時は戦争中、新兵として戦場に赴かんとしていたクレルは、とある部隊へと入れられた。
そこでは、部隊員各自に1つずつ水晶のようなものが配られる。
意味もわからずに持ち帰ると何と…
「…私はシェーロ。よろしくね」
水晶が女の子になっていた。
果たしてクレルは、戦争を終結へと導くことができるのか。
シェーロとは一体誰なのか。さまざまな思惑が交差する物語が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 18:00:00
90839文字
会話率:46%
駕籠に揺られ、殺される事を繰り返し、ようやく正解らしき選択肢を選ぶ。そして、なぜか持っている蒔絵螺旋硯箱。私を殺そうとする者から助けてくれた武将に、恩返しの為に式を扱いながら、戦国の世を揺るく生き抜く物語。
最終更新:2023-05-21 22:06:23
10518文字
会話率:37%
『青いトンネルの向こうには~天に届く音色~』のヒロイン早坂蒔絵の視点から見た小説となります。あらすじは同じものとなりますが、蒔絵の感情がより濃く描かれています。補完的要素が強い作品となっております。
【あらすじ】
フェリーに乗って荻島に
やってきた少女・早坂蒔絵(18)は毎年、島に来ては岩の上に立ち続ける。
そんな蒔絵に危険だからと、荻島ダイビングセンターで手伝いをする松田佑斗がライフジャケットを届ける。だが、その直後に2人は岩から海に転落してしまう。そんな出会いをきっかけに蒔絵は荻島ダイビングセンターのオーナー、琴子、佑斗と関わることとなる。彼女は荻島ダイビングセンターの毎日、荻島の海から自分の進むべき道を見つけて行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 05:00:00
22943文字
会話率:37%
佑斗はフェリーに乗っては、叔父が経営する荻島ダイビングセンターの手伝いをする大学生。
ある日、エンドロープの整備を手伝い、水面に顔を出すと、岩の上に立つ女の子を見かける。
謎の行動をする18歳の早坂蒔絵に荻島ダイビングセンターは巻き込まれ
ていく。
潮流激しい『身丈岩』における命の危機、そして『青いトンネル』の謎。
全てが明らかになる時、天まで届く音色が荻島を包む折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 06:00:00
23260文字
会話率:48%
発達障害を持った中西健太は興味を持った者に対する興味関心は大変強い。しかし人付き合いが苦手で急に怒り出すこともあるので中学校でもなかなかみんなの輪に入れない。そんな彼を担任する木村先生は彼が絵が好きなことに注目して遠足で越前漆器の里に行き、
蒔絵の体験をさせる。蒔絵の世界にのめりこんでいく健太は中学校卒業と同時に親方のもとに弟子入りする。親方はさびれていく漆器の産地をすくうには新しい商品の開発が必要と考え、健太に大きな才能を感じて以前には考えられなかったような商品作りをさせる。あるとき京都迎賓館の大広間のテーブルに目帰依を施すという大仕事を受注する。健太は苦労の末に成し遂げるが、健太の才能を見出してくれた中学校の先生たちへの感謝の気持ちを忘れない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-09 17:37:30
53715文字
会話率:15%
時は元禄。憂き世から浮世に変わる頃。
歌舞伎に浄瑠璃、浮世絵蒔絵。銀紙竹光を引っさげたお侍さんも、五七五を吟じる時代である。
まア兎にも角にも芸達者な時分において、それに見向きもしない娘がいた。名を千代という。
江戸に店を構える古
着屋・桔梗屋に生まれた千代は、物心ついた頃から反物に目がない。
しかも、ひとたび撫でれば布の具合を瞬時に分析できるほど、手先の感覚が鋭いときた。
これほど反物を扱う店に縁のある奴もいないだろ、というわけで、千代は店を継ぐつもりでいた。
母譲りのお人好しを発揮して、事情を抱えるお客の要望に応えようとするが……。
これは、1人の布狂いが町中を駆け回る──そんな話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-07 21:37:36
32530文字
会話率:42%
わりかし最近の話だ。夕食後、Twitterを眺めていたら、『人生を変える箱』というのが出てきたから、僕は何の気なしにクリックしてみた。美しい蒔絵の施された京漆器が僕のPCに表示され、こんな感じの胡散臭い煽りが飛び込んできた。
【クソみた
いな貴方の人生を、この箱で変えてみませんか? これまで数々の為政者を生み出してきた奇跡の箱です。お代は送料のみで結構。どんな権力でも思うがままです! 無事に権力を手にしましたら、成功報酬として1000万円を振り込んでください】
「煽り文句としては下の下だな」と僕は思った。勿論、こんなものが本物であるはずがない。けれども、その煽りの下にほんの小さく書かれていた注意書きに、僕は少しだけ興味を惹かれた。
「ただし、保証するのは権力を手にすることであって、その後の人生の補償まではいたしません」
この箱をめぐって、数奇な運命をたどる【僕】の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-29 19:40:12
95166文字
会話率:63%
お邪魔虫な双子、蒔絵と辻利がレポートを書いている大学生を邪魔するため、いたずらを仕掛けるために参上します!
最終更新:2018-10-12 23:00:00
5482文字
会話率:53%
犯罪者の岩下研一が公園で倒れていると、傘を差し出してくれた少女(村田ひとみ)。
ひとみは過去、岩下が可愛がっていた子で。彼女なら、犯罪者となった自分を助けると言いかねない。
今すぐここから離れなければ。そう思う脳を裏切り、身体は動いてくれな
かった。
そして赤い傘が差し伸べられる。
「……あなたは、私を助けたいんですか?」
「そうですよ」
「…………服が、汚れますよ?」
「そんなの、気にしません」
以前ノベルゲームとして公開した内容です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-07 18:00:00
87939文字
会話率:45%
大学2年の久住恭介(くずみ きょうすけ)。
彼がトラックにひかれそうになったとき助けてくれた白いコートの少女。
彼女は言う「死者を生かしてはダメだ」と。
どういうことか悩む久住だが、ほどなくして彼は誰が死者なのかを知る。
死者を死に還
すには、もう死んでいるのだと教えるだけでいい。
しかし、大切な人にその一言がどうしても言い出せなくて……
雪が降る公園の中、確かにある温もりを。
君と過ごしたすべての日々を、この目と写真に写して。
君の瞳に映る世界は――美しいですか?
※昔出した作品です。
修正したい箇所もいっぱいありますが、修正していません。
とてもつたないです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-26 20:00:00
24474文字
会話率:43%
王子さまはいつも、綺麗なお姫さまに恋をする。
でもちょっと待ってくれ、王子さまだって自分の好きな人を口説きたいだろう?
特定の相手が決まってるなんて、そんなのナシだ。
この物語は王子さま(役)である木島蓮とクラス委員長の三森千鶴の不器
用な恋物語。
この物語の音声ドラマはこちら:http://garnetgarden.bitter.jp/work/Iintyou/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-31 21:17:48
34729文字
会話率:40%
蒔絵はどうしても子供が欲しかったが
恵まれず、親の居ない 泰一と頼子を預かり
母の愛情を注ぎ、社会に巣立たせる女の定めに
花を添えたかった。
キーワード:
最終更新:2012-09-29 15:06:49
9233文字
会話率:4%