記憶を失い、自身の存在すらを失ってしまった少年。少年は両親や友だち、周囲の人に心配をかけないように振る舞うが、次第に偽りの自分に絶望感を感じてしまう。
時は流れ、高校生になった航だが…、記憶を失ったことに対するコンプレックスは強まるばか
り。自分の存在すら否定していた。そんなある日一人の男子高生が転校してくる。その男子高生は航とは対照的で、気性が荒く喧嘩上等。気に入らないことがあると、すぐに手がでてしまうのが理由で高校を転々としていた。しかし、あることをきっかけに2人は意気投合し、友だち関係になる。2人の性格は違えども、どこか似ている境遇に共感を覚える。
2人のことは、瞬く間に学校中に知れ渡り、鬼と仏にまで異名を取られるようになり、周囲の反応も次第に変化してきた。そんなある日、校内でも話題に欠けない品行方正、成績優秀、スポーツ万能と完璧な女と定評のある1人の女子高生と出会う。しかしながら、他人のことは我関せずいった変わり者で、友だちと呼べる人はいなかった。2人はひょんなことからその女子高生と仲良くなり、さらに話題性の大きくなった3人組となる。
航にとって2人はかけがえのない存在となり、もう過去に縛られない自信が着いてきた。しかし、あることをきっかけに過去の出来事を思い出すこととなる。それは、航にとって思い出したくなかった過去であった。そして、自分の不思議な能力がことの発端であったことに気付く。更に悲しい出来事が重なり、航はまた昔の自分に戻ってしまう。しかし、それを救ったのは紛れもなく2人だった。
3人の友情を描いたストーリーです。結末は少し悲しくなるかもです。一人一人の勇気付けてくれることばや仕草に注目してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-07 08:32:26
3380文字
会話率:69%
アヴァロン王国騎士団の一つである「金蕾の騎士団」を追い出されたシグルズ・パール。
金蕾の騎士団とは将来有望な若者たちで構成される若き騎士団だ。
シグルズも将来を有望視されてこの騎士団へと入団したのだが、周囲から疎まれた結果、除名処分という
結末を迎えることとなってしまう。
その原因となったのがシグルズの父であるシグムンドの行動である。
シグムンドは騎士であった。
それも騎士団長という名誉ある立場におり、国中から信頼を集める高名な存在だった。
しかし、シグムンドは突如騎士を辞めてしまったのである。
何の前触れも無しに。
そして、何の前触れも無しに『冒険者ギルド』なるものを立ち上げたのだ。
「貴様に騎士の誇りは無いのか」
周囲の貴族連中から非難を浴びるシグムンド。
その矛先は息子であるシグルズに向くことになった。
こうしてシグルズの立派な騎士になるという未来は閉ざされてしまったのだ。
それならば冒険者になって世界を救ってやろうじゃないか。
人々を救うのに立場など関係ない。
こうしてシグルズと、なぜか着いてきた幼馴染のヒルダ・ラクーシカの二人は世界を救う冒険者になるのだ。
二人の恋路と冒険の行方には明るい世界が待っている!
~~~~~
この物語は同作者の「潜在的英雄の冒険譚 ~未だ目覚めぬ能力はいずれ訪れる災厄のために~」「世界に光をもたらすのは奴隷の猫娘と最強の女冒険者でした」「異世界転生を果たした僕は与えられたおまけの力を使い、できる範囲で世界を救ってみようと思う」と同じ世界での話になります。
いずれ物語は一つになって動き出す。
アルファポリスでも投稿しています。(小説ランキング60位達成しました!)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/791423078/245189370折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-06 07:00:00
48979文字
会話率:29%
それは人魚の恋に似ていた
終わってしまえば泡になって消える。
別に悲劇のヒロインを気取っている訳じゃない。
倫を外れた恋に溺れたのは私だ。
だけど、掌を返して冷たくなったあの人が悲しくて、私は都会を離れて故郷に帰る事にした。
新幹線を乗り
継ぎ、ぼろぼろになって帰った私を、父は黙って迎えてくれた。
相変わらず、何もない、静かな実家。
仏壇の中の母に挨拶をして、漸く泣き腫らした目が落ち着いてきた私に、父は一言
「飯でも食いに行くか」
と言った。
地元の地味なバーカウンターで、父と私はグラスを合わせた。
「大丈夫だ」
唐突に、父がぽつりと言った。
その目は、遠くを見て、何かを思い出しているようだった。
「きっと大丈夫だ。」
父はもう一度言った。
まるで、何かを祈っているかのように。
その声がひどく優しく響いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-17 18:41:38
2241文字
会話率:22%
そろそろ落ち着いてきたかなーと思うので。
エッセイジャンルに限らずの議論、理解してやってるなら別にいいけど、そうでないなら、もうちょっと考えてからモノ言おうぜ?
最終更新:2018-05-05 06:00:00
24124文字
会話率:0%
神様の気まぐれで呼び出された事で肉体を失ったマコトは、その代わりとして異世界で神の用意した器に収まることになった。
異世界は剣と魔法、そしてハンターギルドがあり、優秀なハンターは小国の王族にも匹敵する程の価値を持つ世界だった。
チー
ト機能満載の万能な肉体を得た主人公はこの世界でバラ色の未来を開く事が出来るはず。
だがしかし、器は変われど精神はそのままであり、マコトのコミュ障まで治る事は無かったのだった。
チートな肉体を持ちながらコミュ障に苦しむ男は今日も伝説を作ってゆく。
--*--*---
10/27 わぁい! スコッパーさんの紹介のおかげで総合日間ランキング277位に入れましたー! 有難うございます!
10/28 総合日間ランキング63位に上昇しました! 有難うございます!
10/29 総合日間ランキング29位に上昇しております! うぉぉぉぉっ!
10/30 総合日間ランキング16位……ま、まだ上がった……だと?
10/31 総合日間ランキング……9…位……(嬉し怖くなってきた)
11/1 総合日間ランキング6位 もう感無量です。有難うございます有難うございます。
11/2 総合日間ランキング7位 下がったように見えて、貰えたポイントは昨日よりも多いという罠。もう沢山応援してもらえて嬉しいです。
11/3 日間が落ち着いてきたと思ったら、総合週刊ランキングで11位に入りました。初体験です!有難うございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-19 21:15:39
422992文字
会話率:38%
轟轟と音を立てて渦巻く暗闇が日本の上空に訪れてから、日本に陽が昇る事は無くなった。
朝が訪れない暗闇の世界に放り込まれ、社会機能が失われた日本国民の間で拡散されたメッセージは、
「北へ逃げろ!日本は危ない!」
だった。
咲良の夫、健一はそ
んな状況下でもプライドを持った下町工場作業員として仕事をしに出掛ける。
そんな健一に、咲良が痛切に言う。
「一緒に北へ逃げよう。」
と。
2人は、あてもなく北へ向かって歩いた。
海を渡って、北朝鮮もしくはロシアもしくは中国、どこでもいいから北へ逃げようと、海に向かって歩く。
やっと辿り着いた海辺は、閑散としていて、船が訪れる気配も、人の気配も無かった。
落胆する2人であったが、一筋の希望が2人に注がれる。
海の向こうから、イカダが流れ着いてきたのだ。
2人は、イカダに乗って漂流する。
ここまで来た間に、持ってきた食糧はほとんど底をついた。
飲み水も無い。暗闇の中に雨が降ったら、天の恵みとばかりに、ペットボトルの蓋を開けて、酌んで蓄えた。
過酷な状況に置かれた中、
陸から海へ、海から陸へと逃げる2人の夫婦が辿り着いた先は、
異国の地であった。
漂流してきた2人の夫婦を手慣れた様子で介抱して施設内へと運んでくれた異国人のおばあさん。
おばあさんに案内された先にあったのは、
プールであった。
プールでは、
黙々と泳ぐ双子の姿が3組あった。
そして、咲良と健一も泳ぎ出す。
他の3組の双子と同様に、自分たちもそっくりな双子の様に見えているとは気付いていない1組の夫婦。双子の姿がそこにはあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-23 17:00:00
6689文字
会話率:23%
学生なら誰もが喜び誰もが待ちに待った夏休み!入学直後の事件から落ち着いてきた矢先、またもや謎の現象が起こるがユウコは関与していないと言うしトモが姿を消してしまい。俺の頼みの綱はキョウコさんだけに!でもキョウコさんがいるなら解決楽勝じゃん!
最終更新:2017-08-30 10:24:41
471文字
会話率:37%
魔法のある世界。そこで伯爵家の庶子として生まれたユリウス・カミーリア。冷や飯食らいとして彼は成人を待たずして魔法学校とは名ばかりの冒険者育成所に入学を言い渡され、事実上の勘当に遭う。しかし、道中の川にかかる橋のたもとでオークの集団から襲撃に
遭い川に転落、一緒に着いてきた侍女サヤともども流されてしまう。生死の境であやふやになっていたユリウスの魂になんと別世界の故人、椿勇(武人)の魂が流入してしまう。これは魂の混じり合ったユリウス・カミーリアが武人として目覚め、冒険者として大成していく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-18 13:20:02
44266文字
会話率:50%
竜を飼おうと思った。
一人暮らしのもの寂しい雰囲気に嫌気が指した主人公:勇は過去にあったいいこと悪いことを色々噛み砕きながら竜のフィナと生活することにした。
現代の生活に魔法という概念が持ち込まれ、色々落ち着いてきたらこうなるかなーと言った
感じで書きました。
異世界転生と言うか異世界化と言うか、どうにもジャンル分けをしづらい小説です。初心者の乱文でよければ読んでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-02 23:00:00
11651文字
会話率:45%
大陸のほぼ中央に位置する国・真央(しんおう)国。この国では四年前、ある王子が公爵令嬢と婚約破棄し、とある男爵令嬢との愛を貫いたという事件があった。当初は上層部に混乱が起こり、一部の国との外交も危うくなりかけたが、それも表面上は落ち着いてき
たはずであった。
事件と直接の関係が無いからと他人事のように感じていたヨシュア・アレジオンも、事件によって間接的に周辺に小さくない影響があったが、表立ってどうこうすることもなく日々を過ごしていた。
建国記念日の宴で、あのような大事件が起きるまでは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-01 21:00:00
10573文字
会話率:26%
あらすじ!!!
タグなんてものはなぁ!!!嘘なんだよ!!!!
弱酸性ミリオ◯◯ーサーを初めて見たことにより変なテンションになっている私が質問を文章にしただけだぁ!!!!
誰かこの質問に答えてください!!
‥落ち着いてきた。
最終更新:2016-11-20 23:14:51
1990文字
会話率:8%
時代は1980年代、
死んだはずの祖母からこの手紙が届いたのは高校3年、初夏の初めだった。
二十歳になったら、あるモノを受け取るように言われた『春秋歩生』はある事情から、18歳になった大学一年の夏、その形見を受け取ると決めた。
その事情
とは、祖母の家が都市開発の一環で取り壊されると決まったからだ。
一緒に訪れた陰陽師の息子、『家原連子』は、歩生の高校時代からの友人で頭脳明晰、オカルト研究部だったこともあり、そのことを話すと喜んで着いてきた。
やってきた8月の末には『縁切り例大祭』と呼ばれる例大祭が上谷神社で開かれる時期だった。
「上谷演舞」という愛しき人との恵まれれない愛をというテーマのどこにもありそうな演舞が最後に行われる。
春秋は、祖母が昔住んでいた洋館へ着くや否や衝動的に祖母の部屋を確認したくなった。
何故か、部屋の中を天蓋の明かりを照らしている。
そこで、歩生は、10年前この廃村の同い年の幼馴染であった『上条一華』と再会することになる。
しかし、彼女に触れた時、ある記憶を思い出す。
春秋の忘れられた記憶との対話。そして、彼女の正体は一体??
オカルト研究部、占い師担当『春秋歩生』と、陰陽師の息子、、なのに服装だけヤンキーな秀才『家原連子』の二人が迷い込んだこの街の正体を暴け!!
『春秋歩生』は、10年ぶりの『上条一華』と、過去の修正はできるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-20 01:00:00
45771文字
会話率:26%
人間は好奇心あって冒険するのである。
――人々は地上に住むことは無く、空中に都市を作って暮らしていた。その空中都市(エデン)に生まれた時から住んでいる一人の少年エリックは地上へ行くことを夢見る。祖父から借りた『世界の果て』という冒険物語と
少しの食料に、それに釣られて着いてきた犬とともに地上を目指して行くのだった。
多くの人に見てもらえたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-30 20:05:33
16980文字
会話率:34%
今まで自ずと着いてきた結果…。
最終更新:2016-06-26 22:32:01
2424文字
会話率:68%
2人が結ばれて半年が経ち、ようやく生活が落ち着いてきたころ。ある男の影が、ゆっくりと凛に近づいていた。
最終更新:2015-12-24 23:16:27
38668文字
会話率:52%
突然異世界に来てしまった佐崎健吾。普通より低いステータスと『異世界の理』という使い方のわからないスキルしかない状態で、けれど周りの助けを得ながらなんとか冒険者サザキとして生活を始める。
仲間にも恵まれ、生活も落ち着いてきたところで『勇者
』や『神』『魔王』といった言葉が耳に入るようになる。それは世界の根幹を揺るがすほどの騒動へと変貌していくのであった。
初作品となります。至らぬところも多いと思いますがよろしくお願いします。
主人公はチート持ちですが、無双出来るほどではなく強者の一角になります。
投稿は不定期になりますが、完走目指して頑張らせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-06 21:07:57
274299文字
会話率:38%
聖女として生きて来たセシリア。
だが奇跡を起こす本物の聖女が現れたため偽物と言われ国を追い出されてしまう。
セシリアに着いてきたのは、以前奴隷として買った従者の少年のみ。
けれどセシリアは幸せだった。
自分についてきてくれる人間がいる事に。
キーワード:
最終更新:2015-08-26 22:10:06
7446文字
会話率:29%
この世界に来て約二ヶ月……段々と生活も落ち着いてきた僕の元に、一人の少年が現れた。
少年は獣人と呼ばれる種族で、どうやら迷子らしい。僕は世話になっているサカキと協力して、少年を母親の元へ帰そうとするのだが…………。
紅く染まってい
く世界で、僕は役目を果たすことが出来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-30 01:19:27
11527文字
会話率:45%
これは幼馴染みのファンタジーな世界の勇者召喚に自ら巻き込まれ、っていうか俺が強制的に着いてきたんだけどwwな斎藤雅の物語である。
最終更新:2014-11-18 22:00:11
1238文字
会話率:36%
行き倒れの少年レキに出会ったシンラ。二人が出会った職業、ことだま師。心が読める人々と、支える人々、支えられた人々。様々な出会いが二人を成長させていく。
信じてもいい、信じなくてもいい。ただ…少しだけ優しくなりたい、そう思った。
※この作品はフィクションです。実際に存在する人物、団体とは一切関係はありません。また、この作品の"ことだま師"という職業も空想のものです。時代背景も和風ではありますが、ファンタジーですのであしからず。
※他のサイトに掲載していたものをサイト退会の為に移動させました。続きは書く予定ではありますが、今のところいつになるかは分かりません。別の小説が落ち着いてきたら書きます。ご了承下さい。
.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-15 18:02:12
49107文字
会話率:47%