人付き合いが病的なほど苦手で引っ込み思案な自分の性格を嫌悪している由香里。そんな彼女はアルコールが入ると人格が変わってしまうという酒癖を持っているが、酔っているときに暴漢にリンチされていたテツオという名の男を助けたことがきっかけで、その男
と同棲生活を送った過去を持っていた。名字も職業も知らないテツオ。彼はある日突然姿をくらましてしまう。やがて、テツオのことは考えないようにしようと無理やり思い出にふたをして過ごしてきた由香里に一本の電話が入る。電話の相手はテツオのことで聞きたいことがあると言う。
自分なりに野心的に取り組んだ作品で小説すばる新人賞で何とか一次通過した作品です。気軽に感想等お願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-15 10:00:00
121100文字
会話率:39%
小説すばる新人賞二次選考通過作品です。
充実したキャンパスライフを送りこれからの人生の目的を探る。村石保にとってその探求は大学生なら誰しもが抱くような淡い種類のものとは一線を画していた。何故なら大学四年間を過ごした後には、父が遺した会
社の社長に就くことが決まっていたからだった。
生前、異常なまでに厳格だった父。保はその父を慕うどころか、憎みさえしていた。当然父親が遺した会社も毛嫌いしていた。
しかし、父が急逝したとき、まだ高校三年生の保に、母は後を継いで社長になれ、と強く主張した。そんなことは無理だと保は言うのだが、妙に頑なな母は保に大学の四年間を猶予として与えることだけを認め、保の代わりに社長職に就いた。
時限を切られた保は大学生活の中に何とか充実を見出そうとした。しかし日々の授業は面白くなく、打ち解けて話す友達もできず、愛を語り合う恋人も見つからない。そうこうしている間に2年が過ぎ、同じ毎日の繰り返しに嫌気が差してきていた保の生活が榊原という名の官能小説家と出会うことで突然色づき始めた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-07 18:49:51
136437文字
会話率:39%
畠山の息子は産まれ持った心臓の病気と不慮の交通事故で半身不随であり、闘病を余儀なくされていた。心臓移植をしないと助かる見込みはないと宣告。妻は焦燥感のまま、病院帰りの公園で偶然にも息子の交通事故の原因ともなった同級生と遇う。抑えられない衝
動に思わず少年の首を絞め、死に至らせた。殺してしまったと思い、我を忘れその場を逃げだした。ところが死んでおらず、意識を失くし気絶しただけであった。
その行為を物陰から見ていた男がいた。少年が偶然に公園へ来たのではなく、誘拐による金目当ての為に呼び出したのだが、意識を取り戻した少年を黙らせる為、つい絞め殺した。結果的に畠山の妻に殺人犯の罪を被せることにした。少年を絞め殺したと思い込んでいる彼女を強請り始める。畠山の妻は殺人と言う途轍もなく大きな過ちを犯してしまったと思い込んだまま日に日に追い込まれていく。警察へ自首するなど息子のことを考えると到底出来ない。人殺しの子供と世間から非難を浴びれば間違いなく病気治療なんて有り得ない状況になる事は判っている。
妻の異常な塞ぎ込みように畠山は当然不審を抱き始める。最初は息子のことで追い込まれているものと思っていたが、刑事が会社に来て探りを入れてきたこともあり、まさか妻が米沢氏の息子を殺害したのでは、と警察からの追求も含め、疑いを抱き始めた。畠山自身も妻に言えない体調不良を抱えており、診断結果を貰いに出向いた病院での宣告は、末期状態の膵臓ガンで余命短いと。
そのまま自宅に戻り、失望と感慨に浸る中、最悪の事態が起きてしまった。妻が一時自宅療養と帰宅した息子と無理心中を図ろうとしたのだ。寝室に飛び込むと行き場を失った妻が息子の首を絞めているではないか。驚愕しつつ、妻の悪魔的行為を阻止した。事態を回避できたと思いきや妻自身が一人で自殺してしまった。
畠山は今できる最後の決断を下す。妻の死、何れ自分も死ぬ。そうなれば残された息子の面倒、これからの人生は誰が見てくれるのか。頼れる人が居ないならばと考えた挙句、妻の犯人としての疑いを揉み消す事。自分の手で息子を殺し、自首して全ての事実を隠し通す。
障害を背負う親とは一体どんな想いで日々を送るのだろう。もし、自分が病に侵され快復の見込みがないと告知された場合、いったいどのような決断をするのか。障害の子供を持つ親は苦悩し、局面での決断と行動。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-14 21:39:03
152785文字
会話率:35%
90年代もしくは十代最後の遺物です。ワードプロセッサーから無理矢理引っ張ってきたので書式がめちゃくちゃなままです。多分そのうち直します。21世紀に入ってから特に手直しをしていません。放置という状態の保存。
キーワード:
最終更新:2012-04-13 22:13:17
26876文字
会話率:38%
短編小説「好きの受け止め方」の男性側の話です。
最初は軽い気持ちで始めた。自分の気持ちを深く考えもせずに彼女を傷つけ続けた。でも彼女に分かって欲しいと思うのは無理だろうか。
駄目男が後悔して改心するまでのお話。
最終更新:2012-04-05 23:00:00
5458文字
会話率:29%
僕は僕の物語も完成させてくれたもの達すべてに感謝する。
僕の作品を見て面白いと思ってくれた人達。
僕の作品の感想を書いてくれた人達。
僕を支えてくれた人達。
そして、僕にこんな面白い物語をくれたものたち。
こんなに面白い展開を与え
てくれた者たち。
本当にありがとう。
だって僕ひとりじゃあこんないい展開は思いつかない。
僕い一人ではこんないい結末は実現できない。
僕一人ではこんないい物語になるわけがない。
僕のちっぽけな文章力では無理がある。
説明できない。
だから、
僕がやったことなんて本当にちっぽけだ。
僕の物語、それはあなた達と僕がいたからできた奇跡。
でもきっと、それは僕じゃなくてもできた。
それを僕に書かせてくれてありがとう。
そんな面白い物語をいち早くみせてくれてありがとう。
そんなすばらしい物語を僕にまかせてくれてありがとう。
みんなにも面白いと思ってもらえるようにがんばるからさ。
まず、さし当たって、その覚悟として
この
えも言えぬ感謝を書きます。
お願いします。
聞いてください。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2012-04-05 14:14:05
2334文字
会話率:0%
従兄の木村准教授に連れられて佐加田教授のパーティーに参加した矢式奈美香と、無理矢理連れてこられた猪狩康平。パーティーもお開きになった頃、彼らは密室の中で死体が消失するという事件を目撃してしまう。
最終更新:2012-04-04 20:37:56
42018文字
会話率:48%
従兄の木村准教授に連れられて佐加田教授のパーティーに参加した矢式奈美香と、無理矢理連れてこられた猪狩康平は、密室の中で死体が消失するという事件を目撃する。
※改訂版がありますので、そちらを読むことをお勧めします。
最終更新:2010-05-30 07:23:23
33456文字
会話率:51%
魔法結社・なんでも屋さんの夕暮れで解決した数々の事件……の回想的ななにか。
全十四話。リハビリや練習として日記で無理やり書いていたものを転載。小説的ななにかが書けるようになると嬉しいなぁなどと思いつつ、出来は気にしないことに決めて書き綴って
みました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-01 23:38:11
17165文字
会話率:63%
「死にたいんなら俺が殺してやるよ」無気力な僕が出会ったのは、ちょっといかれたおにいさんと僕以上に無気力なおんなのこ。
無理やりつれてこられたライブハウスで交差する‥‥
なんだ、ただの人間ドラマか・・・
(☆携帯推奨☆)
最終更新:2012-04-01 01:00:00
6383文字
会話率:32%
「朝起きたら男になっていた自分、佐倉涼23歳。元々男っぽかったけど、なんでまたこんな事になってんだ……。内定も決まって素晴らしい未来が目の前に! ってな具合の黄金街道まっしぐらだったのに、なァ、ココの欄、高2にチェックされてるんですけど。ペ
ライ編入届の上で踊る『緋鳳院学園』の文字。しかも下宿先は高級マンション? 誰だよ、現代に生きる「あしながおじさん」って。最早、嫌な予感しかしねェよ。 ――引っ越し作業から動き出す、始まりの日。それがまさか比較的平穏だった人生が呆気無く崩れ落ちる合図だなんて、今の涼には知る由もなかった。」シリアスオンリーの別作品の合間に進める息抜き作品。一人称練習用でもあります。本来の目的「勢いだけで突き進め」を目指して、重くならないように適当に頑張りたいと思います。
※どうなるかは未定ですが、『勢い重視、ご都合主義万歳、主人公は神様』が苦手な人は即リターンをオススメします。
※ムーンライトノベルズの方にはその手の場面を加えた作品を掲載します。(「なろう」では、R15程度に控えます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-31 23:00:00
99216文字
会話率:37%
・運動神経、学力がものを言う世の中。人々はどちらかが優れていれば生きていけた、そして何より、小学校を上がり次第、すなわち中学校からスポーツか勉強どちらかの教育だけを徹底的に受け
その力を限界まで伸ばす。そういう教育方針がここ、「日本」で
は定められていた。
そんな中、この日本に存在する、どちらとも同じペースで学習する者、ようは天才が集う学校があった。
そんな化け物集いの高校に無理やりぶち込まれた主人公の日々の奮闘を描いた物語...
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2012-03-31 22:48:10
6232文字
会話率:44%
美少女と見間違えるほど可憐な容姿の少年、ミレイは暗殺者ギルドの最年少暗殺者。とある依頼で女装して舞踏会に忍び込み、ターゲットを殺したがその帰り道、屋敷の庭園で白磁の美貌を持った男に出会う。ミレイはそのまま殺してしまおうとしたが返り討ちにあっ
てしまい、その男に無理矢理犯されてしまう。名も知らぬ男に復讐することを決めたミレイだが、一方美貌の男はミレイを気に入ったようで……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-30 23:00:55
6328文字
会話率:33%
大手生命保険会社に勤める成実桐子は、交通事故により発症したこころの病を、三十年もの間ずっと抱えていた。
桐子は二卵性双生児として産まれたのだが、ある事情で姉の池川和子とは別々に育てられ、中学を卒業するまでは姉の存在すら知らなかった。しかし、
ひょんなことから二人は出会い、桐子の家で同居を始める。その直後に、桐子は轢き逃げされて重傷を負ったのだ。
桐子の怨みを晴らそうと、和子は現場に残された「アロワナ」のキーホルダーを手がかりに、「リョージ」という男を捜し始める。桐子が交通事故に遭遇したとき、桐子と一緒にいた恋人の雄三が、逃走する加害者のことを「リョージ」と呼んでいたからだ。
しかし、その「アロワナ」だけで加害者を見つけることなど到底無理な話だった。
ところが、加害者が残した「アロワナ」には、三文字のアルファベットが彫られていた。その文字「T・L・I」を「東洋生命保険」の略だ、と解いた桐子は、加害者はそこに勤務しているはずだと確信し、「東洋生命」への入社を決める。一介の事務員として入社した桐子は、「リョージ」を捜し出すために、まず自分の社内的地位を上げようと躍起になるのだった。
ある日、新入社員の「山田亮司」が、桐子の過失により事故死する。彼は偶然にも「アロワナ」のキーホルダーを持っていた。そして彼の死が引き金となり、桐子の狂気が目を覚ます。
「人は簡単に死ぬ」それを知ってしまった桐子は、捜し出すだけではなく、今度は和子とともに「リョージ」を殺害することに執念を燃やし始める。
何万人といる社員の中から、「アロワナ」を持つ「リョージ」を捜し出すことは容易なことではなかったが、執念はとどまるところを知らなかった。
そして、更なる事件が発生する・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-30 13:25:32
150842文字
会話率:46%
あるところに、死神を飼っている王国がありました。
王様は死神を使って人々を脅し、たくさんの税金や無理難題を押し付けました。
死神は強く恐ろしく、人々はただただ怯え従うだけの生活。
そんな時、勇者が現れました。
風を斬り、悪漢を斬り、平和を
取り戻そうと勇者は走ります。
しかし、勇者は知りませんでした。
自分が背負う国民の命も、悪漢の命も、国王の命も、死神の命も、彼自身の命も、何の違いもないものであることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-30 02:18:49
3362文字
会話率:29%
中学三年生の少年・一煉寺龍太は、近所迷惑なお隣りさんに苦情を言うべく、心を鬼にして突撃を敢行する。
ところが、そんな彼を待ち受けていたのは、町で噂のスーパーヒーローに変身していた――風呂上りの女の子だったのだ。不運にも変態のレッテルを
貼られてしまった龍太は、汚名返上のために彼女に協力する羽目に。
その上、彼を慕う方言少女がヤキモチを暴発させ、事態はますますややこしい方向へと発展していく。
スーパーヒーローを狙う、悪の秘密結社。両脇を挟む美少女二人。差し迫る受験勉強。
脅威のトリプルパンチを前に、龍太のメンタルは果たして耐えられるのだろうか。……無理だよな、多分。
(本作はArcadia、カクヨムでも掲載予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-28 20:10:08
180586文字
会話率:40%
公立北都高校に入学した次期秋乃家当主、秋乃茅根は、HRで配られた資料の一枚、部活紹介一覧表にかかれた【HJS】と言う部活に惹かれ、早くも出来た親友と、部室をおとずれる。しかし、その部活は、茅根の想像とは遥かにかけ離れたモノだった……………。
策士で破天荒な副部長。
表情が変わらない双子のホームレス先輩部員。
最年長の姉御。
小動物のような親友。
そんな部活で私が就くのは…………えっ!?部長?
そんな、私一年生ですよ!?
新感覚学園バトルスポーツアクション!?かも。そして、ちょっぴり甘酸っぱい恋の予感!?目指せIH出場。新入部長、秋乃茅根と愉快な仲間が繰り広げる物語!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-26 04:00:00
12623文字
会話率:40%
私が昔友人に言われた事をキッカケに書いてみました。
とは言っても、数年も前の事なので記憶による捏造されているみたいです。
楽しむ……は、流石に無理なので、何かのキッカケになれば、とても嬉しいです。
キーワード:
最終更新:2012-03-24 23:25:31
343文字
会話率:0%
大陸中を巻き込んだ大戦争。それが終結して数年たった今、帝国は一つの問題を抱えていた。
それは、魔法使いと一般人の確執。
魔法は20歳以下にのみ使える奇跡の力。それを大人たち一般人は無理やり戦争に利用した。それに抵抗した子供たちは大人
に対し、反乱を起こしたのである。
子供たちは<解放軍>を名乗り、帝国軍に敵対する。
その事態を重くみた政府は帝国軍に残った
魔法使いたちをもって事態の集束を目指すという選択をした。
それからさらに数年。今も彼らは自分の目覚す未来のために戦い続けている……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-24 08:43:55
5758文字
会話率:41%
いつものように起きて、いつものように学校に向かって、いつものように魔物が襲ってきて、いつものように撃退して、いつものような生活に戻ろうとした。しかし、たった一つの油断で死にかけて、それが人生を変えた。
目が覚めると、そこは知らないベッドの中
。目の前には敵である魔族の男。なぜが女に変わっている自分の体。「俺を元に戻せ!」「それは無理だな、お前はこの俺の嫁になるのだから」意味が分かりません。
強制的に魔族の嫁にされてしまう元男の奮闘記。強制TSの恋愛小説を目指します。
※前作から改訂しました。
※更新をしばらく停止いたします、再開の予定は不明です 2012/5/24折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-24 00:55:27
36856文字
会話率:34%
「レール」に乗っかったままの僕。
抜け出すのは無理かも、でもがんばろう。
宙に描かれる不思議なレールを目指して。
最終更新:2012-03-21 21:49:24
614文字
会話率:8%
オレは無理?魅力ない?
あまったれんじゃねぇ、ダンゴムシはブサイクだろうが太いだろうがチビだろうが、ずっところがってルだろう?
ダンゴムシは恐怖におびえて丸まるのですが、そこら辺は目を瞑ってくださいな。
最終更新:2012-03-09 19:47:42
254文字
会話率:13%
仕事場って給料以外のものが結構いろいろと作用しますねえ。
最終更新:2012-03-19 00:05:51
440文字
会話率:0%