母親のリリナが営む定食屋は、ノルムザント王国の王都で最も人気のある店である。自慢の母親の後を継ぐべく日々努力していたロロは、十三歳の誕生日、自分には望まぬ才が与えられていたことを知る。類稀なる才能が原因で王国の騎士団に入らざるを得なくなった
ロロ。彼はそこで二人の仲間と出会い、修行を積み重ねながら成長していく。そして戦いの末に魔王と邂逅し──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 06:39:53
88967文字
会話率:38%
未央は、古民家に住んでいる新人BL漫画家。彼女は、あやかしである白狐と同居している。白狐は千年以上前から衆道(BL)をたしなんでおり、ノリノリで未央の仕事を手伝っていた。
『せっかくの見開きなのにエロが足りぬ。ここまで積み重ねてきた盛り上
がりを逃がすな。大胆な構図をよこせ』
そんなある日、未央は新担当編集である小鳥遊と出会う。イケメンだが霊感体質であやかしに取り憑かれやすい彼のことを未央は意識するように……なるがどうにも恋愛脳になれない!?
ついBLに気を取られてしまう未央があやかしに励まされながら恋愛していくコメディです。
※BL作品ではありません
※アルファポリスさんから刊行しました本作は、2024年2月にて契約満了となりましたのでこちらに転載いたします。なお、書籍とは若干の違いがございますのであらかじめご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 15:23:37
119535文字
会話率:42%
日々を生きていると、誰も気にとめないような些細な物事に心動かされる。それがひとつ、またひとつ。そうやって私の歩んだ道に少しずつ積み重ねられていく。そんな日常を綴っていきます。
最終更新:2024-06-28 19:06:01
5477文字
会話率:4%
現代日本に住む女性〈姫路川(ひめじかわ) 有子(ありこ)〉は、異世界転生モノに出てくる〈推し〉にある意味歪に狂っていた。ある日突然死んでしまった彼女は、作品の中で推しが転生した先と同じらしい世界に〈男として〉転生させられる。原作イベントの積
み重ねで最終的に死ぬ推しをどうにかして救う……もとい〈愛してあげる〉ために、有子は原作知識を利用して動き始めるが、その感情は彼(彼女)に当初思いもしていなかった行動を取らせ……。
※男性の身体同士の性行為表現をかなりぼかしてですが描写しているのでBLタグをつけています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 22:28:32
124077文字
会話率:38%
私達の罪とはなんでしょう。
そして積み重ねていく功とは何でしょう。
最終更新:2024-06-07 14:28:55
1573文字
会話率:9%
最初に0から1を作りました。さらに1を積み重ねて100に到達する方法について説明しました。1点ずつ積み重ねて100点分を確保しました。1点にこだわる神経質な人がいたら0.1から参考になればと思います。
キーワード:
最終更新:2024-06-06 08:30:08
4100文字
会話率:0%
人類は、いつからか強力になった魔物によって、滅亡の縁へと立たされてる。数多あった国はいくつも滅び、国はおろか街同士の交流さえ絶たれ、強力な結界と魔法使いを要する城塞都市のみが未だ存続を許されていた。そして、追い込まれた人類はやがて倫理観を
擦り減らし、かつて存在した伝説上の『勇者』を非人道的な手段で造り出し、起死回生を目指したのである。……結局、戦況をひっくり返すほどの成果はでず、それでも都市防衛に十分な戦力を作ることができると分かった後は、勇者を効率よく生産する施設が建設され、そして施設の一般職員として雇われた真面目な男――シンは、非人道的な施設の処置に勇者候補の少女たちと心を擦り減らす毎日を過ごす。心に傷がある重たい少女たちから、重たい愛を向けられながら。 こんな施設に加担している自分は、いつか罰を受けるだろう。それまでの間に、少女たちの心と体を救わねばならない。今はまだ毎日の不安を少しでも減らせるよう、小さな優しさを積み重ねる程度しかできないが、いずれはこの身に覚えのない力を使って……――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 02:12:46
13797文字
会話率:29%
オッドアイの少年、遠山天理(とおやまてんり)はトラックに撥ねられ、気がついたときには知らない場所にいた。
「ここではない世界で生きてもらうから」
神と名乗る男からそう言われ、彼は異世界で生きることになった。
しかし、その世界でオ
ッドアイは呪いの象徴であり、天理は差別に苦しむこととなる。
彼はそんな世界で満足に生きるようにすることを決意。その過程で彼は魔法を覚え、剣を取る。 様々な強敵とも対峙することとなる。
ーこれは、一人の少年が無駄を積み重ねる話。
「俺は、諦めらんねえんだ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 17:04:46
241569文字
会話率:42%
あなたは「手取川の戦い」というのをご存じだろうか。
信長公記や長家譜などの信頼度が高い歴史資料にも数行程度しか残されておらず、戦国ファンからも存在自体疑われる戦である。
歴史というのはその事実の積み重ねではない。石川県内の図書館や歴史資料
館を巡り、各種歴史書を読み解けばいろんな事実がリンクしており、資料が少ない歴史的事実も概形が浮かび上がってくるものだ。
今回はあまりにも地味な戦についてスポットを当て、一つの物語とする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 14:14:16
31343文字
会話率:42%
小さな島国の王妃キリエの結婚生活は、決して幸せなものではなかった。
政略結婚で得た夫は、学生時代から愛しているケイトリンを側妃として迎えており、キリエとは常に一線を引いていた。
やがて孤独だった王妃としての生活にも、終わりが来る。
側妃
が王太子を産んだのだ。
『離婚しましょう』
国を出た元王妃が決めたこととはどんなことだったのか。
実家とも離れ、他国で積み重ねていく小さな幸せ。
そして出会い。
穏やかで、ほんの少しだけホッとする話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 00:26:32
27867文字
会話率:14%
「ホロウ・プレイヤーズ(hollow prayers)」
虚ろなる祈りと題打たれたそのVRMMOは、同時接続プレイヤーが常時1000万人を下回らないビックコンテンツである。今日に至るまで数多のプレイヤーが魔法と力の世界で冒険を繰り広げ
てきた。その売りは硬派で現実的な世界観である。
魔法の行使には才能を開花させるための"修行"の前準備が必要となるのだが、初級魔法を解放する為には攻略wikiサイトの実に3%もの情報量を実行しなければならない。要するにホロウ・プレイヤーズは膨大なのだ。魔法を実現する為、魔法が存在する事を違和感なく理屈づけ、プレイヤー達に受け入れさせる。そのためには"修行"という名の魔法的知識を詰め込まなくては、プレイヤーはその力を行使する事すら出来ない。
膨大ではあるが、ゲーム内での努力を積み重ねればどんなプレイヤーでも大魔法使いとして世界を切り開く事が出来る。それこそがホロウ・プレイヤーズでのリアルティである。
そしてまた一人、数多くの廃人プレイヤーを産みだした人気VRMMOにあるプレイヤーが参加しようとしていた。
「ホロウ・プレイヤーズねぇ・・・本当に面白いのかこれ」
虚ろなる祈り、中々不穏なネーミングセンスだが内容は剣と魔法のファンタジー世界物らしい。いまどきVRMMOにしてはコテコテのゲームジャンルだとは思うが、せっかくの大人気ゲームだ。
「学校でも流行ってるらしいからな。初見でどこまでやれるか腕試しといこうじゃないか」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 01:54:36
11560文字
会話率:19%
「君は私のクローンだ」
そう告げられたのは私の自我が確立してすぐのことだった。私を育てたその人は明らかに頭が大きく、私には見えていない遥か遠くを見ていたように感じた、まるで遥か遠くの未来から来たかのように。共に暮らしていて、自分にはない複雑
な経験の積み重ねと、それが原因なのか精神疾患に似たひねくれもあった。彼はその後に失脚して行方不明になってしまうが、私はあの人の意志を受け継いで彼の無念を晴らしたい。そのことに私の命を使うことが私の運命に思えたんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 20:43:48
5145文字
会話率:55%
それは積み重ねたもの。そしてこれからも積み重なるもの。
最終更新:2024-04-21 18:00:00
2792文字
会話率:4%
積み重ねも訪れも。
効果を出すのは、ほんのひととき。
最終更新:2024-01-18 19:00:45
3900文字
会話率:16%
積み重ねとは、必ずしも精勤のあかしとは限らず。
放置もまた積み重ねの極致。
ならば掃除とは、あるべき姿へ戻すこと。
それをしてこそ、彼らには本来の時間が戻る。穏やかな分解に身をゆだねられる。
しかし、不自然なまま放っておかれれば、なお不
自然が重なって、元の姿は残らない……かも折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 22:18:27
2336文字
会話率:0%
11才、18才、32才…… 積み重ねた人生は満ち足りて終わるはずだったが。
最終更新:2024-04-07 10:34:27
1346文字
会話率:8%
星降る夜に佇めば、闇が明るく照らされて、心に燻る火が燃える。情熱を持て余している壇は、出口のないトンネルの中にいた。果てしなく続く、まっすぐな道。行く先は死。道を外れれば闇。人生は、そんなものではないはずだ。星を見つめ、大地を踏みしめ、指さ
した星が心を震わせる。星を掴みたい。いや、一歩踏み出せればいい。毎日積み重ねてきた単調な日々の軌跡が、世界を暗くしていた。ある日、夢の世界を漂う星に降り立った壇は、衝撃的な出逢いに心を奪われた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 20:46:35
7122文字
会話率:8%
広告会社の編集部に席を置いて約二十年。順調にキャリアを積み重ねてきたはずの上羽洋二郎(うえばようじろう)は、突然総務部総務課へ異動となった。いわゆる、島流しだ。その理由はわからない。異動先には総務部総務課歴三十年近くの戸倉重蔵(とくらじゅう
ぞう)が優しく迎え入れてくれた。西・渡辺・川瀬といった訳あり総務課先輩メンバーたちも、異動組。デザイン部の期待のホープ久島今日子(くしまきょうこ)も入社2年にして、なぜか総務課に異動。訳ありばかりのヒトクセありメンバーたち。そんな新しい同僚に囲まれての歓迎会は、恒例の「総務課昼メシ」。会社でサムギョプサルという破天荒な昼メシに、面食らう上羽。この物語は、総務部総務課メンバーたちによる、昼休み時間に繰り広げる昼メシがテーマ。そこからサラリーマンとしての生き方・考え方が変わっていく上羽。そんな物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 11:50:11
12281文字
会話率:49%
全ての事柄には理由があり、その理由の積み重ねで今がある。
少女はある時に思った。自分が存在している理由は何だろう、と。だが答えはわからなかった。それは彼女にとって、そんなに簡単な問題ではなかった。
だからこそ、もう少し生きてみようと思
った。
けれど生きる事も、そんなに簡単では無かった。例え実力があっても、たかだか少女の言動。大人たちにとっては戯言に過ぎなかった。邪魔なモノはどうしても鼻につき、好きな様に生きれない時間に価値はないと感じた。存在している理由はわからないが、存在を認識されない事には腹が立った。だから少女は、何にも囚われないよう、自分の好きなように生きた。
気付けば少女は大人になり、裏の世界から悪魔と呼ばれていた。それも仕方がない。彼女が好きに生きた結果、圧倒的な実力と財力が積み上がったのだから。
いつからか、彼女は思うようになった。
私という存在を後世に残す事は、少なからず私が存在した理由になると。
だから彼を拾った。そして期待して、彼は期待に応えている。少なくとも彼と同じ年齢だった当時の私以上に。後悔はない。例え彼が、この先きっと、私の前に立ちはだかる事になっても。
彼は私からみても可笑しいほどに天才だった。
そんな彼の仕事は、悪者を消すこと。目標は悪魔(育ての親)を超えて独り立ちする事。夢は自分と大切な人たちが幸せに生きて、納得して死ぬこと。
ただ当然、彼が死ぬ予定はまだまだ来ない。
彼の物語はまだ、始まったばかりだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 17:24:18
26591文字
会話率:45%
山と自然。そして少しばかり発展した町、霞市に暮らす男子高校生である朝陽和水は平穏な日常を送っていた。しかし、一年生の終わりの春。忘れ物を取りに学校へと戻った和水はそこで、異形の化け物と出遭ってしまった!?
これは些細な出来事の積み重ねで、異
世界(ファンタジー)からの侵略戦争に巻き込まれてしまった少年があの手この手で必死にこの世界で生き抜いていく物語。
これは出会いと別れの紡ぐ、ちょっとしたお話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 04:08:04
27567文字
会話率:35%
第二王子から婚約破棄されたルシアは、辺境でサイラスと結婚するように言われる。王妃教育からも毒親からも解放され自由になったルシアは、辺境に住むドラゴンとのんびり自由気ままな生活をしようと思っていた。しかしサイラスは結婚を了承し、なぜか即結婚す
ることになった。慌ただしい生活を送る中、サイラスに大切にされ愛を積み重ねていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 22:10:15
25299文字
会話率:50%
やっとのことで与えられたユニホームは汚れることなく返すことになった。
練習も監督からの信頼もすべて無駄になった。
小学生の夏、怪我をしてしまいそれまでに積み重ねてきたすべてが失われた。
補欠にすらなれない僕が野球を続けたところでいいこと
なんて一つもない。同じチームの男の子は体格に恵まれていて、ボールを遠くへ飛ばす技術を持っている。どれだけ練習してもスタメンになれない僕には才能がなかった。
野球が嫌いになった。
グローブもボールも捨てて楽になりたい。
そんな悩みを抱えたまま入院した先で出会った年上の女性。
彼女は僕にはない真っ直ぐさと明るさを持っていた。
近い距離感と純粋さは煩わしかったが、どうしてか嫌いになることはできなかった。
僕はそんな彼女に憧れていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 13:08:00
9623文字
会話率:25%