・登場人物の心理状態に重点を置いているために、ファンタジーの要素はありますが刺身のツマ、もしくは食用菊ほどしか出てきませんのでご注意下さい
何のために生まれたのか探しながら、
雨を降らせて地を固める--
本気で悩み、真剣に恋して、時にゆる
く。
とあるトランスセクシュアルのひと夏の不思議な出来事。
性同一性障害に悩む、身体は男子だが認識は女子の琉偉。
家族とカウンセラー以外にはそのことを隠して女子力高めの男子サッカー部員として高校生活を送っている。
脳の仕組みや感性の違いから男子特有のノリにも上手く合わせられず、幼馴染の莉仁への片想いもひっそり募らせるという、一見楽しくも悩み多き日々。
そんな琉偉が、ある日突然何故か雨を降らせる能力を手に入れる。
兄の日本語マニアの黎、これまた何故か雷を操る能力を手に入れた兄のサークル仲間の頼可に「なんだかよくわからないけど、とりあえずいいことに使おう」と諭され、三人はその力を使いご町内や学校のトラブルを解決していく。
そんな日々の中、琉偉の取り巻く環境にも様々な展開が訪れる。
それはまるで、
雨を降らせて地を固めるかのように……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-21 16:59:04
34864文字
会話率:52%
大切な人を失った、人物の心の葛藤を描く
最終更新:2017-01-05 07:27:42
876文字
会話率:0%
植物が主役の読み切り短編集の第二段。
《 樹花草綴り 短編集 弐期 》
短く繋がりなく刹那の樹花草物語。
樹花草綴りは四季折々の植物の心を描いたものです。
恋心一つとっても花や木や草ごとに違うものです。
悲恋もコメディもほのぼのも色々
書けたら嬉しいですが、更新は不定期です。
花言葉をモチーフにしたり色や形をイメージして書いたりと様々です。
物語は全て読み切り短編の為、章機能を使い更新していきます。
前の樹花草綴りが2周年を迎えこのまま短編として書いて行くととてつもない数になりそうなので、新しく書く分は《樹花草綴り 短編集 弐期》という綴りにまとめました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-12 12:00:00
2037文字
会話率:15%
二年前、神によって召喚された勇者と神の願いと共に転生した英雄が邪神を倒す。そして神との願いを果たすべく英雄は命と引き換えに世界を光で満たした。月日が流れた現在、一人の女の望みのままに再び異世界への路が開き大勢の少年少女が降り立つ。その中にか
つて“英雄”と呼ばれた者の生まれ変わりが存在することで静かに動き出していた歪んだ歯車と対峙することになる。
英雄と勇者は再び出逢い、世界を巻き込んでドタバタ騒ぎながら世界の問題を解決していきます。勇者と出逢うのも恋愛が絡むのも当分先になります。
序章は過去編。第一章から本編が始まります。
作風として色んな人物の視点を入れます。細かい描写や登場人物の心理等を書いていきたいと思います。
この小説は以前投稿したものの改訂版になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-07 20:00:00
331052文字
会話率:32%
この世界には、人間に紛れて人間離れした能力を持った化け物が暮らしている。
化け物は、自分の体をうまくコントロール出来ず、毎日苦痛と羞恥を覚えながら暮らしていた。何度も死にたいと思った。
しかし、ある日化け物の心を大きく変える人間に出会
う。化け物は、人間の優しさに触れ、かつて抱いていた思いも薄れていった。むしろ、楽しいとさえ感じた。この子は、自分が一生守ってやりたいと思った。
しかし、そんな日々に終わりが来たら、化け物はどうなってしまうのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-01 01:14:38
1731文字
会話率:0%
最高にグルービーでロックな人生を
歩みたいところなんですけど、世の中そうそう上手くはできてないみたい。
実に不毛。実に不快。実に辟易する。でもそういうの嫌いじゃない。
だって何かそういうのロックじゃん。知らんけど。
そんな馬鹿と三つの臓物
の心温まる物語。
温まるはず。分かったら鼻かんで尻ふいてママのおっぱい飲んでから地獄に落ちろゴミども。
俺は暇じゃないんだよ。ウソです。暇です。
だいたいそんな感じ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-12 09:00:00
9157文字
会話率:47%
仕事帰りはいい天気。
洗濯物の心配はない。
あの子は今日は喋るかな。
きっと今日から自由だよ。
最終更新:2016-08-06 00:00:00
793文字
会話率:0%
妖怪、その種類は上げていけばきりがない。
鴉天狗、白狼天狗、河童、鬼、吸血鬼、天邪鬼、その他にも多く確認されている。
さらにその種族から人に近い姿の人近妖(じんきんよう)か、本来の獣のような姿の純近妖(じゅんきんよう)かでも分かれる。
そん
な多い種類の妖怪だが、この物語は、覚(さとり)と言う妖怪の話だ。
覚妖怪は人間だけではなく、妖怪にまで忌み嫌われる妖怪という少し哀れな妖怪である。何故嫌われるのか。その理由は第三の目にある。彼らは第三の目で生き物の心を読むことができるのだ。それは互いに嫌な気分になるであろう。読まれるものも読む者も、相手の心の内は大半穢いものであるし、それを知られるのも気分が悪い。
そんな恐怖対象を奴ら人間が放って置くだろうか?
いいや、徳を積んだ善人ですら殺せる奴らが脅威を放っておくはずはない。
奴ら人間が作りだした悲劇は数知れず計り知れしない。
『人間がいなければ』聞き飽きた言葉だ。
この物語も、そんな言葉を象徴しているといえる。
これは二人の人近妖の覚の話…最後の覚の旅の始まりである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-12 00:23:02
1000文字
会話率:43%
拙作「メーソンの野望」の前日譚。
麻咲イチロウは、剣士の家系に生まれながら、家業と父の期待を蹴って、心霊退治のプロとなった。
だが、父の弟子と再会したことがきっかけで、生家に対する執着が復活してしまう。
現代ファンタジーの世界観を利用して
抽象的に描くことで、誰もが抱える、克服すべき倫理の克服し難さにおける、希望の到来を暗示することを目指した、初期筆者の意欲作。
某実写作品の二次創作として「FC2小説」御中に上梓したものから、
筆者の創作による要素のみを抽出し、登場人物の心理描写を加筆することにより誕生した、
「ペンスピナー 麻咲イチロウの事件簿」シリーズ “真の”第一作目。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-05-28 02:37:19
35759文字
会話率:37%
幼い頃から時々、動物の心の声を聞くことのできる主人公は、三学期の終業式の帰りに半獣半人のレプンクルという存在に出会う。
最終更新:2016-02-11 01:39:56
78377文字
会話率:44%
時は太古に遡る。
地球に多くの隕石が落ちた時、もともと地球にはない鉱物がおちたそうな。
その鉱物は生き物に非凡な力を与えるものであったそうな。
その色とりどりの鉱物は、色で異なる力を与えた。
ある石は持ち主に生き物の心を読む能力を与え
、ある石は持ち主の姿を消し、ある石は持ち主に時を操る力を与えた。
宝玉を使い、世界は平和へ向かうのか、破滅へ向かうのか....
過去・現代・未来.... 時代を越えた戦いが今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-31 07:29:30
9528文字
会話率:64%
『――万物には魂が在り、心が在る』
人工物の心を理解し会話することができる主人公、九条悠真はその力のせいで周りから気味悪がられる日々を過ごしていた。そんなある日のこと、突如学園で最も美人な先輩が主人公に会いに来る。その先輩が持ちかけた話
とは……
『私と一緒に部活を作らない?』
その部活とは、《異能》で困った人のために行動する、奉仕探偵部だった! 主人公たちは自らの異能を駆使して、次から次へと依頼を解決していく。ハーレム学園ラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-20 18:10:20
26034文字
会話率:68%
とある小さな村に生きる少年たちのお話です。
村では独自の慣習があり、村人のほとんどがそれを受け入れており、
そんな中で暮らしている神を盲信する少年と、
神と少年を嫌悪し遠ざけようとする少女の恋愛ものです。
登場人物の心理描写がコロコロ変わ
ります。
**が視点切り替えのサインです。
書き直しをした部分があります。
2014年8月以前に読んでくださった方で今後も読み続けてくださる方は、
読み直しをされると、違和感なく読めるのではないかと思います。
※たまに残酷っぽい描写が入るかもしれません。
嫌いな人や苦手な人はブラウザバックお願いします。(R指定は念のためです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-08 21:24:22
76845文字
会話率:17%
天然で毒舌・悪口のために友達がいない人物の心境
最終更新:2014-02-05 10:57:25
2123文字
会話率:69%
幽歴148年――
世界を破滅させた未曽有の大災害から約一と半世紀。
朽ちた世界は生き残った血肉を蠢かすようにして、緩やかに緩やかに深すぎる傷を再生させつつも、破滅が残した爪痕は未だかつての人間社会を瀕死に追い込んでいた。
全人口の半数を
遥かに超える人類の“消滅”。
全世界都市圏の決定的な破壊。
それまでの生態系を全く覆す謎の化け物の跳梁跋扈。
あらゆる生物の心身を侵す未知のエネルギー、エーテル。
――そして、かつての人間として持てる個体の力を遥かに超える存在、魔法の出現。
まだ見ぬ怪物に怯えながら闇の中を手探りで歩むように頼りなく、弱々しく、それでも新たな秩序を作り出しながら人類の時間が進む、そんな時代。
これは一種の獣に還ろうとする、あるいは新たな化け物になろうとしているのかもしれない人類の道を思い思いに探す、魔人達の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-10 18:38:12
1985文字
会話率:6%
禁止映像というフェイク心霊ドキュメンタリーを見ていた私は本物の心霊を見つけた事でその霊につけ狙われることになる。
最終更新:2013-08-06 20:00:00
12704文字
会話率:27%
これは、世界から言葉が失われ、文明が衰退し、世界が終わりに向かって行く中、世界に言葉を取り戻すという宿命を背負った二人の男女、タケシとマヤの愛と成長の物語である。幼くも互いに惹かれあっていた二人は、ある不幸な事故のために、パラレルワールド上
の別々の世界で生きなければならなくなってしまった。二人は、何とか再びめぐり逢おうと必死に互いを捜し求め、困難を乗り越える過程で、互いへの思いを育み、人間として成長していく。そして、遂には再会を果たし、二人の力で世界から失われた大切な言葉を取り戻す。
物語は、全第三部で構成される。
第一部「言葉が現れる時」は、マヤと飼い犬達のエピソードである。犬達は、不幸な事故でタケシと引き離され、天涯孤独の身にもなってしまった飼い主を、何とか救おうと奮闘する。犬達は、危険を冒してパラレルワールドを移動し、トランクルームという施設で十分に目覚めていないタケシとマヤをつなごうとする。
第二部「昼の時代 太陽の日々」は、マヤとエイジのエピソードである。エイジは、叔母の頼みで、事件に巻き込まれた可能性のあるマヤと、郊外の洋館で一緒に暮らすことになる。エイジは、彼女を愛しつつも、保護者として、別れた妻を陥れ、さらにはマヤに迫ろうとする危機に本人には知られることなく静かに立ち向かう。
第三部「確かなもの」は、タケシと「歳の離れた男」、Tのエピソードである。幼少時に、母親との関係で心に深い傷を負ったタケシは、Tから何を学んでよいかも分からずに、彼に会いに行く。そして、Tと過酷な生活を共にする中で、傷を癒し、生きて行く強さや痛みを学び、大人の男に成長する。そして、遂に言葉を現わし、世界を救う。
なお、全第三部を通じて、世界が終わりに向かって行く過程と、北欧神話で語られるラグラノク(神々の黄昏)を登場人物の心情や異常現象としてオーバーラップさせることで、時代背景や生活環境は違えど、時代を超えて共通する言葉と人の関わり(言葉に込める思いや生き様)を表現しようと意図している。
※「星空文庫」と重複投稿する予定です。
※「dNoVeLs」と重複投稿する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-22 22:21:44
138558文字
会話率:24%
いつものように、MMORPGであるロスト・タクティクスをプレイしていたあたし、鈴村雪は、自分がゲーム内のキャラクターになってしまっている事に気が付いた。どうやら、ありがちなデス・ゲームが開始した訳ではなさそうだが。休む所、食べる物の心配がな
いのは良いんですけど、一番の問題は、性別変わっちゃってるんですけど!!鈴村雪改めへたれ魔術師カイン・ファーロットの、どたばたした日常生活。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-29 04:01:45
74267文字
会話率:29%
異世界平安絵巻。主人公、加賀美は大納言の六の姫として生まれるが、母の身分が低い為、神官の元に預けられ、父と大納言が他界した後、巫女となる。加賀美は他人にはない能力を、持っていた。加賀美をいつも守ってくれる、渡り、従兄の継俊と共に、呪術師の真
部人麻呂に立ち向かう。ちょうどその頃、都では月の姫という得体のしれない姫に、貴族の男君が求婚しては、無理難題を押し付けられ、臥せる者まで出ていた。町の衆では、土塀修理の九、屍運びの蓮などに出会う。加賀美と渡り、継俊の三人の心の動き、触れそうで触れない微妙な関係。蓮の初恋のような、でも、まだ恋までいかない感情。登場人物の心が、事件と共に動く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-03 19:04:22
66336文字
会話率:38%
私は考えます。
「このモノは一体何を考えているのだろう」
私は決めます。
「このモノについて考えてみよう」
そういう小さなものの心情を書いた詩です。
最終更新:2011-09-20 18:12:58
2034文字
会話率:11%