「当店の一番人気のチョコレートですよ。『恋が叶うチョコレート』です。」
「へえ、そうなんですね。美味しそう。」
和葉はチョコレートから目を離さずに答えた。
『恋が叶うチョコレート』という部分はスルーだ。私は美味しいチョコレートが食べられれば
それでいい。
「はい、ぜひ彼の口に入れてあげてください。『あーん』が一番望ましいです。」
「や、日持ちしなそうだからまた来ます。」
イケメンに間近でウィンクされ、白旗を揚げた和葉はチョコを買った。まあ自分で食べるか、お隣さんにあげればいいよね、と。
ひょんなことから仲良くなったマンションの隣同士の話。
マイペース女子と振り回され体質の男子。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-15 19:00:00
97091文字
会話率:47%
人と、人ならざるものと、それから魔法が混在する世界にて。
世界の悪と混沌を象徴する悪魔が、今日も今日とて己の食欲と暇つぶしのために美味しそうな人間を美味しく食べていくお話。
「ワシを満足させられる人間などそうはおらん。光栄に思うがよい
わ」
「なら美食家なお悪魔サマはいつか飢え死にしそうだね」
──というわけではなく。
正義のヒーロでもない、悲劇のヒロインでもない、とある国で生まれたとある酔狂な人間が、弱肉強食の世界でただ弱肉強食していくお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 21:16:47
68863文字
会話率:35%
「おまえは本当に卑しい子ね! だから婚約者にも捨てられるのよ!」
子爵令嬢ミーナは、いつもお腹を空かせていた。
幼馴染である婚約者は、いつまで経っても見た目が子供っぽいミーナとの婚約を破棄し、義姉と結婚すると言った。
ある日、空腹のあま
りピクニックでお弁当のサンドイッチをつまみ食いしようとしたミーナは、継母に咎められ、森に置いていかれてしまう。
森で魔物に襲われそうになるけれど、騎士が現れ助けてくれた。
更に騎士は、お腹を空かせているミーナに食事をごちそうしてくれる。
「ああ……美味しい。こんなに美味しいものを食べたのは初めてだわ。お腹いっぱいで、幸せ……」
久しぶりにまともな食事ができた安心感で眠ってしまうミーナだけど、翌朝起きると子供のようだった見た目から少し大人に成長していて……?
美味しそうに食事する姿に騎士たちは胸を打たれ、どんどんミーナに食事を与えていく。
「君の幸せそうな笑顔を見ているだけで、俺たちは不思議と元気になるよ」
いつも空腹だったミーナが、優しい騎士たちと出会い、お腹いっぱい食べて幸せになるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 06:18:10
12106文字
会話率:52%
中学生の男の子が、親と喧嘩をして家を飛び出し、食べ物を求めて店屋を訪れる
その店屋の店名は古い文字で、ふくまんじゆう、という読み仮名が振られていた。
福まんじゅう。その名の通りの美味しそうな饅頭を、その男の子はつい盗んでしまった。
後日、
その男の子が謝りに訪れると、その店屋は警察に突き出すつもりはないと言う。
売り物を盗られたのに、警察に届けなかったのは何故なのか。罪を償う方法は。
全ては、その店屋の店名に書いてあるという。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 05:30:33
5320文字
会話率:13%
妖怪にとってものすごく美味しそうな青年が人外と戦ったりする話。
あと、拾った蛇(アルビノヤンデレ美少女)に無許可体液混入で人間卒業させられそうになる話。
この小説はハーメルンにも投稿しております。
URL https://syosetu.
org/novel/229714/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-23 00:42:02
939519文字
会話率:42%
お菓子作りが好きな滝君は、クラスの中では目立たない人物だった。男の子がお菓子作りをするのは変だと思われているからだ。そんな滝君のお菓子を食べてくれるのは、明るい女子のレイさんだけだった。
そのレイさんが、ハロウィンをキッカケに「みんなに
お菓子配ろうよ!」と言い出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-05 01:37:18
3738文字
会話率:49%
仕事のストレスがたまると『ガチャ』がやりたくなる朝子さん。
好きなのは『食べぐるみ』見て触って『ゆるかわ美味しそうな物』のコンプリートを目指しています。
最終更新:2022-12-26 19:22:25
2219文字
会話率:32%
金髪碧眼美少女アメリアさん。
ひょんなことから彼女とランチを一緒にするようになってからというもの、
美味しそうに食べる姿で俺のメシがウマくて仕方がない。
そんな学園から一歩外に出た2人の、なんてことのない日常の食事風景。
【注意事項】
こ
の小説にはメシテロ要素が含まれています。
お腹が空いても大丈夫なときに読むことをお勧めします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-31 18:00:00
14287文字
会話率:30%
この題は、あんまり食べ物が美味しそうではない。何とか、美味しそうに感じることが出来る話を、考えてみた。
キーワード:
最終更新:2022-08-05 23:49:05
341文字
会話率:17%
築2年地縛霊付きワンルームに住む俺は、ラジオを目覚ましにして起床している。
首吊り女や白骨死体などのの幽霊達をスルーしてコーヒーメーカーでいれたコーヒーを飲む出勤前の朝。性格の悪いラジオ番組はエッグサンドが美味しそうだったので電子レンジでゆ
で卵を作る事にした。
幽霊の声と行動を無視して電子レンジを作動させる事で起きてしまった異常事態。
そして俺は友達と消防士にめちゃくちゃ怒られ、白骨死体女幽霊を押し倒す花魁幽霊が気になっているのだった。そしてこれだけは言える。ラジオ番組が悪いと断言できる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 14:48:25
2082文字
会話率:11%
「ん? 俺の顔に何か付いているか、アシェリー?」
「い、いえ! 何でもありません」
貴族学校のとある昼休み。
今日も私が手作りしたクッキーを、美味しそうに頬張るルイス様の横顔にうっとりする。
ルイス様は我が校で地位・名声共にトップと
言っても過言ではない公爵令息で、孤高な狼を彷彿とするその風貌は、対峙する者全てに畏怖の念を抱かせるほど。
……だというのに、甘いものに目がないなんて、何というギャップ萌えッ!!
ああ、できれば卒業してからも毎日、ルイス様に私の作ったクッキーを食べていただきたい……。
い、いやいや、何を調子に乗ったことを言っているのよ私!
それってつまり、ルイス様の、こここ、婚約者になるってことでしょ……!?
無理無理無理!
私なんかじゃ絶対無理よそんなのッ!
「ようアシェリー!」
「ちょっと今よろしいですか、アシェリー様」
「え?」
その時だった。
侯爵令息のブライアン様と、男爵令嬢のヴァネッサさんに声を掛けられた。
「あ、はい、私は大丈夫ですけど、どうかされましたか?」
「まあまあ、詳細は後で話すから、とりあえず一緒に来てくれ」
「さあさあ」
「え? え??」
有無を言わさず二人に手を引かれる私。
いったいどこへ!?
「ルイス様、ちょっとだけアシェリーを借りてきますよー」
「う、うむ」
「??」
何故私を連れていくのに、ルイス様に許可を??
そして私が連れてこられたのは、体育館のステージの上。
昼休みの体育館は、スポーツに興じる生徒たちで溢れかえっていた。
みんな急にステージに現れた私たち三人に、好奇の目を向けている。
「あ、あのぉ、ブライアン様、そろそろ何をなさるおつもりなのか、伺っても?」
人前に出るのは苦手なので、いたたまれないんですが……。
「オウ、ずばり今からオレたちがやるのは、『婚約破棄ごっこ』だぜ!」
「ですです」
「婚約破棄ごっこ???」
とは???折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 21:02:44
3173文字
会話率:42%
異世界の食べ物って、美味しそうだと思いませんか?
最終更新:2022-06-17 17:15:03
934文字
会話率:0%
幼稚園の帰り、優子はパン屋のタナカの前でレーズンパンの残りを数える。10個以上、残っていれば、悪い風邪が来るのを知っているからだった。ある日、数えると10個のレーズンパンが残っていた。悪い風邪が来る、と知った優子は慌てて家に戻る。そこに愛犬
のペロがいきなりじゃれつく。お菓子をねだってのことだった。それでうがいと手洗いを忘れた優子はその夜に熱を出し、真夜中、病院に向かう。その後、3日を過ぎて優子の風邪の症状は落ち着きをみせるも、未だ寝込んでいる優子に母親がスープと一緒にパン屋のタナカのレーズンパンを運んでくる。優子は勇気を出して店に残っているレーズンパンの個数を聞くが、母親は「10個だった」と答える。悪い風邪が続くことに落胆する優子だったが、続けて母親が「美味しそうだったから、お母さんも一つ買ったの」と言い、残りが9個になったことを知る。悪い風邪はもう来ない。そうと覚った優子は明るい声を立てて笑い、冬の陽に照らされて部屋は紅色に染まる。しばらくして、優子の街からは悪い風邪はいなくなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-15 13:00:00
1706文字
会話率:26%
10畳ない一間にちゃぶ台を囲んだ4人の家族いた。
「ねぇねぇお母さん!お父さん!」
テレビに向かい合って座っているのは小学生の実(みのる)。
「コロッケってのは、肉より芋だ。精肉店のコロッケなんて邪道だ」
テレビに文句を言っているこの人
が俺の父親。
「あら、カニクリームコロッケですって。本物のカニかしら」
実の呼びかけよりもテレビのカニクリームが本物のカニかどうかの方が今は重要らしいのが俺の母親。
「わぁ〜美味しそう!これが有名な山村精肉のコロッケなんですね!」
そしてこの元気な声はテレビのリポーター。
さて、時として子供とは残酷なものだ。
好奇心ゆえに、
「ねぇねぇ、どうしてオジさんっててっぺんだけ髪がないの?」
とか、
「ねぇねぇ、どうしてオジさんは道で寝てるの?」
などと、平気で聞きにかかってくる。
だがしかし、俺は長男だ。弟であるお前の疑問は全て受け止めたいと思う。
さぁかかって来い弟よ!俺は兄として、峰山家の長男として、お前の全てを受け止めてやる!
・・・と、これが、(決して)貧乏(じゃない)峰山家の今月のお話。
「見てー!兄ちゃんがテレビ出てる!」
半分に切られていないまぁるいコロッケを頬張る実、
「やっぱりカニクリームコロッケはカニバサミがついた本物じゃないとね」
カニバサミを持ちながらコロッケにを食べるのが母親、
「やっぱりコロッケはジャガイモより肉だ。牛肉に限る」
肉汁の旨味を堪能しているのが父親、
「月刊スター発掘!好評発売中」
そして、この声がテレビの中の峰山家長男の俺。
これが、消して貧乏じゃない峰山家の来月の話だ。
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スター街道 ~決して貧乏じゃない峰山家長男の俺~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 21:33:36
1679文字
会話率:47%
隣のたらこは確かに、間違いなく、わたしのたらこよりも赤くて、でっかくて、美味しそうだった。
最終更新:2022-05-12 18:44:05
2082文字
会話率:26%
あいすって不思議な言葉じゃないですか?
冷たくて暖かい。
とっても美味しそうです。
最終更新:2022-04-22 01:46:34
226文字
会話率:0%
俺、森 孝之(たかゆき)、社会人1年目の18歳。
一人暮らしをはじめた俺のアパートは、仕事を終えて帰宅する頃、なぜかいつもカギが勝手に開いている。
「今日もお仕事、大変だったね」
アパートにいるのは、まだ女子高生の幼馴染、山本 彩(あや
)。
彼女は美人で、料理はうまい。玄関には、美味しそうなお味噌汁の匂いが満ちている。
幸せそのもの。何か問題があるとすれば。
「彩、お前、また勝手に入ったのか! カギかけてたのに、どうやって?」
「それは、秘密」
「いい加減に、やめてくれ!」
「じゃあ、合カギ、くれるの?」
そう言われると、俺はタジタジになってしまう。彩はいつも勝手に俺のアパートに入り込み、夜になるまでいる。
「ごはん、美味しいでしょ?」
「そうだな」
「じゃあ、明日は何にする?」
「明日も来るのかよ!」
家が隣同士の、幼馴染のときと同じように。
だけど実家にいるのと、二人きりでいるのはまた違う。
それに彼女は俺より一つ年下の17歳、女子高生だし、彼女の気持ちもわからない。
俺達の関係って何なんだろうな……、そう思っていたある日、彼女がイケメンと一緒に帰っているのを見てしまった。
その翌日、彼女とケンカをした。その日を境に、彩は俺の家に来なくなってしまった。電話をしても出てくれない。
どうせただの幼馴染だもんな。そう考える俺だったのだけれど……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-10 06:23:54
21240文字
会話率:37%
世界的有名ピアニスト 杉野琴音が転生したのは、異世界の高位貴族だった。最初こそ戸惑った琴音だったが手に入れたスキルを駆使して冒険、学園と異世界ライフを楽しんでいく!魔物を見て「美味しそう!今日の夜ご飯ですわ!」これはちょっと変わったお嬢様
の物語。「魔物など剣の錆にしてやりますわ!」ちょっとかな‥。多分‥。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 11:46:01
113837文字
会話率:33%
料理人の俺が転生した先は加熱は電力のみの火のない世界だった!
料理に直火が使えないなんてとんでもない! なんとか火を使う技術を手に入れた俺は町の片隅で念願の食堂を開く。
しかしこの国はとにかく食事に興味がない。
表情を変えずに食事を
していくお客たちに自信喪失していく俺、そんな前途多難な俺の店に現れた客はとても美味しそうに食事をする軍人の女性だった。
料理に興味がない人々の住む世界で、一人料理に命を懸ける男の火力無双系異世界料理食育ストーリー。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 15:57:06
4369文字
会話率:33%
学園の卒業パーティーにて、友人の婚約者に絡まれたところを鬼才の騎士隊長と名高いアルバートに助けられた卒業生リーディア。
アルバートとは先輩後輩の関係だったが、あまり会話をしておらず、騎士団でご活躍しているし自分のことなど忘れているだろうと
思っていたが、なんとパーティに来ていたのは私に会うためだった!?
一体どういうことだと頭を回らすけれど何かした覚えもないし‥‥何か言われたらどうしよう
とそんな風に不安で胸いっぱいになりながらも、アルバート待つ個室へ入ると冷酷だと言われていた彼の手には美味しそうなお菓子が。
話してみると実は彼は性格を偽っていたらしく、本当は冷たい人なんかじゃなくてマイペースで優しい人だったことが判明。
「僕たち婚約していたから、明日から宜しくね」
しかも私が知らぬところで婚約が成立していた模様。
ーーーいやいや。明日から男爵家の私が侯爵家の跡取りの婚約者だなんて、そんなの急過ぎてついていけない!!!
そんなリーディアが侯爵家に住み込み、周りの人となんだかんだありながらアルバートに恋するお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-29 10:00:00
37107文字
会話率:26%