よくわからない感じの2人
最終更新:2023-02-13 02:39:28
259文字
会話率:50%
君と会うのはいつぶりのことだろう。きっと最後に会ったのは君が出て行った日だ。
あの日からもう3年も経ってしまった。君がいなくなってから僕の毎日は変わった。いや、何も変わってはいないのかもしれない。変わったのはきっと僕だ。君が僕の部屋に
来る前はこんな生活だった。一人の部屋。風が吹くだけでガタガタ鳴る窓と狭い布団。僕の手が届く距離に全てがあって、僕だけの国だった。
初めは思っていたほどうまくいかなかった。生まれた場所も、育ってきた環境も何もかもが違う他人だ。当たり前だろう。ぶつかることは何度もあった。人と人はこんなにも分かり合えないんだということに気が付いた。それが例え愛し合う二人だとしても。それでも僕らはお互いを知って、徐々に生活は溶け込んでいった。狭い布団の中、僕らは抱き合って眠った。二人の部屋はこれ以上ないほどに素晴らしかった。あの時は気がついていなかったけれど、それは楽園そのものだった。いろんなものを君と一緒に見て、いろんなものを君と一緒に食べた。おいしいねって笑い合って。いつでも君と一緒に暮らした。なんでも君と分け合った。君といる日々こそが僕の幸せだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 20:00:00
2481文字
会話率:0%
ハーレム系主人公に憧れる高校2年生、竹崎龍飛。
しかし、彼のクラスにはその理想を体現したようなクラスメイト、影親輝がいた。
謎の美少女転校生、深海ソラとともに部活を立ち上げ、学園のマドンナやツンデレ幼馴染たちと学園ラブコメの主人公さながらの
日々を過ごす影親。そしてそれを遠巻きに見ているだけの竹崎。
しかし、竹崎も主人公だった。
今、世界的に大流行しているホビー”ドラゴンバンブー”の生みの親は彼の父、竹崎龍馬だったのだ。そのドラゴンバンブーに目をつけて陰謀を企てる組織の出現、師匠や仲間との絆。子供達の笑顔を守るため、父の想いを守るため、竹崎龍飛は今、飛び立つ!
が、竹崎は満足していなかった。
彼が憧れているのはホビー漫画の主人公ではなく、ラブコメの主人公なのだ。せっかく手に入れた主人公のような設定を使い、自身の使命を果たしつつ、影親達と絡んでどうにかラブコメも謳歌しようと奔走する竹崎。
彼の青春は萌えか、燃えか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 02:46:44
22742文字
会話率:60%
冬の日の景色を見るのが好きです。
移り変わる様子の一つ一つが飲み物を表して、思わず見とれてしまいます。
今日はそんなお話。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
最終更新:2022-12-17 18:04:36
834文字
会話率:0%
ダボダボなティーシャツ。丈の短いパンツ姿。
それにアイス咥えて寝そべるのが、彼女の憧れだった。
「完全無欠に作られたオシャレだけが、色気を作り出す訳じゃ無いんだわ」
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いませ
ん。
注意事項2
念の為、恋愛のR15にしました。
かなり温いですが、念の為。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 22:24:15
851文字
会話率:50%
人間、獣人、機械人形……様々な種族が暮らすネバーランド(夢の国)。長きに渡る『童話戦争』も終わり、平和が訪れた─────そう思っていた。
突如、国民が異形へと姿が変わる原因不明の病が流行り始めた。その病の名を『怨毒』。怨毒となった者は超人
的な異能力というものを身に着ける。ある者は炎、ある者は空気、ある者は精神を……
そんな異形である怨毒を倒す組織がある。その組織は『ストーリア』。怨毒に比較的近い存在である『エピソーダー』
ある者は赤ずきんに選ばれ、ある者は雪の女王に選ばれ、ある者は人魚姫に選ばれた。童話に選ばれた少年少女は世界から消えた童話を受け継ぎ、怨毒を倒し真の平和を目指す。
しかし、この夢の国で怨毒化を促し、再び血に濡れた歴史を作ろうとする英雄(ヴォートル)が彼らに牙を向く……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 22:54:57
303556文字
会話率:52%
ソーダが好きな彼。そんな彼に「君はソーダみたいな女の子だね」と言われて付き合うことに。高校生の甘酸っぱい青春のお話です。切なかったり、それは共感する!とか思ってもらえたらと思います。
最終更新:2022-10-15 13:08:27
12292文字
会話率:60%
まだ小学生の太郎君は夏休み、将来のことを考えたくないし、その人の行動になんの意味があるのか悩ませられることになる。そんなとき、不思議な一人の女の子に会う。ちょっぴり悲しい物語の一幕。
最終更新:2022-09-30 00:29:10
2520文字
会話率:45%
いつの間にか置いてあって、気づいたらなくなっている。
そのピアノは触れたものを魅了し、やがて本人さえも気づかなかった本心を表現する。
一台のピアノをめぐる悲しき4人の物語
最終更新:2022-09-02 12:00:00
998文字
会話率:16%
夏のソーダー水の思いで
最終更新:2022-08-26 06:03:52
301文字
会話率:0%
「好きです、やらせてください!」
運命の木。新城学園高等学校の裏手にある小高い丘にそびえ立つ樹齢百年ほどの杉の木のことだ。偉い人から寄贈されたその木は、新城学園高等学校の生徒を何百人も花粉症へと誘っていた。
そんな戦犯ものの杉の木だが、
数年前に男女がその木の元で想いを成就させたため、運命の木などと仰々しい別名をつけられている。
そして、今日も一人の男子高校生が一人の女子高校生に告白?をしていた。
「は?」
やや怒声を放つ女子高校生。
健康的な小麦色の肌は制服の袖元から垣間見る白い肌とのコントラストから、陽に焼けた活発な印象を醸し出していた。
「ま、間違えた。やりたいです、やらせてくださぺぷしっ!」
「そっちを修正するなや!」
女子高校生の右フックは綺麗な弧を描き、男子高校生の顎をとらえた。
※ラブコメがメインではありません。というか何も考えてません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 00:18:31
131652文字
会話率:31%
同じ合宿所にいた、嫌な感じの女とデートをするはめになる話。
最終更新:2022-07-19 17:15:38
983文字
会話率:45%
∞----------------------∞
昔、まだ地球が青かった頃、茹だるような熱さに覆われていたアスファルトの地面は、陽炎が茹だる滲んだ地面と、何処にいるのかさえわからない蝉の声が、幻聴のように調和して響いて、さながらオーケストラ
のように脳を知らず知らずのうちに酩酊させていく事を、指から滑り降ちるソーダブルーのアイスバーが知らせているのに、研究者は気がつかなかった。
嗚呼、砂糖中毒…白見だした視界がうだるように脳から思考力を奪っていく…こうして…
人類は眠りについたのであった…
∞----------------------∞
いつも通り意味不明シリーズでーす折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 14:51:46
3178文字
会話率:70%
アイテムから物語を作っていくこころみ。(※重複投稿しています)
最終更新:2022-07-13 04:00:00
958文字
会話率:5%
「天使と悪魔の面倒を見る」
それは、とある役場職員に与えられた特命だった。
最終更新:2022-07-10 22:51:49
1417文字
会話率:5%
冷たい生物しか入れないのですが。冷たい心の持ち主ですがいけませんか。
『文芸webサーチ』『幻想検索』にも登録しているHP『tori』のブログと、『カクヨム』で掲載。
2022.6.27.「かまくら」「そり滑り」「クロール」「スケート
」「手袋越し」「ソーダ氷」「永遠秘密」「紫陽氷花」。
完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-27 23:17:21
5687文字
会話率:23%
今から九十年前、突如現れたゾンビにより世界人口の約六割が行方不明になってしまった。しかし当時の人類はゾンビに屈することなく戦うことを選んだ。そんな過去があったため今があった。
しかし今も昔ほどではないがゾンビがいた。そしてこれはそんなゾン
ビに立ち向かう『ゾンビ対策官』の話……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 17:00:00
649283文字
会話率:50%
今から約九十年前、突然人々が意思を持たない何者かになってしまう事件が発生した。最初は病気の類いだと思われたが、この現象は世界中で同時に発生し感染者は驚くペースで増えていった。
そして感染者が増えると同時に、非感染者が感染者に襲われ感染する
という事件が起き始めた。このような状況の中、世界中で感染者の対策をする組織が作られた。けれどどんなに手を尽くそうと、感染を抑えることは出来ず、感染者を殺すのが最適解となった……
日本では感染者が出てから一週間後、感染者対策をする専門の組織として『狂人対策局』がつくられた。この組織の頑張りにより日本は感染者に乗っ取られずに済んだ。
それから時は経ち、当時『狂人対策局』と呼ばれていた組織は、世界的に感染者の事を意味する『ゾンビ』という言葉を入れた『ゾンビ殲滅局』に名を変え、今の日本をゾンビから守っていた……
東京本部捜査一、ゾンビ関係の事件を担当する部署に一人の捜査官が異動してきた。そこで待ち受けているものとは一体……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 00:07:09
60852文字
会話率:55%
ゾンビが現れてから九十年後。ゾンビと戦うために作られた組織、『ゾンビ殲滅局』にはテロ対策部というものがあった。これはそんな東京本部、テロ対策部の話……
※第二章までは星空文庫にも載せています!
最終更新:2021-05-25 20:07:03
171255文字
会話率:51%
ニセモノにだって価値はあるのだろう。
別サイト『ノベルアップ+』でも投稿している短編小説集『落葉する言の葉たち』から抜粋。
最終更新:2022-05-30 17:32:07
1737文字
会話率:64%
空色ソーダの恋の行方は……。
〇この作品は黒森 冬炎様の主催企画『恋のリフレイン~恋歌書いて書いて企画~』参加作品です。
最終更新:2022-05-18 15:44:49
251文字
会話率:0%
ソーダソーダ クリームソーダ
青いお空はソーダ色
最終更新:2022-05-08 17:48:33
415文字
会話率:0%
友人の茜と学校帰りに寄った喫茶店ででの出来事。
最初は駄弁ってふざけあっていただけのつもりなのに……徐々に茜の事を意識し始めてしまう。
※ノベルアップ+様にも掲載しています。
最終更新:2022-04-13 22:00:00
2964文字
会話率:51%