19世紀末のパリ。ときおり巨大な天使が体内のオルガンを鳴らしながら空を数日間に渡り覆い尽くすので人々は地下壕に逃げ、そのかわりに音エネルギーを蓄積して生活に役立てている。飛べなくなった天使の子供を拾った教会オルガニストの〈私〉は、国で一番の
オルガン職人である〈親方〉とともに彼を空に返そうとするが……。
かぐやプラネット主催「ジェンダーSF公募(2021年)」に投稿、落選した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 09:36:15
11364文字
会話率:32%
この春、少年は魔法中学を卒業した。少年の通った魔法中学は地域の人々が出資している学校なので、殆どの卒業生は学んだ魔法を糧にそれぞれが選んだ職業へ下働きとして弟子入りする。勿論少年もそんな就職組だった。
ところが少年の選んだ勤め先は世間でも指
折りの劣悪雇用環境な工房だった。今日も今日とて親方の無理難題が少年を襲う。
「アルベール。お前、ちょっとダンジョンに潜って魔石をふたつ取って来い。」
中学を卒業したばかりの少年にひとりでダンジョンに潜れとは、この親方は正気なのだろうか?だが、工房内では親方の命令は絶対だった。少年は諦めてダンジョンに向う。
そして少年はダンジョン内で転移魔法が組み込まれていた石を踏んでしまう。哀れ少年は不幸にも別のダンジョンへ跳んでしまった。しかも、目の前では何人かの若者たちが魔物と戦っているではないか。そして状況は若者たちにかなり不利に見える。
ここは静観すべきか、手を貸すべきか。当然ながら真っ当な倫理観の持ち主である少年は若者たちに加勢する。そんな少年の助言により危機を脱した若者たちに連れられ、何とかダンジョンを脱出した少年はここが元居た場所から千キロも離れた場所だと知る。
「げっ、帰れるのか僕?というか、今月は給金がないな。」
お金を持っていない少年が、元居た場所に戻るには歩いて1ケ月は掛かる。しかもあの親方だ。絶対難癖を付けて、いなかった間の補完として数倍の期間のタダ働きを強要してくるはずである。
これは、そんな理不尽を自らの努力で何とか解決してゆくお話・・、だったら良かったのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-24 12:44:54
306592文字
会話率:56%
死んで異世界へ行った。
そこはドラゴンが空を飛び回っていた。
普通の人が弓矢で狩りをしているところ、たまたま鍛冶屋で働くことになったアキラは剣を持つことになる。
鍛冶屋の親方が作った剣や鎧の性能が高いお陰で、普通の人達の何倍もドラゴン
を狩ることが出来たアキラは自然と街に馴染んでいく。
何もかも順調に思えたが、大臣というマジでちょっとイカれてる人間に振り回されるせいで、どうもおかしな方向へ進んでいってしまった。
それでも一緒に頑張ってくれるカエデさんと、なんとかしてセントラルという街を生きていく。頑張ろらないと……
倒したはずのドラゴンが話しかけてきたり、空中をフワフワと浮かぶ妖精? に魔法を教えてもらったりと、思いもよらない出来事が沢山起こってしまう。
その他にも大変な事が沢山起こるが、出来れば……いや、出来るだけ普通に異世界で鍛冶屋として働いていきたいという物語……まぁ、ダメだったけどね……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 00:00:00
720024文字
会話率:59%
無限の寿命を持つ、
アルク族の先祖返りとして生まれた主人公。
彼には前世と思われるものの知識が存在した。
何もない里の生活に最初はとまどいながらも、
だんだんと慣れ親しみ、成長した主人公。
成人した彼は、
好奇心から里の外の世界へ向け
て出発する。
腰を落ち着けた都市で、魔道具職人として生活するも、
親方の引退を機に、自分も後進へと席を譲る。
十分な貯蓄を得た主人公は、
冒険心から傭兵へと志願する。
そこで思わぬ武勲を立ててしまい、
小さな村の領主となる。
村を少しでも発展させるために、
日夜奮闘を重ねる主人公。
壮大な野望を胸に秘め、
長い長い旅路の果てに、たどり着く場所とは─────
本作品は、私の個人運営するサイト、
森の隠れ里(http://www.kumahachi.xyz)にて、
連載中のものです。
そちらの上部のメニューナビのNOVELSを、
クリックしていただきますと、
最新の情報にアクセスできます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-26 14:00:00
304940文字
会話率:10%
星降る街にて働く星拾い。
そんな新入りに親方は面白いものを見せてくれるという。
流れ星がこうできたらいいなという願望です。
冬の童話祭2022投稿作品です。
最終更新:2022-01-13 17:31:51
2112文字
会話率:39%
俺、桧山 敬は、彼女いない歴=年齢のしがないサラリーマンだ。もう魔法が使えてもいい年齢のはずだ。
俺は在宅勤務続きで運動不足を感じて、朝のランニングを始めた。
とはいえ、まだ始めたばかりで体力が落ちている。走れるのも1、2km程度だ
。
そう考えると、毎日の通勤ラッシュもいい運動になってたんだな。
そんなある肌寒い朝、適当に周囲をランニングした帰り道。何気なく空を見上げると何かが落ちてくる。
「え?え?え?」
「わーぁ」
どかん!
「痛たたた。え?」
倒れた俺の上に覆いかぶさる女の子。
頭に小さな羊の角のようなアクセサリー、お尻には小さな尻尾、背中に蝙蝠のような形の小さな羽を背負っている。季節外れの明らかに寒そうな露出の多い小悪魔コスの女の子だ。
二十歳くらいだろうか?ハロウィンの季節はもう終わっている。何より空から落ちてきた!?どうなってるんだ?
『親方!空から女の子が落ちてきた』
これは現代っぽいどこかの異世界の出来事です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-13 17:12:50
34334文字
会話率:56%
出勤したら代替わりをした親方に解雇と言われた宝石加工職人のミカエラは独り立ちを選んだ。
次こそ自分のペースで好きなことをしてお金を稼ぐ。
労働には正当な報酬を休暇を!!!低賃金では二度と働かない!!!
最終更新:2021-11-23 17:00:00
390568文字
会話率:67%
発達障害を持った中西健太は興味を持った者に対する興味関心は大変強い。しかし人付き合いが苦手で急に怒り出すこともあるので中学校でもなかなかみんなの輪に入れない。そんな彼を担任する木村先生は彼が絵が好きなことに注目して遠足で越前漆器の里に行き、
蒔絵の体験をさせる。蒔絵の世界にのめりこんでいく健太は中学校卒業と同時に親方のもとに弟子入りする。親方はさびれていく漆器の産地をすくうには新しい商品の開発が必要と考え、健太に大きな才能を感じて以前には考えられなかったような商品作りをさせる。あるとき京都迎賓館の大広間のテーブルに目帰依を施すという大仕事を受注する。健太は苦労の末に成し遂げるが、健太の才能を見出してくれた中学校の先生たちへの感謝の気持ちを忘れない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-09 17:37:30
53715文字
会話率:15%
「天啓の日」は10歳になる子供が神から″天職″と″神器″を授かる儀式。
鍛冶師に憧れていたベッシュは【宝剣鍛冶師】という″天職″と【宝剣の槌】という″神器″を神様から下賜された。
念願の鍛冶師になれると思いきや、鍛治用のスキルもなく、神器の
槌も鍛治用のものではなく、いくら頑張っても鍛治が上手くなる事はなかった。
五年間修業しても全く鍛治の腕が上達しないベッシュに対し、鍛治工房の親方はクビを言い渡す。
これ以上鍛治を続けても意味がないと、″天職″に見切りをつけろと、ベッシュを工房から追い出したのだ。
途方に暮れたベッシュは街の外で『光る一束の麦穂』を見つけた。
「なにが【宝剣鍛冶師】だ、なにが【宝剣の槌】だ!こんなもんあったって何も出来ないじゃないか!」
感情のままに神器で打ちつけた『光る麦穂』は、潰される事なく、形を変え、それはやがて剣を形どった。
【聖剣エクスカリバー】。
それはこの世界のものではないと断言出来る、見栄え良すぎる豪華さと、神器を超える性能を秘めていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 20:00:00
63456文字
会話率:27%
魔王軍で若く新鮮な肉体を持て余す猫娘のあたし……。人間でいう二十歳を回ってるのに彼氏いない歴イコール人生。
ま、本城のメンバーだし。つまりエリート。やってること? お鍋の番よ。調理補助員よ。つまり一番下っぱ! 分かる!? 親方はオーク
のおっさん。
あ~あ。あたしも素敵なイケメンに恋した~い! と、思ってたら厨房のドアがノックされて……。
※完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 17:12:13
6086文字
会話率:48%
親方様、マッチョ、美少女、マッチョ、みんな、マッチョ、いいマッチョ。アレを見た感想です。パクリもはなはだしい。
(ノベラにもある)
最終更新:2021-09-26 21:26:42
1631文字
会話率:75%
その男。現在は某会社の地下で周囲の人をまとめる親方と言われた人。その人が召喚された世界は鍛冶師たちが切磋琢磨し合う世界だった。
その世界では一から物を造れてこそ一人前、既存の物を改造する事は半端物、職人にとって侮辱にとられると言われている
。
だが、そこに召喚された彼は何故か物が一から作れなかった。そのせいで世界中の鍛冶師や、冒険者たちから揶揄され、差別され、人里離れた世界の果ての魔境のダンジョンのさらに奥に飛ばされた。
更にその世界では勇者狩りという風習が根強く残っている。そんな彼が世界中に名を轟かせるようになるまでの苦労を綴った物語だ!
と言う事でエデンの親方が異世界に召喚されたころの物語をふと思いついたので書いてみました。良ければこちらも読んで頂ければ幸いです。
成り上がりと書かれていますが、落ちるのは結構遅いです
2020/09/30タイトル変更しました。
面白ければこちらも評価していただければ励みになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 20:15:31
124027文字
会話率:44%
ニュルンベルグの街は歴史上一人の魔女も焼いていない。
このお話は、ニュルンベルグの街で魔女を焼かないように努力していた人々の話である。
最終更新:2021-09-03 16:52:10
11681文字
会話率:31%
宇宙開拓船団技術部所属、32歳独身のヴェントは、気が付けば17歳の記憶、17歳の体になっていた。一体僕の身に何があった?
戸惑いつつも、気のいい"親方"に使ってもらえることとなり、技術部で雑用をこなすことに。だが、
元同僚はヴェントにきつく当たり、ついには嵌められて船団を退艦させられてしまった。
「どうしよう、船に戻る方法がない」
未開の惑星に不時着し途方に暮れるヴェント。しかし、美少女型ドロイドの"ノルン"が、こっそり彼に付いて来ていたのだ。
「この後、どうされますか? ご指示をお願いします」
「なら、地球に帰りたい……かな」
ノルンの持つ特別な機能で、様々な惑星を経由し、"価値ある物"を探しつつ、彼らは地球を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 18:05:27
77968文字
会話率:44%
とある東の島国ヒイズル。
畳の産地としても有名な街、ヤチロ。
そんな街の畳の名店として有名なコーザで将来を嘱望されていた畳職人フォルノ。
親方の一人娘アユカとの結婚を目前にして……
ヤチロ中の畳を一手に仕切るクラヤ商会の二男オキマジがアユ
カに横恋慕したために……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 01:10:54
461文字
会話率:0%
魔王を倒すべく異世界から勇者を召喚しようとしたシャリ王国だったが
異世界からやってきたのは闇寿司の親方、闇とその弟子のブタの男だった!!
彼等は闇寿司の力を使いシャリ王国を乗っ取りその隣国である
大国の鶴帝国を併合しダークネスシ帝国を作り上
げた!!
最早魔王よりも闇寿司の脅威の方が勝り世界を制するのは闇寿司か魔王かの争いになっていった
だがしかし、闇が有れば光が有る
寿司が無い異世界に生まれる筈の無い正しき寿司の心を持つ青年が現れる!!
寿司と共にあらん事を!!
この小説はSCP財団のSCP-1134-JP(http://scp-jp.wikidot.com/scp-1134-jp)を中心とした
SCP二次創作SSになります。
スシブレード、及び闇寿司に関して独自の解釈が有ります。
このコンテンツは、クリエイティブ・コモンズ 表示-継承3.0ライセンス(http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja)の元で利用可能です。
ハーメルン、カクヨム、アルファポリスでも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-15 00:00:00
398300文字
会話率:52%
ライティーザ王国の庭師のジェームズは、大恩ある方の勧めで庭師となって早幾年。今は庭師の頭の座を後輩にゆずり、思い出深い王太子宮の庭を手入れしている。頭ではないが、その風貌と威厳から、今だに親方と呼ばれている。
同輩であったマシュー亡き今
、最古参の使用人のジェームズが見た、王太子宮の日々の徒然です。
「マグノリアの花の咲く頃に」第一章と第二章の幕間です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 07:00:00
7488文字
会話率:51%
大工のデニスは恋をしている。相手は雑貨屋の盲目の看板娘のゾーイだ。彼は彼女と少しでも話がしたくて贈る相手もいない可愛い雑貨を買い続ける。
そんな彼を職場の仲間たちはやきもきしながら見守っている。ある日、親方に告白するまで戻って来るなと言われ
てデニスは覚悟を決める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-06 12:24:25
10342文字
会話率:59%
森にすむ小人ピノは妖精の羽を作る工場に勤めて2年目になりました。今、新しい仕事を兄弟子のポンに習っているところです。だけどそれはとっても難しくてなかなかできるようになりません。そんなある日、親方が工場に鍵をかけるようになりました。なぜなら羽
がなくなっているような気がするからです。もしかして泥棒?ピノは泥棒を捕まえたいと思いました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 08:02:35
18635文字
会話率:38%
親方はヒノのためにマフラーを編んでくれました。
ひだまり童話館開館2周年記念祭参加作品です。
お題は「2の話し」です。
最終更新:2017-02-22 18:51:21
3493文字
会話率:43%
妖精の羽根を作る工場に、ポンが何かを連れて帰ってきてしまいました。
最終更新:2015-12-11 02:00:00
2929文字
会話率:40%
誠実に生きてきたおっさんが過労の果てに倒れ、
転生したと思ったら異世界。定番モノのチートが無い只の90歳の爺さんだった。
それでも強く逞しく生きていかなければならない。
主人公が幼女に振り回されたり、ノリの良い住民達に振り回されます。
能力
無くても異世界で頑張れ!おっさん!
空は鮮やかな紫色で家の周りには緑色の大きいマリモが浮いている。
魔法がある世界らしい。一年中過ごし易い気候。
多彩な人物が出て来ますが基本ジジイと幼女と幼児が活躍する物語です。
スローライフあり、巨大動物とのバトルあり。
ハッピーエンドになるかバッドエンドになるかは作者にも判りません。
後から読み返しても楽しめる作りにしようと思っています。
主人公1 仙=元アラフォー男性、転生してジジイに成る
主人公2 もえちゃん=幼女、基本やりたい放題、可愛いモノが大好き、運がチート
主人公3 ひかる君=幼児の男の子、大人顔負けの政治経済の話が出来る、乗り物が大好き
[登場人物]
ひかりちゃん=もえの1つ下。もえとよく行動している。純真無垢
ロベルト=兎に角イケメン、お洒落、年齢不詳、白人、髪シルバー
ムトー=武具屋の店員、49歳
店長=筋肉マッチョ、金髪モヒカン、オカマ?
偉そうな人=時々出て来る偉そうな人、副知事とかやってそう
カズ&モズ=馬に乗っている。30代。仕事の出来そうな青年2人
ダイキ&ヒロキ=20代。剣士と魔法使い。まだ新人
田辺=モグラ、洞窟管理が仕事。穴を掘るのと溶接が得意
アズマ=モグラの親方
ツキオ&タナオ=50歳手前のおっさん、社会経験豊富
ヘボン=白い羽根を持つ天使、眼科医
サトキチ=天の国語を勉強中、丁寧な口調の子供
ベリマッシュ=巨体、ギリシャ風の服装、天使、白い鮫の船長、高圧的
マンジーロ=天の国案内役、通詞、小柄の騎士
ウナビラッジョ=提督、ヒゲモジャ、デブ、性格悪そう
エリィンタ=艦長、航海術がある、上流貴族、仕事出来そう
フォレスト=海洋(天空)冒険編で1番偉い人、上流貴族
[ヒロイン?]
みどり=門番、優しい。シュートヘアーが似合う、スレンダー
受付嬢=ギルドの清楚な受付嬢。いつも肩を出している
あゆみ=運動神経抜群、フェロモンが強い、豚好き
ユリコ=清楚、色白、幸薄そう、男タラシ、栄養士
女検事=美人だが怖い、刃物を法廷で振り回す折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-13 11:44:11
115823文字
会話率:22%