「いつからだろう。俺/私は、自分以外の人間が敵に見えるようになったんだ。何もかもが嫌になった。だから俺/私は、嫌なことを全て吹き飛ばしたかった。ただそれだけ」
ある年、日本で学校が二校焼失する事件が起きた。犯人はどちらも高校生だった。
田舎生まれ田舎育ちの少年は、親の勧めもあり地元では進学校と呼ばれる高校へ進学したが、あまりに多すぎる課題や九州ならではの古臭い校則や校風、先生や生徒との人間関係に嫌気がさし、学校を爆破することを決意した。結果爆破は成功し、少年は追われる身となった。
都会生まれ都会育ちの少女は、第一志望の都立高校に落ち、第二志望の私立高校にも落ち、最終的に滑り止めのFラン私立高校に合格し通っていたが、度重なるいじめや嫌がらせに遭い続け、親からも責められ、人生に絶望していた。そんなある日、少女は募り募った怒りに耐えきれず、学校を燃やすことを決意した。結果学校は全焼し、少女は追われる身となった。
二人は佐賀から約650km、東京から約500km離れた大阪で遭遇した。同じ境遇に置かれた二人は、お互いに手を取り合って生き延びる方法を模索し、ほとぼりが冷めるまで一緒に居ようと約束した。
だが、この事件が「戦後最悪の大量殺人事件」として歴史に刻まれことになると、警察は大量殺人を行った少年と少女を「テロリスト」の名前で指名手配を開始した。あらゆるテレビ番組で名前と顔写真が放送され、ネット掲示板には二人の住所を特定しようと動き出す人も現れた。二人は、自分たちが少年法により最悪の事態は免れることができると思っていたが、これにより国内に逃げ場は無くなってしまった。
様々な政治家や評論家や記者は、これでこの残酷な事件に区切りが着くと考えていた。だが少年少女は違った。二人は最期まで抵抗すると動画配信サイトで宣言した。
この瞬間、「二人の小さなテロリスト」と日本国家の壮絶な戦いが始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 18:00:00
50743文字
会話率:62%
料理人を目指しながらも、そこそこの進学校に通う高校二年生の少年味澤祥太は、ある日突然、神を名乗る謎の発光体によってクラスごと異世界へと転移させられてしまう。
その異世界は、まるで聖女モノのネット小説のように聖女が結界を張って町を守り、
逆ハーレムが当然とされる男には厳しい世界だった。
日本に帰るには、神を名乗る謎の発光体によって課された試練を乗り越えなければならない。
祥太は転移の際に神から与えられた能力を駆使し、幼馴染の少女と共にのんびり異世界を観光しながら、クラスメイトたちを探す旅をすることとなる。
はたして祥太たちは生き残ることができるのだろうか? そして無事に日本に帰ることはできるのだろうか?
※本作品は現在、カクヨム様にて先行公開しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 18:00:00
136682文字
会話率:58%
この港の町に40年前の俺の青春があった。
東京に行きたかった、あの最先端の街に
憧れていた、
東京の大学をいくつか受けたが、全て
落ちてしまった、仕方なく、俺は、
この街で大学生として、
4年間を過ごすことになった。
ここは、この地方の、
一番大きな都市、
そして、この地方の若者が集まってくる。
そんな街だ、俺の名は、山下健二。
小さな酒屋の次男坊で、末っ子。
七つ上の兄の、正雄は、東京の大学を卒業し
家業を継ぐための修行のとして
大手の酒類問屋に就職して、三年目だ
二つ上の姉、涼子はこの街の女子大の
三年生、二年までは学校の寮にいたが
アパートで自炊を始めて、一年になる。
必然的に、俺は姉のアパートに転がり込む
(つまり一年間は、姐の監視下)ことになる。
俺は、末っ子で次男だから、ほとんど
かまわれることなく、どちらかといえば
放ったらかしで育った、田舎の小さな、
酒屋とはいえ、跡取り息子の兄は、
それなりに、厳格に育てられ、
地元の進学校から、東京のW大に行き
両親の期待どおりの道をすすんでいる、
高校卒業
生まれた町で、高校卒業までの十八年を
過ごした。
小学校、中学校までは、歩いて行けた
高校は、臨市の高校だ、そこそこ優秀だつた
兄、姉のかよつた進学校になんとか
すべりこんだ。
小、中学校から憧れていた電車通学、
30分ほどの通学時間、家から離れた場所へ
ちょっと自由を手に入れた気がした。
入学式のあと折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-08 12:15:09
578文字
会話率:0%
ギャル系JKのボクが電車の中で出会った進学校の女子に恋しちゃったお話です。
最終更新:2024-04-02 16:12:36
1005文字
会話率:0%
私立の男子校(一応進学校)に通うオレ(石井智久)はただいま高2だ!!
ウチのクラスの担任は香穂センセイ!! とっても可愛いメガネ女子だ!!
こんな先生が嬉々として音頭を取った文化祭のクラスの出し物はオレ達が女装する『メイド喫茶』!!
で、そこからまた、ドキドキする事がオレに振りかかるのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 16:07:36
1922文字
会話率:25%
電車に乗り合わせた……“髪に一条の白髪がある”進学校のJKをまつ毛にマスカラを塗る振りをして熱く見つめる“ちょっとだけハジケてる”JKのお話ダヨ(*^^)v
最終更新:2023-04-21 16:17:34
647文字
会話率:0%
進学校に進んだ蒼生は平穏な学校生活を望んでいたが、すぐに崩れてしまう。目の前に現れた美少女にクラス中から注目される。予想外の展開に慌てしまうが、その美少女は蒼生がよく知っていた人物だった。蒼生が思い描いていた学校生活とはどんどんと異なってい
くが、それは彼女が望んでいた蒼生の姿を取り戻してもらう為の行動だった。少しずつ進展してきた矢先にまた新たな人物が現れて蒼生が想像して生活が更に大きく変化をする事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 00:03:07
159196文字
会話率:50%
進学校である矢代高校に通う守澤知波と、クラスメートの塚本涼々夏らによる、友情の垣根を越えた純情物語。
最終更新:2024-03-20 18:00:00
69006文字
会話率:78%
日常以上、事件以下、毎日が大変!
日々のできごとがオカシイ。
受験、恋(?)、100年を超える伝統進学校に来たはずなのに……。
最終更新:2024-03-10 09:16:36
188026文字
会話率:34%
自称進学校に通う「俺」はある日奇怪な体験をする
最終更新:2024-03-07 23:53:14
2814文字
会話率:19%
幼馴染と共に進学校に入学したけど、色んなもの目のあたりにして初めて経験する。部活動、勉強、友人、そして、恋愛も、、、
最終更新:2024-02-23 16:18:46
3081文字
会話率:69%
「私がずっと、しょうちゃんの傍にいるから--」
幼い頃両親を亡くし、妹とたった二人になってしまった俺を慰めるように、幼馴染の彼女はそう言った。
その後母と親交の深かった彼女の母--要(かなめ)母さんの厚意により、俺と妹は彼女の家で暮らすよ
うになる。
それでも俺達の関係は変わらず、何をするにも彼女と一緒という、変わらない毎日を過ごしていた。
けれど中学三年の夏、俺--地原小吾は事故に合ってしまい、全身打撲、下半身不随という重体を負ってしまう。
失意の中入院生活を送る日々を送っていたある日。とある出来事によって俺達は離れ離れになってしまった。
--それから一年半後、俺は名門進学校の『九条学園』へと編入する事になった。
だがその学園には幼馴染の彼女がいて--折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 04:57:50
187346文字
会話率:48%
高校時代。
望まなかった学校に望まれた生徒として迎え入れられ、
「彼」の青春はそうして入った自称進学校と共にあった。
進学実績のみを追い求める教師陣。
学校を盲信する保護者達。
この狭間で板挟みになる「彼」の奮闘記である
最終更新:2024-02-12 13:39:27
35746文字
会話率:33%
県内屈指の進学校に入学した古関黒斗は、波風立たない平穏な学校生活を送るはずだった。しかし古関のクラスに品行方正、完璧主義、誰が何を言おうが絶対的容姿を持ち合わせた幼馴染み、堀北清香の姿があった。古関は彼女との関係性を切るべく苦悶苦闘してい
るが、そんな古関をよそに接点が多く紡がれていく。
「幼馴染みに恋を落ちること?そんなのあるわけ無いだろ、そうだ、違う断固としてない。そんなデータないだろ、どこかのラブコメじゃあるまいし。」
――まあ俺の仮説ならば、幼馴染み=恋とは詭弁である
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 12:19:29
23814文字
会話率:50%
秋山律は日本有数の進学校に在籍する2次元を愛すべきオタクである
そこでオタク生活を目標に穏やかに生活するはずが、様々な問題やトラブルに見舞われる
俺のオタク生活はどこへ行った⁉隣の席の白星美波の尋問により怪しまれ今後の学校生活を注意しなけれ
ば、
今後の学校生活はどうなるのか⁉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 09:17:44
557文字
会話率:63%
とある進学校に通っている、普通の女子高生「四条真愛」。
不思議な光に導かれた先は、異世界で!?
魔物が跋扈し、不安を募らせるその世界で、真愛は伝説の勇者の来訪だと告げられる。
「ありえないよ……」
そう呟く真愛だったが、彼女の中には凄まじい
魔法の才が眠っていた!?
この作品は「カクヨム、ノベルアップ+、ノベルピア」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 21:03:43
144709文字
会話率:30%
主人公は高校一年、桜庭拓人(さくらばたくと)。顔は中の上くらいで勉強に関しては、中学の時に県トップになったこともある程出来るが、私立の進学校の入学直前にある出来事がきっかけで、仕方なくそこより多少レベルの低い公立の高校に通うことになった。
一年の一学末のテストが終わり、休みに入ろうかという時、屋上で昼飯を食べていると、同じクラスの春川陽菜(はるかわひな)とその女子友達の話し声が聞こえてきて、自分が近い内に春川から罰ゲームとしてウソ告白されることを知る。
その彼女達の企みにわざと引っかかった振りをして、最終的に痛い目を見せてやろうと拓人は考える。
しかし、嘘の関係で付き合っていく内にお互いを意識しあっていく。そんな中、再び屋上で彼女達の話し声が聞こえ………
カクヨム内週間ランキング恋愛部門 最高23位獲得
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 04:00:00
37255文字
会話率:57%
大学教授と女優でモデルの女性が結婚し、可愛い男の子が生まれた。名前は早乙女麗人(さおとめれいと)。何処に行っても『可愛いお嬢さんですね』と言われたらしい。五歳の七五三の時には、女の子は三才と七才ですよと宮司に間違われたくらい。
そんな子
が小学校に入ると先生から良く女の子と間違われていたり、男の子から苛められたり、何故か女の子からも嫌われていた早乙女麗人。父親は、そんな自分の子を見て隣町の道場に通わせる。
やがて中学に入り、背も高くなったけど、綺麗な肌で可愛い顔立ちが綺麗な女の子の顔立ちにもなって来た。
中学を卒業するまでには、多くの男子から告白される事に。でも麗人が男と分かると、彼を苛めようとする男子が現れたが、小さい頃からやっていた武術で簡単に撃退。
でも女の子からは誰も声を掛けてくれなかった。何故か皆決められたように一定の距離感で接してくる。苛められる訳でもないから良いのだけど。
そんな麗人にも親友が二人いる。二人共、小中と一緒の小早川健吾(こばやかわけんご)と東雲雫(しののめしずく)。いつも学校では三人で居る仲の良い友達。
そんな麗人が親友二人と高校に入った。まあ普通の進学校。決め手は三人の家から近い事。麗人、健吾と雫と一緒に平和な高校生活を望んでいたのだが。
カクヨム様にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 07:00:00
122097文字
会話率:56%
両片思いの男の子と女の子が相手に何とか告白させようとする高校生の物語です。
俺九条慎之介は部活には入らず毎日放課後は図書室で本を読んでいるかその日の復習をやっているという一見真面目な高校一年生。
県下一の進学校に入学し目指すは有名国
立大学。……なんて事は思った事もなく。
中学時代の友人が一緒に受験しようという事で受験したが、あいつは落ちて俺は受かった。
だからこれといってまだ話す相手もいない。でもボッチではないと思っている。
人間嫌いではないが人との交遊関係に無頓着な所は有る。要はどうでもいい。
そんな俺に図書室で声を掛けて来た女子生徒がいた。高原綾香。学年一の美少女であり成績トップの才女である。同じクラスだが、教室内で会話する事はない。
彼女は当然モテる。毎週の様に告白されては断っていた。理由は好きな人がいるからという理由で。
最初は図書室の端で何気なく会話していただけだった。やがて二年になると休日にデートをするようになる。それを同じ学校の生徒に見られた。
最初はお互い火消に回ったが、ある男の子が彼女に告白して来た。それも皆の前で。
彼女はやんわりと断ったが、男が俺の名前を口に出した。当然受け流した。
休みのデート中にその男と会ってしまった。次の日から注目の的に。だが、どちらからも告白はしていない。
何とか相手から言わせようとするお互いの駆け引き。高校卒業までに相手に告白させようとする両片思いの物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 12:00:00
96190文字
会話率:62%
俺は神城雫。今年この地域では有名な進学校大竹高校に入学した。入学してからは高校生活を平穏に過ごす為、目立たない様に注意をしている。もちろん陽キャではないが陰キャという程でもない。
俺には下坂若菜という幼馴染の女の子がいる。幼稚園からこ
の高校までずっと一緒だ。僕よりずっと頭がいい。
高校に入ってからは、中学時代からの友人川平良太と下坂若菜で平穏な日々を過ごし高校デビューとしては成功したかにみえたが、学年一番の美人早瀬真理香が俺に近寄って来た。
それだけでも周りから注目を集めるというのに、氷の美少女と言われると東条春香まで俺に近付いて来る。俺の平穏な時間が消えて行く…………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 12:00:00
261833文字
会話率:62%
神代陸(こうじろりく)と那智大悟(なちだいご)と鏡月天音(きょうげつあまね)は幼馴染であったが、性格の違いから喧嘩別れしていた。
そして、進学校の三坂学園高校に全員が進学した。
その学校は成績でクラス分けしており、陸は最初はAクラスにいたが
、その言動から隔離されて番外組と言う葛西教頭自ら教育するクラスに二人の仲間と共に移動させられる。
それ以降、番外組は問題児の矯正クラスとして認知されるが、天音は好きな陸上を続けるために良い成績を残して親を説得しようとして中間試験を徹夜で頑張ったせいで試験中に寝てしまう。
その結果として番外組に行かされることになる。
そして、その日に女神エルティーナの勇者の召喚が始まった。
勇者の資格を持つのは大悟だった。
大悟がその召喚から逃げようとしたために、範囲を拡げて、結果として大悟と陸と天音と坂下健(さかしたけん)と沼口智子(ぬまぐちともこ)と古関慎也(こせきしんや)と瀧口茜(たきぐちあかね)は異世界のジェイド王国へ転移させられた。
大悟は魔獣の人族への大進軍を阻止する為に呼ばれたのだ。
この異世界には八大魔獣がいて、それが魔獣を集めて人族を滅ぼす為に動き出したのだと言うのだ。
慎也と茜は女神エルティーナに良いように見られて、それぞれ、勇者になった大悟とともに賢者と神官のスキルを貰う。
それに反して、勝気な鏡月天音(きょうげつあまね)は反抗的に罵り、ヨイショと要領のスキルがあるのなら私にくれたら話し合いをして終わらせますと陸が言ったのがどちらも癇に障ったらしくて、それならと陸と天音と健と智子とともに魔獣の世界に強引に魔獣として転移転生させられた。
陸達が気が付くとそこは八大魔獣の最強と言われる全長数キロを超える大陸ドラゴンの背中だった。
しかも、その背中に寄生する魔獣に転移転生させられたのだった。
そして、神代陸(こうじろりく)はその背中で魔獣達との話し合いどころかスローライフをしようとしていた。
まさか、それがいずれ魔獣達を糾合して逆に人族を滅ぼす頭脳の立場になると思わずに。
一日一回ぼちぼちと投稿していきます。
宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 17:00:00
228578文字
会話率:44%
地元で有数の進学校入学からはや3年...。卒業を目前に控えた主人公を襲うのは学校丸ごとの異世界転移。
目覚めた先は異界の星のとある列強国ーーヴァルガンティア帝国
異なる文化、異なる技術、異なる種族。
全てが初めてで、何処か懐かしいこ
の世界で彼に突き付けられたのはともがらの血と欲望に満ちた他列強からの宣戦布告。
「いい加減にしろよ...、クソ共がァ...」
彼は棄てる。---己の過去を。 両の掌(てのひら)に残るは復讐となお棄てられぬ夢。
そして、彼は創る。---屍の山と消えない呪い、栄光の階段と数ある永遠の形を。
その果ての星海で彼が見るものとは...。
文明を加速させるサイエンス・ファンタジー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 00:42:34
14598文字
会話率:32%
進学校で唯一の不良と呼ばれる神山くんと偶然会った場所は、目と鼻の先にある喫煙所。
この作品は、pixiv、カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2023-11-30 22:56:26
3688文字
会話率:25%
駅伝・マラソンにありったけの青春をぶつける少女たちのリアル奮走記。
はち切れんばかりの元気とポジティブさで駅伝に情熱を注ぎ、五輪女子マラソン金メダリスト・蛯名マリアに憧れる牧原めぐみは、高校駅伝の聖地・都大路を夢見る少女。駅伝だけ弱
い陸上名門校で苦境と闘いながらも、“奇跡”を起こす男・三浦や“怪物”少女・未来らと出会い、仲間たちと共に型破りなランナーに成長していく。
一方、お嬢様系超進学校に通う松永未来は、母を誇りに思う、正義感の強い女子中学生。元実業団コーチで塾講師の三浦にランナーとしての素質を見出された彼女は、英才教育を受けながらその才能を磨く。学校では陸上部創設に悪戦苦闘しながらも、めぐみや生涯のライバル・葵明日香らに刺激を受け、徐々に真の“怪物”へと進化していき……。
実業団コーチとして無名のマリアを発掘し、育成した三浦航星は、ある事件を機に自ら陸上界を去る。傷心のうちに故郷・静岡に戻った三浦は、塾で働く中で亜希子・未来母娘と出会い、人間性を取り戻していく。そして未来の素質を磨き、世界へ送り出すべく密かに指導を続けるが、高校の講師として赴任した高校でめぐみと出会い、運命の選択に迫られる。
3人それぞれの道が、“駅伝”という舞台の上で熱く、激しく、時には切なく、そして眩しいほど鮮烈に交錯していく。
果たして3人の夢が叶う日はやって来るのか。
夢へ向かって走り続ける者たちの闘いと人間模様を、陸上経験者の筆者がかつてないほどリアルな展開で描く、青春スポーツドラマ。
陸上、駅伝・マラソンファン待望の大河リアルストーリー『セカンドウインド!!』ここに号砲!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 02:00:00
20540文字
会話率:29%