宙ステーション統治部では、宇宙ステーションの住人にすぐには伝えず、様々な準備が出来るまでは、その事実を公表せずにおくことを決めた。地球はすでに消滅しているにもかかわらず、地球へ戻る定期船は予定通りにステーションから出航する。定期船に課せられたのは、隠蔽工作だけではなかった。「逆因果」理論を証明させるチームも同乗していたのだった。
辺境のさらなる辺境の地にある宇宙ステーションが、残された辺境のみの存在となった「全人類の希望」となりうるために、何が必要なのか、何をすればよいのか。それを掲載しながら考えていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-15 17:00:00
2791文字
会話率:34%
人類がその増えすぎた人口や枯渇し始めた資源を求め宇宙へと進出し始めたころ、東アジアの大国が資源確保の為に火星宙域にある小惑星を地球の軌道上へ運んだことで変化が起きた。
それまでの地球でも自然災害が猛威を振るっていたが、小惑星が近づくに
つれその頻度を増した。
この事態を重く見た国連各国はその大国を激しく非難すると共に賠償を求め収拾のつかない状況となる。
そしてこの事態に北の大国が単独で動き出した。小惑星にその大国の宇宙ステーションが近かった事も有り、小惑星破壊または外宇宙へ向けて進路を変更させる為、宇宙艦隊を派遣。
これに抗う様に東アジアの大国も宇宙艦隊を派遣して、人類史上初めての宇宙戦争が勃発した。
戦いは戦力が拮抗していた事も有り長引き、また小惑星は進路そのまま地球へと近づいてくる事で災害が更に増えた。
このまま無駄に時間が過ぎて行くと思われたその時、北米大陸の大国が月にある宇宙都市より宇宙艦隊を派遣する。
東アジア艦隊は北米艦隊に対応する事が出来ず、北米艦隊から放たれたミサイルが閃光と共に小惑星を打ち砕く。核の炎・・・それにより災害が収まるかのように思えたその時、砕かれた小惑星の破片群が地球へと落下、その多くが北極圏へと落ちる。
この落下により北極の氷が溶け、瞬く間に津波が世界各地を襲う。後の世に【厄災の時】と呼ばれる大災害の始まりであった。
大半の都市が水没し、元の水位まで戻るのに100年の時を経た・・・
無事であったのは高層の山に建設された階層都市であり、そこから幾つもの戦争を経て世界は大きく分けて3つの連合国からなっていた。
【亜細亜中華連合】【亜中連】旧中国を中心にアジア圏で纏った連合国。軍事国家として虎視眈々と他国への侵略を計画する危険国。
【ノルウェストゥ・キャマラード】【NOC】ヨーロッパ諸国に加えロシア周辺国が纏った連合国。
【パシフィック・オーシャン・コムラード】【POC】旧アメリカを中心に北アメリカ大陸の連合国。
そんな【POC】加盟国である旧日本【大和国】首都【富士】を中心に物語が紡がれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-09 06:00:00
59589文字
会話率:56%
国際宇宙ステーションに現れた宇宙人は、エロマンガ家だった。
日本人の美少女アストロノーツと宇宙人のエロティックコメディ。
最終更新:2017-01-18 19:02:09
3071文字
会話率:43%
2050年、各国政府機関から独立した地球全体の安寧と利益を考える組織団体、地球政府(通称EG)が発足。2061年にはEGが管轄管理する宇宙ステーション(通称スペース06)が正式に活動を開始した。
2146年3月。西山内閣首相の秘書官であ
る宮前純(32歳)はスペース06で4月に開催される首脳会議に向け、各政府とホログラム会議を行っていた。しかし通信機器が急に不調となったため会議は中断。西山首相から呼び出しを受けた純は厳重な情報規制の元でその原因――EGが地球外生命体である宇宙外交団から電波を受信したこと、及び彼らが地球側との交信を2時間後に指定してきたこと――を知らされる。
EG首相ネメスは地球人代表として宇宙外交団代表ウィルと交信する。ウィルは地球人の宇宙侵略を友好的に解決するため、外交テーブルにつくよう要請してきた。その一環として視察員六体を地球に派遣するという。視察国は日本、アメリカ、中国、インド、ブラジル、エチオピア。ネメスは地球人の同行を前提とした宇宙外交団員の視察に合意した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-28 21:00:00
87555文字
会話率:46%
僕は、火星周回軌道にあるステーションアカデミーの一年生。かっこいい教官に憧れている、多分、普通の訓練生だったのに、なぜか死体を発見し、しかも消えていた……。おまけに、熊みたいな教官が、やたらしつこくて……。
ボーイズラブ記述あります
軽いノリで短編に仕上げました。
『カクヨム』様にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-31 12:38:40
13204文字
会話率:31%
2ちゃんねる投下済みの三作です。
それぞれに設定が定められ、そのお題に沿って書かれています。複数回の投下をつなげて一作とすることも禁じられていますので、一篇を1,000文字程度にまとめなければなりません。
その一 第34回ワイハイ
【今回
の設定!
季節は初夏! 突然、激しい雨が降ってきた! 不意を突かれた人々が一斉に走り出す! その中にはスーツを着た主人公も混ざっていた!
自宅の方向へ急ぐ中、路上に項垂れた姿で立っている若い女性を見つけた! 長い髪が顔に張り付いて表情はわからない!
主人公はどのような反応を示し、その女性に対応するのか! または関わらないで胸に去来する想いを綴るのか! 作者の考え方次第!】
その二 第36回ワイハイ
【今回の設定!
主人公は部屋の中で焦りの表情を浮かべていた! 頻りに時間を気にする! 時に頭を掻き毟った!
しかし、行動には起こさない! うろたえるだけで時間が過ぎ去り、間もなくチャイムが鳴らされた!
誰が来たのか! その後、主人公はどうなるのか! 運命は個々の作者の手に委ねられた!】
その三 第36回ワイハイ
【今回の設定!
舞台は現在の駅! それ以外の制約はない! 駅を利用する客! 駅で働く駅員! 駅構内の売店のおばちゃん!
どのような視点で物語を綴ってもよい! 人は全く登場させないで鄙びた駅舎に焦点を当てて語ってもよい!
とにかく駅が舞台になった一レスの物語を希望する! 未来の駅や地球外の宇宙ステーションは不可とする!】 折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-01-16 17:17:47
3031文字
会話率:5%
帰り道に思うこと、、
最終更新:2015-12-15 19:00:00
335文字
会話率:0%
突如として外部との連絡を絶った一つの宇宙ステーション。当初は管制システムの暴走が原因であると思われた事故を解決するために、開発責任者であった男は護衛である軍人や軍事用アンドロイドと共に内部へと潜入することになる。果たして彼は、生きて地球へと
戻ることが出来るのか。 ※この作品は『レジェンド・オブ・イシュリーン』などの人気作で知られる木根 楽さまとの共作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-05 06:58:46
52455文字
会話率:45%
世界は、壊滅へのカウントダウンを始めていた。
ラザロ彗星の暴発と小惑星帯の複合活性化現象。地球周回中の国際宇宙ステーションを含む全観測システムの隕石衝突での消失。ナビゲーションシステムを失った世界は、地軸の異常現象によって地軸計の普及を余
儀なくされ、複雑化するナビゲーションシステムと共に、さらなる脅威にさらされていく。
その脅威とは、未曽有の規模で拡大していく氷河の壁だった。
吠える20度、唸る30度。
各国は協力体制を取り、地下資源を確保し、熱帯地方へ流出した10億の人類を生存させるためのプロジェクトを作り上げた。
チタン合金製の軽量船体、タングステン繊維を使ったウイングセールシステム。
しかし、かつての温帯地帯への冒険者は育成できなかった。
名乗りを上げたのは、無名の冒険者たちだった。
あの日見た怪現象は、俺たちの運命だったに違いない。愛した土地、尊敬していた友だちは、あの異常な世界でどんな暮らしをしているのか。かつてないエネルギー問題に、はたして糸口はあるか。俺たちは、荒廃した世界をヨットで飛ぶ。そして、必ず道を切り開いてみせる。
拮抗する世界の諸勢力は、虎視眈々と安寧の土地を探索し続けている。しかし、極地にあるのは、想像を絶するブリザードだけではなく、新種の宇宙外生命体だった。冒険者たちは、ラザロ彗星に秘められた真実を暴きだして、この脅威に対抗できるのだろうか。かつての地球周回衛星コースには、無数のデブリがその密度を増して存在している。冒険者と科学者の共同作業は、はたして成功するのだろうか。
世界で初となる地球一周の就航者の操船した船の名は、スプレイ号。ウィングセールシステムを装備した極地探検ヨットの船名は、スプレイⅢ号。吠える20度、唸る30度の壁を突破して、極地を航行せよ。
空は青く、ブリザードの雲海は眼下に跪くだろう。最強の仲間と共に、地球外生命体「cosyu」を蹴散らしていけ。未来は、絶望に屈しなかったものにしか与えられない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-27 23:46:40
24772文字
会話率:39%
地球を眼下に見る人工の世界での男の子と女の子の出会いの物語です。
懐かしい、SFジュブナイルの雰囲気で書いてみたいと思いました。
なるべく途切れずに投降したいです。
よろしくお願いします。
※あらすじ
地球の衛星軌道上の宇宙ステーション群
。そのひとつ、ニュートン04に主人公のカズマは住んでいる。
カズマは15歳。地球生まれで9歳まで月で暮らしていた。そのことによって、彼は孤立し、自分を守るために心と身体を分厚い鎧でおおい隠す。
だが、ある日、彼は出会う。
青く輝く地球を自分とおなじ瞳で見つめるひとりの少女に。
その少女、フィリスとの出会いによって、カズマの中でなにかが動きはじめる。
やがて、それは仲間をまきこみ、ニュートン04全体を揺り動かし、この世界の成り立ちへとつながる大きな流れとなっていく――。
王道でボーイミーツガールでジュブナイルなSFを目指してがんばります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-25 16:34:35
88199文字
会話率:33%
天女の呼びかけに応える男たち。
言葉も気性も違う男たちを、天女はわけへだてなく迎え入れようとする。
が、次々と脱落する男たち。
艶かしい天女に会うために麻呂は大地を蹴った。
ネットで知り合っただけだというのに、情熱に駆られた麻呂は、ついに
抜き差しならぬ関係に陥ってしまう。
第二回サークル・シエスタ短編課題『切ない恋のゆくえ』
その課題にSFをひっさげて挑みました。
たくさんの感想・励ましをお待ちしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-17 08:39:34
6151文字
会話率:60%
即興小説、お題「ロシア式の宇宙」、必須要素「ピスタチオ」
宇宙ステーションへ新婚旅行に行くことになったエス氏と彼女。興奮する彼女に対し、エス氏は、しかし浮かない顔をしていた。宇宙には危険がいっぱいあるのだ。
約1時間30分で書きました。途中
挫折しそうになりましたが、なんとか結末までたどり着きました。
他のサイトに重複投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-22 00:52:02
2205文字
会話率:45%
未来、地球は赤い星になっていた。
宇宙のコロニーに住む少年ギオットは、自分の青い目が空みたいだと言われることで、本物の青空はどんな風なのだろう、それは綺麗なのだろうかと、考えるようになる。そして、彼は青空を求めた。
※このお話は、『宇宙ス
テーション』『エビフライ』『目覚まし時計』のお題で書かれた、三題噺です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-24 01:24:10
3198文字
会話率:38%
新しく発見された恒星『アリア』。新エネルギーの開発に成功した日本はその探索を担い、花の形を模した新型戦闘宇宙ステーション『百合』を打ち上げる。しかし、乗組員はたったの二人。任期は七年と長いものだった。五年たったある日、アリアに変化が訪れる
。退屈な日々に刺激を求めていた彼らはハプニングに期待するが、日本政府に見捨てられたことを知り、事態が深刻なものと捉え始める。だがそのとき、相方に変化が起き……!? 地球へ破滅の危機が迫る。
モンスターパニックとガンアクションのSFファンタジー。――これはそう遠くない未来の物語り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-29 19:59:08
12194文字
会話率:33%
人工知能を持つ宇宙ステーション『さくら』実験の最終段階。
廃棄される運命にありながら『さくら』はある意志を持つ。
最終更新:2014-05-24 09:47:32
4720文字
会話率:53%
遠い星へ旅立つことになった少年。新しい土地に馴染めるか不安だった。宇宙ステーションにいる占い師がよく当たるという噂を聞きつけ、自分の未来を占って貰うことにした。
最終更新:2014-04-04 23:31:53
1743文字
会話率:50%
傭兵ユーリは、辺境宙域を航行中しているとき海賊に襲われる。
海賊を返り討ちにしたあと、海賊艦の積荷の中からネグリアード人奴隷の兄妹とメモリーキューブを拝借した。
アルスレーナ宇宙ステーションへ向かうためにメノール宙域を航行中、撃退したはずの
海賊が見たこともない艦にのって追撃してきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-29 23:06:20
153174文字
会話率:41%
地球を飛び立ち、宇宙ステーションへ向かう途中のロケットから、極小型人工衛星が盗まれた?
筆者初挑戦の密室ミステリー、果たして、どうなりますことやら……。
※同ハンドルで他サイトにもアップしています。
最終更新:2013-11-05 02:55:56
3069文字
会話率:85%
地球外生命体を探していた道中、少女は宇宙で事故にあう。国際宇宙ステーションとの通信は途絶え、自分がどの座標にいるのか見当もつかない。その絶望のさなか、少女は進化の果てを見る。
*丁史ウイナ名義で〈俺的小説賞〉サイトに重複掲載。転載にあた
り一部表現を修正。
*2014年1月、個人サイト「埃城」に転載。イラストをいただきました。ありがとうございます。http://hokorijou.web.fc2.com/texts/shorts/egs/egs0.html折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-07 10:00:00
16090文字
会話率:23%