幼い頃から仲良くしていた親友が、ゾンビになってしまった。
通り過ぎた思い出が、つかまえる暇もなく流れて行く。
ゾンビと恋は出来ますか?
そういうお話です。
最終更新:2021-04-22 01:22:59
7898文字
会話率:15%
悪運の強い男"灰雲孝杉"(あくうんたかすぎ)17歳。曳かれそうになる事1382回。マンションから花瓶が落ちてくる事455回など、死の危険に合いながら間一髪で助かってきた孝杉。
そんな彼に恋した乙女はーー「死神」だった。
実は、孝杉が何回も危険な目に合っていたのは、死神の仕業だったのだ。
どんな緻密な計画を立てても死なない孝杉に、死神ちゃんはとある提案をする。
「寿命が尽きるまでお傍で寄り添います!」
それが、孝杉と死神ちゃんの奇妙な生活の始まりだった。
「これで死神の仕事サボれる♪ アイス食べて刑事ドラマ見よ~♪」
「勝手にアイスを食うなああああーっっ!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-20 16:16:05
9539文字
会話率:58%
「わ〜るいわるい、せ〜んせいにいったろぉ〜」
「さぁ! ちゃちな凱旋や! このクソガキギャラリーがっ! 悪の素晴らしさを終えたらぁ!」
「で、君がこの教室の花瓶を割ったのね」
「えっとですね、先生。僕はこの花瓶のデザインがどうも、しょ
うに合わなくてね。あの、蕁麻疹でてきたりして、むしゃくしゃしてたらいつの間にか……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 22:51:59
3090文字
会話率:86%
無明を胸に抱く私は二千二十年東京オリンピック歌姫として国歌斉唱の栄光を授かる。
私は心中に救う無明に言う。
もう私は完ぺきな神のごとき光に包まれている、もうお前に居場所はないと。
私が無明の存在を知ったのは、祖母に添い寝してもらっているとき
に、妹がそこに割り込んできた時だった。私は涙を流し、ベッドを濡らした。
その次に無明が現れたのは音楽大学の声楽家の時私より歌がうまい女の子にあった時だ。その子のパパとママはイタリアの楽団に所属していて、あの子の歌はイタリア仕込みらしいと聞いた時だった。無明は私をさいなんだ。
私のママは女優をしていて、映画で賞を取り、みなママに夢中だった。パパはニュースキャスターで報道番組をしている。
眠らず努力して、何時も皆さんを照らす光とおなり
パパは私にそう言った。
寸暇を惜しんで光を求めた私はF-1レーサーと結婚し、セレブになった。
子供も授かった私はそれにふさわしい世界を求めた。
たとえ中東で世界殺人オリンピックが行われていても。力、技、芸術点を殺人で競う。
オリンピックのオーディションで私よりうまい子がいた。しかし私は組織票で勝った。
花束贈呈の時、その子は私の首筋に牙を立てた。
私のほかに無明を抱えた人間がいるのを私は知った。
開会式の日私は夢を見た、太陽の光に包まれて、空井戸に石を投げ入れる。カラーンと空虚な音がした。
目を覚ました私はベッドサイドの花瓶の水を飲んだ。
腐っていた。
いよいよ国歌斉唱の時、私は息をのんだ。
「き」
「み」
声が出ない。
気が付くと私は暗がりに寝かされていた。
私は無明に問うた。
夜は何のためにあるのか。
生まれて初めて無明は答えた。
「夜は涙の溜まる場所」
と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-14 10:10:55
2820文字
会話率:13%
―あなたの生活のどこかに自分の影を潜ませて、たまにそれに気がついて少しだけ苦い気持ちになればいい。―
最終更新:2020-10-16 23:09:20
746文字
会話率:0%
私は、隣の席の安藤さんが周りから「安藤さんの胸、いい胸だよね」と言われているのが気になっていた。確かに安藤さんの胸はとっても魅力的だけど、安藤さんには胸以外に良いところがいっぱいあるはず!
そう思っていたのだが――。
安藤さんの胸
は言った。
「これ、落としてたぜ」
安藤さんの胸は言った。
「花瓶の水、代わりに変えておいたぜ」
安藤さんの胸は言った。
「女を泣かせるとは、それでも男か!」
皆は言った。
「安藤さんの胸はいい胸だ」と。
そして私は言った。
「いい胸って『いい人』みたいな、そういう意味!?」
カクヨムにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-14 20:56:10
13329文字
会話率:52%
困っているひとがいたらどうしますか?
最終更新:2020-07-18 02:00:00
200文字
会話率:0%
いつも通り部活に向かった和音は、第二音楽室で倒れている菫を発見する。
この作品は、ライブドアブログ、pixivにも掲載しています。
最終更新:2020-07-10 20:00:00
1884文字
会話率:63%
書き物をしていると、百合の香りが漂ってきた。
決して若くはない母が、育てた百合を花瓶にいけたのだ。
百合の母と母の愛を思う。
最終更新:2020-06-29 16:11:58
715文字
会話率:6%
リリアはバルドー侯爵の一人娘だ。
婚約者は、公爵家跡取りであるジル・ガレル。
リリアとジルは、リリアが産まれた時から婚約関係にある。
つまり、完全な政略結婚なのだ。
二人は約十五年間共にありながらも、冷たい関係が続いていた。
それは偏にリリ
アが愛を理解出来ない質である事、そしてジルが他人を遠ざける利己主義な事が原因であるらしかった。
それでも両家の橋渡しの為にそのまま結婚してしまうのだとリリアは疑っていなかった。
そんなある日、血相を変えたジルがリリアの元へ訪れて、
「タイムスリップした」
と、宣った。
冷淡な筈の婚約者ジルは人が変わった様にリリアに好意的になり、リリアに告げる。
「君は、十年後に自殺する」
冗談じゃない!
思わずジルを花瓶で殴りつけ昏倒させてしまった。
リリアは本当にジルがタイムスリップしたのか訝しみながらも、互いの心を通わせていく。
【注意!】
※暴力的なシーンや流血シーンがあります!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-08 16:00:00
58716文字
会話率:28%
私の友達の話なんだけど……本当にいいのね。どうなっても知らないわよ。その友達の名前を、仮にAとするわ。
五月のこと。Aがいつも通り仕事に出ようとしたら、玄関に花瓶が置いてあった。中にはガマズミが入っていて__
最終更新:2020-04-18 11:21:27
1302文字
会話率:0%
彼女はアウラ・ノワエ。
アウラはトゥリオーネス王国の姫である。
……しかし!アウラが9歳の時。
革命によって、父である国王は処刑。母とアウラは、地位、財産、全てを没収され、貴族に売り飛ばされ、母とは生き別れに……。
そんな、たった9年だけ
の王族生活の後に待っていたのは……不味い飯、終わらない労働、汚い服、人間とすら扱われない家畜と同じ生活。
この世界で生きるためには強くならないといけないのだ。
そんなアウラも奴隷になって3年。
歳は12歳。貴族が、ついにアウラの身体に手を出した!
アウラは、普段では考えられないほどの力を振り絞り、目の前にあった花瓶で貴族を殴った!
貴族は、死にはしなかったが、その隙にアウラは逃げた!
そして、ひとしきり走り、体力が無くなった時に現れたのはある男の子だった。
それから、時々その男の子は、アウラに会いに来ては、ご飯や、服、そして……生きる術を教えた。
そして突然男の子が、アウラに会いに来なくなった。
アウラは、考えた。そして、わざと貴族の奴隷になり、相手の目を盗んで、食料、金品を盗んで逃げ、何とか、命を繋いでいく。
そんなふうにして、月日は流れアウラは15歳になった。
そしてアウラは決意する。
今この現状を打開するには、戦うしかない。
私は、戦う。あの男の子に教えて貰った生きる術で。
私は戦う。
生きるために、そして、あの男の子にもう一度あって、お礼をするために……!
姫から奴隷になった1人の少女が、生きるために、もう一度会うために、教えて貰った生きる術を駆使してこの世界を生き抜く!
※この作品はカクヨム様でも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-13 04:18:45
12430文字
会話率:26%
気が触れてしまったという小説家の話をする彼。
そんな話のどこが楽しいのか分からない私。
そんな話より、私には綺麗な花を飾ったこの花瓶の方が重要なのだ。
最終更新:2020-04-03 18:04:06
1200文字
会話率:26%
通勤中、花瓶が頭に直撃して死亡したOLちゃん……なんと異世界転生したら角娘になっていた。角を瞬時に回復させるチートスキルを使って、OLちゃん――生まれ変わった角娘ちゃんは、異世界を生き抜いていくのだった。
最終更新:2020-03-31 18:15:03
8768文字
会話率:27%
©銘尾 友朗
○檸檬様 プロセニアム企画
○笑顔でいこう企画
結婚の挨拶に来た長男と長男の彼女。
もちろん実話ではございません。妄想です。
最終更新:2020-03-31 00:00:00
2368文字
会話率:34%
目に見えるものだけが評価される世界で私は。
キーワード:
最終更新:2020-03-09 23:44:57
458文字
会話率:0%
ある日、クラスに転校生が来た。
彼曰く教卓の上に花瓶が置いてあるのだとか。
俺はそれを信じなかった、見えないし。
しかし、とある日、クラスのみんなも花瓶が見えるようになり......
短編です
※この作品はカクヨム様にも掲載させていただ
いております
URL: https://kakuyomu.jp/works/1177354054893972306折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-04 19:11:56
3723文字
会話率:23%
電車に飛び乗った彼女は、行く当てもなく終点に着いた。これから、どうしよう。終点とは、終わりの点。先の駅は自分で選択するしかない。
彼女はとにかく、遠くへ行きたいのだ。具体的な場所なんか分からない、でも、とりあえず遠くに。そこに何があるの
かなんて知らないし、何が起こるのかも知らない。知り得ない。ただ、「捨てる」という行為をしたくて、彼女は遠くを目指している。彼女がそれを捨てなければ……捨てなければ…………
俺は人生を無為に生きていると思う。教室では毎日、花瓶の水替えをすることが仕事になってるし。ああ、なんで生きてるんだろう。ネガティブなわけじゃない、思いつめているわけでもない。ただ、なんとなく、昔からそんなとりとめもない疑問が湧く。昔から、壮大に見えて何も無い問いが湧く。答えなんて、無いと分かってるってのに……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-03 01:20:29
10054文字
会話率:49%
花が好きな君、沈黙に囚われがちな僕。二人の間に小さな花。
最終更新:2019-12-02 10:31:08
480文字
会話率:0%
高嶋唯と言う一人の少女がいる。
彼女にとって夏は至上の幸いでもあり……全ての終わりを告げる季節だった。
少女がまるで、打ち付けられた花瓶のように、壊れて、砕けてしまう。そんなとある暑い夏の過ちと惨劇のお話。
銘尾 友朗さん主催、『夏の匂い
企画』参加作品です。
また、この作品は幻想旅団Brave and pumpkinの前日譚であり、一部ネタバレを含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-22 02:00:00
11133文字
会話率:29%