身勝手な犯人に親友の命を奪われた航大は、母に連れられて参加した会合で、未来を見れない老人に絶望する。
自分が生きていく先の未来が、そんな大人達なら、親友の元にいきたいと願った航大に、母は未来を見せると約束してくれた。
次の日、航大は、母から
受け取った言葉を渡したくて、急いで学校に向かう。
航大が、向かった先に居たのは半年前に出会った犯人の妹である由梨絵だった。
親友を殺害した由梨絵の兄の事は許せない航大だったけれど、Sというサイトに匿名の誰かが投稿した情報のせいで未来を奪われた由梨絵の事は、ずっと気がかりだった。
航大は、未来の見れない由梨絵に「話をしよう」と言う。
そして、由梨絵の口から兄がつむぐを殺した動機を聞かされる航大。
身勝手だと思っていた犯人の輪郭の一部に触れた航大は、由梨絵に「未来に進もう」と話すのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 21:54:17
15008文字
会話率:45%
21世紀半ば、日本は本格的な移民政策を実行した。結果、賃金は減少し失業率は増加した。22世紀後半、AI・ロボット技術の急速な発展により、労働は一部の人間の特権になった。22世紀、佐藤リミカは学校で、後の史上最悪の犯罪者アシル・ノヴァクと出
会う。リミカはアシルと意気投合し、親友となった。ある日、主人公達が住む街で動物のバラバラ死体が発見された。後日その犯人がリミカの弟であることが明らかになった。弟は動機について「啓蒙」だと言った。啓蒙とは何なのか?そしてリミカとアシルがたどり着く先は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 23:40:00
2892文字
会話率:60%
ユフィ・アビシャスは辺鄙な村に暮らす、少しだけコミュ障で友達ゼロな女の子。
ユフィはとある出来事がきっかけで、回復魔法の使い手である『聖女』に憧れるようになる。
早速、山に引きこもって毎日のように回復魔法の練習に勤しむユフィだったが……。
「なんで私、攻撃魔法しか使えないの!?」
国ごと吹き飛ばせるクラスの攻撃魔法を修得するも、肝心の回復魔法はちょっとした切り傷を1時間かけてやっと治癒するという弱弱っぷり。
独学では限界があると、15歳になったユフィはイマジナリーフレンドの『シンユー』と共に、王都にある魔法学園への入学を決意する。
──ユフィは知らなかった。
この世界で攻撃魔法を使えるのは『男のみ』であることを。
女の身でありながらなぜか最強の攻撃魔法を使えるユフィが魔法学園へ入学した事で、人類と魔族が拮抗する世界のバランスが崩れ始める──という壮大なお話ではなく、ちょっぴり口下手で思い込み激しめな女の子が、『聖女様になって人気者になりたい……!!』という俗な動機で頑張るものの、色々空回りしているうちに伝説級のモンスターを消しとばしたり、学園に通う国の有力者の令息令嬢(美男美女)たちから無自覚に注目を集めたりするお話です。
恋愛はゆったりと進行します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 21:10:00
247226文字
会話率:38%
法月大起(のりずき ひろき)は心臓の病で妻を亡くしてからシングルファザーとして娘の佳織を大切に育ててきた。しかし、佳織が中学1年生の時、妻と同じ病が発病してしまう。
「見つかる確率は極めて低いが、ドナーが見つかれば助かる」
主治医にそう
言われた法月は、必死でドナーを探す。非合法の手段にも手を染めるが適合する心臓がなかなか見つからない。
悲嘆にくれて放心していたある日、法月に怪しい女占い師が声を掛ける。
「ドナーを見つける方法を知っている」
藁にも縋る思いで聞いた女の話は眉唾ものだった。
今自分が生きている世界とは別の世界があり、そこでなら適合者が必ず見つかるというのだ。そして、その世界へ行く方法もあるという。
娘を独り残していくことができないと法月は躊躇うが、都合が良い事に異世界へ行っている間は現世の時間は経過しないというから、渡りに船だった。
「適合者からはお前にしか見えないオーラが出る。すぐに見つかるとは限らないが、必ずいるから必死で探すといい」
法月はその言葉を信じ、ドナーを見つけるために転移後の世界をあてもなく旅をする。
適合者を発見する能力以外は特別な能力を授かったわけではないが、娘を救いたいという執念から魔物が闊歩する異世界で生き延びる術を、時折満身創痍になりながらも確実に身につけていった。
強い動機を持って過酷な旅を数年も続けているうちに冒険者としての実力が伸び、名を馳せるようにはなっていく。頼もしい仲間も何人かでき、法月は異世界を旅すること自体が少しだけ楽しくなっていたが、肝心のドナーは全然見つからず、娘を救いたいという思いも僅かずつながら徐々に風化していった。
そして、決定的な出来事が起きる。
異世界に転移した時に知り合い冒険者としての長年苦楽を共にしたマリーと、法月は結婚をしてしまう。
迷いに迷った決断だった。娘を裏切ることになるのではと散々思い悩んだが、独りでドナーを探し続ける精神力が法月には最早無かった。これも佳織のためだと言い訳して、マリーを受け入れた。
マリーとの娘アリシアが生まれ、異世界で家族円満に暮らしていくうちに、佳織への思いが少しずつ思い出になっていくのを法月は見て見ぬふりしていた。
そして、アリシアの13歳の誕生日。
彼女の体からオーラが湧き出るのを、法月は目撃してしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 18:26:14
3739文字
会話率:37%
死因:自殺。
動機:全てが面倒。
転生の理由:自称「神」の暇つぶし。
転生後の世界:魔法・モンスターありありのファンタジー。
転生後の強さ:無敵。
転生後の目的:死(難易度SSS)。
これは死にたがりのナオト君が、ただ死ぬために異世界
で奔走する物語。
結果、国最強とか、ドラゴンとか、魔王とか、倒しちゃったりするんだって。
面白いもの大好きの美少女冒険者とか、研究中毒者の女魔術師とか、その他大勢に絡まれちゃったりするんだって。
死にたいだけなのに、ナオト君、かわいそう(笑)。まっ全部、僕のせいなんだけどね!!もっと、皆を楽しませてね。ファイト、負けるな、ナオト君!
皆が神とか呼ぶ 僕より愛を込めて。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 11:00:00
48201文字
会話率:45%
召喚魔法とは別の世界で死んだ生物を呼び出して、戦力とする魔法である。
憧れの女性に振られたことで精神的に死んでいた主人公の増田は、そのタイミングで異世界に召喚されてしまった。
召喚したのはミュウという少女で、ミュウは母親を探す旅をするた
めに偶然増田を召喚したという。
初めは反発もあった増田だが、ミュウの動機に心打たれて旅に同行することになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 23:00:43
59861文字
会話率:58%
聖女を害したとして、悪行を重ねた公爵令嬢フレデリカの処刑が一か月後に決まった。動機は婚約者である王太子に近付いた聖女への嫉妬とされているが、それが真実とは思えない。食い下がって疑問を投げかける聖女と王太子に、フレデリカはこう告げた。「チャン
スを三回あげましょう。当てることができたら、素直にすべてを打ち明けますわ」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 09:08:17
12572文字
会話率:34%
「いけないことだとわかっていても、君のことを知りたいんだ」
高校の数学教師である香線寺は、担当クラスの生徒である花日野琳音の自殺で自堕落な生活を送るようになってしまった。毎晩見る夢を終わりにするため、香線寺はひと夏限りの淡く儚い恋を思い出
しながら彼女の自殺の動機、そして隠し続けた秘密を追いかける____。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 07:40:52
2499文字
会話率:37%
碧眼博士は、量子並行世界転移装置の開発に人生を捧げてきた科学者だ。彼女の助手、紫苑と共に、その実験に挑む。しかし、この実験の裏には、博士の個人的な動機が隠されていた。彼女は3年前に事故で亡くなった婚約者、天馬昴に再び会うため、並行世界で彼
を探そうとしていたのだ。
実験が開始されると、博士は意識を失い、目覚めると見知らぬ部屋にいた。そこは、彼女の知る世界とは微妙に異なる並行世界だった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 06:57:04
7855文字
会話率:39%
こんにちは! 私はモナミ。私は、幸せの国と呼ばれるこの国で結婚相談員として働いています。動機は単純でした。幸せの国の結婚はどんな幸せにあふれているのか興味を持ち、ぜひ携わりたいと思い本国を離れる決意をしました。世界各国がその動向に注目してい
ることもあってか、この国に暮らす人々は、幸せにならなければいけないという意識が強いように思います。その幸せを追求するバイタリティには驚かされます。しかし、誰よりも幸せについて考えているからこそ、悩みも深くなります。私が出会ったのは、むしろ幸せになれずにもがく人たちでした。結婚相談所に訪れる人と関わるなかで見えてきたのは、人はどんな生い立ち、経歴であっても、生きている限り、忘れられない挫折や解決の難しい問題を抱えてしまうものだということ。これは、そんな人たちと共に悩み、道を模索し、苦難に挑んだ二年間の記録となります。ぜひ追体験してみてください。あなたが幸せに生きるヒントが、きっと見つかりますように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-27 18:00:00
125102文字
会話率:57%
衰退した世界を立て直そうと天才級の才能を持つ者を集めている完全スカウト制の学園、「朝木ヶ丘学園」。その学園に、どんな才能で入学が許可されたのか分からない男子高校生小松 はじめはやってきた。しかし、校門を抜けた瞬間に意識が飛び、気付けば教室で
寝ていた。そこで出会った木護 あかねに、学園に閉じ込められたのだと聞かされる。
体育館に向かうと、ミミックと名乗る禍々しいウサギのぬいぐるみが現れ、殺し合いをするように言われる。殺人が起こった際、情報収集ののち学級裁判なるものが行われるという。
殺人なんて起こるわけない、そう思っていたのだがミミックの放つ「動機」によって本当に殺人事件が起こってしまう。そのことに動揺しながら情報を集め、学級裁判に備えていく、
はじめはミミックが作り出すこの絶望に打ち勝つことが出来るのか。
朝木ヶ丘学園に来ていたハズの松本 りょうまは目覚めると、なぜか南国だった。ここに来るまでの記憶と、自分の才能を忘れてしまったりょうまの前に、修学旅行の引率者というウサギのぬいぐるみ「ウサコ」が出てきて、皆と仲良くするようにと言われる。しかしここにも、ミミックが現れて「殺し合いをするように」と告げた。
「裏切り者がいる」という情報に動揺しながらも南国で過ごしているが、ミミックが提示した「動機」のせいで事件が起こる。
大人びた様子の少女、藤下 いのりをはじめとする仲間達とともに、再び絶望に打ち勝つことが出来るのだろうか。そして、いのりの正体とは――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 18:00:00
127693文字
会話率:44%
壊滅寸前の演劇部に四人の生徒が入部してくる、さぞや演劇部は楽しく活性化されると思いきや、演劇をやりたくって入った生徒はゼロだった!
彼らが演劇部に入部したけしからん動機を追いながら、空堀高校の日常・非日常を楽しく追いかける。
最終更新:2024-09-19 10:32:33
263240文字
会話率:39%
2030年。AIの暴走による大災害の後、地球は異世界と繋がった。異世界の技術が流入し、両世界間で盛んに交易がされていた。
そんな世界で世界経済を実効支配するメガテック企業ばかり狙うのは、信用詐欺師の黒田大河と、『元』【水の大聖女】アルハスラ
。
その動機は、『異世界の現地民を搾取するやり方が気に入らない』から。
だが、大河が詐欺を仕掛ける企業は悉く世界を揺るがす陰謀を企てており、図らずも何度も世界を救ってしまう。
そのせいで、大河は不本意ながらも世界中の権力者から狙われるようになる。
果たして、大河は悪徳企業を成敗し、逃げ切れるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 05:44:30
13435文字
会話率:43%
腰椎椎間板ヘルニア手術を受けて重い運動機能障害を背負うこととなったことで起こした5年にわたるヤブ医者との医療裁判の記録
最終更新:2024-09-03 15:10:48
2081文字
会話率:3%
2105年。その日、世界中に衝撃が走った。
15年後、銀河の中心から地球に向かって、隕石群が飛来する。しかも、その数は1000を超えると。
この揺るぎない事実を突きつけられた人類の対応は速かった。すぐさま地球政府が結成され、打開策が検
討された。3日間にわたる協議の末、地球政府が下した決断は、【ワームホールを製作し、星ごと移動する】という物だった。
計画の全容はこうだ。
8年前に、完成したばかりのワームホールを地球ごと覆えるサイズまで巨大化し、【くじら座タウ星】のそばに超遠距離移動。
隕石群が太陽系を通り抜けるまでの半年間は、そこに滞在し、隕石群が通り抜けた後、再度ワームホールを使って、地球圏に帰ってくる。
馬鹿げた希望だった。だが、人類に選択肢は無かった。第四次世界大戦間近と言われていた人類は、手を取り合い巨大ワームホールの制作に取り掛かった。
この15年間は、ある意味平和な毎日だった。
【壱弦ラグド《いちげんらぐど》】は、その束の間の平和を生きてきた。
少し刺激が欲しい。友人にはそう言ったが、本当の動機は【人々の記憶に残るものを作る仕事がしたい】だった。ハイスクールを出たラグドは、ワームホールを宇宙空間に設置する仕事に志願した。
「ラグド。このパーツを取り付ければ、ワームホールが完成だ」
「シモン。いよいよだね」
人類は予定通り、超巨大なワームホールを作り上げ、無事に【くじら座タウ星】のそばに転移することに成功した。
見慣れない空には、双星の惑星が輝いていた。
「無事ワームホールを抜けたようです! 成功です!」
「「おーーーー!!」」
地球政府の司令室は歓声に包まれた。あとは隕石群が通り抜けるまでの半年間、この場所で過ごせば良いだけ。計画は順調に思えた……。
が、不測の事態が起こる。転移したばかりの地球が双星からの攻撃にさらされたのだ。
広がる戦火。双星の惑星が輝く地で、ラグドは命をかけた戦いに巻き込まれていく。
「戦え! ラグド! 私と自分の為に!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 22:09:10
9999文字
会話率:61%
主人公、竹田千春は何故か命を落とし異世界と思われる場所で目を覚ます。
生前の記憶が曖昧なまま王様に魔王を倒して欲しいと言われるも、勇者として手に入れた能力は半透明になるという中途半端且つ役立たずの力だった。今の勇者が死なないと新しい勇
者が召喚出来ないという理由で命を狙われる千春。
殺意満点の騎士、裏切りの仲間、を何とかやり過ごし、そして妹、千冬の登場でこの世界がゲームの世界だということが発覚する。しかし、ゲームのバグかログアウト出来ずに閉じ込められる千春。
インフィニットオーサー。無限の作者と名付けられた、この攻略法がないゲームを千春はクリアし無事現実世界に戻ることが出来るのか?そして、千春をこのゲームに閉じ込めた本当の犯人、その動機とは?
※この物語はフィクションであり、実在する人物・地名・団体・国とは一切関係ありません。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
※カクヨム様、ノベルアップ+様でも連載させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 11:45:29
393297文字
会話率:57%
《栄養》×《ミステリー》
管理栄養士として、芦屋医大の精神科に勤務する宇田川舞(28)は、同大学院で、ヒトの食行動と神経についても研究している。
ある初秋の早朝、殺害現場を目撃した。
被疑者は白い寝間着姿の若い女。
川沿いのベンチで眠る
浮浪者の頸椎を、ペーパーナイフで一突。
舞は、夢遊病者による突飛な行動だと直感。
興奮神経の跳躍運動を行う《ランビエの絞輪》に注目した。
通報時に、舞の事情聴取を担当したのは、西宮警察署の喜多川俊子(27)。
被疑者の精神鑑定は、精神科医局長の錦城孝則(63)。
被害者の遺体の解剖は、荒垣壮太(38)が行った。
そして、被疑者の白い女の正体も、分かってくる……。
そんな折、大手製薬会社から新しい抗鬱薬が発表される。
考案者は、前述の錦城だった。
四年前から治験も実施されていた。
舞は、解剖医の荒垣に、押収品から桐花の指紋の分析を依頼。
荒垣は桐花の血液を手に入れて分析。新薬の主成分が出てきた。
だが、新薬の治験対象者リストに、被疑者の白い女の名はない。
リストを管理していたのは、院内の薬剤師、北島楓(31)だった。
新薬の主成分の副作用に、若年層の自殺願望や突飛な行動がある。
新薬の発売を確実にするため、錦城が、事実を隠蔽している可能性が高かった。
事件の謎を解くため、舞は、指導教員の精神科医、仁川優子(53)に相談する。
しかし、錦城への不信感が大きくなる中、錦城が脳梗塞で急逝した。
錦城は、献脳に登録していたため、迅速解剖が行われた。
舞は、錦城の胃の残留物から他殺だと考察した。
荒垣も錦城の他殺説を疑っていた。
舞が、管理栄養士の目線で、独自調査を続ける。
その結果、荒垣と優子には、錦城を亡き者にする動機があった……。
※作品内容はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 09:20:00
184642文字
会話率:37%
中学まで友達のいなかった玄間邦康は、高校入学を機に心機一転して脱陰キャを目指すことにした。玄間の思い描く、平穏な高校生活を送るために、暗い性格の自分を変えることにした。
しかしそんな目標は早くも崩れ去った。原因は隣の席の斎無紗奈絵という少女
だった。学年のアイドルと注目されている斎無だが、幸運にも玄間は彼女の隣席になった。
可愛くて社交的な斎無を見て自分とは住む世界が違うと感じる玄間であったが、放課後に斎無に声をかけられる。
斎無は玄間に告げる。「あなたが犯人ね」と。
自称名探偵を名乗る美少女に巻き込まれる、玄間の非日常的な高校生活が始まろうとしていた。
ミステリー未満、ラブコメ未満の学園青春物語が幕を開ける。
●椅子すり替え事件
新学期初日、斎無の椅子が何者かにすり替えられたらしい。しかもその犯人が玄間だと言い切るのだ。玄間は自分には身に覚えのないことだった。
二人はお互いに証拠・アリバイ・動機を確認していく。議論は白熱し、斎無との勝負の末、玄間は自身の潔白を証明した。
●タバコの吸い殻発見事件
緊急の学年集会が開かれた。生徒指導の教師が「この中にタバコを吸ってるやつがいる」と怒り出した。
この発言に興味を持った斎無は放課後、玄間を連れてタバコの謎を追う。
●屋上開放事件
斎無に巻き込まれて、学校に起こる不思議な事件を解決していくことになった玄間は、次第に斎無に興味を抱く。
彼女もまた玄間と親しくなろうときっかけを探っていた。人付き合いが苦手な玄間にはどうすればいいのかわからない。
斎無のことを知りたいと悩んでいると事件が起きた。斎無の机に謎の鍵が放り込まれていた。二人は鍵の正体を突き詰め、学校の屋上の鍵だと知る。
屋上に侵入した二人は、そこからの景色に目を奪われる。そして互いの胸中を明かす。その結果、二人はわずかばかりの友情を確かめ合う。
●結末
ミステリー小説が好きな斎無と玄間。二人は平凡な日常に飽きていた。二人はフィクションのような非日常を心のどこかで求めていたのだ。
斎無は退屈な日々から抜け出したいために、日常の謎を大袈裟に事件のように扱い、自分を名探偵だと名乗る。
玄間が目標に掲げる平穏な高校生活など実在せず、本当は創作のような学園生活を送りたいと思っていた。
二人は性格が真逆なようで本質がよく似ていた。そんな二人の不思議な関係が続いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 09:00:00
103703文字
会話率:56%
日本を食い物にしようとしたカルト組織は、主人公らの活躍で滅んだ。
かくして世界に平和が訪れる――かと思いきや、なぜか事態は悪化の一途をたどり始めた。
遺伝子(ジーン)を模倣子(ミーム)に変換する神器「オルガン」が、逆に模倣子から遺伝子への変
換を始めたのだ。
世界にドラゴンが現れた。
ドラゴンとは名ばかりの、ワーム状の生物が。
「神話は実在した」
社会のカルト化が加速し、日常が壊れてゆく。
半年ほど気絶していた主人公は、その事実を知って愕然とする。
なんとかしろと言われるが、する気も起きない。
動機もない。
かつてあこがれた女は、数千億の借金を背負い、ただの無職と化していた。
焼きそばがさめた。
(※「オルガン」の続編です。ジャンルが違い過ぎるので別作品としました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 20:00:00
110048文字
会話率:41%
少年は睡眠時の精神のみを呼び出され、異世界での戦争に加担させられていた。
「愚者(ザ・フール)」の加護を駆使し、自動機械を駆逐してアルケイナ界を救うのだ。
もしアルケイナ界でのミッションに失敗すれば、そのたびに現実界での寿命を十年奪われてし
まう。
戦いを拒否した場合も同じ。
生き延びるためには、寿命が尽きる前に勝利するしかない。
自動機械を駆逐していく少年。
戦いは順調だった。
しかし、やがて同じ能力を有する少年・少女と遭遇することになり――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-08 21:00:00
198100文字
会話率:37%
執筆初心者、初投稿、内容は薄いです。
よくある剣と魔法の話です。
素人なのでおかしな点が多く、誤字、脱字、文章変更が頻繁に起きます。
あらすじ
孤児の赤髪少女と精霊の様な真っ白な女性が出会い、迷宮都市で起こる出来事をきっかけに、世界の秘密
に関わっていきます。
2022年 設定資料等データが消えてしまい長期間放置していました。大筋を変えず執筆が継続出来るよう全話大規模編集中
編集予定
ランクのABC表記を異世界風に
情報の整理、動機の明瞭化
語彙力とネーミングセンスの改善折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 17:01:21
824727文字
会話率:48%
小木慎二は小木家の1人息子。
彼が中学2年になって10月になったある日、家族が事件に巻き込まれた。
凄惨な死を迎えた両親はいつ殺害されたのか。そして誰に?
警察が現場を調べると、そこには犯人を特定する、ある事件の特徴があるのだった。
❇
この物語はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 15:11:57
3957文字
会話率:19%